中欧旅行 その5 世界遺産の町 レーゲンスブルク - Studio YAMAKO

2009年11月29日

中欧旅行 その5 世界遺産の町 レーゲンスブルク

 ホーエンシュバンガウでの昼食を済ませ、私たちを乗せたバスは240km、3時間半の行程を走り、予定より少し早目の午後4時半少し前、レーゲンスブルクに着いた。
 5時には閉まってしまうというので、バスを降りて早足で大聖堂に向かった。すでに夕方となり、太陽が傾いている。大聖堂に到着してみるとまだ、5時前であったが扉が閉ざされていて、中に入ることができなかった。残念。
 町の中を歩いてドナウ川にかかる石橋のたもとにやってきた。ソーセージを食べさせる古い有名な店があった。しばし、ソーセージを食べながら暮れゆくドナウ川のほとりで思い思いの時間を過ごした後、バスに戻り、プラハに向け、またまた、約260km、4時間の長距離移動となった。外は暗く、サービスエリアでトイレ休憩になるまで、寝入ってしまった。ドイツとはお別れである。
1.夕暮れのレーゲンスブルク
ドナウ川である。右側はドナウ川にかかる石橋。向こうに見えるのは大聖堂の尖塔である。レーゲンスヴルクは2006年に世界遺産に登録された。かってケルト族が支配していたこの地の歴史は179年、ローマ軍の駐屯地として始まる。現在の人口は約128,000人。時刻は午後4時30分、暗い。ISOは1400になった。

Nikon D300 NIKKOR VR18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F4.2 1/125秒 36mm ISO1400 ) 露出補正 0段
夕暮れのレーゲンスブルク:クリックすると大きな写真になります
2.ドナウ川河畔 -1
ここはドナウ川が二筋に分かれている。河畔の黄葉が美しく、夕暮れ時のこの時間はとても穏やかな感じがする。

Nikon D300 NIKKOR VR18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F3.8 1/125秒 26mm ISO1100 ) 露出補正 0段
ドナウ川河畔 -1:クリックすると大きな写真になります
3.旧市街を望む
石橋を渡りながら対岸の旧市街西側を眺める。西側の空は茜色に染まりつつあった。ISO100でシャッターを切ると、1/5秒~1/10秒のシャッタースピードとなる暗さで、確実に手ぶれをしてしまう。ぶれた写真よりは、多少画質がザラついてもシャープな写真のほうが良い。

Nikon D300 NIKKOR VR18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F5 1/125秒 75mm ISO2000 ) 露出補正 0段
旧市街を望む:クリックすると大きな写真になります
4.石橋と旧市街への門
この石橋はドイツ最古の石橋と言われる。この門をくぐると旧市街に入る。

Nikon D300 NIKKOR VR18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F3.5 1/125秒 18mm ISO800 ) 露出補正 0段
石橋と旧市街への門:クリックすると大きな写真になります
5.ドナウ川河畔 -2
石橋を旧市街のほうへ渡りながら振り返ってみると樹上に西陽を浴びた河畔の黄葉がきれいだった。

Nikon D300 NIKKOR VR18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F4.8 1/125秒 62mm ISO3200 ) 露出補正 0段
ドナウ川河畔 -2:クリックすると大きな写真になります
6.大聖堂
13世紀から建造が始まり、16世紀に完成したバイエルン地方の代表的なゴシック建築。ここの少年合唱団は世界的に有名である。時刻は4時37分、夕陽が塔を照らし美しい。素晴らしい瞬間に遭遇することができた。中に入れなくて残念だったが、中に入ることを優先したらこの写真は撮れなかったと思う。

Nikon D300 NIKKOR VR18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F3.5 1/125秒 20mm ISO720 ) 露出補正 0段
大聖堂:クリックすると大きな写真になります
7.古代ローマ時代の要塞跡
レーゲンスブルクは古代ローマ時代のカストラ・レギーナ(レーゲン川沿いの要塞)として成立した。レーゲンスブルクはドナウ川とレーゲン川の合流点に位置する。写真の黒い石積みの部分が、古代ローマ時代の要塞の跡である。

Nikon D300 NIKKOR VR18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F3.5 1/100秒 18mm ISO3200 ) 露出補正 0段
古代ローマ時代の要塞跡:クリックすると大きな写真になります
8.石橋
12世紀に建造されたドナウ川にかかるドイツ最古の石橋は310mの長さがある。薄暗くなってきて、ISO3200で1/50秒のシャッタースピードになった。

Nikon D300 NIKKOR VR18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/50秒 48mm ISO3200 ) 露出補正 0段
石橋:クリックすると大きな写真になります
9.ソーセージ屋 ヴルストコフ
これが橋の建設時には飯場だったと言われている歴史的なソーセージの店である。焼鳥屋のような感じで、客はビールを飲み、ソーセージを食べている。

Nikon D300 NIKKOR VR18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F3.5 1/80秒 18mm ISO3200 ) 露出補正 0段
ソーセージ屋 ヴルストコフ:クリックすると大きな写真になります
10.名物ソーセージ
ヴルストコフの店内では、おばさんが炭火で細身のソーセージを焼いている。私たちはそこで、2ユーロでソーセージ1本がパンに挟んであるのを買い、ドナウ川の河畔で立ち食いした。旨かった。

Nikon D300 NIKKOR VR18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F4 1/60秒 26mm ISO400 ) 露出補正 0段 内臓フラッシュ使用
名物ソーセージ
11.夕暮れの大聖堂
再び、石橋を渡り、バスに戻ったが、振り返って見るライトアップされた大聖堂がきれいだった。この時間は空の色が青く残り、町の灯りも映える。ISO3200でも1/13秒と厳しいが、VR(手ぶれ補正レンズ)が効いてくれた。

Nikon D300 NIKKOR VR18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F4.2 1/13秒 34mm ISO3200 ) 露出補正 0段
夕暮れの大聖堂:クリックすると大きな写真になります

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