2011年3月アーカイブ: Studio YAMAKO

2011年3月31日

今年初めての舞岡公園 3月30日


 この日は朝から良く晴れ、気温も上がりそうだった。今日は蝶も飛ぶだろうと舞岡公園へ行ってみることにした。例年はその年初めて舞岡公園に来るのは4月10日前後である。
園内の木々は芽をふいて、コブシの花も見事に咲いている。まだ下草が茂っていない早春の公園の風景は、いつもと違っていた。
  昼近くなるにつれ、気温は上がり汗ばむほどになった。この日見かけた蝶は、越冬蝶ではキタテハ、ウラギンシジミ、テングチョウ、今年羽化した蝶では、キタキチョウ、モンシロチョウ、スジグロシロチョウ、ベニシジミだったが、キタテハとベニシジミしか撮れなかった。

キタテハとタンポポ;クリックすると大きな写真になります 1.キタテハとタンポポ
この日は、最近購入した TAMRON 60mm Macro で初めて蝶の写真を撮る。Nikon D5000 でのライブビュー撮影でオートフォーカスが作動するので、それも試してみたかった。まずは越冬したキタテハの秋型がチャンスをくれた。下草に止まる蝶は、どうにも撮り難い。ベタッとした絵になってしまい背景は汚いボケになる。これももう少しローアングルになった方が良かった。オートフォーカスは遅いが、なんとか目にピントが来ている。

Nikon D5000 TAMRON 60mm F2.0G Macro
プログラムオートで撮影 LV ( F9 1/1250秒 60mm ISO400) 露出補正 なし
宮田池;クリックすると大きな写真になります 2.宮田池
公園内の宮田池の畔では野鳥を撮る人が三脚を立てて、撮影チャンスを待っている。この池にはカワセミが来る。みなさん凄いカメラと望遠レンズの重装備だ。

Nikon D5000 TAMRON 60mm F2.0G Macro
プログラムオートで撮影 ( F7.1 1/800秒 60mm ISO400) 露出補正 なし
宮田池;クリックすると大きな写真になります 3.ベニシジミのランデブー
足元をセセリ蝶のように敏速で飛ぶ2匹のベニシジミがいた。飛んでいるときは黒っぽく見える。♀が下草に止まると、♂がその後ろに止まる。二匹がほとんど同時に飛びあがっては、また同じように止まる。♂が腹端を曲げているのが見える。

Nikon D5000 TAMRON 60mm F2.0G Macro
プログラムオートで撮影 ( F8 1/1000秒 60mm ISO400) 露出補正 なし
ベニシジミのランデブー;クリックすると大きな写真になります 4.梅
今年は寒かったのか、瓜久保の家の前では今、梅が見事に咲いていた。

Nikon D5000 TAMRON 60mm F2.0G Macro
プログラムオートで撮影 ( F8 1/1000秒 60mm ISO400) 露出補正 なし
ユキヤナギ;クリックすると大きな写真になります 5.ユキヤナギ
ユキヤナギの白い小さな花は可憐である。しかし、写真に撮ると白い花がいわゆる白飛びしてしまうことが多い。-1.0段の露出補正をかけて白飛びしないように撮ってみた。

Nikon D5000 TAMRON 60mm F2.0G Macro
プログラムオートで撮影 ( F10 1/1600秒 60mm ISO400) 露出補正 -1.0段
石畳のキタテハ;クリックすると大きな写真になります 6.石畳のキタテハ
このように地面に止まる蝶は、撮り難い。そこでライブビュー撮影で数カットシャッターを切る。すべてがピントの合ったカットにはならないが、「数打ゃ当たる」。デジタルだとコストを気にしないでシャッターが切れるのでありがたい。奥行きが感じられるきれいなボケが得られた。

Nikon D5000 TAMRON 60mm F2.0G Macro
プログラムオートで撮影 LV ( F9 1/1250秒 60mm ISO400) 露出補正 なし
キタテハと菜の花;クリックすると大きな写真になります 7.キタテハと菜の花
菜の花にキタテハが来て吸蜜を始めた。バックをきれいにぼかそうと思い、絞り優先でF4.0にして撮った。単焦点マクロレンズらしい描写になった。設定しているISO400では露出がオーバーになり、250になった。

Nikon D5000 TAMRON 60mm F2.0G Macro
絞り優先オートで撮影 ( F4 1/4000秒 60mm ISO250) 露出補正 なし
小谷戸の里の古民家とコブシ;クリックすると大きな写真になります 8.小谷戸の里の古民家とコブシ
いつも立ち寄る小谷戸の里だが、コブシの花がこんなにきれいに咲く時期には来たことがない。バックになる古民家が暗いので、そのまま撮るとコブシの白が飛んでしまう。古民家がボケないように絞り優先のF22にして撮ってみた。

Nikon D5000 TAMRON 60mm F2.0G Macro
絞り優先オートで撮影 ( F22 1/200秒 60mm ISO400) 露出補正 -1.0段
キタテハとミツマタの花;クリックすると大きな写真になります 9.キタテハとミツマタの花
前のコブシの写真を撮った時の露出補正設定を戻さないで撮ってしまった。この程度の写りなら問題ない。

Nikon D5000 TAMRON 60mm F2.0G Macro
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/4000秒 60mm ISO280) 露出補正 -1.0段
緋色のミツマタ;クリックすると大きな写真になります 10.緋色のミツマタ
ミツマタの花というのは黄色いものだと思っていたが、こんな緋色の花もあった。

Nikon D5000 TAMRON 60mm F2.0G Macro
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/4000秒 60mm ISO400) 露出補正 -1.0段
キタテハをF22で撮る;クリックすると大きな写真になります 11.キタテハをF22で撮る
F22にして撮ると背景がどれほどシャープになるかを試してみた。結果はこのレンズのF22では背景をシャープに撮れない。これ以上絞るとシャッタースピードがより遅くなり、手ぶれも心配になる。背景をシャープに撮るにはコンパクトデジカメの広角側で撮る方が良いようだ。

Nikon D5000 TAMRON 60mm F2.0G Macro
絞り優先オートで撮影 ( F22 1/125秒 60mm ISO450) 露出補正 -1.0段

2011年3月23日

横浜山手散策 1月31日


 東北沖太平洋大地震、東日本大震災、東北関東大震災など、各TV局によりいろいろな呼び方をしているが、その大地震から早10日間が過ぎた。いまだ、行方のわからぬ方が1万2000人を超えていると伝えられる。
 福島原発の被災による事故は、東電、自衛隊、警察、消防、そして米軍などの危険を顧みぬ献身的な作業により、終息に向かいつつあるように見えるが、周囲の放射性セシウムなどによる放射線量は基準値を上回る。
 今後の計画停電も日常生活を妨げる。物はある、しかし必要なところに運ぶことができない。こんな状況の中、16日に、仙台市宮城野区に住む友人の無事がわかった。その後メールもいただいたが、20日になって初めて電気が通じたそうだ。被災地の方々はまだまだご苦労が多いと察する。
 ここのところ、ほとんど外に出ていないのでネタがない。だいぶ前後してしまったが、1月31日に久しぶりに横浜の山手を歩いたのでアップしておく。

1.大桟橋
1月31日のことに戻る。この日も109シネマズで映画を見た後、高島町から1回1人100円で乗れ、横浜市交通局が運行する「あかいくつ」バスに乗った。観光スポットを巡る「あかいくつ」は赤レンガ倉庫に寄った後、中華街の方へ向かうが途中大桟橋の脇を通る。大桟橋には「飛鳥Ⅱ」が停泊していた。「飛鳥Ⅱ」は2006年3月17日に正式デビューした日本籍では最大の客船(2011年3月時点)、であり、全長240m、5万トンの日本郵船グループの豪華船である。

Canon IXY 900IS F2.8-5.8 4.6mm-17.3mm 7.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.8 1/400秒 17.3mm ISOオート )
大桟橋;クリックすると大きな写真になります
2.港が見える丘公園から見たベイブリッジ
山下公園と並んで、横浜市の観光地の公園の一つで、横浜港を見渡せる高台にある。ただし、見える物はあくまで本当の意味の「港」であり、横浜ベイブリッジを除くと、横浜の代表的な観光地であるみなとみらい21や関内といった地区を見下ろすことはできない。終戦直後の1948年にヒットした流行歌「港が見える丘」にちなんで命名され、1962年の開園式には同曲が流れる中、横浜市長によるテープカットがなされたという。園内には「港が見える丘」の歌碑が建っている。

Canon IXY 900IS F2.8-5.8 4.6mm-17.3mm 7.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.8 1/640秒 17.3mm ISOオート )
港が見える丘公園から見たベイブリッジ;クリックすると大きな写真になります
3.外人墓地
横浜外国人墓地の正式ホームページによると、横浜外国人墓地は開国にわく1800年代から、多くの外国人達の最後の安らぎの場として広く親しまれていて、墓地内には日本の西洋文化への発展に関わる多くの著名な外国人の墓所もあり、歴史的な観点からも貴重な場所とされている。

Canon IXY 900IS F2.8-5.8 4.6mm-17.3mm 7.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/800秒 4.6mm ISOオート )
外人墓地;クリックすると大きな写真になります
4.貝殻坂
港が見える丘公園を後にして、山手の道を根岸線の石川町のほうへ歩いて行くと、外人墓地を通り過ぎたあたりの右側に貝殻坂という下り坂の入口があった。ここを降りて行くと元町公園を経て、元町商店街へと抜けられる。

Canon IXY 900IS F2.8-5.8 4.6mm-17.3mm 7.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/200秒 4.6mm ISOオート )
貝殻坂;クリックすると大きな写真になります
5.「ブリキのおもちゃ博物館」
貝殻坂の下り口の反対側に入る路地があるが、のぞいてみると「ブリキのおもちゃ博物館」という看板が見えた。これはあの「なんでも鑑定団」で有名な北原さんの店かと思い行ってみた。「外人墓地や古い教会の並ぶエキゾチックで異国情緒あふれるこの横浜で、夢中で遊んだあの頃に帰ってみてはいかがですか」というコピー。

Canon IXY 900IS F2.8-5.8 4.6mm-17.3mm 7.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/640秒 4.6mm ISOオート )
ブリキのおもちゃ博物館;クリックすると大きな写真になります
6.「ブリキのおもちゃ博物館」 懐かしいJALのDC-6
懐かしい1954年にJAL国際線に導入された DC6B City of Tokyo のブリキのもモデルがあった。ブリキのおもちゃ博物館では、1890年代から1960年代にかけて主に日本で製造された玩具約3,000点が常設展示されているという。北原照久館長が1973年頃から収集したコレクションの一部だそうだ。

Canon IXY 900IS F2.8-5.8 4.6mm-17.3mm 7.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/30秒 4.6mm ISOオート )
懐かしいJALのDC-6;クリックすると大きな写真になります
7.「ブリキのおもちゃ博物館」 トヨペット・クラウン
棚には懐かしいトヨペット・クラウンが並んでいる。トヨペット・クラウンは1955年に誕生した。大学生のころ兄貴の持ち車であったクラウンを運転したことがあるが、それは1960年代に入ってマイナーチェンジされたこの形であった。下の段に見えるセドリックも懐かしい。自動車運転免許教習所で運転した。北原照久館長は1948年東京生まれ。現在、テレビ東京「開運!なんでも鑑定団」に鑑定士として出演されている。

Canon IXY 900IS F2.8-5.8 4.6mm-17.3mm 7.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.5 1/15秒 7.6mm ISOオート )
 トヨペット・クラウン;クリックすると大きな写真になります
8.元町公園
「ブリキのおもちゃ博物館」からもとの道へ戻り、貝殻坂を元町の方へ降りて行った。これは元町公園を下って、そこから山手の方を見上げたところ。良く整備されていると思う。この後、元町を横切って中華街へ行き、「梅蘭」で焼そばを食べた。

Canon IXY 900IS F2.8-5.8 4.6mm-17.3mm 7.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/80秒 4.6mm ISOオート )
元町公園;クリックすると大きな写真になります
9.横浜天主堂跡
みなとみらい線の元町・中華街駅への入口近くの歩道の脇にあった。何度もここへは来ているのだが、今まで気が付かなかった。1862年(文久2年)1月12日に横浜開港後の日本で初めてキリスト教会が建設されたのがここであった。その100年後にあたる1962年(昭和37年)に、記念として天主堂跡であるここに記念碑が建てられたという。

Canon IXY 900IS F2.8-5.8 4.6mm-17.3mm 7.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/60秒 4.6mm ISOオート )
横浜天主堂跡;クリックすると大きな写真になります

2011年3月15日

東日本大震災の日 3月11日


 3月11日午後2時46分ごろ、東日本はマグニチュード 9.0 の巨大地震に見舞われた。今なお、救助活動が続いているが、被災された多くの方が一人でも多くご無事であることを願いたい。

 私たち夫婦は、その日、みなとみらいにある109シネマズで「ツーリスト」という映画を観て、食事をしようと横浜まで戻り、CIALという商業ビル地下の「三浦三崎港」で鮨を食べていた。横浜CIALは48年間にわたり営業を続けてきたが、建物が古くバリアフリー対応や耐震補強の工事を行うと大がかりになるため、この3月いっぱいで閉店されることになっている。閉館後、横浜CIALのビルは隣接する「横浜エクセルホテル東急」とともに取り壊される予定だそうだ。

 そして、ちょうど食べ終わり、レジで支払いをしている時に地震が来た。揺れ幅の大きな揺れだ。そして揺れている時間も長い。一旦、収まりそうになったがまた、揺れだした。閉じ込められてはいけないという思いから、さいわい近くにあった階段から横浜駅西口広場の方へ上がった。見上げると周囲の高層ビルがゆらゆらと揺れている。こんなことは初めてである。

 横浜駅西口の広場にだんだん人が溜り始める。私たちは家に帰ろうとして相鉄線の改札へ向かい、中に入ったが、すぐに余震の恐れがあるので駅構内から退出せよとのアナウンスがあった。近くにいた若い女性が、不安そうにしていて、アナウンスが良くわからないらしく「何のことですか」と尋ねられた。言葉から中国の人らしく、今日、イスタンブールからトルコ航空で成田について、バスでYCATに着いたところで地震にあったという。夫婦で日本で仕事をしているらしい。

 私たちは自宅のある「星川」までは4駅、歩いたことはないが、30分もあれば行けるだろうと思い、歩くことを決めた。彼女にどこまでかと聞くと「星川」の一つ手前の「天王町」とのこと。それではと一緒に歩き始めた。国道16号の「松原商店街」で別れ、我々はほどなく自宅に着いたが、エレベーターが止まっているのを除き、室内も倒れているものはなく、無事であった。

 福島市や仙台市宮城野区に住む学生時代の友人こと、仙台市泉区に住む一昨年の中欧ツアーで一緒になり、その後もメールのやり取りがあるご夫妻のことが気になり、メール、電話、携帯でコンタクトを試みるが、いずれも応答がなく心配である。
 13日になって、福島市の友人と仙台市泉区のご夫婦の無事は確認できたが、仙台市宮城野区の友人の消息がわからない。安否が心配である。避難所で無事に居られることを祈るのみである。

 我が家にも、ハワイ、韓国の親戚、知人をはじめ、多くの方々からお見舞のメールや電話を頂戴している。都心で仕事をされている人たちは、この日は自宅に帰られるのに大変な苦労をされたと思う。あるいは帰れなかったかもしれない。私の娘夫婦も、新百合ヶ丘の自宅に帰ることができず、横浜に勤める夫のほうは私の家まで歩いて来て、泊っていき、娘は茅場町から青山まで歩いて親戚の家に泊まった。

1.東日本大震災直後の横浜駅西口前
3月11日(金)午後2時52分の横浜駅西口タクシー乗り場前の模様。人々が駅構内から出てきて滞り始めている。このときでも何かゆらゆらと揺れているような感じで、周囲のビルにも揺れが残っていた。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.3 1/200秒 18.6mm ISOオート )
東日本大震災直後の横浜駅西口前;クリックすると大きな写真になります
2.一時避難場所
いつもタクシーに乗ると通る道を国道16号線に向かって歩いて行くと、横浜駅周辺地区一時避難場所になっている岡野公園があった。いつもはほとんど人がいない公園だが、すでに多くの人が集まっていた。午後3時ごろ。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.3 1/125秒 18.6mm ISOオート )
一時避難場所;クリックすると大きな写真になります

2011年3月10日

豊川稲荷と伊勢神宮 2月13日~14日 3/3 おはらい町とおかげ横丁


 1時間弱の内宮の参拝は少々忙しかったが、11時40分ごろには宇治橋まで戻りついた。宇治橋の西詰北側二本目の擬宝珠(ぎぼし)の中には、橋の安全を祈って饗土橋姫(あえどはしひめ)神社の萬度麻(まんどぬさ)が収められており、この擬宝珠(ぎぼし)に触れて帰ると、また参拝に訪れる事ができると言われているとのこと。右側通行で帰る際には、最後から二本目だ。色が違っていて、文字が刻まれていたのですぐにわかった。
 バスの出発は1時半と告げられ、おはらい町とおかげ横丁を散策の自由時間となった。東京駅に着いたのは夜8時、雨が降っていたが、東海道線に乗って横浜に着くと雪に変わっていた。

26.おはらい町の賑わい
宇治橋を背に右の方におはらい町の入口があった。賑わっている。右側に「赤福」の看板が見えるが、まず、ここに寄り、縁台に腰かけて赤福とお茶を食べた。本店かと思って入ったが、実はここは「赤福」内宮前支店で本店はおはらい町通りの中ほどにある。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-55mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F5.5 1/320秒 170mm ISO400 ) 露出補正 なし
おはらい町の賑わい;クリックすると大きな写真になります
27.「赤福」本店
ここが「赤福」の本店である。おかげ横丁に入る右側のかどにある。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-55mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F6.3 1/160秒 31mm ISO400 ) 露出補正 なし
「赤福」本店;クリックすると大きな写真になります
28.「さめたれ」 「志州ひらきや」
おかげ横丁の中に「志州ひらきや」という店がった。「さめたれ」と言う看板が気になり説明を聞いた。鮫は「古事記」などの神話にも登場し、神代の時代から日本人にとって身近な存在であったという。鮫の干物を「さめのたれ」といい、古代そのままの「塩干し」と、大正時代からの「味醂干し」とがあり、昔からごく日常的な伊勢地方の郷土食であったとのこと。鮫の干物は伊勢神宮に神饌(しんせん)として供えられ、また、古くには朝廷への貢納物として、皇室また伊勢の斎王様の御膳に進められた御料であったそうだ。「さめたれ」という語源は確かではないというが一説では、ヒラヒラと垂らして干したことから、 この名前 が付いたと言われているとのこと。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-55mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F6.3 1/160秒 34mm ISO400 ) 露出補正 なし
「志州ひらきや」;クリックすると大きな写真になります
29.おかげ横丁 「おかげ座」
おかげ横丁というのはいわばテーマパークであり、その中心にある「おかげ座」はテーマ館であるといえる。おかげ座では「おかげ参り」の賑わいの様子を、2分の1スケールの縮尺模型で再現した「テーマ館(町並み)」と、その謎を解き明かす「歴史館(映像シアター)」があり、"おかげの心""日本人の心のふるさと伊勢"について紹介されている。
 江戸時代に庶民の間で起きた爆発的な伊勢参宮ブーム「おかげ参り」のはじまりは、元和3年(1615)頃といわれ、その後はおよそ60~70年に一度の周期で続いたという。
「おかげ参り」がおきた理由は三つ。まず一つ目は、「天照大御神(太陽神)」と「豊受大御神(衣食住・産業神)」への感謝と信仰、二つ目は、伊勢信仰を広めようと活動した「御師」とよばれる神主たちの影響で彼らは檀家を訪ね歩き、神宮について参宮費用を積み立てさせるなど、人々に伊勢参宮を勧め、お払いから宿泊・観光案内まで広く請け負ったという。そして三つ目は、街道沿いの住人等が無償で行った施し「施行」により、無銭でも無事に伊勢までたどり着けたことであったとされている。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-55mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F6.3 1/160秒 18mm ISO400 ) 露出補正 なし
「おかげ座」;クリックすると大きな写真になります
30.「豚捨」
今から30年近く前の現役時代のこと、得意先を訪ねて伊勢に出張し、その得意先に案内されて「豚捨」という松坂牛ならぬ伊勢牛の網焼きの店に行ったのを思い出した。その網焼きの旨かったことは、言うまでもないが、あまりの旨さにお代わりを所望したところ、その肉の取れる部位は牛1頭でも限られているので、お出しできませんと断られたのが懐かしい。ここは出店であろうが、1,000円也の牛丼を買って、帰りのバスの中でおいしく食べた。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-55mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/500秒 58mm ISO400 ) 露出補正 なし
「豚捨」;クリックすると大きな写真になります
31.雪の伊勢神宮
バスの出発時間はごご1時半である。おはらい町、おかげ横丁の散策を終え、バスに戻るころ雪が降って来た。宇治橋は雪で滲んで見える。伊勢神宮内宮を後に、一路東京へとバスは出発した。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-55mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/125秒 170mm ISO450 ) 露出補正 なし
雪の伊勢神宮;クリックすると大きな写真になります

2011年3月 6日

豊川稲荷と伊勢神宮 2月13日~14日 2/3 伊勢神宮 外宮・内宮 石神様


 2月13日、4時半少し前にフェリーは鳥羽港に到着した。そこから伊勢神宮の外宮まで約30分、外宮表参道火除橋を渡り始めたのは4時半を回っていた。だんだん暗くなってきている。参拝を終え、再び鳥羽方面へ戻り、今宵の宿である伊勢志摩ロイヤルホテルに着いたのは、6時になっていた。翌日は朝7時45分出発予定であったが、集合時間に遅れたご夫婦がいて8時の出発となった。まずは石神様と言われる相差町の神明神社へ向かった。

12.伊勢神宮外宮 二の鳥居
表参道の火除橋から本宮に向かい歩き始める。これは二の鳥居で一の鳥居は少し手前にあった。伊勢神宮はまず、外宮にお参りし、それから内宮をお参りする。内宮は皇大神宮といい、宇治の五十鈴川の川上にあり、豊受大神宮という外宮は天照大神の食事を司る神である豊受大神を祀り、山田原にある。外宮は衣食住をはじめあらゆる産業の守り神であるといい、内宮創建から500年後に山田原に迎えられた。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-55mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F4.8 1/125秒 60mm ISO400 ) 露出補正 なし
伊勢神宮外宮 二の鳥居;クリックすると大きな写真になります
13.伊勢神宮外宮 御正殿
内宮と同じ唯一神明造りという様式の御正殿がこの鳥居の向こうにあり、姿は見えない。残念ながらここから先は撮影禁止。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-55mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F4 1/125秒 27mm ISO1400 ) 露出補正 なし
伊勢神宮外宮 御正殿;クリックすると大きな写真になります
14.伊勢神宮外宮 三ツ石
外宮正殿の参拝を終え、豊受大神の荒御魂を祀る別宮である多賀宮に向う。道の脇に、小さくしめ縄に囲まれた「川原大祓」があった。ここは、式年遷宮の時、お祓いをする場所で、この石の上に手をかざすと温もりを感じるパワースポットとしても有名である。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-55mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F4.2 1/125秒 38mm ISO1800 ) 露出補正 なし
伊勢神宮外宮 三ツ石;クリックすると大きな写真になります
15.的矢湾大橋
伊勢神宮外宮の参拝を終え、再び鳥羽の方へ戻り、伊勢志摩ロイヤルホテルに着いたのは6時ごろだった。8階の部屋に入り、窓の外を眺めると、的矢湾の狭くなったところにかかる的矢大橋が見えた、もう少し早く着いていれば夕景がきれいだったであろう。左手の方にスペイン村がある。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-55mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F5 1/2秒 38mm ISO3200 ) 露出補正 なし
的矢湾大橋;クリックすると大きな写真になります
16.相差町
翌14日は朝8時にバスでホテルを出発した。今日は伊勢神宮内宮のお参りだが、その前にまず、パールロードの途中、太平洋側に位置する海女で有名な相差町にある神明神社へ寄った。神社へ歩いて行く途中で、サザエやカキをうるおばさんがいた。大小8個ほど入ったサザエが1000円と言うので買いたかったが、荷物になるし保冷剤もないのであきらめた。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-55mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F13 1/640秒 48mm ISO400 ) 露出補正 なし
相差町;クリックすると大きな写真になります
17.相差町 神明神社
創立年代は不詳という。神明八幡宮として造営され、明治41年に境内諸社および千賀神社、堅子神社を合祀し、同42年には畔蛸神社も合祀し神明神社となったという。参道の一番奥が神明神社の本殿であった。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-55mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F6.3 1/160秒 18mm ISO400 ) 露出補正 なし
相差町 神明神社;クリックすると大きな写真になります
18.神明神社 三吉稲荷大明神
鳥居をくぐって右側には三吉稲荷大明神があった。豊川稲荷はお寺に稲荷だったが、ここは神社に稲荷だ。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-55mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F3.5 1/125秒 18mm ISO720 ) 露出補正 なし
神明神社 三吉稲荷大明神;クリックすると大きな写真になります
19.神明神社 石神さん
ここ神明神社は、石神さんで有名である。この祭神は神武天皇の母であり綿津見神の娘である玉依姫命であり、相差の海女が古くから信仰し、海に潜る際の安全大漁を祈願してきたという。そのことから、女性の願いなら、ひとつだけ必ずかなえてくれると言われるようになったとのこと。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-55mm F3.5-5.6G
上:プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/125秒 35mm ISO400 ) 露出補正 なし
下:プログラムオートで撮影 ( F3.5 1/125秒 18mm ISO2200 ) 露出補正 なし
神明神社 石神さん;クリックすると大きな写真になります
20.伊勢神宮内宮 宇治橋
11時半ごろ伊勢神宮内宮のバス駐車場に着いた。いつもは満杯で停められないこともあるそうだが、この日は比較的すいていたようだ。内宮の御祭神は天照大神である。内宮は皇大神宮と呼ばれる。天照大神は皇室の御祖神であり、歴代天皇が厚く崇敬されている。そして日本人にとって総氏神である。天照大神は約2000年前に皇居をお出になり、この五十鈴川ほとりにお鎮まりになったとされている。20年ごとに神殿を建て替える式年遷宮は1300年続けられていて、第62回の式年遷宮は平成25年に行われる。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-55mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F9 1/320秒 27mm ISO400 ) 露出補正 なし
伊勢神宮内宮 宇治橋;クリックすると大きな写真になります
21.宇治橋の架け替え
宇治橋は俗界と聖界との掛け橋といわれ、この橋を渡るとそこはまさに神域であり、身も心も引き締まるところ。当初は宇治橋も式年遷宮の年に架け替えられていた。しかし、昭和24年の第59回式年遷宮が戦争の為遅れた際、「せめて宇治橋だけでも」と架け替えられ、それ以後は式年遷宮の4年前に掛け替えられているとのこと。現在の宇治橋は平成21年11月に架け替えられ、新しくなっている。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-55mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F7.1 1/200秒 28mm ISO400 ) 露出補正 なし
宇治橋の架け替え;クリックすると大きな写真になります
22.五十鈴川
宇治橋の下を流れているのは五十鈴川。この川は伊勢市南部に源を発し北流し、伊勢市街を流れ、伊勢湾に注ぐ一級河川である。伊勢神宮内宮の西端を流れており、参道を進んで第一鳥居のさき、右側に御手洗場(みたらしば)が作られている。我々も手を洗ったが、水は透きとおていた。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-55mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F8 1/200秒 31mm ISO400 ) 露出補正 なし
五十鈴川;クリックすると大きな写真になります
23.伊勢神宮内宮 火除橋と第一鳥居
参道は右側通行になっている。気持ちが落ち着く。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-55mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F6.3 1/160秒 55mm ISO400 ) 露出補正 なし
伊勢神宮内宮 火除橋と第一鳥居;クリックすると大きな写真になります
24.伊勢神宮内宮 御正宮の屋根
参道の一番奥、左側に御正宮がある。四重の垣根に囲まれた御正宮は見ることが出来ない。御正宮の少し手前の木立の隙間、唯一、この場所から屋根が見えるとガイドさんが教えてくれた。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-55mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/125秒 200mm ISO450 ) 露出補正 なし
伊勢神宮内宮 御正宮の屋根;クリックすると大きな写真になります
25.伊勢神宮内宮 御正宮参拝
写真撮影が許されるのはこの階段の下まで。階段を上がって鳥居の先で参拝する。御正宮は見ることができない。この左側に平成25年に予定されている式年遷宮で新しい社殿が建てられる。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-55mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F4.8 1/125秒 62mm ISO640 ) 露出補正 なし
伊勢神宮内宮 御正宮参拝;クリックすると大きな写真になります


2011年3月 2日

豊川稲荷と伊勢神宮 2月13日~14日 1/3 豊川稲荷と伊勢湾フェリー


 2月13日14日、「伊勢神宮両参拝と伊勢湾クルージング」という1泊2日のバスツアーに参加した。豊川稲荷も参拝する。伊勢神宮も豊川稲荷ももう40年~50年前に一度行ったきりであった。出発の日は素晴しい快晴で、バスの座席は一番前でだったのでフロントグラスからの展望が楽しめた。
 この日は、まず、豊川稲荷をお参りし、渥美半島の菜の花を見て、伊良湖から伊勢湾フェリーで鳥羽へ渡る。その日のうちに伊勢神宮外宮にお参りし、伊勢志摩ロイヤルホテルに入った。
 翌日は、伊勢志摩パールロードをドライブし、鳥羽展望台、石神様の神明神社、真珠と海産物の店によって、伊勢神宮内宮に参拝した。11時半にお参りを終え、その後出発までの時間は、自由におはらい町とおかげ横丁を散策するという段取りになっていた。帰路に着くころ、雪が激しく降って来た。

1.富士山
2月13日は快晴で、バスの最前列に座り、高速道路の展望を楽しむ。西へ向かうバスは富士山を捉える。左上の写真は首都高の用賀の手前、右上は大井松田のあたり、左下は、足柄サービスエリアから。そして右下は裾野のあたりで右横方向に見えた富士山である。少しずつ形も変わる。この後、沼津を過ぎて由比海岸を通るが、左背後に浮世絵のような富士山が見えた。今回は撮れなかったが、チャンスがあればパーキングエリアに停車して撮ってみたい。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-55mm F3.5-5.6G
左上:プログラムオートで撮影 ( F6.3 1/2500秒 135mm ISO400 ) 露出補正 なし
右上:プログラムオートで撮影 ( F9 1/1250秒 95mm ISO400 ) 露出補正 なし
左下:プログラムオートで撮影 ( F11 1/4000秒 200mm ISO400 ) 露出補正 なし
右下:プログラムオートで撮影 ( F10 1/1600秒 95mm ISO3200 ) 露出補正 なし トリミング
富士山;クリックすると大きな写真になります
2.豊川稲荷総門
11時半少し前、豊川稲荷の駐車場に着いた。東京駅を7時半に出発し、途中足柄SAで20分の休憩をとったが、約4時間で到着した。ここは豊川稲荷境内への入口、総門である。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-55mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F8 1/250秒 27mm ISO400 ) 露出補正 なし
豊川稲荷総門;クリックすると大きな写真になります
3.豊川稲荷本殿
総門を入って正面には山門、妙厳寺本堂があるが、山門の手前を左に曲がって、鳥居をくぐるとその正面に本殿が見える。豊川稲荷は正式名を円福山豊川閣妙厳寺という曹洞宗の寺である。嘉吉元年(1441年)、東海義易によって創建され、室町時代末期 今川義元が伽藍を整備した。 現存する諸堂は江戸時代末期から近代の再建であると言われる。この寺に祀られているのが、鎮守・豊川荼枳尼天(だきにてん)であり、この荼枳尼天が稲穂を荷い、白い狐に跨っておられることからいつしか「豊川稲荷」が通称として広まったと現在に伝えられているという。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-55mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/125秒 31mm ISO400 ) 露出補正 なし
豊川稲荷本殿;クリックすると大きな写真になります
4.豊川稲荷 霊狐塚への参道
景雲門をくぐって奥ノ院へ行く。その奥に霊狐塚への路が続き、奉納された狐の石像と幡が続いていた。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-55mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F8 1/1000秒 95mm ISO400 ) 露出補正 なし
豊川稲荷 霊狐塚への参道;クリックすると大きな写真になります
5.豊川稲荷 霊狐塚
霊狐塚の信者から奉納された狐の石像は千体あると言われている。昭和の初めには本物の狐が飼育されていたそうだ。「スナックカルネ」と書かれた狐の石像があった。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-55mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F5.3 1/125秒 120mm ISO400 ) 露出補正 なし
豊川稲荷 霊狐塚;クリックすると大きな写真になります
6.鐘楼堂
山門の方へもどり、法堂を参拝し、総門の方へ進むと左手に鐘楼があり、若い僧が鐘をついていた。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-55mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/1600秒 200mm ISO400 ) 露出補正 なし
鐘楼堂;クリックすると大きな写真になります
7.豊川稲荷表参道
踏み入れなかったが、道路を挟んで総門の前に「豊川いなり表参道(なつかし青春商店街)」があり、賑わっていた。この商店街は飯田線の豊川駅前へと続き、近年の昭和レトロブームに乗って観光客を集めているとのこと。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-55mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/1600秒 200mm ISO400 ) 露出補正 なし
豊川稲荷表参道;クリックすると大きな写真になります
8.渥美半島の菜の花畑
伊良湖崎へ近づくにつれ、車窓から菜の花が見られるようになった。シーズン中は菜の花狩り、菜の花市場、また、1月29日~3月21日まではライトアップなどが行われているようだ。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-55mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F13 1/640秒 55mm ISO400 ) 露出補正 なし
渥美半島の菜の花畑;クリックすると大きな写真になります
9.フェリー到着
伊良湖から鳥羽まで伊勢湾フェリーで渡るが、我々のバスを乗せるフェリーが鳥羽から到着した。船はおおよそ2300トンでバス11台、乗用車43台、バイク10台を積み、旅客定員は500人。鳥羽まで約50分かかる。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-55mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F8 1/1000秒 95mm ISO400 ) 露出補正 なし
フェリー到着;クリックすると大きな写真になります
10.鳥羽へ向けて
フェリーは鳥羽へ向けて波を切り分けて進む。デッキへ出ると波しぶきをかぶり、カメラのレンズに水滴が付く。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-55mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F16 1/1000秒 26mm ISO400 ) 露出補正 なし
鳥羽へ向けて;クリックすると大きな写真になります
11.神島
伊良湖を出港してしばらくすると左手の島影が大きくなる。周囲3.9kmの島で人口は500人、三重県鳥羽市に属する。三島由紀夫の小説『潮騒』の舞台になったことで知られ、5回行われた映画化ではロケ地となった。潮騒では歌島(うたじま)とされた。この写真は、島から離れ、鳥羽に近づいたところで撮った。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-55mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F11 1/500秒 35mm ISO400 ) 露出補正 なし
神島;クリックすると大きな写真になります