2011年10月アーカイブ: Studio YAMAKO

2011年10月31日

北イタリア旅行 その17 フィレンツェ(4) 9月9日


 まだ、露天商を見て回りたいという、かみさんと娘を残し、娘の主人と2人で、いよいよ、ジョットの鐘楼へ上ることにした。入場料はひとり6ユーロだった。エレベーターのない414段の階段は辛かったが、テラスに上がると素晴らしい展望が待っていてくれた。汗びっしょりで降りてきて、カフェで冷たいビールと、簡単な昼食を摂り、ミラノ行きの列車の時間まで、再びフィレンツェの町を楽しんだ。
  日本を出発する前に、親友からミラノ在住の友人を紹介され、その方からメールをいただき、今夜、ミラノのホテルに着いたら電話をすることになっていた。海外で使えることを確認しておいた私の携帯電話で、その方の携帯電話にかけたところ、コンタクトすることができた。夜8時に、指定していただいたレストランで落ち合い、お互い初対面ながら、一緒に楽しく食事をさせていただいた。私たちだけでは、なかなか注文できないイタ飯を堪能することができた。

221.ジョットの鐘楼を昇る
大聖堂(ドゥオーモ)の建設にあたって、1334年に工匠頭に任命されたジョットは、アルノルフォ・ディ・カンビオの構想にあった鐘楼の計画に専念し、すぐにその建築を開始した。しかし、ジョットは基底部分の建築が済んだ時点(1337年)で死去し、以後は弟子のアンドレア・ピサーノ、1350年以降は聖堂の建築を指揮していたフランチェスコ・タレンティが引き継いでいる。聖堂よりも100年も早い1387年に塔は完成したが、当初計画された塔頂部の尖塔は造られなかった。
  高さ84mの鐘楼は、途中、3、4か所にフロアがあって、そこから外を眺めることが出来る。最初のフロアからの眺めた洗礼堂。右手に見えるクーポラはサン・ロレンツォ教会。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F16 1/1000秒 20mm ISO400 ) 露出補正 なし
ジョットの鐘楼を昇る;クリックすると大きな写真になります
222.ジョットの鐘楼の鐘
2段目のフロアだったろうか、過去実際に使われていた大きな鐘が置いてあった。いま使われている鐘も大きいだけあって、その音は遠くにいてもよく響き、近くで聞くと迫力満点と言われている。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F10 1/400秒 32mm ISO400 ) 露出補正 なし
ジョットの鐘楼の鐘;クリックすると大きな写真になります
223.ドゥオーモの展望台
やっとの思いで414段の狭い階段を上り、鐘楼の屋上の展望台に出た。高さ107mのドゥオーモのクーポラの展望台が、ほぼ同じ高さに見え、多くの観光客が上っている。もう一日あれば、ドゥオーモの方にも上がって、クーポラの内側に描かれている「最後の審判」を近くで見たかったが、今回はジョットの鐘楼の展望台からドゥオーモを眺めることを優先した。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F9 1/1250秒 80mm ISO400 ) 露出補正 なし
ドゥオーモの展望台;クリックすると大きな写真になります
224.ジョットの鐘楼から眺めたドゥオーモ
鐘楼の屋上の展望台から、眺めるドゥオーモのクーポラ、そしてフィレンツェの町の眺めは素晴らしかった。こちらのジョットの鐘楼が85m、ドゥオーモが107mとされているので、向こうの方が高いが、クーポラが「なで肩」なためか、こちらの方が高く感じる。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F11 1/500秒 18mm ISO400 ) 露出補正 なし
ジョットの鐘楼から眺めたドゥオーモ;クリックすると大きな写真になります
225.カフェテリア
ジョットの鐘楼から下りてくると、かみさんと娘が待っていた。汗をかいて、のどが渇いた。冷たいビールが飲みたくて、近くのカフェテリアに入った。席を確保して、座り込み、ビールを買ってきてほしいと、娘たちに頼んだところ、パスタとか、サラダとか、軽食を買ってきて、昼飯にしようということになった。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/50秒 4.9mm ISOオート ) 露出補正 なし
カフェテリア;クリックすると大きな写真になります
226.シニョーリア広場 ネプチューンの噴水
ヴェッキオ宮の前にはシニョーリア広場がある。ここはフィレンツェの行政の中心で、共和政治をむねとしたフィレンツェでは、ことあるごとに、ここに集まり、議論を戦わせ、挙手によって採決を行ったと言われている。写真はネプチューンの噴水(大理石とブロンズ)で、バルトロメオ・アンマナーティ作(1575年)である。この写真には映っていないが、右手のヴェッキオ宮の入口近くには、ミケランジェロのダビデ像のレプリカがある。ミケランジェロの制作したオリジナルはアカデミア美術館にある。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F10 1/400秒 44mm ISO400 ) 露出補正 なし
ネプチューンの噴水;クリックすると大きな写真になります
227.ランツイのロッジア
シニューリア広場では市民集会がしばしば開かれたが、その集会が雨でも続けられるようにと1382年に建設されたという。そして、古代およびルネッサンス彫刻のギャラリーになっている。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F6.3 1/160秒 18mm ISO400 ) 露出補正 なし
ランツイのロッジア;クリックすると大きな写真になります
228.ウッフィツイ美術館の入場を待つ人たち
1994年にツアーでフィレンツェに来た時は、この写真と同じように行列を作って、ウッフィツイ美術館の入場を待った。この日は並んでいる人の数はそれほど多くはないようだった。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F4 1/125秒 20mm ISO400 ) 露出補正 なし
ウッフィツイ美術館の入場を待つ人たち;クリックすると大きな写真になります
229.フィレンツッェの似顔絵かき
ウッフィツイ美術館の脇をアルノ川の方へ歩くと、似顔絵を描く絵描きさんたちが営業中だった。アルノ川に出て、右へ向かうとヴァサーリの回廊があり、ヴェッキオ橋に出る。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F6.3 1/160秒 35mm ISO400 ) 露出補正 なし
フィレンツッェの似顔絵かき;クリックすると大きな写真になります
230.ヴェッキオ橋
川上の方から眺めたヴェッキオ橋だ。右手にヴァサーリの回廊があり、ヴェッキオ橋まで続く。そして、さらにヴェッキオ橋の階上を通るこのヴァサーリの回廊は、ウッフィツイ宮とアルノ川対岸にあるピッティ宮を結ぶ通路としてヴァサーリにより建設された。橋の中央に3つのアーチが見えるが、昨夕はそこからアルノ川の夕焼けを眺めた。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F10 1/400秒 34mm ISO400 ) 露出補正 なし
ヴェッキオ橋;クリックすると大きな写真になります
231.ヴェッキオ橋を渡る
ヴェッキオ橋の中に入って、左右の商店を見ながら、その焦点が途切れてアルノ川が見渡せるところまできた。上の写真で3つのアーチがある場所である。そこから上流の方を眺めた。きのうはここで月が昇る夕景色を見た。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F11 1/500秒 27mm ISO400 ) 露出補正 なし
ヴェッキオ橋を渡る;クリックすると大きな写真になります
232.ヴェッキオ橋に並ぶ彫金細工店、宝石店
ヴェッキオ橋はアルノ川にかかるフィレンツエ最古の橋である。橋、すなわちこのしゃれたプロムナードも、13世紀にはなめし皮屋や、肉屋が並び、異臭を放っていたと言われる。宮殿近くに臭い市場があることを嫌ったフェルディナント1世の命令により1593年に市場は撤去され、宮殿周辺にふさわしい宝石店が並ぶようになったそうだ。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F6.3 1/500秒 105mm ISO400 ) 露出補正 なし
ヴェッキオ橋に並ぶ彫金細工店、宝石店;クリックすると大きな写真になります
233.フェラーリの店
日本でも、イタリアの名車フェラーリの人気は高い。娘の主人もその一人で、明日はミラノから小一時間ほどのモンツァというところで行われるイタリアGPを観戦に行くという。ドゥオーモの方へ歩いて行く途中で、この店を見つけた。店に入らないわけがない。元気の良い、大阪弁を話す日本人女性の店員さんに迎えられた。私もついつい、ポロシャツをお買い上げ。ここはフェラーリのライセンスを得たPUMAの店だった。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F7.1 1/200秒 18mm ISO400 ) 露出補正 なし
フェラーリの店;クリックすると大きな写真になります
234.昼間見るドゥオーモ
今日は快晴である。青空のもと、ピンク、グリーンが混じる美しい大理石の洗礼堂、ドゥオーモ、ジョットの鐘楼が映える。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F14 1/800秒 32mm ISO400 ) 露出補正 なし
昼間見るドゥオーモ;クリックすると大きな写真になります
235.ミラノ駅到着
フィレンツェの散策を堪能し、サンタマリア・ノヴェッラ駅から16:00発のユーロスターに乗り、17:45、ミラノ中央駅に着いた。 ミラノ中央駅(ミラノ・チェントラーレ) は、ミラノを代表する駅で、前にも記したが、ローマ・テルミニ駅に次いでイタリアで2番目の乗降客数(1日約32万人)であるだけでなくヨーロッパの鉄道駅としても主要な駅の一つであると言われる。線路、プラットホームの上のアーチ型の屋根は偉大である。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F6.3 1/160秒 26mm ISO400 ) 露出補正 なし
ミラノ駅到着;クリックすると大きな写真になります
236.おまけ ジョットの鐘楼展望台からのパノラマ写真
5枚の写真を Photoshop Elements で合成した。画角は180度弱と思う。左にサン・ロレンツオ教会が見え、その右側の緑色の屋根は中央市場。中央右にまっすぐ伸びる道はリカーソリ通りというのだろうか。洗礼堂や花の聖母教会の頭越しに撮っている。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F13 1/640秒 22mm ISO400 ) 露出補正 なし
ジョットの鐘楼展望台からのパノラマ写真;クリックすると大きな写真になります

2011年10月29日

北イタリア旅行 その16 フィレンツェ(3) 9月9日


今回の旅行もいよいよ終盤になってきた。昨夜はヴェッキオ橋から見たアルノ川の夕焼けや、夜のドゥオーモなどを堪能したが、この日は15時過ぎまで、フィレンツェの町を散策し、午後は16:00発のユーロスターに乗り、再びミラノへ向かう予定である。まず、午前中の散策で撮った写真を見ていただきたい。

204.「ホテル・トッレ・デル・ベッロズグアルド」の朝
朝7時、東の空から日が昇り始めた。トスカーナの山々がグラデーションになって、美しい。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F9 1/2000秒 89mm ISO400 ) 露出補正 なし
「ホテル・トッレ・デル・ベッロズグアルド」の朝;クリックすると大きな写真になります
205.「ホテル・トッレ・デル・ベッロズグアルド」から朝のフィレンツェの町を眺める
東(右手の方向)から太陽が昇るので、町の建物の裏側から日が当たり始める。左手のドゥオーモ、右手にヴェッキオ宮が眺められた。それにしても、それぞれの名称は定かではないが、教会らしき建物が多い。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F7.1 1/800秒 81mm ISO400 ) 露出補正 なし
「ホテル・トッレ・デル・ベッロズグアルド」から朝のフィレンツェの町を眺める;クリックすると大きな写真になります
206.「ホテル・トッレ・デル・ベッロズグアルド」のタワー
ホテルの裏庭に回ってみた。フィレンツエの町から上がってくるときに、目印となっていた「ホテル・トッレ・デル・ベッロズグアルド」のタワーが、朝陽を浴びて輝いていた。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F11 1/500秒 26mm ISO400 ) 露出補正 なし
「ホテル・トッレ・デル・ベッロズグアルド」のタワー;クリックすると大きな写真になります
207.ホテルの従業員の方か?
裏庭の方から、女性が上がってきた。ホテルの従業員の方だろうか。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F5 1/125秒 82mm ISO900 ) 露出補正 なし
ホテルの従業員の方か?;クリックすると大きな写真になります
208.ホテルの玄関
ホテルの周りを散歩して、正面に戻ってきた。そろそろ朝食にしたい。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F3.5 1/125秒 18mm ISO500 ) 露出補正 なし
ホテルの玄関;クリックすると大きな写真になります
209.朝食はテラスで
朝食はトスカーナの丘が見えるテラスに用意されていた。私たち以外に泊っている人がいるのかと思うほど静かだったが、何組かのお客さんが朝食に来られていた。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F5.3 1/320秒 18.6mm ISO400 ) 露出補正 なし
朝食はテラスで;クリックすると大きな写真になります
210.ホテルのプール
朝食を終え、出発までの時間、蝶の写真を撮ろうかと再び外に出た。玄関を出て右側に、植え込みで目隠しされたプールがあった。もちろん、まだ泳いでいる人はいない。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F11 1/500秒 34mm ISO400 ) 露出補正 なし
ホテルのプール;クリックすると大きな写真になります
211.ホテルにいたオウム
ホテルのロビーから、裏庭に出るところにオームが飼われていた。ココベッロという名前だとフロントにいた女性が教えてくれた。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F5 1/125秒 82mm ISO2800 ) 露出補正 なし
ホテルにいたオウム;クリックすると大きな写真になります
212.「ホテル・トッレ・デル・ベッロズグアルド」のロビー
左手のエントランスを入ったところが大広間になっていて、このホテルのロビーである。左に見えるデスクがフロントで、こちら向きにあるデスクがコンシェルジェだろう。何と優雅な佇まいだろうか。ちょうど、泊り客のご夫婦が部屋から下りてこられた。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F3.8 1/60秒 24mm ISO3200 ) 露出補正 なし
.「ホテル・トッレ・デル・ベッロズグアルド」のロビー;クリックすると大きな写真になります
213.見納めのフィレンツェの町全景
10時半になった。タクシーを呼んでもらってフィレンツェの駅に向かう。空は晴れ渡り、フィレンツエの町が、朝の穏やかな光に包まれれている。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F8 1/1000秒 112mm ISO400 ) 露出補正 なし
見納めのフィレンツェの町全景;クリックすると大きな写真になります
214.サン・ロレンツォ教会の横
タクシーでフィレンツェの駅へ着き、また、一時預かりで荷物を預けた。そして、昨日も通ったウニタ・イタリア広場からサン・ロレンツォ教会の脇に出た。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F10 1/400秒 18mm ISO400 ) 露出補正 なし
サン・ロレンツォ教会の横;クリックすると大きな写真になります
215.露天商
サン・ロレンツォ教会周辺は革製品や、土産物などを売る露店商がずらりと 並んでいる。人通りが多く賑やかだ。イタリア的な小さな土産物などを買う人が多い。わが軍の女性2人もその仲間だ。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F8 1/250秒 18mm ISO400 ) 露出補正 なし
露天商;クリックすると大きな写真になります
216.サン・ロレンツォ教会
サン・ロレンツォ教会は、393年サンタ・アンブロージョにより献堂式が行われたフィレンツェで最も古い教会だそうだ。1060年、ロマネスク様式の教会として再建されている。現在の教会はメディチ家の依頼でフィリッポ・ブルネレスキーが設計し、1419年に改築が始まり、1460年に完成した。再建には地区の資産家たちやメディチ家が費用を援助したと伝えられる。ファサードはミケランジェロの設計案が残されているものの、未完のままである。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F10 1/400秒 18mm ISO400 ) 露出補正 なし
サン・ロレンツォ教会;クリックすると大きな写真になります
217.サン・ロレンツォ教会の鐘
正午、サン・ロレンツォ教会の鐘が鳴った。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F8 1/1000秒 120mm ISO400 ) 露出補正 なし
サン・ロレンツォ教会の鐘;クリックすると大きな写真になります
218.ドゥオーモ広場
昨夜、堪能したドゥオーモ広場へやってきた。快晴の穏やかな日差しが降り注いでいる。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F9 1/320秒 35mm ISO400 ) 露出補正 なし
ドゥオーモ広場;クリックすると大きな写真になります
219.ドゥオーモ ファサードの扉の上の絵
昨夜も見たファサードの扉の上の絵だ。絵の下に「VENEZIA 1886-SOCIETA' MVSIVA VENEZIANA・FECS・」という文字が見える。なんで 'VENEZIA'なのか良くわからない。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F5 1/400秒 78mm ISO400 ) 露出補正 なし
ドゥオーモ ファサードの扉の上の絵;クリックすると大きな写真になります
220.洗礼堂の東の扉
昨夜は開かれていて、中を見ることができた扉である。ミケランジェロが「天国の扉」と名付けた扉で人々の手に触れ、今では扉全体が金色に輝いている。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F10 1/400秒 26mm ISO400 ) 露出補正 なし
洗礼堂の東の扉;クリックすると大きな写真になります


2011年10月26日

北イタリア旅行 その15 フィレンツェ(2) 9月8日


 夕方7時少し前に、「ホテル・トッレ・デル・ベッロズグアルド」から、徒歩でフィレンツェの町へ出かけた。まず、目指すはヴェッキオ橋。いくつかの大きな別荘のある丘の道を下る。ポルタ・ロマーナからピッティ宮殿の広場を通りながら、ヴェッキオ橋に着いたのは、7時50分ごろだった。
 空が赤くなっているので、もしかしてと思って、橋の上まで小走りに進んだ。思った通り、見事な夕焼けだった。ベッキオ橋からの夕焼けを堪能した後、ヴェッキオ宮の前を通って、ドゥオーモの方へ歩いて行った。
 ヴェッキオ宮やドゥオーモ、洗礼堂、ジョットの鐘楼はライト・アップされ、多くの観光客で溢れていた。3度目のフィレンツェでヴェッキオ橋での夕焼けや、ドゥオーモのライトアップなど、最高のひと時を過ごすことができた。ホテルに帰りついたのは10時半だった。

185.夕暮れのフィレンツェの町へ
「ホテル・トッレ・デル・ベッロズグアルド」で一休みして、まだ明るい午後7時前に、徒歩でフィレンツェの町へ出かけた。丘陵につけられた道の両側には大きな別荘がある。途中、散歩中の犬を連れたおじさんと、ベンツに乗った女性が車を停めて話をしていた。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/160秒 30.5mm ISO400 ) 露出補正 なし
夕暮れのフィレンツェの町へ;クリックすると大きな写真になります
186.ローマ門
坂を下って、ポルタ・ロマーナまで進み、ローマ門をくぐってポルタ・ロマーナ通りに入り、ピッティ宮殿のある広場まで進んだ。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/250秒 6.1mm ISO400 ) 露出補正 なし
ローマ門;クリックすると大きな写真になります
187.ピッティ宮殿
だいぶ暗くなってきた。右手にピッティ宮殿が現れた。1457年、フィレンツェの銀行家ルカ・ピッティはピッティ宮殿の建設に着手した。だがピッティ宮殿の完成を見ることなく、ピッティは1472年に死去し、ピッティの死とともに、宮殿の建設も中止された。ピッティの死から約100年を経た1550年頃、初代トスカーナ大公であるメディチ家の当主コジモ1世が、体調を崩しがちになった妻エレオノーラ・ディ・トレドのためにピッティ宮殿を買い取ったとされる。これにともない中断されていた宮殿の建設が再開され、さらに拡張していった。ピッティ宮殿は、メディチ家断絶の後、ロートリンゲン家、サヴォイア家が住居とした歴史ある建物だそうだ。この中には、今現在、5つの美術館が入っている。 絵画中心のパラティーナ美術館、近代絵画美術館、銀食器美術館、陶器博物館、衣装博物館があるそうだが、なかには入らなかった。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
上:プログラムオートで撮影 ( F3.5 1/60秒 6.1mm ISO400 ) 露出補正 なし
下:プログラムオートで撮影 ( F3.5 1/25秒 13.8mm ISO400 ) 露出補正 なし
ピッティ宮殿;クリックすると大きな写真になります
188.ドゥオーモを望む
ヴェッキオ橋の手前に出た。アルノ川の向こう側には、茜雲の下にドゥオーモのクーポラが見える。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/80秒 30.5mm ISO400 ) 露出補正 なし
ドゥオーモを望む;クリックすると大きな写真になります
189.アルノ川右岸
アルノ川は、アペニン山脈のカゼンティーノ国立森林公園から発し、アレッツォ高原、アルノ渓谷を経由して、ここフィレンツェに至り、この古都の中心を東から西に流れる。その後はトスカナ平野を西に向かい、港湾都市ピサでティレニア海に注いでいる。川下に向かって右側を右岸というが、ドゥオーモやヴェッキオ宮、サンタ・マリア・ノヴェッラ教会らは、右岸にある。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/200秒 18.1mm ISO1600 ) 露出補正 なし
アルノ川右岸;クリックすると大きな写真になります
190.ヴェッキオ橋から夕焼けを眺める
アルノ川は、西にあるピサの方へ向かって流れている。もしかしたら橋の上から、きれいな夕焼けが見られるではないかと、小走りに橋の中央に向かう。ヴェッキオ橋の中央部は宝飾店などがなく、川の上流、下流の両方が見渡せるようにいる。左手(下流の方)を見て、驚きの声を上げた。見事な夕焼けだった。 すぐ下流に見えるのはサンタ・トリニタ橋で、優雅なアーチで有名な石造りの橋だそうだ。川遊びなのか、競技の練習なのか、ボートを漕ぐ姿がある。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/250秒 18.1mm ISO1600 ) 露出補正 なし
ヴェッキオ橋から夕焼けを眺める;クリックすると大きな写真になります
191.ヴェッキオ橋から夕暮れの上流を眺める。
時刻は8時少し前、今度は流れの反対側を見る。一つ上流にある橋はアレ・グラツィエ橋だ。こちらは月が出て、また、美しい光景だった。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/30秒 6.1mm ISO1600 ) 露出補正 なし
ヴェッキオ橋から夕暮れの上流を眺める;クリックすると大きな写真になります
192.ヴェッキオ橋
ヴェッキオ橋には、左右に宝飾店などの店が並んでいる。この場所の左右がいましがた夕焼け、夕暮れを見たところ。左側が川下であるが、ちょっと広くなっていて、ストリート・パフォーマーが演奏していた。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/30秒 6.1mm ISO3200 ) 露出補正 なし
ヴェッキオ橋;クリックすると大きな写真になります
193.ジェラード屋さん
イタリアはジェラード屋さんが多いが、とくにフィレンツェの町には多かった。いろいろな種類があって楽しめる。もちろん食べてみたが、旨かった。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.0 1/250秒 6.1mm ISO1600 ) 露出補正 なし
ジェラード屋さん;クリックすると大きな写真になります
194.ヴェッキオ宮
ヴェッキオ橋を右岸の方へ渡って進むと、右側にシニョーリーア広場があって、ライトアップされたヴェッキオ宮殿があった。1981年に来た時、このヴェッキオ宮の大広間で国際化学療法学会の開会式が行われたのを思い出す。ヴェッキオ宮は94mの塔がある力強く優美なゴシック建築で、かってのフィレンツエの共和国政庁舎だそうだ。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/40秒 6.1mm ISO3200 ) 露出補正 なし
ヴェッキオ宮;クリックすると大きな写真になります
195.洗礼堂
プロコンソロ通りというところをドゥオーモの方へ向かい、ドゥオーモの手前を左に曲がり、ジョットの鐘楼の前を通ってドゥオーモ広場に出た。右手にドゥオーモのファサード、左手に洗礼堂がった。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/40秒 6.1mm ISO3200 ) 露出補正 なし
洗礼堂;クリックすると大きな写真になります
196.洗礼堂の入口
ふと、洗礼堂の方を見ると入口から明るい光が見える。中を見せてくれているのだ。中は金色に輝いている。洗礼堂もドゥオーモと同じ美しい大理石で造られた八角形の建築で11~12世紀の建築だそうだ。町の守護聖人に捧げられたもので、ドゥオーモができるまでは聖堂として使われたとのこと。ダンテもここで洗礼を受けたと伝えられる。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/25秒 6.1mm ISO3200 ) 露出補正 なし
洗礼堂の入口;クリックすると大きな写真になります
197.洗礼堂の内部
さらに入口に近付いて内部を見た。内部の丸天井部分は「最後の審判」「創世記」などを主題としたビサンチン風のモザイクで飾られていた。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.2 1/60秒 6.1mm ISO3200 ) 露出補正 なし
洗礼堂の内部;クリックすると大きな写真になります
198.ドゥオーモ
この教会は、花の聖母教会という。かってのフィレンツェ共和国の宗教の中心で、白ピンク、グリーンの大理石の幾何学模様で飾られた美しい大聖堂だ。1296年から172年の歳月をかけて建設され、約3万人が一堂に会することができる大きさと言われる。大クーポラはブルネッレスキの設計による。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/40秒 6.1mm ISO3200 ) 露出補正 なし
ドゥオーモ;クリックすると大きな写真になります
199.ドゥオーモのファサード
19世紀までこのドゥオーモのファサードは未完成のままであったという。フィレンツェの自治体は最初の構想をもとにファサードを再建することを決定、1864年にコンクールが行われ、エミリオ・デ・ファブリスによる新しいファサードが建設された。この建設は1876年に始まり、1887年に完成した。銅製の巨大な扉は1899年から1903年にかけて製作されたものであるとのこと。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/50秒 6.1mm ISO3200 ) 露出補正 なし
ドゥオーモのファサード;クリックすると大きな写真になります
200.ドゥオーモ ファサードの絵
扉の上にある絵に就いて調べてみたが良くわからなかった。フィレンツエのドゥオーモに限らず、イタリアの教会の多くには、ファサードの扉の上に、このような絵がある。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/25秒 18.1mm ISO3200 ) 露出補正 なし
ドゥオーモ ファサードの絵;クリックすると大きな写真になります
201.ドゥオーモの中
ドゥオーモの中にも入ることができた。時刻は夜10時を過ぎている。華やかな外側とは対照的に内部は落ち着いた色調であった。クーポラの内側にはヴァザーリやその弟子たちによるフレスコ画「最後の審判」があった。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.2 1/40秒 8.1mm ISO3200 ) 露出補正 なし
ドゥオーモの中;クリックすると大きな写真になります
202.ドゥオーモとジョットの鐘楼と洗礼堂
西側へ廻り込んで見ると、左から洗礼堂、ドゥオーモのクーポラ、ドゥオーモのファサード、ジョットの鐘楼が一つになって眺められた。ジョットの鐘楼には明日、上ってみようと思う。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/30秒 6.1mm ISO3200 ) 露出補正 なし
ドゥオーモとジョットの鐘楼と洗礼堂;クリックすると大きな写真になります
203.フィレンツェの町の灯り
夜も10時を過ぎた。ドゥオーモ広場の脇からタクシーに乗って、「ホテル・トッレ・デル・ベッロズグアルド」へ戻った。ベッロズグアルドの丘からは、まだ明々と灯がともるフィレンツェの町がきれいだった。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/5秒 21.5mm ISO3200 ) 露出補正 なし
フィレンツェの町の灯り;クリックすると大きな写真になります


2011年10月24日

北イタリア旅行 その14 フィレンツェ(1) 9月8日


 この日、9月8日は、11:09発の列車でパルマを出発し、途中ボローニャでユーロスターに乗り換え、フィレンツェ(サンタ・マリア・ノヴェッラ)駅に着いたのは、午後1時だった。例の通り、駅構内の一時預かりで荷物を預け、快晴のフィレンツェの町を歩き始めた。
 私にとってフィレンツェは3度目である。今回、最初に見たのは古い薬局だった。そのあと、日本の雑誌でも紹介されているレストランで食事をして、再び歩く。今から30年前に来た時に泊った駅前の Hotel Baglioni も変わらず、むしろ立派に見え、懐かしかった。
 このあと、サンタ・マリア・ノヴェッラ教会の中に入り、見学し、再び、駅に戻り、荷物を取って、この日泊るホテルへ向かった。ホテルはアルノ川の左岸の高台にある。古い別荘のような館だった。

170.フィレンツェに到着したユーロスター
途中ボローニアで、今回初めて乗るユーロスターに乗り換え、13:00にフィレンツェに到着した。この車両はETR500型と言い、ピリンファリーナがデザインを担当したと聞く。さすがにスマートだ。
 イタリアの高速鉄道網の整備は他のヨーロッパ諸国と比べて立ち遅れていると言われていた。1990年代、イタリア国鉄は巻き返しを図るべく300km/hでの走行を前提とした高速鉄道網の整備に取り掛かった。2008年12月にミラノからボローニャに至る高速鉄道の開業に伴って運行を開始したユーロスターは、リニューアルされたETR500型の編成で運行されている。ボローニア、フィレンツェ間は2009年12月に開業し、従来の所要時間56分が約半分の30分に短縮されたという。このスマートな車体にはFrecciarossa(フレッチャロッサ、赤い矢)の愛称が与えられている。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2 1/1000秒 4.9mm ISOオート ) 露出補正 なし
フィレンツェに到着したユーロスター;クリックすると大きな写真になります
171.観光客で賑わうフィレンツェ
フィレンツェの駅は大きな荷物を持った観光客が多かった。我々も荷物を駅構内の一時預けに預ける。ここも、とても混んでいて、順番を待たされた。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/60秒 4.9mm ISOオート ) 露出補正 なし
観光客で賑わうフィレンツェ;クリックすると大きな写真になります
172.フィレンツェにもトラム
ふと、駅の方を振り返るとトラムが見える。フィレンツェに路面電車は走っていなかったはずなのに。帰ってきてから調べてみた。2005年12月から工事が開始され、5年後の昨年2月14日に開通したばかりのようだ。サンタ・マリア・ノヴェッラ駅(フィレンツェ駅)と、郊外のスカンデッチという町を結び、全長は7.4km、14の駅に止まり、所要時間は23分とのこと。これはトラム1号線と呼ばれる。今、中心街の北西にあるフィレンツェ空港から、サンタ・マリア・ノヴェッラ駅とドゥオーモ広場を経由してLibertàというところに至る、約9キロの路線となるトラム2号線の建設が話題になっているそうだ。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.3 1/800秒 18.5mm ISOオート ) 露出補正 なし
フィレンツェにもトラム;クリックすると大きな写真になります
173.サンタ・マリア・ノヴェッラ薬局の入口
娘の主人がまず連れて行ってくれたのは、現存する世界最古の薬局と言われるサンタ・マリア・ノヴェッラ薬局だった。狭い入口を入り、廊下を抜けると薬局があった。

左:Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F9 1/250秒 32mm ISO400 ) 露出補正 なし
右:Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/50秒 10.8mm ISOオート ) 露出補正 なし
サンタ・マリア・ノヴェッラ薬局の入口;クリックすると大きな写真になります
174.サンタ・マリア・ノヴェッラ薬局の門構え
入口の門構えも歴史を感じさせる立派なものだった。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/320秒 10.8mm ISOオート ) 露出補正 なし
サンタ・マリア・ノヴェッラ薬局の門構え;クリックすると大きな写真になります
175.サンタ・マリア・ノヴェッラ薬局の内部
この薬局の起源は13世紀まで遡り、1221年フィレンツェに移住してきたドミニコ会の修道院サンタ・マリア・フラ・レ・ヴィニェ(Santa Maria Fra Le Vigne ブドウ畑の中のサンタ・マリアの意)の修道僧たちが薬草を栽培して薬剤を調合していたのが始まりと言われる。この修道院は後のサンタ・マリア・ノヴェッラ教会へと発展する。1612年には薬局として認可され、一般営業が開始されている。東京にも北青山に提携店があり、ボディ・ケア商品などが販売されているらしい。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F3.5 1/100秒 18mm ISO3200 ) 露出補正 なし
サンタ・マリア・ノヴェッラ薬局の内部;クリックすると大きな写真になります
176.トラットリア 「アルマンド」 入口
娘の主人が次に連れて行ってくれたのは、フィレンツェで3本の指に入る美味しいレストラン「アルマンド」という、地元フィレンツェ人に愛 され続けてきた老舗トラットリアだった。オペラ劇場関係者が通う小さなお店は雰囲気抜群で、 極上のトスカーナ伝統料理を食べられるそうだ。日本の雑誌に紹介されているようで、ちょうど我々が居合わせたときに、ここが紹介されている最新の日本の雑誌が届いた。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/500秒 4.9mm ISOオート ) 露出補正 なし
トラットリア;クリックすると大きな写真になります
177.トラットリア アルマンド
午後2時を過ぎていたのでお客さんは少なかった。壁にはオペラ歌手の写真が一杯貼られている。女性オーナーのアレッサンドラさん、その叔父さんにあたるダニエーレ氏と、お店の人たちと一緒に、記念写真を撮らせていただいた。こういう老舗レストランは家族経営がほとんどという。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F3.8 1/125秒 26mm ISO2500 ) 露出補正 なし
トラットリア アルマンド;クリックすると大きな写真になります
178.サンタ・マリア・ノヴェッラ教会
入場料は3.5ユーロ、4人分14ユーロ支払った。しかし、後で気がついたことだが、どうやら65歳以上はフリーだったらしい。ファサード(正面)は2008年に修復が終わりとても綺麗になっていた。サンタ・マリア・ノヴェッラ教会は、1246年に建設の計画が行われ、現在の教会は1278年からシトー派修道院の伝統的様式に従い、T字型の様式を採用し、建設され始めたとのこと。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F14 1/800秒 27mm ISO400 ) 露出補正 なし
サンタ・マリア・ノヴェッラ教会;クリックすると大きな写真になります
179.サンタ・マリア・ノヴェッラ教会 ファサード
ファサードについては、フィレンツェの大貴族、ジョヴァンニ・ルチェッライがファサードを完成させるプロジェクトを立ち上げ、選ばれた建築家はルネサンスの巨匠、レオン・バッティスタ・アルベルティで、工事は1458年から1478年の間に行われたとのこと。内部には有名なマザッチョによる「三位一体」などがあったが残念ながら内部は撮影禁止だった。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F11 1/500秒 55mm ISO400 ) 露出補正 なし
サンタ・マリア・ノヴェッラ教会;クリックすると大きな写真になります
180.懐かしい「ホテル・バリオーニ」
1981年に国際化学療法学会への出張でフィレンツェに来た時に泊ったのが、駅の近くのウニタ・イタリアーナ広場に面して建つ、この「ホテル・バリオーニ」だった。外観は全く変わらないが、当時よりグレード・アップしたようだ。屋上には見晴らしの良いガーデンレストランがあったのを思い出す。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F10 1/400秒 24mm ISO400 ) 露出補正 なし
「ホテル・バリオーニ」;クリックすると大きな写真になります
181.「ホテル・トッレ・デル・ベッロズグアルド」
さて、フィレンツェ駅に戻って、荷物を受け出し、駅前からタクシーに乗って、今夜泊るホテルへと向かった。アルノ川の対岸、つまり左岸の丘の上にある「ホテル・トッレ・デル・ベッロズグアルド」というホテルである。フィレンツェのすぐ郊外にあるベッロズグアルドの丘はダンテやメディチ家の時代から変わらない自然と建物を残しているという。 古き時代と貴族の歴史を伝え、温かい雰囲気がある。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/640秒 8.9mm ISO400 ) 露出補正 なし
「ホテル・トッレ・デル・ベッロズグアルド」;クリックすると大きな写真になります
182.「ホテル・トッレ・デル・ベッロズグアルド」 客室
フィレンツェ駅からタクシーで10分ほど、アルノ川対岸の丘陵を登ったところにあるこのホテルは、かつて貴族が別荘としていたのに相応しい絶好のロケーションである。敷地から見下ろすフィレンツェの町は、まるで絵葉書から切り取ったような美しさで、言葉を失う。建物も往時のフィレンツェの栄華を思わせる荘厳な趣きで、エントランスを入ると出迎えられる大広間などは、まるで美術館のようだった。客室は広く清潔で、水回りも近年にリノベーションされたようで快適であった。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F3.5 1/125秒 18mm ISO500 ) 露出補正 なし
「ホテル・トッレ・デル・ベッロズグアルド」;クリックすると大きな写真になります
183.「ホテル・トッレ・デル・ベッロズグアルド」のベッドから
前の写真で見ていただいたベッドに寝転がり、大きな窓の向こうに見たトスカーナの丘の景色は見事としか言いようがなかった。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5 1/400秒 13.1mm ISOオート ) 露出補正 なし
「ホテル・トッレ・デル・ベッロズグアルド」のベッドから;クリックすると大きな写真になります
184.「ホテル・トッレ・デル・ベッロズグアルド」からの眺め
さて、夕食がてら、夕方のフィレンツェの町に繰り出すことにした。時刻は午後7時10分前。ホテルのある丘から見えるフィレンツェの町は、まだ陽が当たり、輝いていた。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/1000秒 30.5mm ISO400 ) 露出補正 なし
「ホテル・トッレ・デル・ベッロズグアルド」からの眺め;クリックすると大きな写真になります
185. トスカーナの丘
フィレンツェの町に向かってホテルの右側に拡がるトスカーナの丘陵地帯には、サン・ミニアート・アル・モンテ教会のファサードが見えた。ロマネスク様式のファサードをもつ13世紀頃の教会だそうだ。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/2000秒 200mm ISO400 ) 露出補正 なし
トスカーナの丘;クリックすると大きな写真になります


2011年10月21日

北イタリア旅行 その13 パルマの町を歩く(2) 9月8日


 9月8日 朝食前にかみさんとホテルの近くを散歩した。ピロッタ宮殿を町とは反対側に抜けて、パルマ川にかかるヴェルディ橋を渡るとドゥカーレ公園があった。公園の中は朝の散歩をする人たちがちらほらと見られるだけで、静寂だった。
 再び町の方へ戻って、朝のパルマの町を少し歩いて一旦ホテルに戻った。この日は9時58分発の列車でフィレンツェに向かう予定だったが、出発を少し遅らせて、朝食後、こんどは4人で1時間ほどパルマの町を歩いた。
 小さな町だが活気に満ちている。散策の途中、昨夜、リストランテ LA GREPPIA でメニューを英語で一生懸命説明してくれたウェイトレスのお穣さんとばったり出会った。
その後、一旦、ホテルに戻り、荷物を持って、パルマ駅まで歩いた。11:09発の列車でパルマを出発し、途中、ボローニアでユーロスターに乗り換え、フィレンツェに向かった。

155.ピロッタ宮殿に朝日が降り注ぐ
朝の散歩のためホテルを出た。ホテルのすぐ傍のピロッタ宮殿に入る。この日は朝市は立っていなかった。宮殿の大きな側面に朝日が降り注ぐ。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/320秒 6.1mm ISO400 ) 露出補正 なし
ピロッタ宮殿に朝日が降り注ぐ;クリックすると大きな写真になります
156.パルマの町の朝
朝7時10分、ピロッタ宮殿から町の方へと歩いてみる。町はまだ、静かだった。昨夜のレストランが見える。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/60秒 30.5mm ISO400 ) 露出補正 なし
パルマの町の朝;クリックすると大きな写真になります
157.パルマ川とヴェルディ橋
こんどは、前回の142.の写真で見ていただいた石畳の道を宮殿のアーチを抜けて、町とは反対側へ出た。そこはViale通りで、その向こうをパルマ川が流れていた。ヴェルデ橋がかかっていて、その欄干には沢山の錠前が結びつけられていた。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/250秒 6.1mm ISO400 ) 露出補正 なし
パルマ川とヴェルディ橋;クリックすると大きな写真になります
158. ドゥカーレ公園
ヴェルディ橋を渡ったところにドゥカーレ公園の入口があった。この広い公園は16世紀パルマ公国時代に造られた。 入り口を入ってしばらく行くと、右手に見える旧王宮は、パルマ市が欧州食品規準(Authority)の本拠地に決まったことから、近いうちにここがそのオフィスになると言われている。あるいは、もう、なっているのかもしれない。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/320秒 6.1mm ISO400 ) 露出補正 なし
ドゥカーレ公園;クリックすると大きな写真になります
159.ピロッタ宮殿
公園の中から、逆にヴェルディ橋の向こうのピロッタ宮殿のファルネーゼ劇場を眺める。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/400秒 15.7mm ISO400 ) 露出補正 なし
ピロッタ宮殿;クリックすると大きな写真になります
160.パルマ川の朝陽
7時半になった。そろそろ、ホテルに戻ろうと再びピロッタ公園に向かう。ヴェルデイ橋からは朝陽を浴びた川岸がきれいだった。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/1250秒 21.5mm ISO400 ) 露出補正 なし
パルマ川の朝陽;クリックすると大きな写真になります
161.ヴェルディ橋とドゥカーレ公園を振り返る
ようやく公園の木々にも朝陽が当たりだした。川の水の流れは少ない。あちこちに落書きが見えるのは残念だ。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/200秒 13.8mm ISO400 ) 露出補正 なし
ヴェルディ橋とドゥカーレ公園を振り返る;クリックすると大きな写真になります
162.ピロッタ宮殿の道
142.で見ていただいた「道」をパルマ川の方から見ている。この日の活動が始まろうとしている。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/80秒 30.5mm ISO400 ) 露出補正 なし
ピロッタ宮殿の道;クリックすると大きな写真になります
163.サン・ジョヴァンニ・エヴァンジェリスタ教会
ホテルに戻り、朝食をした後、出発までの間、今度は4人でふたたびパルマの町を歩いた。大聖堂の裏側にサン・ジョヴァンニ・エヴァンジェリスタ教会というのがあった。中に入ってみる。この教会は1498年から1510年にかけ建設され、バロック様式のファサードと鐘楼を持ち、ラテン十字型の平面図と3つの本堂をもつ構造になっている。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/800秒 4.9mm ISOオート ) 露出補正 なし
サン・ジョヴァンニ・エヴァンジェリスタ教会;クリックすると大きな写真になります
164.サン・ジョヴァンニ・エヴァンジェリスタ教会 内部
中に入ると女性がいて、教会内部の説明をしてくれた。ボランティアの方だろうか。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( F2 1/20秒 4.9mm ISOオート ) 露出補正 なし
サン・ジョヴァンニ・エヴァンジェリスタ教会 内部;クリックすると大きな写真になります
165.サン・ジョヴァンニ・エヴァンジェリスタ教会 コッレッジョの天井画
この教会にも、コッレッジョが描いた天井画がある。昨日は、大聖堂のコッレッジョの天井画「聖母被昇天」をろくに見なかったが、この日は幸いにも、説明をしてくれた女性がいたので良く見ることができた。1520年から1522年、コッレッジョが描いた「キリストの昇天」はクーポラの真下にがあった。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2 1/20秒 4.9mm ISOオート ) 露出補正 なし
コッレッジョの天井画;クリックすると大きな写真になります
166.工事中のパルマ駅
荷物を取りにホテルに戻り、11:09 発の列車に乗ろうと、ホテルから駅まで10分ほど歩いた。一昨日夜遅く着いた時は、暗くて解からなかったが、パルマ駅は工事中であった。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/1000秒 10.8mm ISOオート ) 露出補正 なし
工事中のパルマ駅;クリックすると大きな写真になります
167.新しいパルマ駅
工事中の駅の手前左側に真新しい駅ができていた。これは仮の駅なのだろうか。それにしてはきちんと作られているなと思いつつも、奥を見ると Temporary Station という文字が見えた。階段でスーツケースを運ぶのが少々辛かった。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/800秒 4.9mm ISOオート ) 露出補正 なし
新しいパルマ駅;クリックすると大きな写真になります
168.プラットフォームも工事中
駅舎やその施設だけではなく、プラットフォームも工事中だった。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.3 1/400秒 18.6mm ISOオート ) 露出補正 なし
プラットフォームも工事中;クリックすると大きな写真になります
169.フィレンツェ到着
ボローニアで乗り換えたユーロスターは、午後1時にフィレンツェに到着した。今回の旅行で初めてユーロスターというイタリア版新幹線に乗ったが、なかなか快適だった。さっそく、4人で一列になって、ガラガラとスーツケースを引っ張りながら、駅構内の一時預かりに預けに行く。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2 1/50秒 4.9mm ISOオート ) 露出補正 なし
フィレンツェ到着;クリックすると大きな写真になります


2011年10月16日

北イタリア旅行 その12 パルマの町を歩く(1) 9月7日


 9月7日、 グルメ・ツアーから戻ったのは夕方5時だった。ホテルで一休みして、夕方のパルマの町へ出かけた。
 パルマの人口は18万人と言われる。イタリア共和国エミリア=ロマーニャ州パルマ県の県都である。世界最古の大学の一つである、1502年創立のパルマ大学がある。ヨーロッパ連合の外局であるヨーロッパ食品安全局(Autorità europea per la sicurezza alimentare、略称E.F.S.A)の本部があるという。
 パルマは食と芸術の町と言われる。日本ではサッカー選手の中田英寿が、この街のサッカークラブ、ACパルマ(現パルマFC)に移籍したことにより更に知られることになった。

141.ピロッタ宮殿
ホテルはピロッタ宮殿の近くにある。かっての領主ファルネーゼ家の居城であった、パラッツォ・デッラ・ピロッタ(Palazzo della Pilotta)は1583年に完成し、現在はパルマ派の絵画を展示する美術館、図書館、国立美術館、考古学博物館、ボドーニ美術館、ファルネーゼ劇場が入っている。この写真は、朝食前の朝7時半、ホテルの部屋から見たピロッタ宮殿だ。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/320秒 6.1mm ISO400 ) 露出補正 なし
ピロッタ宮殿;クリックすると大きな写真になります
142.ピロッタ宮殿の広場
夕闇せまる午後6時少し前、人々がピロッタ宮殿前の広場に憩う。石畳に続くアーチを抜けると川に出る。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/1250秒 6.1mm ISO400 ) 露出補正 なし
ピロッタ宮殿の広場;クリックすると大きな写真になります
143.パルマの町
パルマはこじんまりとした町だった。 それでもこの辺りは賑やかな所である。正面に見えるのはドゥオーモに隣接する洗礼堂である。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/1000秒 30.5mm ISO400 ) 露出補正 なし
パルマの町;クリックすると大きな写真になります
144.テアトロ・レージョ
有名な劇場である。パルマはイタリアでも最も耳の肥えたオペラファンの多いことで有名だそうだ。現在のテアトロ・レージョは1821年にパルマの大公女マリー・ルイーズが、建築家の二コラ・べットーリに建築を依頼し、1829年に完成した。パルマは定期会員のオペラファンが多いのでチケットが取り難いことで知られるという。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/1000秒 6.1mm ISO400 ) 露出補正 なし
テアトロ・レージョ;クリックすると大きな写真になります
145.ガリバルディ広場
パルミジャーニ(パルマ市民)が「ピアッツァ」と呼べば町の中心ガリバルディ広場 Piazza Garibaldiのことだそうだ。後ろに見えるのは13世紀に建てられた総督の宮殿である。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/1250秒 6.1mm ISO400 ) 露出補正 なし
ガリバルディ広場;クリックすると大きな写真になります
146.大聖堂(ドゥオーモ)の正面
淡いバラ色のドゥオーモは玄関の左右の柱を2頭のライオンが守り、3段のアーケードが正面を飾っている。12世紀のロンバルディア・ロマネスク様式と言われ、イタリア・ロマネスクの傑作の1つとされている。右側の鐘楼は残念ながら工事中であった。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/640秒 9.8mm ISO400 ) 露出補正 なし
大聖堂(ドゥオーモ)の正面;クリックすると大きな写真になります
147.ドゥオーモ広場
ドゥオーモの前は広場になっている。夕暮れ時、人々が広場の石段に腰をおろす風景は、今回の旅行でもあちこちで眼にすることが多かった。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/500秒 13.8mm ISO400 ) 露出補正 なし
ドゥオーモ広場;クリックすると大きな写真になります
148.ドゥオーモの中
ドゥオーモの中に入ってみた。奥の丸天井は、バロック絵画の先駆者、パルマ派の巨匠コッレッジョのフレスコ画、「聖母被昇天」で飾られていた。実は、恥ずかしながら知らなかった。後で調べてわかった。事前学習不足を悔いても遅い。知らなかったから、写真もいい加減に撮っている。知っていたら真下からも撮っておいたのに。右の写真の中央が丸天井である。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
左:プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/20秒 6.1mm ISO400 ) 露出補正 なし
右:プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/20秒 6.1mm ISO400 ) 露出補正 なし
ドゥオーモの中;クリックすると大きな写真になります
149.洗礼堂
ドゥオーモに隣接する洗礼堂は、パルマで活躍した建築家であり、彫刻家でもあるアンテラーミの作品だそうだ。8角形6層のヴェローナのバラ色の大理石で造られている。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/1250秒 6.1mm ISO400 ) 露出補正 なし
洗礼堂;クリックすると大きな写真になります
150.洗礼堂 入口
6時半まで、中にも入ることができたが入らなかった。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/320秒 21.5mm ISO400 ) 露出補正 なし
洗礼堂 入口;クリックすると大きな写真になります
151.ピロッタ宮殿の催し
ピロッタ宮殿の広場へ戻ってくると、これからコンサートが始まるらしく、準備がなされていた。Amnesty International とろうそくの書かれた幕は何だろう。amnestyとは、人権侵害に対する調査と、独立した政策提言と、ボランティアによる 市民の力に基づいて活動する国際的な人権団体だそうだ。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/1000秒 21.5mm ISO400 ) 露出補正 なし
ピロッタ宮殿の催し;クリックすると大きな写真になります
152.Ristorante「LA GREPPIA」
娘たちがガイドブックを見て、探してくれたレストランで夕食にした。ウェイトレスが英語でメニューを説明してくれるが、いまいち、どんな料理なのかイメージがわかない。サッカーの中田英寿の話をして見たが、このお穣さんは知らなかった。かっては海外旅行先で、日本人旅行者と見るとみんなが「中田!、中田!」と言っていたのに。中田がパルマで活躍したのはもう10年も前のことだ。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2 1/30秒 4.9mm ISOオート ) 露出補正 なし
Ristorante「LA GREPPIA」;クリックすると大きな写真になります
153.ジノリ
イタリアに来て、入ったレストランのほとんどのところで、食器はリチャード・ジノリが使われていた。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2 1/30秒 4.9mm ISOオート ) 露出補正 なし
ジノリ;クリックすると大きな写真になります
154.ピロッタ宮殿 ライブコンサート
時刻は夜10時を回ったところ。食事を終えて、再びピロッタ宮殿の広場を通ると、ライブコンサートが佳境に入っていた。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/20秒 10.1mm ISOオート ) 露出補正 なし
ピロッタ宮殿 ライブコンサート;クリックすると大きな写真になります

2011年10月14日

北イタリア旅行 その11 パルマ郊外グルメツアー(2) 9月7日


 パルマハムの工場見学を終え、近くのワイナリーにあるレストランで、パルミジャーノ・レッジャーノの試食とパルマハムの試食を兼ねた昼食となった。ともに、いままで食べた中では比較にならないほどおいしかったのは言うまでもない。
 レストランの前の草地には小さな花が咲き、蝶が飛んでいる。しかし、この時ばかりは食事優先であった。
  ワイナリーの見学と昼食を終えた後、ハイウェイを小一時間走ってモデナ郊外にあるVilla San Donninoというバルサミコ酢の醸酢所を見学した。Traditional Balsamic Vinegar の製造に就いて説明を受けた後、ここの持ち主である Davide Lonardi さんから代々引き継がれたお宝を見せていただくことができた。
  ここで、この日のグルメツアーは終わり、また、小一時間ほどハイウェイを走って、パルマに戻った。ホテルに着いたのは夕方5時だった。

130.ワイナリーからの眺め
ワイナリーは丘陵地帯にあった。背後にはブドウ畑が広がる。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F6.3 1/1250秒 18.1mm ISO400 ) 露出補正 なし
ワイナリーからの眺め;クリックすると大きな写真になります
131.Ariolaワイナリー入口
後で知ったことだが、このワイナリーは賞をとるほどのワインを生産する有名なワイナリーだった。入口を入るとこのワイナリーで出来たワインが並べられている。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F4 1/125秒 20mm ISO2800 ) 露出補正 なし
Ariolaワイナリー入口;クリックすると大きな写真になります
132.Marcello - Lambrusco I.G.P
この写真の一番左に置かれている、紫色のラベルの"Marcello"というワインが 今年、ロンドンで行われた世界コンクールで The best sparkling red wine in the world として金メダルを獲得したワインだ。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/60秒 6.1mm ISO400 ) 露出補正 なし
Marcello - Lambrusco I.G.P;クリックすると大きな写真になります
133.試食したプロシュートとパルミジャン・レッジャーノ
たっぷりと試食させていただいた。チーズの塩加減と生ハムの豊潤な味がマッチした旨さは忘れられない。もちろん、ワインも。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.5 1/100秒 8mm ISOオート ) 露出補正 -0.3段
試食したプロシュートとパルミジャン・レッジャーノ;クリックすると大きな写真になります
134.Villa San Donnino 入口
ハイウェイを小一時間走って、モデナの郊外の Villa San Donnino に到着した。門の外から、運転手さんが電話をして、扉が開き、車はこの道をまっすぐ、醸酢所のあるところで止まった。オーナーのDavide Lonardi さんが出迎えてくれる。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F11 1/500秒 55mm ISO400 ) 露出補正 なし
Villa San Donnino 入口;クリックすると大きな写真になります
135.Villa San Donnino の畑
この左側にブドウ畑があった。とても広大な敷地だ。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F9 1/320秒 18mm ISO400 ) 露出補正 なし
Villa San Donnino の畑;クリックすると大きな写真になります
136.バルサミコ酢の醸造
Davide Lonardi さんが英語で説明してくれる。バルサミコ酢は、原料がブドウの濃縮果汁であることと、長期にわたる樽熟成が特徴である。手前の樽が大きく、奥の樽が小さい。ブドウの果汁をはじめは大きな樽で熟成し、時とともに水分が蒸発するので、それを小さな樽に移していくそうだ。長いものは25年以上も熟成される。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2 1/60秒 4.9mm ISOオート ) 露出補正 -0.3段
バルサミコ酢の醸造;クリックすると大きな写真になります
137.バルサミコ酢の試飲
説明を聞きながらの工場見学を一通り終え、試飲をさせていただいた。テーブルの上に置かれたトレーの奥にある背の高いの瓶は、スーパーなどで売っている、所謂混ざりものの多いバルサミコ風ビネガーで、熟成されていないブドウ酢にカラメルで味が施され、香料、着色料などが加えられている。一番右にあるのが、最高級品で、トラディツィオナーレと呼ばれDOP指定を受けた25年以上熟成されたものだ。ひと瓶80ユーロ以上する。 原材料は、トレッビアーノ種とランブルスコ種による濃縮果汁のみでその他の添加物は一切加えない。DOP専用のボトルはジョルジェット・ジウジアーロによるデザインとのこと。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G プログラムオートで撮影 ( F4 1/125秒 28mm ISO3200 ) 露出補正 なし
バルサミコ酢の試飲;クリックすると大きな写真になります
138.Villa San Donnino の館
これは、もともと Villa San Donnino の起源である建物だ。Aceto Balsamico Tradizionale di Modenaは、この館で3世代に渡る時を経ながら造り続けられてきた。オーナーのDavide Lonardi さんに、中を案内していただくことができた。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F9 1/320秒 20mm ISO400 ) 露出補正 なし
Villa San Donnino の館;クリックすると大きな写真になります
139.Villa San Donnino の館 二階に上がる階段
館の中は宝物の山だった。この二階に上がる階段は、今まで見たことのない様式だった。バイオリンのしなやかな曲線を思い起こさせる。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F3.5 1/125秒 18mm ISO2000 ) 露出補正 なし
二階に上がる階段;クリックすると大きな写真になります
140.Villa San Donnino の館 宝物(一部)
2階に上がるとガレ(だと思う)のガラス工芸品が、いっぱい並べられていた。絵画も沢山あった。まったく美術館である。素晴らしいものを見せていただいた。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F3.5 1/100秒 18mm ISO3200 ) 露出補正 なし
Villa San Donnino の館 宝物;クリックすると大きな写真になります


2011年10月12日

北イタリア旅行 その10 パルマ郊外グルメツアー(1) 9月7日


 9月7日、パルマの朝は良く晴れていた。昨夜は遅く着いたのでよくわからなかったが、ホテルは駅から程近く、ピロッタ宮殿のすぐそばだった。ピロッタ宮殿の広場では朝市が出ているようだったが、昨夜遅かったので、さすがにこの日は散歩はやめた。
 パルマはパルメザンチーズと生ハムで有名だ。今日は、グルメ・ツアーを予約してあって、朝9時にホテルに車で迎えに来てくれる。予定通りやってきた車は、ベンツのワンボックスカーで、ガイドは女性で、ドライバーは男性だった。
 さっそく、パルマの郊外へ走る。まず、パルミジャーノ・レッジャーノの工場見学をした。そのあと、パルマハムの工場見学をし、ワイナリーに行き昼食となる。

114.トマト畑
チーズ工場の駐車場に車が停まった。周囲は畑が広がる。イタリアの食事にはトマトが欠かせないが、この辺り一帯はトマトの産地だそうだ。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/1250秒 30.5mm ISO400 ) 露出補正 なし
トマト畑;クリックすると大きな写真になります
115.パルミジャーノ・レッジャーノ 発酵過程
パルミジャーノ・レッジャーノ チーズの生産は1200年代に始まったと言われる。ロマーナ州のポー川とアペニン山脈の間の土地が起源とされる。ベネデクト修道院の大企業によって、長い熟成期間を持つ大きなチーズの生産が開始された。まず夕方絞った牛乳を放置して、浮き上がってくる脂肪分を取り除き、これと翌朝絞った牛乳を合わせて大がまで混ぜ熱し、乳清を注ぎ、天然の乳酸発酵体が発酵を進める。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.5 1/80秒 15.7mm ISO400 ) 露出補正 なし
パルミジャーノ・レッジャーノ 発酵過程;クリックすると大きな写真になります
116.パルミジャーノ・レッジャーノ 凝固
次に仔牛の胃袋から抽出した凝乳酵素が加えられ、牛乳の凝固が始まる。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/60秒 6.1mm ISO400 ) 露出補正 なし
パルミジャーノ・レッジャーノ 凝固;クリックすると大きな写真になります
117.パルミジャーノ・レッジャーノ 取り出し
凝固した牛乳は釜の中で細かく砕かれ、慎重に加熱され、水分が分かれ、チーズの粒が密な塊となって、釜の底に沈殿する。その塊は釜から取り出され、2つに分けられる。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/320秒 13.8mm ISO400 ) 露出補正 なし
パルミジャーノ・レッジャーノ 取り出し;クリックすると大きな写真になります
118.パルミジャーノ・レッジャーノ 形成
2つに分けられた塊は、それぞれ「ファッシューレ」と呼ばれる型に入れられ、2、3日保管される。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/200秒 8.9mm ISO400 ) 露出補正 なし
パルミジャーノ・レッジャーノ 形成;クリックすると大きな写真になります
119.パルミジャーノ・レッジャーノ 前日造られたチーズ
前日造られたチーズは日にちが入れられる。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/20秒 6.1mm ISO400 ) 露出補正 なし
パルミジャーノ・レッジャーノ 前日造られたチーズ;クリックすると大きな写真になります
120.パルミジャーノ・レッジャーノ 塩漬け作業
それぞれのチーズには身元が判別できるようにコードが記される。そして、サラモイアと呼ばれる天然塩の飽和溶液におよそ20日間漬けられ、塩が十分浸透するようにされる。チーズに味を与え、長い熟成期間を迎えるのに必要な作業であるとのこと。これは塩漬け直前のチーズ。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/100秒 6.8mm ISO400 ) 露出補正 なし
パルミジャーノ・レッジャーノ 塩漬け作業;クリックすると大きな写真になります
121.パルミジャーノ・レッジャーノ 刻印
製造者の登録番号と、製造年月が刻印されたチーズは、熟成に入る。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/125秒 6.8mm ISO400 ) 露出補正 なし
パルミジャーノ・レッジャーノ 刻印;クリックすると大きな写真になります
122.パルミジャーノ・レッジャーノ 熟成期間
塩漬け作業の終わったチーズは、棚に貯蔵され、2年ないしそれ以上にも及ぶ熟成がなされる。この間、チーズは風味、香り、そして、形が定まり、消化しやすくなる。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/50秒 6.8mm ISO400 ) 露出補正 なし
パルミジャーノ・レッジャーノ  熟成期間;クリックすると大きな写真になります
123.パルミジャーノ・レッジャーノ 自動磨き装置
熟成貯蔵中のチーズは、定期的に取り出され、磨かれる。自動倉庫のように、機械でチーズを取り出し、磨いて、また元のところへ戻す。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/50秒 21.5mm ISO400 ) 露出補正 なし
パルミジャーノ・レッジャーノ 自動磨き装置;クリックすると大きな写真になります
124.パルミジャーノ・レッジャーノ 売店
見学を終えて、出口に来ると売店があった。決して、無理やり買わそうという姿勢は見られない。しかし、日本で買う値段と比べるとさすがに安い。近くの人だろうか、愛犬を連れたご婦人が買いに来ていた。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/200秒 6.1mm ISO400 ) 露出補正 なし
パルミジャーノ・レッジャーノ 売店;クリックすると大きな写真になります
125.カステッロ・ディ・トッレキアーラ城
パルミジャーノ・レッジャーノの工場見学から、パルマハムの工場見学へと移動する途中で、美しい城を見せてくれた。エミリア地方で最も保存が良い城の1つだそうだ。この城は15世紀に作られ、周囲には何もないこの地方らしい低い丘の上に建ち、美しかった。城の中の見学もできるようだが、割愛。それより、この手前にある草原に、数種類の蝶がいた。ガイドの説明を聞くのは娘たちに任せ、ファインダーの中の蝶を追う。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/1250秒 15.7mm ISO400 ) 露出補正 なし
カステッロ・ディ・トッレキアーラ城;クリックすると大きな写真になります
126.パルマハム工場
やがてパルマハムの工場に着いた。パルマハムは'Prosciutt di Parma'と言われる生ハムだ。世界中で食べられているパルマハムのほとんどは、パルマ市内から車で数十分のところにある、ここランギラーノという巾400m×長さ2kmの地区で作られており、大小を含め200ほどの生ハム工場があると言われる。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F10 1/400秒 18mm ISO400 ) 露出補正 なし
パルマハム工場;クリックすると大きな写真になります
127.パルマハム 原料
パルマハム用の豚は、イタリア北部と中央部の10州で生まれ育ったラージホワイト種か、ランドレース種、またはデュロック種に限られている。これらの豚の餌には、特別に規定されたブレンドの穀物、シリアル、そしてパルミジャーノ・レッジャーノ・チーズの製造過程でできる乳清を使い、豚が最高の健康状態を保ち、穏やかに重い体重に成長するようにしているという。9ヶ月の歳月を経て150kg以上の体重に成長した豚のみが、パルマハムの原料として認可され、屠殺場へと送られるとのこと。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F3.8 1/125秒 22mm ISO2500 ) 露出補正 なし
パルマハム 原料;クリックすると大きな写真になります
128.パルマハム トリミング
製造工場に到着した腿肉は、余分な皮や脂肪を取り除き、丸く形を整えられる。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/125秒 48mm ISO2800 ) 露出補正 なし
パルマハム トリミング;クリックすると大きな写真になります
129.パルマハム 熟成
こうして、特殊な窓のある換気の第一熟成室に移され、ひとつずつ枠に吊るされて乾燥される。この時期に丘から吹いてくる甘いそよ風がパルマハム独特の風味をもたらすと考えられている。そのため、工場の倉庫の窓は大きく作られているとガイドが説明してくれた。そのあと、ハムを貯蔵庫に移し、紐で吊るして熟成する。ハムの熟成期間は最低12ヶ月から最高30ヶ月にまで及ぶとのこと。"パルマハム"の名は、長い熟成期間を経て最後に烙印される、ユニークな王冠マークが付いたものだけに与えられる。パルマハムは原産地呼称保護(DOP)製品の指定を受けた最初の欧州生産物のひとつとなった。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
上:プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/125秒 18mm ISO3200 ) 露出補正 なし
下:プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/10秒 135mm ISO3200 ) 露出補正 なし
パルマハム 熟成;クリックすると大きな写真になります

2011年10月 9日

北イタリア旅行 その9 ヴェルナッツア (チンクエテッレ) 9月6日


 ヴェルナッツアは今まで見てきたリオマッジョーレ、マナローラとは少し違った印象だった。駅を海側へ降りて、200mほど進むと小さな入江があって、そこは広場であり、船着場であり、海水浴場になっていた。まわりには教会やレストランもある。ひときわ賑やかだった。ちょうど昼時になったので、張り出されたテントのあるリストランテで昼食にした。明るい日差しの下での食事は解放感に満たされた。この日は、一旦、ラ・スペツィアへ戻って、ホテルに預けてある荷物を取って、ラ・スペツィア発18:12の列車でパルマへ移動する。食事を済ませて少し早めだったが、午後1時半発くらいの列車でラ・スペツィアへ戻ろうと、ヴェルナッツア駅に向かった。
  ところが、ここから、この旅行2度目のトラブルが始まった。ヴェルナッツア駅に着いたら、どうやら列車が遅れているらしい。モニターに表示される情報では13:29発が、はじめ15分遅れだったが、そのうち30分遅れになる。ふと掲示板を見るとこの日は9:00~17:00までストライキだと書いてある。朝は問題なく動いていたのに。定刻13:29発の列車は、その後もモニターに表示される'遅れ'の幅は広がるばかりで、次の定刻14:29発の列車は早々と運休となった。少なくとも、午後3時まではだめのようだ。そこで、再び、海岸の方へ戻り、観光の続きを始めた。教会の中を見たり、ベンチに座って海を眺めたり、暑がりのかみさんを残し、ふうふう言いながら、一人で崖の上にある城跡へ上ったりした。
  城跡から下りてくると、駅の方から娘の主人が「来ますよー!」と言いながら走ってきた。3本目の列車がほぼ定刻に動いて、間もなく来るとの情報があったらしい。老夫婦は息を切らせて駅に走った。
  だが、問題はまだ続く。なんとか、ラ・スペツィアに着いて、ホテルに戻り、一息入れて、18:20発のパルマ行きに乗ろうと再び駅に戻った。その列車はすでに「18:12 PARMA」と電光表示された予定のホームに入っていて、乗客も乗り込んでいる。しかし、発車時刻になっても動かない。係員らしいおじさんが来て、イタリア語で何か説明をして、それを聞いた人たちが一旦ホームに降りる。英語で話を聞いてみると、何やらストライキのため、ドライバー(運転手)が来ないのだと言っているようだ。やがて、この列車は運休とされ、次の20:12発のパルマ行きになるという情報があった。18:12発の列車の車両がそのまま、20:12発になるのかと察して、また、乗客たちが車内に戻ってきた。しかし、また、例のイタリア語の係員が来て、20:12発は同じホームに入線予定なので、この列車が動かない限り、入れないという。結末はこの20:12も運休。結局、定刻21:04発の列車が違うホームに入り、やっとパルマに向け走り出した。パルマに着いたのは夜11時過ぎ、工事中の駅前は薄暗く、タクシー乗り場に何人か待つ人はいるが、タクシーはいない。やがて、ポツンポツンと空車が来て、3番目くらいで乗ることができた。この日泊るホテルは荷物がなければ歩ける距離であった。この日の晩飯は、右往左往して3時間を過ごしたラ・スペツィアの駅構内で買ったマックだった。

97.ヴェルナッツア ローマ通り
駅を降りるとこの通りに出る。この通りはローマ通りと言うらしい。両側には店が並び、まっすぐ200mほど行くと海に出る。時刻は11時半を少し回った。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F10 1/400秒 32mm ISO400 ) 露出補正 なし
ヴェルナッツア ローマ通り;クリックすると大きな写真になります
98.海に突き出た町
駅前からローマ通りを200mほど進むとここに出る。この写真の右側は船着場であり、海水浴場であり、教会があり、広場となっている。ヴェルナッツアの一番賑やかなところだった。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F8 1/200秒 27mm ISO400 ) 露出補正 なし
海に突き出た町;クリックすると大きな写真になります
99.海水浴場と教会
この教会は、サンタ・マルゲリータ・ディ・アンティオティア教会 (Chiesa Santa Margherita d'Antiochia) で、この町のシンボル的な存在とのこと。1318年に、ゴシック様式で建築された。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F10 1/400秒 18mm ISO400 ) 露出補正 なし
海水浴場と教会;クリックすると大きな写真になります
100.船着場の先から
船着場の先まで進み、マルコーニ広場という名の広場の方を眺めると、ヴェルナッツアのほぼ全景が見渡せる。ヴェルナッツァの村の名は、1000年頃、ローマの旧家 "Gens Vulnetia" に由来し、この家に仕えた使用人が自由を与えられ、ここに移り住んだことから歴史が始まったと伝えられる。ヴェルナッツアの人口は約1,000人とのこと。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F11 1/500秒 18mm ISO400 ) 露出補正 なし
船着場の先から;クリックすると大きな写真になります
101.「Ristorante Gambero Rosso」
少々腹が減ってきた。時計を見ると12時20分、船着場の横のレストランに入った。スパゲッティを食べたのだが、前菜にスキャンピを1つ頼んだ。しばらくして運ばれてきた"SCAMPI AL SALE"に、周囲の席からも歓声が上がった。4人でひとり1匹づつだったが、食べてもなかなか美味しかった。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/100秒 4.9mm ISOオート ) 露出補正 なし
「Ristorante Gambero Rosso」;クリックすると大きな写真になります
102.ヴェルナッツア駅
食事を終えて、町の店を見ながら駅へ向かった。ホームにある切符売場の手前のモニターに列車の遅れが表示されている。13:29発の列車は15分遅れのようだ。ここから、この日のトラブルが始まった。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/125秒 27mm ISO400 ) 露出補正 なし
ヴェルナッツア駅;クリックすると大きな写真になります
103.プラットホームはトンネルの中
反対方面の列車が来る。これは最後尾の車両だが、停車したのはトンネルの中だ。乗客は慌てて最後尾の車両のドアーに向かう。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F5 1/125秒 44mm ISO400 ) 露出補正 なし
プラットホームはトンネルの中;クリックすると大きな写真になります
104.掲示板にスト情報発見
ふっと、何気なくホームの掲示板を見ると、今日は朝9時から午後5時までストライキだと書いた紙が張り出されていた。午前中は何の問題もなく動いていたのに。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F5.3 1/320秒 90mm ISO400 ) 露出補正 なし
掲示板にスト情報発見;クリックすると大きな写真になります
105.サンタ・マルゲリータ・ディ・アンティオティア教会
娘たちが切符売場で状況を聞いてくるが、どうやら遅れは広がるようだ。結局、あと1時間くらいは列車は来ないらしい。そこで老夫婦は、さっきの教会の中に入ってみようと、再び海の方へ行くことにした。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F13 1/640秒 31mm ISO400 ) 露出補正 なし
サンタ・マルゲリータ・ディ・アンティオティア教会;クリックすると大きな写真になります
106.教会の中
教会の中はとても涼しく、外の賑やかさが嘘のように静寂が保たれていた。しばらく椅子に座らせていただき、汗が引くのを待つ。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
左:プログラムオートで撮影 ( F4.2 1/40秒 32mm ISO3200 ) 露出補正 なし
右:プログラムオートで撮影 ( F4.8 1/25秒 62mm ISO3200 ) 露出補正 なし
教会の中;クリックすると大きな写真になります
107.ドーリア城(Castello Doria)
教会から出てくると、"Al Castello" という看板が目に付いた。行ってみると狭い階段がある。どうやら城跡に上る階段のようだ。暑がりのかみさんを 98.で見ていただいたベンチに残し、上がってみることにした。ハアハア言いながら階段を上って行くと、ひとり1.5ユーロの入場料を払う入口があった。財布をかみさんに預けていたため、一銭も持っていない。"No Money"と言って戻ろうとすると、"OK ! OK !"と通してくれた。ご厚意に感謝して上に上がると素晴らしい眺めが待っていた。これは外海である。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F11 1/500秒 48mm ISO400 ) 露出補正 なし
ドーリア城(Castello Doria);クリックすると大きな写真になります
108.ドーリア城の円塔
11世紀半ば、チンクエテッレの港の中で、戦略上最も重要であるとして、三方が断崖になった岩の岬の先に、このドーリア城が建てられた。 12世紀初頭から、海洋国家ピサとジェノヴァとの勢力争いが続いて、ヴェルナッツァは、一時的にピサに占領されたが、ジェノヴァとともに戦って、これを撃退したという。ここには、ジェノヴァの要塞や城壁、円塔が造られ、1276年には、ヴェルナッツアはジェノヴァの支配下に入ったとのこと。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F13 1/640秒 18mm ISO400 ) 露出補正 なし
ドーリア城の円塔;クリックすると大きな写真になります
109.モンテロッソ・アル・マーレを望む
城跡からは、チンクエテッレの一番西にあるモンテロッソ・アル・マーレの海岸が見えた。海岸にはビーチ・パラソルが立ち並ぶ。モンテロッソ・アル・マーレはチンクエテッレで一番大きな集落である。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/2000秒 200mm ISO400 ) 露出補正 なし
モンテロッソ・アル・マーレを望む;クリックすると大きな写真になります
110.教会を俯瞰
城跡から眺めると、教会とその前の海で海水浴をする人たちがこのように見えた。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F16 1/800秒 44mm ISO400 ) 露出補正 なし
教会を俯瞰;クリックすると大きな写真になります
111.再びヴェルナッツア駅へ
ドーリア城から下りてきて、かみさんと駅の方へ歩き始めると、娘の主人が「来ますよー」と呼びに来た。そして駆け足で駅へ。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F10 1/400秒 32mm ISO400 ) 露出補正 なし
再びヴェルナッツア駅へ;クリックすると大きな写真になります
112.落書き
ようやく、ラ・スペツイア駅までたどり着く。これはラ・スペツイア駅に停まっていた列車の客車。イタリアの落書きも半端ではない。客車はおろか機関車にまで落書きをしてしまう。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.2 1/1000秒 4.9mm ISOオート ) 露出補正 なし
落書き;クリックすると大きな写真になります
113.運転手がいないパルマ行き列車
一旦、昨夜泊ったホテルへ荷物を取りに行き、再び16:12発のパルマ行きに乗るべく、ラ・スペツイア駅に戻る。16:12発の列車はすでに「18:12 PARMA」と電光表示されているホームに入っていたので、疑いもなく乗り込んだ。しかし、これ以降は最初に記したとおりで、結局、ほぼ3時間待たされて、21:04発の列車でパルマに夜の11時過ぎに着いた。この写真は19時頃、出るのか出ないのか解からない所定のホームに停まっている列車の様子である。乗客は状況が十分に把握できず、右往左往している。ストライキは午後5時に終わっているはずなのに。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/50秒 9.9mm ISOオート ) 露出補正 なし
運転手がいないパルマ行き列車;クリックすると大きな写真になります


2011年10月 6日

北イタリア旅行 その8 マナローラ (チンクエテッレ) 9月6日


 リオマッジョーレ駅から始まる「愛の小路」をマナローラに向けて歩き始める。道は断崖絶壁に付けられていて、海の眺めが良いのは言うまでもない。途中にあったカフェで一息入れて、マナローラの駅に着いたのは午前10時だった。観光客の数も増えている。マナローラは人口約450名という小さな集落である。マナローラの観光を終え、マナローラ駅から、次の目的地であるヴェルナッツアまでは、鉄道を利用する。9分でヴェルナッツアに着いた。ヴェルナッツア11時半到着。

84.「愛の小道」 -1
「愛の小道」はリオマッジョーレからマナローラまでの1km強の遊歩道だった。岸壁に沿うように道が作られているが、舗装されているので歩きやすい。眼下には岩にぶつかる波が白くなって見える。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F11 1/500秒 26mm ISO400 ) 露出補正 なし
「愛の小道」;クリックすると大きな写真になります
85.「愛の小道」 -2
「愛の小道」は1920年代から30年代にかけて造られたという。90年代には危険が多いため一時閉鎖となったそうだ。。「愛の小道」という名は、地元の恋人たちがこの美しい景観を眺めながらデートするのに使われたから付けられたと言われている。真偽のほどはたしかではないが、それでも息をのむ美しさは本物だった。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F9 1/320秒 35mm ISO400 ) 露出補正 なし
「愛の小道」;クリックすると大きな写真になります
86.「愛の小道」のカフェ
「愛の小道」の途中に岸壁に突き出たカフェがあったので、一息入れることにする。ここからはマナローラの岸壁に建てられた家々が見える。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F11 1/500秒 34mm ISO400 ) 露出補正 なし
「愛の小道」のカフェ;クリックすると大きな写真になります
87.マナローラ駅
30分も歩かないうちにマナローラ駅の上に着いた。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F8 1/1000秒 70mm ISO400 ) 露出補正 なし
マナローラ駅;クリックすると大きな写真になります
88.マナローラ駅 プラットフォーム
一旦、駅のプラットフォームに降りる。線路のすぐ向こうは崖になっていて、海が広がる。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
上:プログラムオートで撮影 ( F8 1/1000秒 56mm ISO400 ) 露出補正 なし
下:プログラムオートで撮影 ( F9 1/1250秒 34mm ISO400 ) 露出補正 なし
マナローラ駅 プラットフォーム;クリックすると大きな写真になります
89.マナローラ 海側の眺め
駅から左手に長いトンネルがあり、そのトンネルを抜けてすぐ左にあるのが Dario Capellini 広場で町の入口になる。この写真は海側を眺めたところで、夕暮れ時はここから赤く染まる海が眺められるという。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F9 1/320秒 24mm ISO400 ) 露出補正 なし
マナローラ 海側の眺め;クリックすると大きな写真になります
90.TRATORIA
広場の近くには、RistoranteやTratoriaが何軒かあった。きっと、日本で言うなら近海ものの魚が旨いと思う。まだ時間は10時半、昼飯にするには少々早い。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F3.5 1/125秒 20mm ISO900 ) 露出補正 なし
TRATORIA;クリックすると大きな写真になります
91.船着場
町の広場とは逆にトンネルをくぐった後左に下って行くと、リグリア海の湾に出る。ここは船着場だと思う。決して海水浴場でななさそうだ。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F8 1/1000秒 75mm ISO400 ) 露出補正 なし
船着場;クリックすると大きな写真になります
92.マナローラ全景
崖っぷちに付けられた道を少し、隣町であるコルニーリアの方へ歩くと、マナローラの町の全景を見ることができた。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F9 1/320秒 29mm ISO400 ) 露出補正 なし
マナローラ全景;クリックすると大きな写真になります
93.マナローラ 山側の眺め
また、町の方へ戻ってくる。Dario Capellini 広場と、その向こうはマナローラの町の中心になる。すぐ右手に、チンクエテッレの有名ワイン「シャケトラ」の博物館がある。「シャケトラ」はこの地方の名産の高級甘口ワインで、小麦色をして、そこから蜂蜜のような甘い香りが立ち上るという。所謂デザートワインである。飲むチャンスはなかった。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F6.3 1/640秒 62mm ISO400 ) 露出補正 なし
マナローラ 山側の眺め;クリックすると大きな写真になります
94.町の賑わい
11時少し前になった。観光客の数も段々と多くなる。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F6.3 1/160秒 32mm ISO400 ) 露出補正 なし
町の賑わい;クリックすると大きな写真になります
95.町の上
リオマッジョーレと同じように町は山の方へと続き、その上にはブドウ畑が見えた。マナローラは人口約450名、チンクエテッレの中ではお隣のコルリーニアとともに小さな集落だとのこと。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F11 1/500秒 40mm ISO400 ) 露出補正 なし
町の上;クリックすると大きな写真になります
96.プラットフォームはトンネルの中
次の目的地であるヴェルナッツアへ行くため、再び、駅に戻って列車を待った。マナローラとヴェルナッツアの間にコルニ-リアという町があるが、この町は高台にあり、駅からはバスに乗らなければ、行けないということなので、割愛した。11時23分マナローラ発の列車に乗り、11時32分にヴェルナッツアに着いた。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F7.1 1/200秒 18mm ISO400 ) 露出補正 なし
プラットフォームはトンネルの中;クリックすると大きな写真になります

2011年10月 3日

北イタリア旅行 その7 リオマッジョーレ (チンクエテッレ) 9月6日


 昨晩はポルト・ベネーレを2往復してしまい、就寝が遅くなってしまったが、翌9月6日は今回の旅行の楽しみの一つである世界遺産チンクエテッレ観光だ。夕方には次の目的地パルマに入りたいため、早めの行動となった。
 チンクエテッレとはラ・スペツィアの西にほぼ等間隔でならんだかっての5つの漁村の総称とのこと。ラ・スペツィアの方からジェノヴァの方に向かってリオマッジョーレ、マナローラ、コルニーリア、ヴェルナッツア、モンテロッソ・アル・マーレと続く。
 この日私たちはこの5つの中の、リオマッジョーレ、マナローラ、ヴェルナッツアの3つを見る。朝、7時半にホテルを出発した。荷物は夕方までそのホテルに預かってもらう。

70.ラ・スペツィアの朝
駅のプラットフォームから朝のラ・スペツィアの街を眺める。ラ・スペツィアは人口95,000人の大きな街であり、全ての列車が停まる。駅名はラ・スペツィア・チェントラーレと言う。ラ・スペツィアにはもう一つ小さな駅があるそうだ。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5 1/80秒 16mm ISOオート ) 露出補正 なし
ラ・スペツィアの朝;;クリックすると大きな写真になります
71.リオマッジョーレ駅
ラ・スペツイァからリオマッジョーレまではレジョナーレ(普通列車)で7~8分だった。8時12分発の列車は8時20分にリオマッジョーレ駅に到着した。駅から町の入口まではトンネルになっていた。チンクエテッレに鉄道が建設されたのは1873年~74年とのこと。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F3.5 1/125秒 24mm ISO1800 ) 露出補正 なし
リオマッジョーレ駅;クリックすると大きな写真になります
72.リオマッジョーレ 町の入口
リオマッジョーレは人口1,740人のイタリア共和国リグーリア州ラ・スペツィア県のコムーネ(自治体の最小単位)の一つである。駅からのトンネルを抜けると町の入口に出た。山側と海側に出ることができるが、ここは山側にでたところ。この通りはコロンボ通りという。まだ、朝8時半なので観光客も少ない。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F7.1 1/200秒 29mm ISO400 ) 露出補正 なし
リオマッジョーレ;クリックすると大きな写真になります
73.リオマッジョーレ 海側の眺め
一方、海側に出るとすぐそこは断崖の海だった。ここはイタリア有数の潜水 ポイントがあることで有名だそうだ。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/125秒 38mm ISO400 ) 露出補正 なし
リオマッジョーレ;クリックすると大きな写真になります
74.リオマッジョーレ 海側の道
海に向かって、左の方に道があったので、歩いてみた。山の方を見ると急な斜面に色彩豊かな家々が並ぶ。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F8 1/250秒 18mm ISO400 ) 露出補正 なし
リオマッジョーレ;クリックすると大きな写真になります
75.リオマッジョーレ 断崖の家
切り立った崖の上にびっしりと家が建っていた。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F8 1/250秒 18mm ISO400 ) 露出補正 なし
断崖の家;クリックすると大きな写真になります
76.リオマッジョーレ 断崖で憩う人
家の下には階段が作られていて、海の方へ降りられるようになっている。岩の上には、海を眺める男女、釣りをするおじさんがいた。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F5.3 1/125秒 90mm ISO720 ) 露出補正 なし
断崖で憩う人;クリックすると大きな写真になります
77.魚
コロンボ通りの方へ戻る途中、レストランの厨房に大きな魚が運び込まれるところに出会った。近くの海で獲れたのだろうか。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F5 1/125秒 90mm ISO1100 ) 露出補正 なし
魚;クリックすると大きな写真になります
78.サン・ジョバンニ・バチスタ教会
コロンボ通りから横道にそれて急な坂道を登っ ていくと、1340年に建てられたというサン・ジョバンニ・バチスタ教会という教会があった。質素な教会だった。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F9 1/320秒 18mm ISO400 ) 露出補正 なし
サン・ジョバンニ・バチスタ教会;クリックすると大きな写真になります
79.海の眺め
さらに高台の道を歩いて行くと、海に向かって続く家々が、まだ午前中の陽を浴びて、輝いていた。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F10 1/400秒 28mm ISO400 ) 露出補正 なし
海の眺め;クリックすると大きな写真になります
80.ブーゲンビリア
家々にはきれいな花が植えられているが、なかでもグアムなどでよく見かけるブーゲンビリアがきれいだった。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F11 1/500秒 22mm ISO400 ) 露出補正 なし
ブーゲンビリア;クリックすると大きな写真になります
81.断崖に建つ家
海のすぐ傍まで、断崖に張り付くように家が建てられていて、住人は猫の額のような畑の世話をしている。すぐ下は白い波が砕ける海だ。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F8 1/250秒 29mm ISO400 ) 露出補正 なし
断崖に建つ家;クリックすると大きな写真になります
82.ブドウ畑
山の方に眼をやるとブドウ畑で働いている人々がいた。この地では古くからワイン作りが盛んである。町の基盤が作られたのは、12世紀ごろ。ジェノバから来た貴族の手によるものだそうだ。彼らの目的はワインを造ること。強い日差しと潮風が、おいしいワインを生み出すと知り、あえてこの断崖の岩だらけの地にブドウ畑を作ったといわれている。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/1250秒 200mm ISO400 ) 露出補正 なし
ブドウ畑;クリックすると大きな写真になります
83.上から見たリオマッジョーレ駅
リオマッジョーレ駅の入口から、次の目的地であるマナローラへの「愛の小道」が始まる。愛の小道(Via dell'Amore)はリオマッジョーレから隣町のマナローラを結ぶ海岸遊歩道である。もちろん鉄道にもマナローラ駅はあるので列車でもいけるが、鉄道での所要時間はわずか2分。ここは歩く。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/320秒 200mm ISO400 ) 露出補正 なし
上から見たリオマッジョーレ駅;クリックすると大きな写真になります