今年初めての舞岡公園 3月30日 - Studio YAMAKO

2011年3月31日

今年初めての舞岡公園 3月30日


 この日は朝から良く晴れ、気温も上がりそうだった。今日は蝶も飛ぶだろうと舞岡公園へ行ってみることにした。例年はその年初めて舞岡公園に来るのは4月10日前後である。
園内の木々は芽をふいて、コブシの花も見事に咲いている。まだ下草が茂っていない早春の公園の風景は、いつもと違っていた。
  昼近くなるにつれ、気温は上がり汗ばむほどになった。この日見かけた蝶は、越冬蝶ではキタテハ、ウラギンシジミ、テングチョウ、今年羽化した蝶では、キタキチョウ、モンシロチョウ、スジグロシロチョウ、ベニシジミだったが、キタテハとベニシジミしか撮れなかった。

キタテハとタンポポ;クリックすると大きな写真になります 1.キタテハとタンポポ
この日は、最近購入した TAMRON 60mm Macro で初めて蝶の写真を撮る。Nikon D5000 でのライブビュー撮影でオートフォーカスが作動するので、それも試してみたかった。まずは越冬したキタテハの秋型がチャンスをくれた。下草に止まる蝶は、どうにも撮り難い。ベタッとした絵になってしまい背景は汚いボケになる。これももう少しローアングルになった方が良かった。オートフォーカスは遅いが、なんとか目にピントが来ている。

Nikon D5000 TAMRON 60mm F2.0G Macro
プログラムオートで撮影 LV ( F9 1/1250秒 60mm ISO400) 露出補正 なし
宮田池;クリックすると大きな写真になります 2.宮田池
公園内の宮田池の畔では野鳥を撮る人が三脚を立てて、撮影チャンスを待っている。この池にはカワセミが来る。みなさん凄いカメラと望遠レンズの重装備だ。

Nikon D5000 TAMRON 60mm F2.0G Macro
プログラムオートで撮影 ( F7.1 1/800秒 60mm ISO400) 露出補正 なし
宮田池;クリックすると大きな写真になります 3.ベニシジミのランデブー
足元をセセリ蝶のように敏速で飛ぶ2匹のベニシジミがいた。飛んでいるときは黒っぽく見える。♀が下草に止まると、♂がその後ろに止まる。二匹がほとんど同時に飛びあがっては、また同じように止まる。♂が腹端を曲げているのが見える。

Nikon D5000 TAMRON 60mm F2.0G Macro
プログラムオートで撮影 ( F8 1/1000秒 60mm ISO400) 露出補正 なし
ベニシジミのランデブー;クリックすると大きな写真になります 4.梅
今年は寒かったのか、瓜久保の家の前では今、梅が見事に咲いていた。

Nikon D5000 TAMRON 60mm F2.0G Macro
プログラムオートで撮影 ( F8 1/1000秒 60mm ISO400) 露出補正 なし
ユキヤナギ;クリックすると大きな写真になります 5.ユキヤナギ
ユキヤナギの白い小さな花は可憐である。しかし、写真に撮ると白い花がいわゆる白飛びしてしまうことが多い。-1.0段の露出補正をかけて白飛びしないように撮ってみた。

Nikon D5000 TAMRON 60mm F2.0G Macro
プログラムオートで撮影 ( F10 1/1600秒 60mm ISO400) 露出補正 -1.0段
石畳のキタテハ;クリックすると大きな写真になります 6.石畳のキタテハ
このように地面に止まる蝶は、撮り難い。そこでライブビュー撮影で数カットシャッターを切る。すべてがピントの合ったカットにはならないが、「数打ゃ当たる」。デジタルだとコストを気にしないでシャッターが切れるのでありがたい。奥行きが感じられるきれいなボケが得られた。

Nikon D5000 TAMRON 60mm F2.0G Macro
プログラムオートで撮影 LV ( F9 1/1250秒 60mm ISO400) 露出補正 なし
キタテハと菜の花;クリックすると大きな写真になります 7.キタテハと菜の花
菜の花にキタテハが来て吸蜜を始めた。バックをきれいにぼかそうと思い、絞り優先でF4.0にして撮った。単焦点マクロレンズらしい描写になった。設定しているISO400では露出がオーバーになり、250になった。

Nikon D5000 TAMRON 60mm F2.0G Macro
絞り優先オートで撮影 ( F4 1/4000秒 60mm ISO250) 露出補正 なし
小谷戸の里の古民家とコブシ;クリックすると大きな写真になります 8.小谷戸の里の古民家とコブシ
いつも立ち寄る小谷戸の里だが、コブシの花がこんなにきれいに咲く時期には来たことがない。バックになる古民家が暗いので、そのまま撮るとコブシの白が飛んでしまう。古民家がボケないように絞り優先のF22にして撮ってみた。

Nikon D5000 TAMRON 60mm F2.0G Macro
絞り優先オートで撮影 ( F22 1/200秒 60mm ISO400) 露出補正 -1.0段
キタテハとミツマタの花;クリックすると大きな写真になります 9.キタテハとミツマタの花
前のコブシの写真を撮った時の露出補正設定を戻さないで撮ってしまった。この程度の写りなら問題ない。

Nikon D5000 TAMRON 60mm F2.0G Macro
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/4000秒 60mm ISO280) 露出補正 -1.0段
緋色のミツマタ;クリックすると大きな写真になります 10.緋色のミツマタ
ミツマタの花というのは黄色いものだと思っていたが、こんな緋色の花もあった。

Nikon D5000 TAMRON 60mm F2.0G Macro
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/4000秒 60mm ISO400) 露出補正 -1.0段
キタテハをF22で撮る;クリックすると大きな写真になります 11.キタテハをF22で撮る
F22にして撮ると背景がどれほどシャープになるかを試してみた。結果はこのレンズのF22では背景をシャープに撮れない。これ以上絞るとシャッタースピードがより遅くなり、手ぶれも心配になる。背景をシャープに撮るにはコンパクトデジカメの広角側で撮る方が良いようだ。

Nikon D5000 TAMRON 60mm F2.0G Macro
絞り優先オートで撮影 ( F22 1/125秒 60mm ISO450) 露出補正 -1.0段

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