2011年6月アーカイブ: Studio YAMAKO

2011年6月30日

ラスト・チャンス ゼフィルス 舞岡公園 6月20日

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 多分この日が舞岡公園ゼフィルスの最後のチャンスだろうと思って出かけたが、今シーズン撮り残したオオミドリシジミは現れなかった。時々、小雨が降るような天気だったが、その割には、蝶が飛びだしてくれた。7月になると、また舞岡公園の蝶は入れ替わるのだろう。

ウラゴマダラシジミ;クリックすると大きな写真になります 1.ウラゴマダラシジミ -1
今シーズンはウラゴマダラシジミに良く会えた。今日みたいな空模様の時は開翅のチャンスが多いようだ。

Nikon D300 SIGMA 105mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/250秒 105mm ISO400 ) 露出補正 なし
ウラゴマダラシジミ;クリックすると大きな写真になります 2.ウラゴマダラシジミ -2
最初のウラゴマダラはすぐ飛んで行ってしまったが、10mと離れないところに次の個体が静止していた。

Nikon D300 SIGMA 105mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/400秒 105mm ISO400 ) 露出補正 なし
ウラゴマダラシジミ;クリックすると大きな写真になります 3.ウラゴマダラシジミ -3
2.と同じ個体を同じ所で、コンデジで撮った。じっとしていてくれたので、露出補正をセットする余裕があった。

Canon PowerShot A640 F2.8-4.1 7.3-29.2mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/100秒 7.3mm ) 露出補正 -1.0段
ミドリシジミ;クリックすると大きな写真になります 4.ミドリシジミ
先日、ミドリシジミの♀が開翅していたハンノキがある所に行ってみた。この日もどこからか飛びだしたミドリシジミが葉の陰に止まった。絞りを3.5に開けた。背景の明るさに引っ張られて、肝心のミドリシジミがアンダーになってしまった。

Nikon D300 SIGMA 105mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影  ( F3.5 1/640秒 105mm ISO400 ) 露出補正 なし
Capture NX 2 で部分レタッチ
リス;クリックすると大きな写真になります 5.リス
動くものを感じると反応してしまうのだが、リスだった。このような場面では、+2段くらいの露出補正が必要なのだろうが、その余裕がない。

Nikon D300 SIGMA 105mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影  ( F3.5 1/3200秒 105mm ISO400 ) 露出補正 なし
Capture NX 2 でDライティングと部分レタッチ
キアゲハ 産卵;クリックすると大きな写真になります 6.キアゲハ 産卵
この♀は後翅の黒い部分の幅が広く、新鮮な今年の第2化である。キアゲハはセリ科の植物を食草としている。産み付けられた卵が見える。

Nikon D300 SIGMA 105mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影  ( F3.5 1/640秒 105mm ISO400 ) 露出補正 なし
ヒカゲチョウ;クリックすると大きな写真になります 7.ヒカゲチョウ
ヒカゲチョウが多くなってきた。裏面はなかなか味のある模様だ。この日は暗かったので途中からF3.5に開いて撮っていたが、F5.6とボケの具合が違う。

Nikon D300 SIGMA 105mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影  ( F3.5 1/200秒 105mm ISO400 ) 露出補正 なし
ミドリシジミ♀;クリックすると大きな写真になります 8.ミドリシジミ♀ O型
A型のようにも見えるが、O型のようだ。今日も何頭かミドリシジミを見ることはできたが、すべて♀だった。

Nikon D300 SIGMA 105mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影  ( F3.5 1/640秒 105mm ISO400 ) 露出補正 なし
ヒメジャノメ;クリックすると大きな写真になります 9.ヒメジャノメ
最後にオオミドリシジミに会えないかと栗林へ行ってみたが、会えなかった。かわりにヒメジャノメが飛び出す。

Nikon D300 SIGMA 105mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影  ( F3.5 1/125秒 105mm ISO1000 ) 露出補正 なし


2011年6月27日

もう一度ゼフィルス 舞岡公園 6月15日


 前回舞岡公園へ行ったのが6月3日だったが、それから2週間近く経った。前回はウラナミアカシジミ、ミズイロオナガシジミ、ウラゴマダラシジミの3種のゼフィルスが撮れたが、そろそろミドリシジミも発生しているかと思い、舞岡公園へ出かけてみた。
 栗林ではアカシジミのみ。次の水車小屋の周りもミドリはいなかった。そして瓜久保のかっぱ池へ向かったところ、何人かの同好の方々が、カメラを構えている。行ってみるとミドリシジミがちらちら飛んでいた。お仲間に入れていただいた。これで舞岡公園にいる平地ゼフィルス6種のうち5種撮れた。残りはオオミドリシジミである。

サトキマダラヒカゲ;クリックすると大きな写真になります 1.サトキマダラヒカゲ
ようやくサトキマダラヒカゲが多くなってきた。昨年までサトキマダラヒカゲとアカボシゴマダラが吸蜜に来ていた樹液の出る木は、今年はだめのようだ。

Canon PowerShot A640 F2.8-4.1 7.3-29.2mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.2 1/60秒 7.3mm )
アカシジミ;クリックすると大きな写真になります 2.アカシジミ
いつもの栗林でミズイロオナガはいないか、オオミドリはいないかと探していたら、アカシジミが飛びだした。だいぶ擦れているが尾状突起は健在だった。

Nikon D300 SIGMA 105mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/125秒 105mm ISO800 ) 露出補正 なし
ミドリシジミ♀;クリックすると大きな写真になります 3.ミドリシジミ♀ AB型
瓜久保の池のほとりで数人の方々がカメラを構えておられた。ミドリシジミがいるらしい。近付いてみるとチラチラと飛んでいる。翅を閉じて下草に止まるが、やがて翅を開き始める。ややっ、これはAB型だ。AB型を見るのは初めてだったので、感動した。ただ、止まっているところがあまり良くなく絵になりにくい。しばらく良いところに移動してくれないかと待っていたが、飛んで行ってしまった。

Nikon D300 SIGMA 105mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/125秒 105mm ISO400 ) 露出補正 なし トリミング
ミドリシジミ♂;クリックすると大きな写真になります 4.ミドリシジミ♂
同じところにミドリシジミの雄もいた。しかし、遠い。サンニッパで撮っている人もいたが、それでもどうだろうか。サンニッパなら、F2.8にすると手持ちでも1/1000秒でシャッターを切れるので、手ぶれは防げると思う。

Nikon D300 SIGMA 105mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/250秒 105mm ISO800 ) 露出補正 なし
トリミング
ミドリシジミ♀;クリックすると大きな写真になります 5.ミドリシジミ♀ O型
O型の♀もいた。AB型に比べると地味である。

Nikon D300 SIGMA 105mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/200秒 105mm ISO800 ) 露出補正 なし
トリミング
ウラゴマダラシジミ;クリックすると大きな写真になります 6.ウラゴマダラシジミ
水車小屋へ戻ってきた。ここにも同好の方がおられ、ウラナミシジミの開翅を撮っておられた。仲間に入れていただいた。羽化直後のきれいな個体だった。

Nikon D300 SIGMA 105mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/320秒 105mm ISO800 ) 露出補正 なし
ウラゴマダラシジミ;クリックすると大きな写真になります 7.ウラゴマダラシジミ もう1枚
6.と同じ個体であるが、やや気温が低いためか、このウラゴマダラシジミはじっとして動かなかった。さらに一歩前進して撮ることができた。

Nikon D300 SIGMA 105mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/200秒 105mm ISO800 ) 露出補正 なし
ウラゴマダラシジミ;クリックすると大きな写真になります 8.ウラゴマダラシジミ コンデジで
小屋が背景に入るように PowerShot で撮った。このPowerShot は広角側 35mm 相当。もう少しピントの深度が深いと良いのだが。

Canon PowerShot A640 F2.8-4.1 7.3-29.2mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/80秒 7.3mm )
ミドリシジミ B型;クリックすると大きな写真になります 9.ミドリシジミ B型
水車小屋の周りにもミドリシジミの食草であるハンノキがあるが、ここでB型の♀が開翅していた。ちょうど眼の高さの葉の上で翅を開いてくれた。本日のお気に入りである。

Nikon D300 SIGMA 105mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/500秒 105mm ISO800 ) 露出補正 なし
ヒメアカタテハ;クリックすると大きな写真になります 10.ヒメアカタテハ
昨年は見ることが少なかったヒメアカタテハが元気だった。ツメクサの花で落ち着いて吸蜜を始めた。

Nikon D300 SIGMA 105mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/400秒 105mm ISO800 ) 露出補正 なし
舞岡公園の道;クリックすると大きな写真になります 11.舞岡公園の道
ツメクサの花でしばらく吸蜜していたヒメアカタテハは傍を通ったジョギングの人に驚いて飛び立ち、路上に止まった。PowerShotの出番である。遠近両用メガネは重宝している。

Canon PowerShot A640 F2.8-4.1 7.3-29.2mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/250秒 7.3mm )

2011年6月24日

修善寺・戸田 6月8日~10日


 毎年恒例となった家内の姉、兄との伊豆旅行、今年も行ってきた。義姉、義兄とも足が弱くなり、できるだけ歩くのを避けるようになっている。
 いつもは下田に泊ることが多かったが、今年は戸田「ときわや」さんに2泊する。やはり東日本大震災の後であり、ゴールデンウィークも終わって、泊り客も少なかった。2泊3日だがあまり動き回らないで過ごすことになった。
 写真はまとめて17カットアップする。

1.修善寺 山門
いつもは通り過ぎてしまって、お参りしたことがない修善寺に寄った。修善寺温泉の「どっこの湯」のすぐ近くにある。山門は石段の上にあるが、左右両側にゆっくりと登れる道がついていた。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-55mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/640秒 22mm ISO400 ) 露出補正 なし
修善寺 山門;クリックすると大きな写真になります
2.修善寺 本堂
修善寺は2010年3月にフランスで発行された「ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン」で2つ星に評価された。修善寺は弘法大師空海が大同2年(807年)に開基した古刹である。鎌倉時代には源氏一族興亡の舞台となったという。宝物殿に岡本綺堂の名作「修善寺物語」ゆかりの面があった。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-55mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/500秒 32mm ISO400 ) 露出補正 なし
修善寺 本堂;クリックすると大きな写真になります
3.修善寺「どっこの湯」
修善寺を流れる桂川で病気の父親の体を洗う少年の心に打たれた弘法大師が独鈷(仏具)で川の岩を打ち霊湯を沸き出させ、温泉治療を伝授したと伝えられている。伊豆最古の温泉といわれ、修善寺のシンボルとなっているが、この湯に入ることは禁じられれている。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-55mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/2500秒 18mm ISO400 ) 露出補正 なし
修善寺「どっこの湯」;クリックすると大きな写真になります
4.駿河湾
早めに「ときわや」さんに入り、ゆっくりと温泉につかり、夕食にした。そして、2日目はおなじみの「丸吉食堂」さんで昼飯を食べること以外は何の予定もない。午前中は、宿に残るという義兄を残して、義姉と3人で車で近くを廻った。今まで何回も戸田に来ているがゆっくりと見て回ったことはなかった。まずは、神社の赤い鳥居が見える御浜岬へ行き、車を置いて歩いた。この写真は御浜岬の向こう側、駿河湾である。天気が良くて空が澄んでいればこの右側に大きな富士山が見えるが、この季節は難しい。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-55mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/3200秒 55mm ISO400 ) 露出補正 なし
駿河湾;クリックすると大きな写真になります
5.御浜岬のスカシユリ
御浜岬の松林は良く日が入る。そこにオレンジ色のスカシユリが咲いていた。7月になるとハマユウが咲くらしい。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-55mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/500秒 24mm ISO400 ) 露出補正 なし
御浜岬のスカシユリ;クリックすると大きな写真になります
6.諸口神社
ガクアジサイが咲いていた。その向こう側が諸口神社の小さな参道になっていて赤い鳥居が見える。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-55mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/320秒 32mm ISO400 ) 露出補正 なし
諸口神社;クリックすると大きな写真になります
7.諸口神社の鳥居
いつもは戸田港のほうから眺める赤い鳥居を、逆に御浜岬の側から眺め、戸田港を望む。対岸のちょうど鳥居の左側の柱のあたりに「ときわや」が見える。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-55mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/3200秒 42mm ISO400 ) 露出補正 なし
諸口神社の鳥居;クリックすると大きな写真になります
8.駿河湾側の防波堤
この石垣は防波堤になっていて、この向こうが駿河湾である。防波堤の上は歩けるようになっていて、犬を2匹連れた女性が歩いていた。1枚撮らせてくださいと声をかけてシャッターを切った。顔が影になってしまったので Capture NX 2 でレタッチした。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-55mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/3200秒 32mm ISO400 ) 露出補正 なし
駿河湾側の防波堤;クリックすると大きな写真になります
9.出逢い岬から
御浜岬の散策を終え、昼まではまだまだ時間がるので、一旦戻って「ときわや」さんの前を通り過ぎ大瀬崎のほうへ行ってみた。ここは一昨年来た時に夜桜を見に来たところだ。今日は晴れていて、戸田港が良く見えた。右側に突き出ているのが今行ってきた御浜岬だ。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-55mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/2500秒 18mm ISO400 ) 露出補正 なし
出逢い岬から;クリックすると大きな写真になります
10.井田集落 煌めきの丘より
さらに大瀬崎のほうに進むと、煌めきの丘という展望台があった。ここも駿河湾越しの富士山のビューポイントなのだが、富士山は見えなかった。眼下には井田の集落と田がみえた。次の写真にある松江古墳を見た後、少し先に進んで左手に井田地区へ下りる道があったので行ってみた。この井田地区は古い民家も多く、格式の高いところで代々長男しか住めなかったという話を聞いた。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-55mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/2500秒 26mm ISO400 ) 露出補正 なし
井田集落;クリックすると大きな写真になります
11.松江古墳
煌めきの丘から海のほうへ少し下ったところに松江古墳跡があった。横穴式石室のある円墳であり、古墳時代後期(7世紀)のもと推定されるとのこと。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-55mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/125秒 24mm ISO1100 ) 露出補正 なし
松江古墳;クリックすると大きな写真になります
12.港の喫茶店
一旦宿に戻り、一休みして、宿の車で「丸吉食堂」さんまで送ってもらった。そうしないと私が飲むことができない。「丸吉食堂」はもう何年になるか、伊豆へ来るたびに、戸田に泊らない時でも寄ってきた。お店の人たちともすっかり馴染みになり、「丸吉食堂」へ寄るのが楽しみになっている。2時間ほど「丸吉食堂」で過ごし、のどぐろの刺身や塩焼きなどを堪能した。高足ガニのコロッケというのも旨かった。食後、私は歩いて「ときわや」まで戻った。港に面した所にこんな喫茶店があった。since 1970 となっていて、看板の上にあるコーヒーカップから湯気が出ていた。

Canon IXY900IS F2.8-5.8 4.6mm-17.3mm 7.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/320秒 9.1mm ISOオート ) 露出補正 なし
港の喫茶店;クリックすると大きな写真になります
13.大川
「ときわや」を通り越して少し歩いていくと大川の河口に出た。大川は昨日越えてきた達磨山を水源とする。上流は桜があり、一昨年には夜桜を楽しんだ。

Canon IXY900IS F2.8-5.8 4.6mm-17.3mm 7.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.5 1/640秒 7.6mm ISOオート ) 露出補正 なし
大川;クリックすると大きな写真になります
14.戸田港の夕陽
宿の屋上にある露天風呂から撮った。塀があるので、塀の上からカメラを出してライブビューで撮った。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-55mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/1600秒 24mm ISO400 ) 露出補正 なし
WB 晴天 レタッチ
戸田港の夕陽;クリックすると大きな写真になります
15.金目鯛の煮付け
宿の夕食は昨夜とは全く違う献立にしてくれていた。今夜はうちで出すから「丸吉食堂」さんでは食べないでと、おかみに言われていた金目鯛の煮付けがでた。義姉が魚が好きできれいに骨を取ってくれた。旨かった。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-55mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/125秒 35mm ISO2200 ) 露出補正 なし
金目鯛の煮付け;クリックすると大きな写真になります
16.土肥の花時計
3日目、土肥へ下がって土肥から修善寺へ行き、大仁から亀石峠へ出て宇佐美から東海岸を帰ろうということになった。ここもよく寄るところだが、この花時計はギネスブックに世界一の花時計として1992年に登録されたという。直径31mと記されている。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-55mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/3200秒 18mm ISO400 ) 露出補正 なし
土肥の花時計;クリックすると大きな写真になります
17.若山牧水像
歌人 若山牧水は明治18年宮崎県生まれとのことだが、大正9年に沼津に移住し、そこで43歳で亡くなっている。牧水は土肥の自然、温泉、人情を好みしばしば土肥に逗留したという。「寅さんかと思った」という声が聞こえてくる。清水と土肥を結んでいるフェリーが入ってきた。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-55mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/4000秒 32mm ISO360 ) 露出補正 なし
若山牧水像;クリックすると大きな写真になります

2011年6月21日

今日こそゼフィィルスを! 舞岡公園 6月6日


 再び舞岡公園へ出かけた。やっとゼフィィルスに会うことができた。この日はウラナミアカシジミ、ミズイロオナガシジミ、ウラゴマダラシジミの3種を撮った。そのほかにも、舞岡公園では今までなかなかいい写真が撮れなかったテングチョウもなんとか撮った。
 今日は、遠近両用メガネを着用し、メガネを付けたまま一眼レフのファインダーを覗き、コンデジのバリアングルで撮るときもそのままでモニターを見るということにチャレンジしてみた。結果はまあまあで、なんとか旨く行きそうである。今までは、コンデジで撮りたい被写体が現れたときには、ポケットからコンデジを取り出し、老眼鏡を取り出して掛けてからであったが、コンデジを取り出すだけで済む。

ミズイロオナガシジミ;クリックすると大きな写真になります 1.ミズイロオナガシジミ
今シーズンの舞岡公園ゼフィィルス第1号はミズイロオナガシジミだった。いつもの栗林に入ったところ、このミズイロオナガシジミが舞い降りてきた。羽化したてのようである。ところが止まった位置が悪く、旨く構図が撮れない。2、3枚シャッターを切って、コンデジで撮ろうとしたところ、先着の同好の方から、「ゼフを探してますか」と声をかけていただいた。「はい」というと「ウラナミアカがいますよ」とのこと。優先順位はウラナミアカのほうが高いので、ミズイロオナガはそのままにして、そちらへ移動した。ウラナミアカを撮って、元のところに戻ってきたが、ミズイロオナガは姿を消していた。

Nikon D300 SIGMA 105mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1000秒 105mm ISO400 ) 露出補正 なし
トリミング
ウラナミアカシジミ;クリックすると大きな写真になります 2.ウラナミアカシジミ -1
呼んでいただいたところへ行ってみると、ウラナミアカシジミが止まっていた。ちょうど眼の高さに居て、撮り易い。ただ葉影に入り込んでいて、暗い。

Nikon D300 SIGMA 105mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/125秒 105mm ISO560 ) 露出補正 なし
ウラナミアカシジミ;クリックすると大きな写真になります 3.ウラナミアカシジミ -2
そうこうするうちに、飛び立った。だが、すぐ近くに止まってくれた。今度は陽の当る所に出てきたが、残念ながら逆光になる。

Nikon D300 SIGMA 105mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/320秒 105mm ISO400 ) 露出補正 なし
ウラゴマダラシジミ;クリックすると大きな写真になります 4.ウラゴマダラシジミ
時間とともに、同好者の数が増えてきた。5~6人は居られただろうか。それだけゼフを探す眼が増えることになる。今度は「ウラゴマダラがいますよ」と声がかかった。

Nikon D300 SIGMA 105mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/320秒 105mm ISO400 ) 露出補正 なし
テングチョウ;クリックすると大きな写真になります 5.テングチョウ
栗林から降りてきて、古民家のあるほうへ歩いて行くとテングチョウが路上に止まっては飛び、止まっては飛んでいる。少し落ち着くのを待って、D300で撮ったあと、PowerShot A640 のバリアングルファインダーで撮った。遠近両用メガネが効果的だった。

Canon PowerShot A640 F2.8-4.1 7.3-29.2mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/400秒 7.3mm )  露出補正 なし
トリミング
アカボシゴマダラ;クリックすると大きな写真になります 6.アカボシゴマダラ
ツマグロヒョウモンが全く見られないのが心配だが、アカボシゴマダラは元気だった。この日も何頭も見かけた。

Canon PowerShot A640 F2.8-4.1 7.3-29.2mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/200秒 7.3mm ) 露出補正 -1.0段
アカボシゴマダラ 産卵;クリックすると大きな写真になります 7.アカボシゴマダラ 産卵
エノキの幼木の葉にアカボシゴマダラが産卵しようとしていた。

Nikon D300 SIGMA 105mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/125秒 105mm ISO800 ) 露出補正 なし
ゴマダラチョウ;クリックすると大きな写真になります 8.ゴマダラチョウ
昨年まではほとんど会えなかったゴマダラチョウに今年は何回か会った。食樹がアカボシゴマダラと競合するので、アカボシゴマダラに圧倒されているのかと思っていたが、今年はゴマダラチョウも頑張っている。ぜひ、共存していって欲しいと思う。ゴマダラチョウを応援したい。

Nikon D300 SIGMA 105mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影  (F5.6 1/500秒 105mm ISO400) 露出補正 なし
トリミング
アカタテハ;クリックすると大きな写真になります 9.アカタテハ
これは越冬したアカタテハだろうか。しかし、その年の成虫も5月下旬ごろから発生するというので、今年生まれかもしれない。ただ、破損もあり新鮮ではなかった。この花はエゴの木だろうか?

Nikon D300 SIGMA 105mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1600秒 105mm ISO400 ) 露出補正 なし
ルリシジミ;クリックすると大きな写真になります 10.ルリシジミ
新鮮なルリシジミが発生している。下草を飛び回るだけでなくセフィルスのように木々の間を飛び回るので、「何だろうと」と思って見ることがある。

Nikon D300 SIGMA 105mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/400秒 105mm ISO400 ) 露出補正 なし
ベニシジミ第二化;クリックすると大きな写真になります 11.ベニシジミ第二化
春一番に出てくるオレンジの部分が多いベニシジミに比べ、黒が濃くなった新鮮なベニシジミが飛び始めた。

Nikon D300 SIGMA 105mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/800秒 105mm ISO400 ) 露出補正 なし
コジャノメ;クリックすると大きな写真になります 12.コジャノメ
ちょっと擦れているがコジャノメがいた。5月に台北郊外の陽明山で撮ったコジャノメとだいぶ感じが違っていた。

Nikon D300 SIGMA 105mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/125秒 105mm ISO560 ) 露出補正 なし


2011年6月18日

ゼフィルスは? 舞岡公園 5月31日


 しばらく行けなかった舞岡公園へ、そろそろアカシジミやウラゴマダラシジミが出ているのではないかと、出かけた。前回はツマキチョウ狙いだったが、季節はどんどん進んでいる。
 ナガサキアゲハ♀でもいないかと公園入口のタニウツギの花に期待したが、その木は枝が切られていて、花を付けていなかった。
 この日はゼフィlルス狙いで焦点距離が長めのSIGMA 105mm macro を選択したが、このレンズはD5000ではAFが動かないので久しぶりにD300を使用した。しかし、残念ながらゼフィルスは姿を見せなかった。

コチャバネセセリ;クリックすると大きな写真になります 1.コチャバネセセリ
コチャバネセセリは4月末にここへ来た時も飛んでいた。この個体はだいぶ擦れてきている。

Nikon D300 SIGMA 105mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/640秒 105mm ISO400 ) 露出補正 なし
ゴマダラチョウ;クリックすると大きな写真になります 2.ゴマダラチョウ -1
ゴマダラチョウを見るのは久しぶりである。アカボシゴマダラに追われて舞岡公園からいなくなったのではと心配していたが、会えてうれしい気がする。もちろん春型であるが、後肢を鳥に食いちぎられていた。バリアングルモニター付きのコンデジで撮った。

Canon PowerShot A640 F2.8-4.1 7.3-29.2mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/125秒 7.3mm ) 露出補正 なし
ゴマダラチョウ;クリックすると大きな写真になります 3.ゴマダラチョウ -2
上の写真と同じ個体である。ちぎれた後肢が見えないように撮った。黄色い口吻がいい。

Nikon D300 SIGMA 105mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/400秒 105mm ISO400 ) 露出補正 なし
アオスジアゲハ;クリックすると大きな写真になります 4.アオスジアゲハ
4月には見られなかったアオスジアゲハが元気に飛び回っていた。白いウツギの花が満開で、アオスジアゲハのたまり場になっていた。

Nikon D300 SIGMA 105mm F2.8D macro
上:絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/400秒 105mm ISO400) 露出補正なし
下:絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/640秒 105mm ISO400) 露出補正なし
サギとカラス;クリックすると大きな写真になります 5.サギとカラス
田植えが終わった谷戸の田んぼにサギとカラスが餌を探していた。

Nikon D300 SIGMA 105mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/640秒 105mm ISO400 ) 露出補正 なし
ダイミョウセセリ;クリックすると大きな写真になります 6.ダイミョウセセリ
ダイミョウセセリが元気に飛びまわっている。この蝶も地味ではあるが、清楚で美しい。イボタの花に来ていた。

上:Nikon D300 SIGMA 105mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影  (F5.6 1/250秒 105mm ISO400) 露出補正なし
下:Canon PowerShot A640 F2.8-4.1 7.3-29.2mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/200秒 7.3mm ) 露出補正 なし
モンキアゲハ;クリックすると大きな写真になります 7.モンキアゲハ
この日は何匹かのモンキアゲハを見たが、みんなどこか翅が傷んでいた。黒いアゲハ達の美しい春型を見るのはやはりゴールデンウィークごろがよさそうだ。上はスイカズラの花で吸蜜する♂。下は葉上で休む♂。

Nikon D300 SIGMA 105mm F2.8D macro
上:絞り優先オートで撮影  (F5.6 1/1600秒 105mm ISO400) 露出補正なし
下:絞り優先オートで撮影  (F5.6 1/1250秒 105mm ISO400) 露出補正なし
コミスジ;クリックすると大きな写真になります 8.コミスジ
舞岡公園でもコミスジが多くなった。

Nikon D300 SIGMA 105mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1250秒 105mm ISO400 ) 露出補正 なし
イチモンジチョウ;クリックすると大きな写真になります 9.イチモンジチョウ
擦れていないきれいなイチモンジチョウがいた。

Nikon D300 SIGMA 105mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1000秒 105mm ISO400 ) 露出補正 なし トリミング
イチモンジチョウ;クリックすると大きな写真になります 10.イチモンジチョウ そろそろ引き上げようと駐車場のほうへ歩いて行くと、道で陽を浴びるイチモンジチョウがいた。もしかしてアサマイチモンジではないかと思って、じっと見るが違う。ここにはアサマはいないようである。

Canon PowerShot A640 F2.8-4.1 7.3-29.2mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/250秒 7.3mm ) 露出補正 なし


2011年6月15日

新緑の高尾 5月19日


 先日、小学校時代のクラスメートと「古希の会」をしたが、そのクラスメートのなかに奥多摩、とくに高尾山周辺のボランティア・ガイドをしている女性がいた。その時、彼女と蝶の撮影の話などを交わしたが、かって、石砂山のギフチョウのことを教えてくれたのも彼女だった。
  「古希の会」の写真を送ったところ、その返信に高尾山へ行ったが、ウツギの花にアオバセセリが来ていたと記されていた。アオバセセリは撮ったことが無いので、案内を頼んだところ、快く引き受けてくれて、5月19日に同行していただいた。

JR高尾山駅北口;クリックすると大きな写真になります 1.JR高尾山駅北口
子供のころ、補虫網と三角ケースを携えて、何回も降りた駅である。関東の駅百選に選定されている社寺風デザインの北口駅舎は、大社線大社駅を設計した曽田甚蔵が設計、1927年(昭和2年)に竣工した2代目であるとのこと。これは、元々大正天皇の大喪列車の始発駅として新宿御苑に設置された仮設駅舎(995m²)を移築したもので、初代駅舎の木造平屋建て90m²から木造平屋建て298m²と大規模になったという。この駅舎は2010年春に改修され、飲食店や雑貨販売店ができた。高尾山はミシュラン3つ星に選ばれて以来、訪れる人が多いらしいが、この日も多くのハイキング客が待ち合わせをしていた。私もその一人に加わった。

Canon IXY900IS F2.8-5.8 4.6mm-17.3mm 7.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/160秒 10.8mm ISOオート) 露出補正 なし
アオバセセリ;クリックすると大きな写真になります 2.アオバセセリ -1
高尾駅前からバスに乗りJR中央本線沿いの道を行く。バスは満員だった。終点前のキャンプ場の入口で下車して、沢沿いの林道を歩く。その沢にウツギの白い花が咲いていた。黒いアゲハ達が舞っている。そこでよく見ると少し大きめなセセリチョウが飛んでいるのが見えた。花から花へ飛びまわる。アオバセセリである。しかし、蝶まで少々距離がある。付けていた60mmマクロから18-200mmに付け替えて撮った。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/125秒 200mm ISO450 ) 露出補正 なし
  内蔵フラッシュ使用 トリミング
アオバセセリ;クリックすると大きな写真になります 3.アオバセセリ -2 飛翔
偶然にこんな写真が撮れた。被写体ブレしているがなんとか眼が確認できる。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/200秒 200mm ISO280 ) 露出補正 なし
内蔵フラッシュ使用
アオバセセリ;クリックすると大きな写真になります 4.アオバセセリ -3
アオバセセリは2頭いた。

Nikon D5000 TAMRON 60mm F2.0G Macro
絞り優先オートで撮影  ( F6.3 1/125秒 60mm ISO400 ) 露出補正 なし
内蔵フラッシュ使用 トリミング
アオバセセリ;クリックすると大きな写真になります 5.アオバセセリ -4
アオバセセリはこの日の本命だったので、何とか良い写真を撮りたいとこのウツギの花の周りを右往左往してチャンスを待ったが、なかなか近くへ来てくれない。しかも暗い。フラッシュを使うと眼が光ってしまうので、フラッシュなしで撮った。

Nikon D5000 TAMRON 60mm F2.0G Macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/320秒 60mm ISO400 ) 露出補正 なし
トリミング
林道のサカハチチョウ;クリックすると大きな写真になります 6.林道のサカハチチョウ
林道を進むとサカハチチョウが吸水していた。

Canon IXY900IS F2.8-5.8 4.6mm-17.3mm 7.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/640秒 4.5mm ISOオート ) 露出補正 なし
サカハチチョウ;クリックすると大きな写真になります 7.サカハチチョウ
吸水していたサカハチチョウを飛び立たせると葉上に止まった。

Nikon D5000 TAMRON 60mm F2.0G Macro
絞り優先オートで撮影  ( F6.3 1/1250秒 60mm ISO400 ) 露出補正 なし
コミスジ;クリックすると大きな写真になります 8.コミスジ
コミスジが多く発生していた。翅を開いたのと、閉じたのをセットで撮影。

Nikon D5000 TAMRON 60mm F2.0G Macro
絞り優先オートで撮影  ( F6.3 1/1600秒 60mm ISO400 ) 露出補正 なし
ツマキチョウ♀;クリックすると大きな写真になります 9.ツマキチョウ♀
舞岡公園で撮れなかったツマキチョウの♀に出会った。ムラサキケマンで吸蜜していた。

Nikon D5000 TAMRON 60mm F2.0G Macro
絞り優先オートで撮影  ( F6.3 1/1600秒 60mm ISO400 ) 露出補正 なし
カラスアゲハ♀;クリックすると大きな写真になります 10.カラスアゲハ♀
ちょっと葉の影になってしまったがきれいな♀だった。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/200秒 200mm ISO200 ) 露出補正 なし
内蔵フラッシュ使用 トリミング
ミヤマカラスアゲハ♀;クリックすると大きな写真になります 11.ミヤマカラスアゲハ♀
目の前の花に来たのは何とミヤマカラスアゲハだった。しかも♀だ。後翅の白い帯が鮮やかである。残念ながら表側を撮ることができなかった。

Nikon D5000 TAMRON 60mm F2.0G Macro
絞り優先オートで撮影  ( F6.3 1/800秒 60mm ISO400 ) 露出補正 なし
オナガアゲハ;クリックすると大きな写真になります 12.オナガアゲハ
ウツギの花に来ていた黒いアゲハはオナガアゲハが多かった。

Nikon D5000 TAMRON 60mm F2.0G Macro
絞り優先オートで撮影  ( F6.3 1/1600秒 60mm ISO400 ) 露出補正 なし
トリミング
ジャコウアゲハ;クリックすると大きな写真になります 13.ジャコウアゲハ
これもオナガアゲハかと思ったらジャコウアゲハの雄だった。腹の赤いので区別できる。

Nikon D5000 TAMRON 60mm F2.0G Macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/200秒 60mm ISO200 ) 露出補正 なし
内蔵フラッシュ使用 トリミング
ミヤマセセリ;クリックすると大きな写真になります 14.ミヤマセセリ
再びスタート地点に戻ってきた。だいぶ擦れてはいたがミヤマセセリがまだ元気にハルジオンで吸蜜していた。夢中で吸蜜していたので60mmでここまで近付いて撮れた。

Nikon D5000 TAMRON 60mm F2.0G Macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/3200秒 60mm ISO400 ) 露出補正 なし
圏央道の工事;クリックすると大きな写真になります 15.圏央道の工事
帰路はバスに乗らずに高尾の駅まで戻ろうと、バス道を裏高尾のほうへ歩いた。住民の反対運動が続いているようだが圏央道の工事が進められている。東名海老名と中央道の八王子を結ぶところだ。これができると横浜から、中央道や、関越に出るのに選択肢が増える。完成までまだ時間がかかりそうだ。

Nikon D5000 TAMRON 60mm F2.0G Macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1600秒 60mm ISO400 ) 露出補正 なし
ダイミョウセセリ;クリックすると大きな写真になります 16.ダイミョウセセリ
圏央道の工事をしているところでバス道を離れ、右に入って高尾梅郷への小路を進んだ。ガイドさんの案内がないとこんな道は通れない。川が流れていて気持ちの良い道だった。そこへダイミョウセセリが来て、葉上に止まった。

Nikon D5000 TAMRON 60mm F2.0G Macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/2000秒 60mm ISO400) 露出補正 なし
クロコノマチョウ;クリックすると大きな写真になります 17.クロコノマチョウ
木が茂っているところで、ヒカゲチョウの大きいのが飛びだした。追ってみるとクロコノマチョウだった。高尾にもいるのだと改めて驚く。小学生のころ、網をもって高尾山周辺に来ていた頃には考えられなかった。この個体は越冬した秋型のようである。

Nikon D5000 TAMRON 60mm F2.0G Macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/125秒 60mm ISO1400 ) 露出補正 なし
トリミング
高尾梅郷;クリックすると大きな写真になります 18.高尾梅郷
やがて高尾梅郷の石碑のあるところに着いた。この梅郷は2月中旬から3月中旬にかけ、関所梅林、天神梅林、湯ノ花梅林、遊歩道梅林を中心に約10,000本の梅が開花するという。ここからは、すぐ甲州街道にでられる。この日は、本命のアオバセセリ、それにミヤマカラスアゲハの♀、そして最後にクロコノマチョウのおまけがついて、大満足の一日だった。小学校のクラスメートの案内に感謝。

Canon IXY900IS F2.8-5.8 4.6mm-17.3mm 7.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/160秒 10.8mm ISOオート) 露出補正 なし


2011年6月13日

南足柄 2/2 大雄山最乗寺 5月18日


 南足柄の夕日の滝周辺で撮った後、これまでと同じように大雄山最乗寺へ移動した。時期としてはベストだったようで、藤棚にはフジの花が咲き、ツツジとシャクナゲもきれいだった。
 それぞれ、花にはカラスアゲハ、オナガアゲハ、ジャコウアゲハが訪れている。目的を果たし、午後2時には切り上げて帰路に着いた。
 伊豆箱根鉄道駿豆線の大雄山駅の手前に、毎回帰路に立ち寄ってコーヒーとケーキで一休みするのを楽しみにしている「スワベ゛洋菓子店」があるが、この日はお休みのようだった。

藤棚;クリックすると大きな写真になります 11.藤棚
駐車場から歩いて瑠璃門をくぐり境内に入る。左正面には本堂があり、さらに左に行ったところに藤棚がある。見事に咲いていた。

Nikon D5000 TAMRON 60mm F2.0G Macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/400秒 60mm ISO400 ) 露出補正 なし
フジの花に来たジャコウアゲハ♂;クリックすると大きな写真になります 12.フジの花に来たジャコウアゲハ♂
そのフジの花にジャコウアゲハが来ていた。はじめて見る光景だった。まず1カット撮る。さらに近付いて撮ろうとしたが離れて行ってしまった。しばらく再来を待ったが、二度と来てくれなかった。

Nikon D5000 TAMRON 60mm F2.0G Macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/200秒 60mm ISO400 ) 露出補正 なし トリミング
110613_003.jpg 13.シャクナゲにジャコウアゲハの♀
見事に咲いているシャクナゲにジャコウアゲハの♀が来た。花から花へ移る。

Nikon D5000 TAMRON 60mm F2.0G Macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/200秒 60mm ISO400 ) 露出補正 なし トリミング
葉上で休むジャコウアゲハ♀;クリックすると大きな写真になります 14.葉上で休むジャコウアゲハ♀
ジャコウアゲハは時々このように、葉上で翅を拡げて休んでいるかのような姿を見かけることがある。

Nikon D5000 TAMRON 60mm F2.0G Macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/640秒 60mm ISO400 ) 露出補正 なし
ジャコウアゲハ♂;クリックすると大きな写真になります 15.ジャコウアゲハ♂
雌は新鮮な個体が多かったが雄は擦れてきているのが多かった。ジャコウアゲハという和名は雄の成虫が腹端から麝香のような匂いをさせることに由来する(成分はフェニルアセトアルデヒドであることが判明している)とのこと。

Nikon D5000 TAMRON 60mm F2.0G Macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1000秒 60mm ISO400 ) 露出補正 なし
オナガアゲハ♂;クリックすると大きな写真になります 16.オナガアゲハ♂
ツツジの花から飛び立って翅を拡げたところが撮れた。少々ピントが甘いが絵としては面白い。また、クロアゲハやオナガアゲハの雄は翅表の後翅の上端部に白い帯があるが、この白い帯が見えるように撮れるのは滅多にないことである。

Nikon D5000 TAMRON 60mm F2.0G Macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1000秒 60mm ISO400 ) 露出補正 なし
カラスアゲハ♂;クリックすると大きな写真になります 17.カラスアゲハ♂
まだ新鮮な個体だった。カラスアゲハは♀のほうが魅力的だ。

Nikon D5000 TAMRON 60mm F2.0G Macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1250秒 60mm ISO400 ) 露出補正 なし

2011年6月 9日

南足柄 1/2 夕日の滝 5月18日


 ここ数年、ゴールデンウィークの終わったころ、春のアゲハたちに会いにここを訪れている。今年は5月18日になってしまい、例年より10日ほど遅い。しかし、今年は咲くのが遅かったツツジはまだ花を付けていて、アゲハたちが訪れていた。
 ここは自宅から東名高速を利用すれば1時間ちょっとでつく。大井松田で降りて、県道78号線を足柄峠へ向けて走ると、途中に地蔵堂というところがある。ここを左に入ると夕日の滝に出る。
 先日、5月28日(土) 19時~ 12チャンネルの「にっぽん名山紀行」という番組で、ボクシングの内藤父子が、金時山の登山口ということで、ここを紹介していた。今年は足柄峠へは行かずに夕日の滝に直行した。茶畑もある。つい先日、南足柄産の茶葉で放射能が検出されたと報道されていたが、この辺りはどうなのだろうか。

地蔵堂;クリックすると大きな写真になります 1.地蔵堂
ここが金太郎の伝説に伝えられる地蔵堂である。ここは金時山や矢倉岳への足柄側からの登り口にあたり、近くには「万葉うどん」という店もある。

Canon IXY900IS F2.8-5.8 4.6mm-17.3mm 7.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/200秒 4.6mm ISOオート ) 露出補正 なし
コツバメ;クリックすると大きな写真になります 2.コツバメ
足柄峠への道を地蔵堂のところで左に入ると夕日の滝のキャンプ場に行くが、その途中に集落がある。立派な構えの農家の空き地に車を停めさせていただき、しばし蝶を追う。これはコツバメだが、シーズン的には少し遅い。しかし、元気に飛び回っていた。60mmのレンズだと小さな蝶はより接近しなくてはならないので少々きつい。

Nikon D5000 TAMRON 60mm F2.0G Macro
絞り優先オートで撮影  ( F6.3 1/1600秒 60mm ISO400 ) 露出補正 なし
オナガアゲハ;クリックすると大きな写真になります 3.オナガアゲハ
白いツツジの花が満開だった。あまり白いツツジに来る蝶は見たことがなかったが、ここでは次から次とやってきた。オナガアゲハ裏面の赤い紋がきれいだった。

Nikon D5000 TAMRON 60mm F2.0G Macro
絞り優先オートで撮影  ( F6.3 1/2500秒 60mm ISO400 ) 露出補正 なし
クロアゲハ;クリックすると大きな写真になります 4.クロアゲハ
白いツツジの次の客はクロアゲハだった。どうやら♀のようだ。この日見る蝶はほとんど傷んでいないきれいな個体が多い。

Nikon D5000 TAMRON 60mm F2.0G Macro
絞り優先オートで撮影  ( F6.3 1/1600秒 60mm ISO400 ) 露出補正 なし
ジャコウアゲハ♂;クリックすると大きな写真になります 5.ジャコウアゲハ♂
尾状突起はオナガアゲハに似ているが、腹が赤いので容易に区別できる。ツツジの花に頭を突っ込むようにして吸蜜している。

Nikon D5000 TAMRON 60mm F2.0G Macro
絞り優先オートで撮影  ( F6.3 1/2000秒 60mm ISO400 ) 露出補正 なし
ウスバシロチョウ;クリックすると大きな写真になります 6.ウスバシロチョウ -1
白いツツジにウスバシロチョウが飛来した。ウスバシロチョウはハルジオンなどで吸蜜することが多いが、ツツジの花で吸蜜するのは初めて見た。見ごたえのあるシーンと思う。

Nikon D5000 TAMRON 60mm F2.0G Macro
絞り優先オートで撮影  ( F6.3 1/2000秒 60mm ISO400 ) 露出補正 なし
ウスバシロチョウ;クリックすると大きな写真になります 7.ウスバシロチョウ -2
さらに奥へ進み、夕日の滝の駐車場に車を停めた。ウスバシロチョウが飛んできて葉上に止まり日光浴を始めた。

Nikon D5000 TAMRON 60mm F2.0G Macro
絞り優先オートで撮影  ( F6.3 1/2500秒 60mm ISO400 ) 露出補正 なし
カラスアゲハ♀;クリックすると大きな写真になります 8.カラスアゲハ♀
駐車場の傍のツツジにも黒いアゲハが訪れる。これはカラスアゲハの♀だ。後翅の緑色が美しい。

Nikon D5000 TAMRON 60mm F2.0G Macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/2000秒 60mm ISO400 ) 露出補正 なし
サカハチチョウ春型;クリックすると大きな写真になります 9.サカハチチョウ春型
久しぶりにサカハチチョウの春型に会った。初夏を代表する蝶の一つと思う。このレンズ(TAMRON 60mm macro)はきれいな背景のボケを作る。

Nikon D5000 TAMRON 60mm F2.0G Macro
絞り優先オートで撮影  ( F6.3 1/2000秒 60mm ISO400 ) 露出補正 なし
夕日の滝;クリックすると大きな写真になります 10.夕日の滝
酒匂川の支流内川にかかる夕日の滝。高さは23m、幅約5m。金太郎の伝説と深い関係があり、金太郎はこの瀧の水を産湯に使い足柄山で育ったとされている。夕日に映える美しさから夕日の滝と呼ばれているとのこと。滝の写真は三脚を使ってシャッタースピードを1秒とか2秒にして、滝つぼに落ちる美しい水の流れを表現するというのが、撮り方のようだが、頓着せずに撮ってしまっている。

Nikon D5000 TAMRON 60mm F2.0G Macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/125秒 60mm ISO1600 ) 露出補正 なし


2011年6月 4日

表参道と明治神宮 5月14日


 原宿駅から青山通りへ延びる表参道の、明治通りを過ぎた左側に、かって同潤会のアパートがあり、その内側に私が卒業した神宮前小学校はある。同潤会のアパートは壊されてご承知のとおり、表参道ヒルズとなった。
 5月14日、その神宮前小学校を昭和29年に卒業した同じクラスの仲間の「古希の会」を「南国酒家」で開催し、久々に12名が集まった。同じ組に45人ほどいたが、住所が判明していて開催通知を出せたのは25名ほどであった。すでに10名が故人となっている。
 「古希の会」終了後、まず、懐かしい神宮前小学校を訪れ、そのあと、久しぶりに明治神宮にお参りした。

1.原宿駅
この駅舎は私たちが小学生であった頃と変わっていない。Wikipediaによると、この表参道口の駅舎は1925年に竣工した 木造建築で、都内で現存する木造駅舎で最も古い。この駅舎の後ろ側が明治神宮の森である。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.5 1/1000秒 7.6mm ISOオート ) 露出補正 -0.3段
原宿駅;クリックすると大きな写真になります
2.代々木第一体育館
「南国酒家」は表参道の向かい側にあるのでその歩道橋を渡る。歩道橋の上で後ろを振り返ると国立代々木競技場の代々木第一体育館が見える。ご承知の通り、1964年の東京オリンピックを前に、その水泳競技の会場として竣工した。設計は丹下健三さんである。この日は「第5回チアリーディング アジア インターナショナルオープン チャンピオンシップ」が行われていたようだ。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5 1/1000秒 15.1mm ISOオート ) 露出補正 -0.3段
代々木第一体育館;クリックすると大きな写真になります
3.新緑の表参道ケヤキ並木
明治通りとの交差点のほうを見下ろすと、新緑のケヤキ並木がきれいだった。年の暮のライトアップも良いが、この時期も、緑が生き生きしていて美しいと思う。不思議と車の数が少なかった。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.3 1/125秒 18.6mm ISOオート ) 露出補正 -0.3段
新緑の表参道ケヤキ並木;クリックすると大きな写真になります
4.右側の建物はコープオリンピアという。この建物もオリンピックの頃にできた。コープオリンピアの一番明治通り寄りに、今日の「古希の会」の会場である「南国酒家」本店がある。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/100秒 9.9mm ISOオート ) 露出補正 -0.3段
コープオリンピア;クリックすると大きな写真になります
5.渋谷区立神宮前小学校
「古希の会」がお開きになったあと、私たちが卒業した神宮前小学校を訪ねてみた。神宮前小学校は、明治通りとの交差点と青山通りのまでの間の、同潤会アパート、今は表参道ヒルズの裏側にあり、この写真の右側が表参道ヒルズである。私たちがこの学校で学んだ頃は、ひとクラス40名~50名で1学年3クラスあり、低学年の頃は校舎が足りず、二部授業だったのを思い出す。コッペパンと脱脂粉乳の給食も懐かしい。写真の校庭はもっと広かったように思えた。今は1年生~6年生まで合わせた全校生徒数が100名弱という。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/1600秒 4.9mm ISOオート ) 露出補正 -0.3段
渋谷区立神宮前小学校;クリックすると大きな写真になります
6.明治神宮参拝
母校の神宮前小学校を訪れたあと、ぶらぶらと原宿駅まで歩き、そこで解散にしたが、久しぶりなので明治神宮にお参りすることにした。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/40秒 10.8mm ISOオート ) 露出補正 -0.3段
明治神宮参拝;クリックすると大きな写真になります
7.献納 葡萄酒樽
南参道を鳥居をくぐってしばらく行くと右側に献納された清酒菰樽(こもだる)があった。そして、左側には奉献されたワインの樽が並んでいる。説明板には「和魂洋才」を旨とし、我が国の伝統を守りつつ、西洋の優れた文物を取り入れた明治時代、御在位中にまさに国民の模範となって近代化を推し進めれた明治天皇は西洋文化を積極的に取り入れられ、食においても率先して洋食を召し上がり、葡萄酒を好まれたといったことが記されている。これらの葡萄酒樽はブルゴーニュ東京事務所代表の佐多保彦さんの呼びかけにより、ブルゴーニュの醸造元各社によって献納されたとのこと。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
上:プログラムオートで撮影 ( F2 1/80秒 4.9mm ISOオート ) 露出補正 -0.3段
下:プログラムオートで撮影 ( F3.5 1/30秒 7.4mm ISOオート ) 露出補正 -0.3段
献納 葡萄酒樽;クリックすると大きな写真になります
8.御社殿 -1
南参道から左に曲がって大鳥居をくぐり、さらに右へ曲がるとこの鳥居が見える。鳥居の奥に御社殿が見える。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.5 1/125秒 8.2mm ISOオート ) 露出補正 -0.3段
御社殿;クリックすると大きな写真になります
9.御社殿 -2
さらに進み、この門を入ると御社殿の敷地となる。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/50秒 10.3mm ISOオート ) 露出補正 -0.3段
御社殿;クリックすると大きな写真になります
10.結婚式
たまたま結婚式があった。明治神宮の結婚式は神職の先導により、神楽殿から奉賽殿へ向かう参進に始まり、祝詞奏上、三三九度、誓詞奏上、巫女による寿の舞などの儀式がおこなわれるという。この写真は、その神楽殿から奉賽殿へ向かう参進と思う。失礼であるが、顔にボカシを入れさせていただいた。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.3 1/250秒 18.6mm ISOオート ) 露出補正 -0.3段
結婚式;クリックすると大きな写真になります
11.明治神宮境内
客殿から御苑の中を原宿駅にに向かう道は、こんな静かな道だった。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/25秒 9.7mm ISOオート ) 露出補正 -0.3段
明治神宮境内;
12.広い芝生と新宿副都心
原宿駅に向かう前に、少し代々木のほうへ歩き、宝物殿の前の芝生に出た。小学生のころは、ここへ写生に来たり、遊びに来たりした。しかし、眺める景色はすっかり変わっている。右に見える建物はドコモタワー。宝物殿までは行かずに、元に戻り、写真11.の道を歩いて原宿駅に戻った。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/200秒 10.8mm ISOオート ) 露出補正 -0.3段
広い芝生と新宿副都心;クリックすると大きな写真になります

2011年6月 1日

台北郊外 陽明山大屯の蝶 5月10日 その3(最終)


 一旦、大屯山車道から二子坪のバス停まで戻ってきて、次に二子坪歩道を二子坪の園地まで歩くことにした。片道1.7kmと手頃の距離である。
 木々が生い茂る歩道だが、時々、陽があたる所へ出る。車椅子でも行けるようになっていて、登り、下りはあってもなだらかな道だった。しかし、蝶の数は多くない。それでも何種かは撮った。同定が難しい。
 帰国してから、以前に買ってあった「原色台湾蝶類図鑑」(九州大学名誉教授 白水 隆 著 保育社 昭和35年4月25日初版 昭和57年9月1日第9刷)で懸命に調べた。
 往復して二子坪のバス停に戻り、2時のバスで陽明山バスセンターまで戻った。

二子坪歩道;クリックすると大きな写真になります 19.二子坪歩道
二子坪歩道は歩いている人が多かった。年配者にとっては、台北からマイカーで来て、ちょっと歩くにはちょうど良いのではなかろうか。左側が車椅子の道になっている。

Nikon D5000 TAMRON 60mm F2.0G Macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/125秒 60mm ISO2200 ) 露出補正 なし
ウラフチベニシジミ♂ 開翅;クリックすると大きな写真になります 20.ウラフチベニシジミ♂ 開翅
20分近く薄暗い道を歩いただろうか、ちょっと陽のあたる場所にでた。ちらちらと飛ぶ蝶がいて、目の前のササの葉に止まって開翅した。ウラフチベニシジミの♂だ。前翅のブルーの輝きと後翅の赤が美しかった。目的の一つが達成できた。

Nikon D5000 TAMRON 60mm F2.0G Macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/800秒 60mm ISO400 ) 露出補正 なし
ウラフチベニシジミ♂;クリックすると大きな写真になります 21.ウラフチベニシジミ♂
前の写真と同じ個体である。ちらっと表翅を見せる。

Nikon D5000 TAMRON 60mm F2.0G Macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1000秒 60mm ISO400 ) 露出補正 なし
タイワンウラナミジャノメ;クリックすると大きな写真になります 22.タイワンウラナミジャノメ
日本にもウラナミジャノメ、ヒメウラナミオジャノメがいる。台湾にもこの種のほかに似たような種がいる。「原色台湾蝶類図鑑」に首っ引きで同定した。日本のウラナミジャノメに似るが、ウラナミジャノメは台湾には生息しないようだ。

Nikon D5000 TAMRON 60mm F2.0G Macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/200秒 60mm ISO400 ) 露出補正 なし
ホリシャルリシジミ;クリックすると大きな写真になります 23.ホリシャルリシジミ
これも同定が難しかったが、ホリシャルリシジミにたどりついた。これは♀である。

Nikon D5000 TAMRON 60mm F2.0G Macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/800秒 60mm ISO400 ) 露出補正 なし
二子坪園地;クリックすると大きな写真になります 24.二子坪園地
トイレ、休憩所がある広場に着いた。正しくは何と呼ぶのかわからないが、便宜上、勝手に二子坪園地と名付けた。ここから大屯山の主峰、西峰、南峰、また、面天山、向天山などへの途中休憩所となっているようだ。広場の周りを歩いてみたが、蝶の姿はほとんどなかった。再び同じ道を二子坪のバス停へ戻る。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/800秒 18mm ISO400 ) 露出補正 なし
コジャノメ  低温期型;クリックすると大きな写真になります 25.コジャノメ 低温期型
薄暗い所でピントが合わせにくい。なんとか撮ったが何という種かわからなかった。帰国して「原色台湾蝶類図鑑」で調べてみて、日本にいるコジャノメと同じ種だとわかった。斑紋はずいぶんと違う。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/100秒 200mm ISO400 ) 露出補正 なし
タイワンウラナミジャノメ;クリックすると大きな写真になります 26.タイワンウラナミジャノメ
再びタイワンウラナミジャノメに会った。道に止まって開翅している。ライブビューで撮った。日本でよく見るヒメウラナミジャノメに比べ表翅が赤褐色を帯びている。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/1000秒 70mm ISO400 ) 露出補正 なし
ホリシャミスジ;クリックすると大きな写真になります 27.ホリシャミスジ
飛んでいるところは日本のコミスジに似るが、やや大きい。別種だということはわかる。帰国して、「原色台湾蝶類図鑑」で調べてみると、どうやらホリシャミスジのようだ。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/1250秒 200mm ISO400 ) 露出補正 なし
大屯自然公園;クリックすると大きな写真になります 28.大屯自然公園
二子坪バス停(この写真の表示板では101甲縣道)へ戻る途中、左に降りる道があり、0.25kmで大屯自然公園とある。かみさんと娘夫婦は先にバス停に行かせて、私はここを行ってみることにする。ちょっと道に迷ったが、この看板のあるところに出た。しかし、二子坪へ行く道がよくわからない。幸い小さな観光案内所があったので尋ね、10分ほどバス道を歩いて、二子坪バス停に戻った。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/250秒 65mm ISO400 ) 露出補正 なし
二子坪遊客服務站;クリックすると大きな写真になります 29.二子坪遊客服務站
今回の基点となった二子坪バス停の案内所。売店で「蝶舞草山」という小冊子と、蝶の写真が印刷されたトランプを買い求めた。50台くらい駐車できるマイカーの駐車場も整備されている。今回の陽明山大屯の蝶を撮る楽しみはここで終了となった。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/1600秒 65mm ISO400 ) 露出補正 なし
おまけ -1;クリックすると大きな写真になります 30.おまけ -1
陽明山へ行った翌日、帰国の日であるが、午前中、中正記念堂を訪れた。その広場に花壇があり、モンシロチョウが飛んでいた。これは日本にもいる普通のモンシロチョウのようだ。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F6.3 1/400秒 150mm ISO400 ) 露出補正 なし
おまけ -2;クリックすると大きな写真になります 31.おまけ -2
同じく中正記念堂で。左に見えるのが国家戯劇院で、中央に自由広場門、右側に国家音楽庁の屋根が見える。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F6.3 1/800秒 18mm ISO400 ) 露出補正 なし


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白水 隆
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