今日こそゼフィィルスを! 舞岡公園 6月6日 - Studio YAMAKO

2011年6月21日

今日こそゼフィィルスを! 舞岡公園 6月6日


 再び舞岡公園へ出かけた。やっとゼフィィルスに会うことができた。この日はウラナミアカシジミ、ミズイロオナガシジミ、ウラゴマダラシジミの3種を撮った。そのほかにも、舞岡公園では今までなかなかいい写真が撮れなかったテングチョウもなんとか撮った。
 今日は、遠近両用メガネを着用し、メガネを付けたまま一眼レフのファインダーを覗き、コンデジのバリアングルで撮るときもそのままでモニターを見るということにチャレンジしてみた。結果はまあまあで、なんとか旨く行きそうである。今までは、コンデジで撮りたい被写体が現れたときには、ポケットからコンデジを取り出し、老眼鏡を取り出して掛けてからであったが、コンデジを取り出すだけで済む。

ミズイロオナガシジミ;クリックすると大きな写真になります 1.ミズイロオナガシジミ
今シーズンの舞岡公園ゼフィィルス第1号はミズイロオナガシジミだった。いつもの栗林に入ったところ、このミズイロオナガシジミが舞い降りてきた。羽化したてのようである。ところが止まった位置が悪く、旨く構図が撮れない。2、3枚シャッターを切って、コンデジで撮ろうとしたところ、先着の同好の方から、「ゼフを探してますか」と声をかけていただいた。「はい」というと「ウラナミアカがいますよ」とのこと。優先順位はウラナミアカのほうが高いので、ミズイロオナガはそのままにして、そちらへ移動した。ウラナミアカを撮って、元のところに戻ってきたが、ミズイロオナガは姿を消していた。

Nikon D300 SIGMA 105mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1000秒 105mm ISO400 ) 露出補正 なし
トリミング
ウラナミアカシジミ;クリックすると大きな写真になります 2.ウラナミアカシジミ -1
呼んでいただいたところへ行ってみると、ウラナミアカシジミが止まっていた。ちょうど眼の高さに居て、撮り易い。ただ葉影に入り込んでいて、暗い。

Nikon D300 SIGMA 105mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/125秒 105mm ISO560 ) 露出補正 なし
ウラナミアカシジミ;クリックすると大きな写真になります 3.ウラナミアカシジミ -2
そうこうするうちに、飛び立った。だが、すぐ近くに止まってくれた。今度は陽の当る所に出てきたが、残念ながら逆光になる。

Nikon D300 SIGMA 105mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/320秒 105mm ISO400 ) 露出補正 なし
ウラゴマダラシジミ;クリックすると大きな写真になります 4.ウラゴマダラシジミ
時間とともに、同好者の数が増えてきた。5~6人は居られただろうか。それだけゼフを探す眼が増えることになる。今度は「ウラゴマダラがいますよ」と声がかかった。

Nikon D300 SIGMA 105mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/320秒 105mm ISO400 ) 露出補正 なし
テングチョウ;クリックすると大きな写真になります 5.テングチョウ
栗林から降りてきて、古民家のあるほうへ歩いて行くとテングチョウが路上に止まっては飛び、止まっては飛んでいる。少し落ち着くのを待って、D300で撮ったあと、PowerShot A640 のバリアングルファインダーで撮った。遠近両用メガネが効果的だった。

Canon PowerShot A640 F2.8-4.1 7.3-29.2mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/400秒 7.3mm )  露出補正 なし
トリミング
アカボシゴマダラ;クリックすると大きな写真になります 6.アカボシゴマダラ
ツマグロヒョウモンが全く見られないのが心配だが、アカボシゴマダラは元気だった。この日も何頭も見かけた。

Canon PowerShot A640 F2.8-4.1 7.3-29.2mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/200秒 7.3mm ) 露出補正 -1.0段
アカボシゴマダラ 産卵;クリックすると大きな写真になります 7.アカボシゴマダラ 産卵
エノキの幼木の葉にアカボシゴマダラが産卵しようとしていた。

Nikon D300 SIGMA 105mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/125秒 105mm ISO800 ) 露出補正 なし
ゴマダラチョウ;クリックすると大きな写真になります 8.ゴマダラチョウ
昨年まではほとんど会えなかったゴマダラチョウに今年は何回か会った。食樹がアカボシゴマダラと競合するので、アカボシゴマダラに圧倒されているのかと思っていたが、今年はゴマダラチョウも頑張っている。ぜひ、共存していって欲しいと思う。ゴマダラチョウを応援したい。

Nikon D300 SIGMA 105mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影  (F5.6 1/500秒 105mm ISO400) 露出補正 なし
トリミング
アカタテハ;クリックすると大きな写真になります 9.アカタテハ
これは越冬したアカタテハだろうか。しかし、その年の成虫も5月下旬ごろから発生するというので、今年生まれかもしれない。ただ、破損もあり新鮮ではなかった。この花はエゴの木だろうか?

Nikon D300 SIGMA 105mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1600秒 105mm ISO400 ) 露出補正 なし
ルリシジミ;クリックすると大きな写真になります 10.ルリシジミ
新鮮なルリシジミが発生している。下草を飛び回るだけでなくセフィルスのように木々の間を飛び回るので、「何だろうと」と思って見ることがある。

Nikon D300 SIGMA 105mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/400秒 105mm ISO400 ) 露出補正 なし
ベニシジミ第二化;クリックすると大きな写真になります 11.ベニシジミ第二化
春一番に出てくるオレンジの部分が多いベニシジミに比べ、黒が濃くなった新鮮なベニシジミが飛び始めた。

Nikon D300 SIGMA 105mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/800秒 105mm ISO400 ) 露出補正 なし
コジャノメ;クリックすると大きな写真になります 12.コジャノメ
ちょっと擦れているがコジャノメがいた。5月に台北郊外の陽明山で撮ったコジャノメとだいぶ感じが違っていた。

Nikon D300 SIGMA 105mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/125秒 105mm ISO560 ) 露出補正 なし


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