奈良を定期観光バスで巡る③ 第2日 東大寺 - Studio YAMAKO

2010年8月26日

奈良を定期観光バスで巡る③ 第2日 東大寺


 8月8日、天理駅から桜井線に乗って、JR奈良駅に着き、9時発の奈良交通の定期観光バス「奈良公園3名所と春日奥山めぐり~平城遷都1300年祭会場」コースに乗る。JR奈良駅構内にある奈良交通の窓口へ行ったら、昨日のバスガイドさんが案内係をしていた。この日は乗務はないそうだ。東大寺、春日大社、興福寺を見学して春日奥山ドライブウェイを走って、昼過ぎに平城遷都1300年祭会場で下車するコースである。

1.天理駅
天理駅は高架になっている。この写真は、奈良に向かって進行方向右側、つまり東側を眺めた。駅から続くまっすぐな広い通りの突きあたりに天理教の神殿がある。左手に一番高く見える山が高峰山(632m)だと思う。

Canon IXY900IS F2.8-5.8 4.6mm-17.3mm 7.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.8 1/500秒 17.3mm ISOオート )露出補正 なし
天理駅;クリックすると大きな写真になります
2.奈良行き電車
8時15分発の奈良行き電車に乗った。JR桜井線だが、最近では「まほろば線」と言っているらしい。奈良まで15分である。通勤、通学の時間帯と思うが、今日は日曜日なので、乗客は少ない。

Canon IXY900IS F2.8-5.8 4.6mm-17.3mm 7.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/400秒 4.6mm ISOオート ) 露出補正 なし
奈良行き電車;クリックすると大きな写真になります
3.旧JR奈良駅舎
JR奈良駅は現在高架化に伴う改築中である。2003年9月6日まで使われていたこの2代目駅舎は1934年(昭和9年)に完成したもので、周囲の景観に配慮して方形屋根に相輪を持つ和洋折衷様式が採用されている。高架化に伴い取り壊される予定であったが、その歴史的価値から反対の声は根強かったこともあり、曳家によって元の位置から18m移動された上で保存され、奈良市総合観光案内所として利用されている。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F13 1/640秒 20mm ISO400 ) 露出補正 なし
旧JR奈良駅舎;クリックすると大きな写真になります
4.近鉄奈良駅前
JR奈良駅を9時に出発した定期観光バスは、近鉄奈良駅に寄ってお客さんを乗せる。町は近鉄奈良駅の周辺のほうが賑やかであった。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F10 1/400秒 18mm ISO400 ) 露出補正 なし
近鉄奈良駅前;クリックすると大きな写真になります
5.東大寺 南大門
いよいよ東大寺である。バスガイドさんは比較的朝早い時間なので、まだすいているという。南大門から入った。南大門は日本最大級の門であり、現在の門は東大寺復興を推進した重源により再建されたものという。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F8 1/250秒 31mm ISO400 ) 露出補正 なし
東大寺 南大門;クリックすると大きな写真になります
6.鹿が出迎え
南大門で立派な角をした雄鹿が出迎えてくれた。向こうに見えるのは中門で、その奥に大仏殿が見える。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F5.3 1/500秒 95mm ISO400 ) 露出補正 なし
鹿が出迎え;クリックすると大きな写真になります
7.大仏
大仏殿(金堂)は東大寺の中心である。大仏は正式には盧舎那仏といい、世界の心理を体現する仏という。創建から修理が繰り返され、大仏の顔や大仏殿は江戸時代のもである。高さは46.8mある。三脚の使用は不可だが、写真はOKとのことだった。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/25秒 46mm ISO3200 ) 露出補正 なし
大仏;クリックすると大きな写真になります
8.大仏の光背
大仏の後ろにある14体の坐像の仏様の輪は光背というのだろうか。興味を持ったが、なかなか説明されたものがない。仏の徳の大きさに眩しいような輝きを感じる時、"後光がさす"と表現するように、仏様の後ろの丸いものは仏様の徳の輝きを表しているものらしい。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F5.3 1/40秒 112mm ISO3200 ) 露出補正 なし
大仏の光背;クリックすると大きな写真になります
9.国宝八角燈籠
大仏殿の前にある巨大な金堂の国宝八角燈籠。高さ4.6メートルもあり、この灯籠は東大寺創建当時のものとされ、その後、多少手を加えているが天平時代の金工技術と工芸意匠の素晴らしさを現代に伝えている。非常に大きな火袋が特徴で東西南北の四面には両開きの扉に雲中を走る唐獅子と、他の四面には優美な音声(おんじょう)菩薩(ぼさつ)の浮彫が見られる。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F13 1/640秒 31mm ISO400 ) 露出補正 なし
国宝八角燈籠;クリックすると大きな写真になります
10.世界遺産 東大寺
東大寺はもちろん世界遺産である。大仏殿は木造古建築としては世界最大級であり、広い境内には、二月堂や東大寺最古の建物で天平仏の宝庫法華堂(三月堂)などがあるが、今回二月堂や法華堂を見る時間的な余裕がなかったのは残念だった。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F8 1/250秒 35mm ISO400 ) 露出補正 なし
世界遺産 東大寺;クリックすると大きな写真になります

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