2011年5月アーカイブ: Studio YAMAKO

2011年5月29日

台北郊外 陽明山大屯の蝶 5月10日 その2


 大屯山車道を途中の休憩所まで登って行ったが、一向に変化がない。先に歩いていたこの国のどこかの大学の研究員と思える補虫網を持った女性が下ってきたので、「どうですか?」と訊ねてみたら、指を1本立てて「1匹だけ」との返事。決して採集しているわけでなく、アサギマダラのマーキングをしているようだった。
 私の同行者3名をその休憩所で休んでいてもらって、少し歩いてみたが成果は無かったので、バス停へ戻ることにした。

;">ウラフチベニシジミ♀;クリックすると大きな写真になります 14.ウラフチベニシジミ♀ -1
先を歩いているかみさんが「翅を開いているわよ」と呼んでいる。行ってみるとウラフチベニシジミの♀がシシウドの花で吸蜜し、開翅していた。

Nikon D5000 TAMRON 60mm F2.0G Macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/500秒 60mm ISO400 ) 露出補正 なし
ウラフチベニシジミ♀;クリックすると大きな写真になります 15.ウラフチベニシジミ♀ -2
写真14.と同じ個体である。

Nikon D5000 TAMRON 60mm F2.0G Macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1000秒 60mm ISO400 ) 露出補正 なし
ウラフチベニシジミ;クリックすると大きな写真になります 16.ウラフチベニシジミ -3
これも写真14.と同じ個体。再び開翅してくれるのを待ったが、だめだった。

Nikon D5000 TAMRON 60mm F2.0G Macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/800秒 60mm ISO400 ) 露出補正 なし
大屯山主峰;クリックすると大きな写真になります 17.大屯山主峰
途中より大屯山主峰(海抜1092m)を眺める。大屯山車道は頂上を迂回して、向こう側へ通じている。左側山肌に筋(くぼみ)が見えるが、これは頂上直登山道である。

Nikon D5000 TAMRON 60mm F2.0G Macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/2000秒 60mm ISO400 ) 露出補正 なし
アカタテハ;クリックすると大きな写真になります 18.アカタテハ
二子坪バス停まで戻ってきた。バス停の手間にアザミの花が咲いていて、何かいるようだったので行ってみるとアカタテハだった。日本にもいるアカタテハである。

Nikon D5000 TAMRON 60mm F2.0G Macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/800秒 60mm ISO400 ) 露出補正 なし

2011年5月28日

台北郊外 陽明山大屯の蝶 5月10日 その1


 5月10日 台湾は台北郊外の陽明山大屯自然公園へ蝶の写真を撮りに行った。日本にいる間にいろいろとインターネットで情報を収集したが、その中で You Tube に「2010陽明山蝴蝶季 蝶舞草山」 というのがあった。こんな世界に身を置いてみたいとわくわくした。
 ただ、陽明山での蝶のシーズンは6月に入ってからだという。もうひとつは天気で、雨さえ降らなければOKだが、ネット上にいくつかある台北の天気予報では9日、10日はある天気予報サイトでは晴れ時々曇りといい、別のサイトでは雨という。現地で確認するより仕方がなく、雨だったらあきらめようと思った。
  アンバサダーホテルのコンシェルジェは、大屯自然公園からは帰りのバスがないから、タクシーはチャーターして行ったほうが良いというが、現地で4時間程度またせることになり無駄である。私が出発前にインターネットで調べたところ、自然公園内を#108という巡回バスが走っているはずであるので、調べてくれと言ったら、どこかに電話をして聞いてくれ、その通りということになった。
 予定通り、午前9時、タクシーで陽明山大屯自然公園へ向かった。10時少し前に、巡回バスの停留所である二子坪に着いた。まず、そこにあった案内所のスタッフに状況を訊ねてみた。やはり、まだ蝶は多くはないとのこと。どこを歩けばよいか、大体のことを聞いて歩き出す。

モンシロチョウ;クリックすると大きな写真になります 1.台北市街の蝶 モンシロチョウ
陽明山で撮った蝶の前に、前日(5月9日)に台北の街で撮った2枚。まず、アンバサダーホテルの傍で植えられた花に来たモンシロチョウ。これは日本にもいるモンシロチョウと同種のようだ。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/200秒 200mm ISO400 ) 露出補正 なし
ツマムラサキマダラ;クリックすると大きな写真になります 2.台北市街の蝶 ツマムラサキマダラ
同じく5月9日に台北101へ行った折、市政府付近を歩いていると、ひらひらと飛んできて、植栽に停まった。ツマムラサキマダラのようである。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/125秒 200mm ISO900 ) 露出補正 なし
イシガキチョウ;クリックすると大きな写真になります 3.イシガキチョウ
二子坪のバス停留所の案内所で、どの道を歩けば蝶が多いかを訊ねてみた。選択肢は二つあり一つは左手の大屯山車道、もうひとつは二子坪歩道とのこと。そこでまず、大屯山車道を行くことにした。この道はあとひと月もすれば、アサギマダラがうようよいるようになるらしい。その頃は、蝶を見に来る人たちも多く、この車道は車を通行止めにする。あいにくガスがかかってきた。しばらくこの車道を上ると、何か飛んできて、離れたところに止まった。60mmでは役に立たない。P90を望遠端にして撮った。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5 1/232秒 110.4mm ISO64 ) 露出補正 なし
イシガキチョウ裏面;クリックすると大きな写真になります 4.イシガキチョウ裏面
前の写真と同じ個体。翅を立てたところを撮った。何か日本にいるイシガキチョウと違う感じがする。イシガキチョウには、高温期型と低温期型があり、これは高温期型のようだ。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5 1/205秒 110.4mm ISO64 ) 露出補正 なし
タイワンモンシロチョウ;クリックすると大きな写真になります 5.タイワンモンシロチョウ
日本にいるモンシロチョウと比べると後翅の縁に黒い斑点があり、明らかに区別できる。個体数は非常に多かった。

Nikon D5000 TAMRON 60mm F2.0G Macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/500秒 60mm ISO400 ) 露出補正 なし
タイワンモンシロチョウ裏面;クリックすると大きな写真になります 6.タイワンモンシロチョウ裏面
翅を閉じたところ。裏面には黒い斑点がないが透けて見えるのでタイワンモンシロチョウと判る。

Nikon D5000 TAMRON 60mm F2.0G Macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1250秒 60mm ISO400 ) 露出補正 なし
ウラナミシジミ;クリックすると大きな写真になります 7.ウラナミシジミ -1
裏に波模様のあるシジミチョウが花に止まった。日本にはいないウラナミシジミの一種かと思い期待したが、日本にいるのと同じウラナミシジミのようだ。ただし日本で見られるのは秋で、この時期に見ることはない。

Nikon D5000 TAMRON 60mm F2.0G Macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1000秒 60mm ISO400 ) 露出補正 なし
モンシロチョウ;クリックすると大きな写真になります 8.モンシロチョウ
これは日本にいるモンシロチョウと同じだ。5.6.と比べてみていただきたい。ここではこの2種が混在している。個体数は、タイワンモンシロチョウのほうが多く、このモンシロチョウのほうが少なかった。

Nikon D5000 TAMRON 60mm F2.0G Macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/400秒 60mm ISO400 ) 露出補正 なし
ウラナミシジミ;クリックすると大きな写真になります 9.ウラナミシジミ -2
日本にいるウラナミシジミと同種であろう。

Nikon D5000 TAMRON 60mm F2.0G Macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/500秒 60mm ISO400 ) 露出補正 なし
ウラフチベニシジミ;クリックすると大きな写真になります 10.ウラフチベニシジミ -1
この蝶は今回撮りたかったウラフチベニシジミ。シシウドの花に止まって吸蜜していた。あいにくガスがかかってきて輝きがない。シシウドの花の白に引っ張られて金色の裏面の露出がアンダーなってしまった。この蝶は日本にいるベニシジミの仲間である。美しい蝶だが台湾では普通種らしい。

Nikon D5000 TAMRON 60mm F2.0G Macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/800秒 60mm ISO400 ) 露出補正 なし
ウラフチベニシジミ;クリックすると大きな写真になります 11.ウラフチベニシジミ -2
前の写真より少し金色がきれいに写しとれた。ベニシジミの仲間とはいうものの、日本で見慣れたベニシジミには無い立派な尾状突起をもっている。

Nikon D5000 TAMRON 60mm F2.0G Macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/250秒 60mm ISO400 ) 露出補正 なし
アサギマダラ;クリックすると大きな写真になります 12.アサギマダラ -1
数は少ないがアサギマダラは飛んでいた。高いところをふわふわ飛んでいるのが多かったが、やっとフジバカマに来ていたのを見つけた。

Nikon D5000 TAMRON 60mm F2.0G Macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/125秒 60mm ISO640 ) 露出補正 なし
アサギマダラ;クリックすると大きな写真になります 13.アサギマダラ -2
写真12.と同じ個体である。翅を開いてくれるのを待ったが、飛んで行ってしまった。

Nikon D5000 TAMRON 60mm F2.0G Macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/250秒 60mm ISO500 ) 露出補正 なし

2011年5月25日

台湾ファミリーツアー 5月8日~11日 その6(最終) 龍山寺と中正記念堂


 5月11日 楽しく過ごした台北も最後の日となった。台北松山空港15:30発のJAL032で羽田に戻る予定である。
 この日は、台北観光の目玉である龍山寺、中正記念堂を見ておこうということになった。今日も汗をかくだろうし、着替えをしてから空港に行きたいと思い、娘婿殿がホテルと交渉してくれ、午後1時までチェックアウトを待ってもらえることになった。
 まず、ホテルからタクシーで龍山寺へ、そして中正記念堂へ行って、永康街で買い物をして、ホテルに戻った。一昨日食べた「京鼎樓」の小龍包に未練があり、ホテルから歩いていき、そこで昼食にした。
 そして、われわれの乗った飛行機は無事、羽田に降りたが、その日の東京は雨が降っていて気温が低く、寒さを覚えた。こうして楽しい3泊4日の台北旅行は終了した。

龍山寺;クリックすると大きな写真になります 49.龍山寺
ホテルからタクシーで龍山寺に着いた。この龍山寺、台北では最も歴史がある「万華」という地区にあり、当然ながらこのお寺の歴史も古く、1738年創建という。その後何度も戦禍に見舞われ、改修と再建を繰り返しながら、今までこの地の信仰を一身に集めてきた。270年という年月をかけ、仏教、道教にかかわらず、いろいろなお願い事に長けた神様が一堂に会し、いわば「神様・お祈りごとのデパート」となっているとのこと。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F6.3 1/640秒 24mm ISO400 ) 露出補正 なし
信者さん;クリックすると大きな写真になります 50.信者さん
龍山寺の御本尊は木製の観音菩薩。龍山寺に来たら必ず参拝しなければならない神様と言われ、私たちもお参りした。入口入ってすぐ目の前にドーンと構える大きな建物の真ん中に居られる。第二次世界大戦のとき、一度空襲に見舞われ、寺全体が焼けてしまったのにもかかわらず、観音菩薩だけは、傷一つつけず無事だったといわれている。霊験あらたかな御本尊のため、このように毎日朝から晩まで、参拝者の線香が絶えないそうだ。 黒い衣を着た信者さんたちが大勢お参りしていた。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F6.3 1/125秒 20mm ISO720 ) 露出補正 なし
剥皮寮歴史街区;クリックすると大きな写真になります 51.剥皮寮歴史街区
龍山寺の見学とお参りを終え、歴史のある街であるというその周りを少し歩いてみることにした。するとレンガ造りの建物が目に入った。ここは剥皮寮歴史街区という。
 現在の剥皮寮歴史街区で見ることのできる建築物は、年代はばらつきがあるものの、古いものは清朝時代に建てられたもの。歴史的には200年以上も昔のものだそうだ。
 剝皮寮という不思議な名前に関しては、当時この地域で輸入した木材を切削して加工し販売する様子が見られたことがその所以という説がある。その後、1895年に日清戦争が終結すると日本の統治が始まり、この周辺は日本人によって区画整備されたとのこと。ちなみに、「萬華」という名前はその頃日本人が改名したもので、それ以前は「艋舺(マンガ)」と呼ばれていたそうだ。
 建物はどれも立派なレンガ造りで、清の時代から日本統治時代、そして現在に至るまで、奇跡的に完全な形で生き残ってきた街並みという。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F6.3 1/125秒 27mm ISO400 ) 露出補正 なし
東三水街市場;クリックすると大きな写真になります 52.東三水街市場
和平西路を東へ進み、康定路を左に曲がったのだろうか、少し先に東三水街市場の入口があった。まだ、午前10時であるが、賑やかな場所である。何か懐かしい感じもする通路のような市場に、複雑な匂いにも惹かれて、中に入ってしまった。
下町風情色濃いこの東三水街市場(新富市場)は、台北市の古跡に指定されて おり、大正期から続く伝統ある市場だそうだ。西洋の市場を模倣し、当時の日本政府が商店を 1ヵ所に集めてつくったというこの市場は今も現役。肉屋・魚屋・総菜屋や雑貨屋などのお店が続く。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F6.3 1/125秒 28mm ISO1600 ) 露出補正 なし
国家音楽庁と国家戯劇院;クリックすると大きな写真になります 53.国家音楽庁と国家戯劇院
再びタクシーに乗り中正記念堂へ廻った。中正記念堂の敷地内に入ると、この国家音楽庁と国家戯劇院の立派な建物が目に入る。上の写真の国家音楽庁にはコンサートホールがあり、2074席を有する。下の写真の国家戯劇院は1526席の劇場であり、オペラ、バレエ、ミュージカルの上演にも利用されるとのこと。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
上:絞り優先オートで撮影 ( F6.3 1/800秒 75mm ISO400)露出補正 なし
下:絞り優先オートで撮影 ( F6.3 1/800秒 75mm ISO400)露出補正 なし
中正記念堂と自由広場;クリックすると大きな写真になります 54.中正記念堂と自由広場
中山南路に面したところに中正記念堂の自由広場門がある。正面奥が中正記念堂で、その間にある芸文広場の右側が国家戯劇院で左側が国家音楽庁である。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F6.3 1/3200秒 18mm ISO400 ) 露出補正 なし
中正記念堂;クリックすると大きな写真になります 55.中正記念堂
中国国民党政府の故蒋介石総統を記念して建てられた広大な公園の中に、高さが70mで青い瑠璃瓦の屋根と白い大理石の記念堂がある。そして正面の石段は89歳で死去した蒋介石の年齢と同数の89段ある。広場では先生に連れられた子供たちが遊んでいた。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F6.3 1/2500秒 105mm ISO400 ) 露出補正 なし
蒋介石像;クリックすると大きな写真になります 56.蒋介石像
89段の石段をふうふういいながら上がったところに蒋介石の像がある。衛兵が身動きしないで立っていた。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F6.3 1/200秒 24mm ISO400 ) 露出補正 なし
永康街 「泌園」;クリックすると大きな写真になります 57.永康街 「沁園」
中正記念堂を観たあと、永康街のほうへ歩いた。「鼎泰豊」などもある。その「鼎泰豊」のある角を永康街のほうへ入って右側に「沁園」というお茶屋さんがあった。ここでお茶を買うという。お店の女性がお茶(凍頂烏龍茶)を入れてくれた。「写真を撮っていいですか」と了解を得て撮らせてもらった。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F6.3 1/100秒 22mm ISO3200 ) 露出補正 なし
帰国;クリックすると大きな写真になります 58.帰国
すべてのスケジュールを終え、台北松山空港に向かう。15:30発のJAL032は定刻に動き出した。台北101ともお別れだ。短かったけれど、盛り沢山な楽しい旅行だった。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5 1/400秒 12.7mm ISOオート ) 露出補正 -0.3段

2011年5月23日

台湾ファミリーツアー 5月8日~11日 その5 淡水


 3日目の5月10日 この日も素晴しく晴れている。今日は私が今回の台北旅行で楽しみにしていた陽明山大屯で蝶の写真を撮る日である。 午前9時、ホテルからタクシーで陽明山大屯自然公園へ向かった。陽明山での蝶の撮影のことは、後でまとめたいと思う。
 大屯自然公園で過ごしたのち、陽明山の二子坪バス停から、園内巡回バスに乗り、陽明山のバスターミナルまで降り、そこからタクシーで淡水へ行った。午後2時半に陽明山バスターミナルを出発し、淡水に着いたのは3時半少し前だった。運転手が気の良い男で、途中、北投温泉の地獄谷などを見せてくれた。
 淡水で2時間ほど過ごした後、帰りはMRTの淡水線を利用して、アンバサダーホテルに近い雙連駅まで帰ってきた。

北投温泉地獄谷;クリックすると大きな写真になります 37.北投温泉地獄谷
北投温泉は台北からMRTを使って日帰りできる温泉である。日本の老舗旅館である加賀屋が高級旅館として進出している。陽明山から降りてくる途中にこの温泉の地獄谷(源泉)があり、タクシーの運転手が寄り道してくれた。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/3200秒 28mm ISO400 ) 露出補正 なし
淡水河河口;クリックすると大きな写真になります 38.淡水河河口
北投温泉を左に行けば台北市内へ、右へ行くと淡水である。淡水は台北からはMRT淡水線で約40分で来られる。以前は日本人が台湾出張というと淡水でゴルフという時代があったように聞いた。この写真の前は海ではなく、淡水河という川の河口近くだ。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/1250秒 38mm ISO400 ) 露出補正 なし
河岸工事中;クリックすると大きな写真になります 39.河岸工事中
河岸を整備して観光地として美しい河岸を造ろうと工事が続いている。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5 1/800秒 16.9mm ISOオート ) 露出補正 -0.3段
中正路(老街);クリックすると大きな写真になります 40.中正路(老街)
河岸には環河道路というのがあるが、この繁華街はその一本内側で、中山路(老街)という。縁日のように賑やかである。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/640秒 120mm ISO400 ) 露出補正 なし
バイク;クリックすると大きな写真になります 41.バイク
台北もそうだったが、ここ淡水もバイクが所狭しと駐輪している。私たちはこの道をしばらく進んで左に入り、環河道路に出た。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/2000秒 112mm ISO400 ) 露出補正 なし
活魚料理;クリックすると大きな写真になります 42.活魚料理
河沿いの環河道路を進むと何軒か活魚料理の店があった。その中で店の前の水槽でムール貝や、ハマグリ、アゲマキ貝、そしてカニやエビが元気そうにしている「金太陽」という店に入った。ビールでムール貝、ハマグリ、アゲマキ貝の炒め物を食べたが、旨かった。

上:Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/640秒 18mm ISO400 )露出補正 なし
中:Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/160秒 14.9mm ISOオート)露出補正 -0.3段
下:Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/125秒 62mm ISO3200)露出補正 なし
紅樓の入口;クリックすると大きな写真になります 43.紅樓の入口
再び中正路に戻り、右手の高台にある「紅樓」というところでお茶にした。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F6.3 1/125秒 29mm ISO640 ) 露出補正 なし
紅樓;クリックすると大きな写真になります 44.紅樓
ここは100年以上の歴史がある赤レンガの建てもので淡水の見どころの一つになっている。入口からここまで石段を上がってくるが、喫茶室はさらにこの上の3階にあり、上がるのに息が切れた。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/125秒 18mm ISO400 ) 露出補正 なし
紅樓のテラスから;クリックすると大きな写真になります 45.紅樓のテラスから
冷たいカフェ・ラテを注文し、淡水河を眺めながら、しばし紅樓のテラスで憩う。吹き出ていた汗が収まってきた。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/1250秒 9.1mm ISOオート ) 露出補正 -0.3段
福佑宮;クリックすると大きな写真になります 46.福佑宮
中正路(老街)の途中に福佑宮というお寺があった。帰ってから調べてみると、200年以上前から、淡水の発展を見守ってきた三級古跡にも指定されている淡水最古のお寺だそうだ。 街の発展に連れて、この寺はどんどん肩身が狭くなっていったようだといわれている。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/320秒 24mm ISO400 ) 露出補正 なし
MRT淡水駅;クリックすると大きな写真になります 47.MRT淡水駅
MRT(マス・ラピッド・トランジット)は中国語で捷運という。1988年に工事が開始され、1996年には動物園につながる最初の木柵線が開通した。この淡水線は翌1997年に運行が開始され、北端の淡水から中正記念堂まで通じ、支線が途中の北投から新北投まで結んでいる。この淡水駅もとても立派な駅だった。MRTの路線は現在も拡張されている。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F6.3 1/2000秒 95mm ISO400 ) 露出補正 なし
日本の高級旅館の看板;クリックすると大きな写真になります 48.日本の高級旅館の看板
北投駅だったろうか、MRTの窓から「加賀屋」の広告板が見えた。「日本頑張れ」の文字が見える。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F6.3 1/200秒 60mm ISO400 ) 露出補正 なし

2011年5月21日

台湾ファミリーツアー 5月8日~11日 その4 九份


車体を軋ませながら、頑張って走る九份行きのバスは夕方5時少し過ぎに九份の基山街の下に着いた。降りたところから賑やかな商店がならぶ細い坂道の街が始まる。とたんに臭豆腐の強烈なにおいに襲われてしまった。一昨年訪れた上海の豫園を思い出す。
 バス停から基山街を通って、台湾映画「悲情城市」の撮影に使われたレトロな石段に出る。その一角にある「阿妹茶樓」でお茶を飲んで一休みし、暗くなったバス通りに降りてきた。タクシーが停まっていたので、それに乗った。
 タクシーで鉄道の瑞芳駅まで行き、そこから台北へは列車で戻ってみたかったが、時間も押していたので、そのまま台北まで行ってしまった。タクシー代は2000元、およそ6000円であった。

九份 基山街;クリックすると大きな写真になります 28.九份 基山街
バスを降りたところから、お土産やなどの商店が並ぶ基山街が始まる。南北に延びた一番賑やかな小路である。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/50秒 4.9mm ISOオート ) 露出補正 -0.3段
食欲をそそる匂い;クリックすると大きな写真になります 29.食欲をそそる匂い
基山街の途中で貝や、いかを焼く店があった。江の島を思い起こす。この貝はサザエとツブ貝の合いのこのような感じだが、とても旨そうだった。私のそういう気持ちを同行者は全く、気に留めず素通りしてしまった。せめて写真でも撮っておこう。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
上:プログラムオートで撮影 ( F4.2 1/125秒 34mm ISO900 ) 露出補正 なし
下:プログラムオートで撮影 ( F5.3 1/125秒 90mm ISO800 ) 露出補正 なし
「九份茶坊」;クリックすると大きな写真になります 30.「九份茶坊」
九份で最も古い茶芸館である。古き良き時代の空気を感じさせると人気の九份であるが、かつて「小上海」「小香港」と呼ばれたはなやかな時代があった。戦後に金鉱が閉鎖されると、九份の町はその繁栄が嘘であったかのように静まりかえったというが、その静けさが芸術家たちに愛され、非情城市をはじめとする映画や、ドラマのロケ地として利用されるようになったそうだ。奥に進み、階段を下りると、階下には、絵画のギャラリーや、陶芸の工房が併設されていて、博物館のようになっていた。記念に茶器を買った。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F3.5 1/125秒 18mm ISO1400 ) 露出補正 なし
みどりさん;クリックすると大きな写真になります 31.みどりさん
この「九份茶坊」へ嫁いだのが日本人の吉村みどりさん。2006年9月にテレビ朝日の「ポカポカ地球家族」という番組で紹介されたことがある。みどりさんはいま39歳になられただろうか。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F4.2 1/80秒 32mm ISO3200 ) 露出補正 なし
「阿妹茶樓」;クリックすると大きな写真になります 32.「阿妹茶樓」
ベネチア国際映画祭でグランプリを受賞した映画「悲情城市」の舞台となった九份の 茶芸館「阿妹茶楼」である。BSの旅番組などでもよく登場する。ここの3階まで上がり、テラスでお茶を飲んだ。隣の席は韓国から来た4人の女性で賑やかだった。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F7.1 1/200秒 18mm ISO400 ) 露出補正 なし
基隆湾の眺め;クリックすると大きな写真になります 33.基隆湾の眺め
店内からの展望はすばらしく、基隆湾や遠くの山々、太平洋を見渡すことができた。太陽が沈み雲の中に入ってしまった。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F7.1 1/200秒 48mm ISO400 ) 露出補正 なし
夕暮れの「阿妹茶樓」;クリックすると大きな写真になります 34.夕暮れの「阿妹茶樓」
お茶を飲んで、外に出るとすっかり暗くなっていた。赤い提灯に火が入り、旅情を演出する。ここから石段を写真で見る手前のほうへ降り、バス通りに出た。途中で結婚式を挙げたカップルが写真屋さんに写真を撮らせていた。D5000でシャッタースピード1/125秒でISO上限を3200に設定しておくと、暗くなっても気にせずにシャッターを切れるので楽だ。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F3.5 1/125秒 20mm ISO2200 ) 露出補正 なし
フカヒレ、アワビ、ロブスター;クリックすると大きな写真になります 35.フカヒレ、アワビ、ロブスター
先にもふれたように、帰りはタクシーで鉄道の瑞芳駅まで行き、そこから汽車で台北に帰ろうと計画していたが、遅くなったのでそのまま台北まで乗ってしまった。夜8時少し前に一旦ホテルに入り、歩いて「欣欣魚翅坊」というガイドブックにあったフカヒレのレストランに行き夕食にした。決してガラのいい場所とは言えない長春路に位置するこのお店はド派手な看板が目を引く。しかし、手頃な値段で旨かった。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F3.5 1/125秒 18mm ISO1250 ) 露出補正 なし
だめ押しで小龍包;クリックすると大きな写真になります 36.だめ押しで小龍包
「欣欣魚翅坊」の道路を挟んで反対側に「京鼎樓」という小龍包が旨いという店がある。せっかくだから入った。腹いっぱいだったのにとても旨いと思った。10個で170元。日本人の客が多かった。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F4.2 1/125秒 32mm ISO1400 ) 露出補正 なし

2011年5月18日

台湾ファミリーツアー 5月8日~11日 その3 台北101


 5月9日の午後は台北101へ上る。善導寺からMRTに乗り、市政府駅で降りる。さっそく目の前に高さ508m、台北のランドマークタワーが現れた。天気が良いので上からの眺めも期待できる。右手に市政府の立派な建物を見ながら、世界貿易センターのショッピングモールに入り、なにか面白いものはないかと物色しながら、101の展望台入口へ向かう。
 しばし上からの眺めを楽しんだ後、カフェテリアで昼食をとり、九份行きのバス停までタクシーに乗った。バス停に着くと相乗りタクシーかマイクロバスかわからないが、客引きがやって来た。「われわれはバスに乗ってみたいのだ」とそれを拒む。

台北のランドマークタワー;クリックすると大きな写真になります 21.台北のランドマークタワー
高さ509.2mで、地上101階、地下5階からなり、名前はこれに由来する。7年間の工期を経て、2004年に世界一の超高層建築物として竣工した。熊谷組が中心となって施工した。しかし、2010年に営業開始したドバイのブルジュ・ハリーファに世界一の座を明け渡している。この写真で見る右手が市政府で左手に三越がある。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F13 1/640秒 28mm ISO400 ) 露出補正 なし
台北市政府;クリックすると大きな写真になります 22.台北市政府
立派な建物である。この建物の西棟は台北探索館になっていて、台北市の建設計画や、未来図などが展示され、この日も小学生たちがバスで見学に来ていた。この辺りは信義区という新商圏が形成されている。市庁舎周辺の整備も進んで、台北101や市政府広場はクリスマスや旧正月前に大規模なイベント会場となるとのこと。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F8 1/250秒 26mm ISO400 ) 露出補正 なし
展望台へのエレベーター乗り場;クリックすると大きな写真になります 23.展望台へのエレベーター乗り場
5階にチケット売り場とエレベーターの乗り場があり、89階の展望台へ上がる。89階まで37秒で上がる世界最速の東芝エレベーターは素晴らしい。料金は一人400元。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F4 1/125秒 27mm ISO1250 ) 露出補正 なし
陽明山方面;クリックすると大きな写真になります 24.陽明山方面
89階の展望台からの眺めは素晴らしかった。これは北側の眺めで、松山空港の向こう側に明日行く予定の陽明山が見える。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F10 1/400秒 28mm ISO400 ) 露出補正 なし
西へ延びる信義路;クリックすると大きな写真になります 25.西へ延びる信義路
眼下に真っすぐな道、信義路が西へ延びる。先のほうで少し右へ曲がるがそのあたりが中正記念堂であろう。この日は91階の屋外展望台へは入れなかった。写真を撮るにはガラス越しより、屋外のほうが良かったが残念。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F7.1 1/800秒 56mm ISO400 ) 露出補正 なし
制振装置;クリックすると大きな写真になります 26.制振装置
風圧に耐えられるようこの制振装置(ダンパー)で揺れを抑える。振動幅を最大40%に抑えることができるという。この球体の重量は660トンとのこと。直径は5.5mあるそうだ。92階から87階にかけて吊られている。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F3.5 1/50秒 18mm ISO3200 ) 露出補正 なし
九份行きのバス;クリックすると大きな写真になります 27.九份行きのバス
時刻は午後4時近くなった。これから九份へ行く。バスで行くと1時間20分、タクシーなら40分で行くが、行きはバスで行って、帰りは鉄道で台北に戻ってこようと企てた。それにしてもこのバスはギシギシと音を出すし、よく揺れる。日本製のバスではなかった。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F11 1/500秒 26mm ISO400 ) 露出補正 なし

2011年5月17日

台湾ファミリーツアー 5月8日~11日 その2 朝の散歩と迪化街


 5月9日、ウェスティンホテル台北で迎えた2日目の朝は早く目が覚めてしまった。朝食は8時半と約束していたので、ホテルの周りを散歩することにした。上海へ行った時も早朝に散歩したが、朝の街の雰囲気はここもそれと良く似ている。
 この日は宿がえしなくてはならないので、朝食、チェックアウトの後、タクシーでこの日と翌日に泊る台北アンバサダーホテルへまず行き、チェックインし、荷物を預けた。本日の前半は迪化街で買い物をし、善導寺の付近を歩いて、一休みした後、MRTで台北101へ向かった。 

朝の散歩;クリックすると大きな写真になります 10.朝の散歩
ウェスティンホテルの前を通る南京東路は工事中のところが多く、落ち着かない。少し西のほうへ進み、道路を横断し並木がある落ち着いた道を歩いてみることにした。上海の時と同じようにここでも朝食の屋台が出ていた。時間は7時少し前である。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.3 1/100秒 18.6mm ISOオート ) 露出補正 -0.3段
朝の飲み屋街;クリックすると大きな写真になります 11.朝の飲み屋街
少し大きな通りに出た。左に曲がってみる。このあたりの路地はどうやら飲み屋街のようだ。「心宿 居歌屋」というカラオケスナックの看板もあった。「しんじゅくいかや」とひらかながふってあった。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.2 1/30秒 4.9mm ISOオート ) 露出補正 -0.3段
迪化街へ;クリックすると大きな写真になります 12.迪化街へ
この日と翌日に泊るアンバサダーホテルにチェックインを済ませ、徒歩で迪化街へ向かった。中山北路を北へ進み、馬偕記念病院という立派な病院がある交差点を左に曲がり、民生西路を迪化街まで1kmほど歩いた。すでに汗びっしょりである。時刻は午前10時を回ったところで街は活動を始めている。バイクが多いのも上海と同じだ。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/400秒 20mm ISO400 ) 露出補正 なし
迪化街の街並み;クリックすると大きな写真になります 13.迪化街の街並み
清の時代の終わりごろ繁栄した街で、往時の建築が今も残る。漢方薬や乾物、伝統菓子などの商店が軒を連ねどこか懐かしい。騎楼と呼ばれる昔ながらのアーケードに並んだ品々は目を楽しませてくれる。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F10 1/400秒 27mm ISO400 ) 露出補正 なし
日本からの輸入品;クリックすると大きな写真になります 14.日本からの輸入品
上の写真は百安堂という立派な構えの店。日本から輸入したホタテ貝柱の乾物や干しナマコ、そして、カラスミが並べられている。 下の写真は、干貝と表示された日本産のホタテ貝柱。多分1Kgの値段だと思うが、3400(台湾元)と書かれている。日本円にして約10,000円。日本で買った場合と安いのか、高いのか。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
上:プログラムオートで撮影 ( F4 1/125秒 18mm ISO400 ) 露出補正 なし
下:プログラムオートで撮影 ( F3.8 1/125秒 26mm ISO400 ) 露出補正 なし
霞海城隍廟;クリックすると大きな写真になります 15.霞海城隍廟
迪化街の街並みが途絶えるところに霞海城隍廟というお寺があった。説明が書かれていたが、さっぱり理解できなかった。霞海城隍廟は、道教の廟の1つで、縁結びでも有名とのこと。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/125秒 26mm ISO400 ) 露出補正 なし
善導寺;クリックすると大きな写真になります 16.善導寺
「徳也茶喫」というところで、お茶を飲んで一休みしようということになり、タクシーに乗った。タクシードライバーに行き先を地図を指さして示したところ、この善導寺の前に停めて、ここだという。後で調べてみると、この善導寺は、実は台湾では珍しい日本の浄土真宗のお寺だそうだ。日本が台湾を統治していた50年間、台北には東本願寺、西本願寺をはじめ10前後の大きなお寺が建立されたが、現在でもその規模を維持し、活発に活動しているのは善導寺のみなのだそうだ。善導寺の建立は1935年。1986年には9階建ての慈恩大樓が完成。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F11 1/400秒 18mm ISO400 ) 露出補正 なし
.「徳也茶喫」;クリックすると大きな写真になります 17.「徳也茶喫」
善導寺から少し歩いて「徳也茶喫」に腰を落ち着けた。ここのような茶芸館ではお茶請けとしてピーナッツや瓜の種といった 軽いおつまみが提供されるだけだが「徳也茶喫」では中国皇帝の宮殿で愛されたお菓子や点心を再現しているという。私たちも胡麻団子を食べたが、旨かった。店員さんできれいな日本語を話す人がいたので聞いてみると日本人とのこと。30歳くらいの男性だったがワーキングホリデーで来ているという。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
上:プログラムオートで撮影 ( F8 1/250秒 18mm ISO400 ) 露出補正 なし
下:プログラムオートで撮影 ( F3.5 1/125秒 18mm ISO720 ) 露出補正 なし
MRT善導寺駅付近から見る台北101;クリックすると大きな写真になります 18.MRT善導寺駅付近から見る台北101
さて、次は台北101へ行こうと、MRTの駅に向かう途中で、その台北101の姿を眺めることができた。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F9 1/1250秒 130mm ISO400 ) 露出補正 なし
MRT善導寺駅と車両;クリックすると大きな写真になります 19.MRT善導寺駅と車両
ここは、MRT板南線の善導寺駅のプラットフォーム。プラットフォームのことをなぜか月台という。明るくて広々とした清潔な駅であった。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F3.5 1/125秒 18mm ISO1400 ) 露出補正 なし
MRT車内;クリックすると大きな写真になります 20.MRT車内
時刻は午後正午すぎ。車内は比較的すいていた。車内も清潔で、乗客のお行儀も良い。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2 1/30秒 4.9mm ISOオート ) 露出補正 -0.3段

2011年5月13日

台湾ファミリーツアー 5月8日~11日 その1 故宮博物院、士林観光夜市


 5月8日~11日、3泊4日で台北へ行ってきた。今回はそれぞれ予定をやりくりしながら、娘夫婦と4人での家族旅行となった。
 5月8日、11:55発 JL031 で羽田の新しい国際空港から台北は松山空港に向かった。満席ではないがまずまずの搭乗者で埋まっている。14:30 定刻に松山空港に着く。台北にはもう一つ桃園国際空港があるが、松山のほうが市内に近く便利だ。
 8日は、まずホテルにチェックインして、故宮博物院へ行った。夕方から士林観光夜市の喧騒の中を歩き、横浜高島屋にも店がある「鼎泰豊」のMRT忠孝復興駅支店で夕食となった。
 私の一つの目的に台北郊外にある陽明山へ蝶の写真を撮りに行くことがあったが、9日か10日のどちらにしようか思案した。ホテルのコンシェルジェに調べてもらったところ、9日、10日はいずれも晴れとのこと。娘夫婦の意見も聞き、陽明山行きを10日に決めた。
 そこで9日は、迪化街で買い物をし、台北101に上り、昼過ぎからはバスに乗って九份へ。10日は陽明山に行く。陽明山の蝶の写真は、別途アップさせていただきたい。そして最終日の11日は龍山寺、中正紀念堂を観光して松山空港に向かうことにした。
 台北は、まず第一に食べものがおいしい。そして、タクシーが安い。安いばかりでなく走っている台数が多いのですぐ乗れる。おかげで4日間、台北とその近郊を満喫することができた。面倒を見てくれた娘夫婦に多謝。

新羽田国際空港を出発;クリックすると大きな写真になります 1.新羽田国際空港を出発
横浜から京浜急行で新羽田国際空港へ行き、娘たち夫婦と合流した。チェックインをした後、江戸前小路「つるとんたん」で朝食代わりにうどんを食べた。私たちが登場するJL031便機のフロントグラスには「がんばれ日本」と掲げられていた。JL031便は、B767だったが、満席ではないものの7割がたは席が埋まっていた。JALにも頑張っていただきたい。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.3 1/1250秒 18.6mm ISOオート ) 露出補正 -0.3段
台北松山国際空港到着;クリックすると大きな写真になります 2.台北松山国際空港到着
私たちの乗った機は予定通り、約3時間のフライトで、1時間の時差がある現地時間14:30前に台北松山国際空港に到着した。放射線量を測定されることもなく、簡単に入国審査を終え、タクシー乗り場へ。汗が出てくる。気温は30度だそうだ。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5 1/1250秒 13.1mm ISOオート ) 露出補正 -0.3段
故宮博物院;クリックすると大きな写真になります 3.故宮博物院
ホテルにチェックインを済ませ、タクシーで故宮博物院へ出かけた。世界四大博物館のひとつで、歴代中国皇帝のコレクションを収蔵する中国文化の殿堂である。博物館に着いたのが午後4時少し前、閉館まで2時間ほどである。
 一番見たいのが翡翠の彫刻品であるが、その「翠玉白菜」や「肉形石」が陳列されている3階へ上がった。見事だった。「翠玉白菜」は長さが20cmくらいだろうか、思ったより小さかった。「肉形石」はこれが天然の石かと思う。肉の部分の毛穴の一つひとつを細工している。また、磁器「白磁嬰児型枕」も良かった。館内は撮影禁止になっていた。1912年の中華民国建国を元年とする暦を使う台湾は今年が「 民国100年」にあたる。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/400秒 20mm ISO400 ) 露出補正 なし
故宮博物院正面;クリックすると大きな写真になります 4.故宮博物院正面
故宮博物院の立派なホームページがある。事前学習してくればよかったと思った。至善園という庭園も廻ってみたかった。
  見学を終え、6時過ぎに外に出た。夕闇が迫りつつあり、こんな色になってしまった。さすがに人が少なくなった。行きはタクシーで博物院の入口に着いたが、帰りは、この正面入口へ降りてきた。ここからタクシーで士林観光夜市へ向かう。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/125秒 31mm ISO3200 ) 露出補正 なし
士林観光夜市;クリックすると大きな写真になります 5.士林観光夜市 -1
故宮博物院から南西へ3kmほどの所に、台北で最も規模が大きい夜市といわれる士林観光夜市がある。この日は日曜日なので若い男女を中心に人出が多い。タクシーを降りてまず露天のような飲食店が集まるところへ行った。食べながら歩く人もいれば、屋台の椅子に座って食べる人もいる。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/200秒 50mm ISO400 ) 露出補正 なし
士林観光夜市;クリックすると大きな写真になります 6.士林観光夜市 -2
喧騒が暑さを助長する。汗びっしょりだ。少し腹も減ってきた。通りがかりの店に旨そうな蟹のてんぷらがあった。食べたくなったし、ビールも飲みたくなったので、この店の椅子に座ることにした。蟹のてんぷら、ハマグリのスープ、牡蠣のお好み焼き風などを注文した。旨かった。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/125秒 34mm ISO2800 ) 露出補正 なし
MRT劍潭駅;クリックすると大きな写真になります 7.MRT劍潭駅
士林観光夜市の最寄り駅がMRT淡水線の劍潭駅である。難しい字だがジアンタンと発音するようだ。MRTはMass Rapid Transitの略で1996年に最初の路線が開通した台北の重要な交通機関で全8路線ある。さて、これからこのMRTに乗り、台北車站で乗り換え板南線の忠孝復興駅まで行き、「鼎泰豊」で小龍包を食べることにした。娘夫婦がガイドブック片手に案内してくれる。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/125秒 22mm ISO2800 ) 露出補正 なし
MRT台北車站;クリックすると大きな写真になります 8.MRT台北車站
ここで淡水線から板南線に乗り換えたが、さすがに台北駅、乗降客が多い。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/100秒 56mm ISO3200 ) 露出補正 なし
「鼎泰豊」忠孝支店;クリックすると大きな写真になります 9.「鼎泰豊」忠孝支店 MRT忠孝復興駅近く
時間は夜の9時を過ぎていたが、おおぜいの客が入っている。台北でも「鼎泰豊」は人気があるらしく本店は永康街にあり、ここ忠孝支店は2号店だそうだ。さらに店舗拡張が進められているという。もちろん小龍包を注文した。10個の小龍包で180元、日本円にして540円ほどである。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/100秒 56mm ISO3200 ) 露出補正 なし