前から欲しいと思っていた Nikon D7000 を思い切って手に入れた。有効画素16.2メガピクセルはともかくとして、ISO100-6400 やアクティブDーライティング・39点AFシステムなど野鳥撮影に欲しい機能が充実している。D90 も十分に使い尽くしていないのにもったいないが、D90 には Nikkor18-200mm をつけていつでも持ち出せる体制にしておきたい気持ちもある。
早速、Σ50-500mm をつけて、探鳥ウォークに出かけた。セッティングは、シャッター優先(1/800-1250s)・高速連写(1秒に6コマ)、ISO Auto である。2kgもあるレンズをつけているので、速いシャッター速度でないと手ぶれを起こす。それを高い ISO で補うという作戦である。レンズの明るさは、500mm(35mm換算750mm)では、最高F6.3 しかない。
D7000 での初撮影は、街路樹に留まる
ヒヨドリであった。その時には気が付かなかったが、帰ってからパソコンで写真を見ると、端っこに
カワラヒワが写っている。野鳥撮影には、機材よりも観察力が重要だ。
二級河川の和田川と光明池から流れてくる甲斐田川暗渠の出口の合流点の上には泉北1号線という自動車道路と泉北高速が走っており、光が届かない。ここに、
キセキレイがチョコチョコと動き回っていた。1/1250s で撮ったが、なんとか撮れている。ISO は 6400 であった。早速、新しい効力が働いたようだ。この時期、セキレイ類が元気である。この日も、近くで
ハクセキレイ・セグロセキレイが尾羽根を忙しく動かしていた。
番犬が吠えてる建設資材置場の横で、鶏に似た鳥の鳴き声が聞こえる。近づいていくと
キジがバタバタと飛び立った。草むらの中に姿を見失ったが、しばらく歩くと対岸の畑の土手を歩く姿があった。この近くでは、以前にも一度出会ったことがある。
久しぶりに、庭代台公園に回ってみた。ここには、ハクセキレイ以外にはヒヨドリくらいしかいなかった。散歩やベンチでひなたぼっこをしている老人は多かったが。原山台の緑道から近畿大学附属堺病院あたりを経て和田川に戻る途中で、民家の物置の屋根に留まっている
イソヒヨドリの♀を間近に見つけた。また、このあたりにイソヒヨドリが戻ってきているのかもしれない。
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ヒヨドリとカワラヒワ:大森(堺) 2011/12/21 Nikon D7000 Σ50-500mm 500mm (35mm相当 750mm) ISO800 1/800s F11.0 トリミング D7000 での初撮影 | キセキレイ:和田川・檜尾(堺) 2011/12/21 Nikon D7000 Σ50-500mm 500mm (35mm相当 750mm) ISO6400 1/1250s F6.3 トリミング | ハクセキレイ:和田川・檜尾(堺) 2011/12/21 Nikon D7000 Σ50-500mm 500mm (35mm相当 750mm) ISO2500 1/800s F6.3 トリミング | セグロセキレイ:和田川・檜尾(堺) 2011/12/21 Nikon D7000 Σ50-500mm 500mm (35mm相当 750mm) ISO800 1/800s F9.0 トリミング |
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キジ:美木多上(堺) 2011/12/21 Nikon D7000 Σ50-500mm 500mm (35mm相当 750mm) ISO800 1/800s F9.0 トリミング | ヒヨドリ:庭代台公園(堺) 2011/12/21 Nikon D7000 Σ50-500mm 500mm (35mm相当 750mm) ISO800 1/1000s F11.0 トリミング | イソヒヨドリ♀:檜尾(堺) 2011/12/21 Nikon D7000 Σ50-500mm 500mm (35mm相当 750mm) ISO800 1/1000s F6.3 | イソシギ:和田川・檜尾(堺) 2011/12/21 Nikon D7000 Σ50-500mm 500mm (35mm相当 750mm) ISO800 1/1000s F11.0 トリミング |