北イタリア旅行 その4 ジェノヴァ観光(1) 9月5日 - Studio YAMAKO

2011年9月24日

北イタリア旅行 その4 ジェノヴァ観光(1) 9月5日


 9月5日 この日はミラノを離れ、ジェノヴァへ行き、ジェノヴァの観光をする。少し前になるがBSテレビで「華麗なる町ジェノヴァと北イタリア東海岸」という番組を見て、是非行ってみたいと思っていた。
 ホテルからタクシーで荷物を持ってミラノ中央駅に行く。タクシーの運転手は空港行きを期待していたかもしれない。9時10分発のインターシティは山を越えて10時42分にジェノヴァに着いた。
 この日の夕方には、ジェノヴァ発14:50の列車でラ・スペツィアに入るので、4時間ほどの観光であったが、とても魅力のある街を堪能することができた。2回に分けて記したい。

39.ユーロスター
今朝もミラノ中央駅へ行く。プラットフォームにはひときわ目立つスマートな車体の列車が停まっていた。ETR500型のユーロスターだ。ユーロスターはミラノ、ヴェネチア、フィレンツェ、ローマ、ナポリなど主要都市間を結ぶ高速列車である。私たちの乗るジェノヴァへ行く列車は、これではなく9時10分発のインターシティという客車の特急列車だ。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/160秒 6.1mm ISO400 ) 露出補正 -1.0段
ユーロスター;クリックすると大きな写真になります
40.ジェノヴァ到着
10:42 ジェノヴァ到着。ジェノヴァには、西側のプリンチペ駅と東側のプリニューレ駅がある。私たちが降りたのは西側のプリンチペ駅だった。ジェノヴァはミラノの南145kmのところにあり、リグーリア海と緑の丘に挟まれ、海岸線に沿うように広がる都市で、人口約60万人の大都会である。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.3 1/800秒 18.6mm ISOオート ) 露出補正 なし
ジェノヴァ到着;クリックすると大きな写真になります
41.ジェノヴァ・プリンチペ駅
駅はアクアヴェルデ広場に面し、大きくはないが立派な構えである。まず、駅に荷物を預けた。これからジェノヴァの旧市街を観光して、また、この駅に戻ってくる。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/640秒 4.9mm ISOオート ) 露出補正 なし
ジェノヴァ・プリンチペ駅;クリックすると大きな写真になります
42.コロンブスの像
駅前には、クリストフォロ・コロンボ (Cristoforo Colombo)、英語では クリストファー・コロンブスの像があった。大航海時代においてキリスト教世界の白人として最初にアメリカ海域に到達し、新大陸を発見したコロンブスはジェノヴァ出身とされている。かってバロセロナへ行った時もコロンブスの像を見たような記憶がある。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.2 1/2000秒 6.8mm ISOオート ) 露出補正 なし
コロンブスの像;クリックすると大きな写真になります
43.バルビ通り
コロンブスの像の先の、王宮、大学宮殿などの歴史的建造物に囲まれたバルビ通りを進む。アンヌンツイアータ教会まで続く500mほどの通りだ。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/1250秒 30.5mm ISO400 ) 露出補正 なし
バルビ通り;クリックすると大きな写真になります
44.王宮
絹商人、そして銀行家として富を築いたバルビ家はこの通りにいくつかの豪華な宮殿を建てたそうだ。この建物は17世紀に建築が着手されたバルビ家の大邸宅であったが、1830年頃にサルデーニア王のサヴォイア家の住まいとなったため王宮と呼ばれているらしい。現在は美術館になっているが、中には入らなかった。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/1000秒 6.1mm ISO400 ) 露出補正 なし
王宮;クリックすると大きな写真になります
45.サンティッシマ・アンヌンツィアータ・デル・ヴェスタート教会
バルビ通りが終わる所にこの教会があった。この教会は、17世紀ジェノヴァ風の重厚な建造物で、第2次世界大戦の爆撃で全壊し、そのあと再建されたものだそうだ。トロンプ・ルイユ(騙し絵)の丸天井があり、さらに柱や壁面がとても美しかった。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/125秒 6.1mm ISO2500 ) 露出補正 なし
サンティッシマ・アンヌンツィアータ・デル・ヴェスタート教会;クリックすると大きな写真になります
46.ガルバルディ通り
アンヌンツィアータ教会のあるヌンツィアータ広場をさらに進むと、トンネルが見えた。その手前を右に、カイローリ通りからガリバルディ通りに入る。ギターを弾く女性がいた。一礼して写真を撮らせてもらった。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/1000秒 18.1mm ISO400 ) 露出補正 なし
ガルバルディ通り;クリックすると大きな写真になります
47.市庁舎
ガルバルディ通りのほぼ中央にあるドーリア・トゥルシ館は、現在は市庁舎として利用されている。何か陳情の人たちなのだろうか、旗を持って気勢を上げている。しかし、決して過激ではない。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/1250秒 6.1mm ISO400 ) 露出補正 なし
市庁舎;クリックすると大きな写真になります
48.赤の宮殿
ガルバルディ通りは「黄金の通り」とも呼ばれ、ジェノヴァの栄光の香りが漂う豪華な宮殿群が集中していて世界遺産に登録されている。この建物は赤の宮殿と呼ばれ、17世紀後半プリニョーレ・サーレ家の兄弟により建てられ館で、1874年に邸宅とそのコレクションが市に寄贈されたとのこと。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/800秒 6.1mm ISO400 ) 露出補正 なし
赤の宮殿;クリックすると大きな写真になります
49.白の宮殿
16世紀に建築され、18世紀に今あるバロック風のファサードやトゥルシ館とつながる中庭が作られた。ここも19世紀後半に市に寄贈され、一部は市庁舎として使用されている。トゥルシ館と赤の宮殿、白の宮殿の3つは、併せてストラーダ・ヌオーヴァ美術館となっている。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F6.3 1/1250秒 6.1mm ISO400 ) 露出補正 なし
白の宮殿;クリックすると大きな写真になります

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