2012年1月アーカイブ: Studio YAMAKO

2012年1月29日

都電荒川線 1月17日 1/3


 ヨーロッパを旅行すると歴史のある町にトラムが良く似合う。特に最近、その良さが見直されているようで、多くの都市で新しい車両が投入されている。
 日本では、高度成長期に道路事情からか、路面電車が邪魔者扱いされ、鹿児島、熊本、長崎、高知、広島、富山、函館などの地方都市を除き、多くの大都市で廃止されてしまった。東京ではわずかに、全線のうち、そのほとんどを専用軌道を走る都電荒川線のみが存続している。
 この日はこの都営荒川線に乗り、沿線を歩いてみようと思い立った。渋谷から都バスに乗り、早稲田まで行って、早稲田から都電に乗ろうと思ったが、渋谷のバス停へ行くと、早稲田行きは発車ばかりで、次のバスは30分あとになる。では、JRで高田馬場まで行こうかと思って、ふと早稲田行きの停留所の前にある停留所に止まっているバスの行き先を見ると池袋駅東口となっていて、途中学習院下を通る。それではと、そのバスに乗り、学習院下まで行きそこで都営荒川線に乗り換えることにした。
 池袋行きのバスはすぐに発車した。寺社などの起源や由来、都電の車両などに関することについての記述は、Wikipedia などネット上に記されていることを基にさせていただいている。

1.鬼子母神境内
渋谷から乗った都バスは明治通りを順調に走り、11時半ごろに学習院下に到着した。すぐ道路を渡って都電の停留所に向かう。昼の時間は5~6分間隔で運行されていた。学習院下で乗り次の駅の鬼子母神前で下車。料金は160円均一で、もちろんSUICA、PASMOが使える。鬼子母神前で降り、東京都指定の天然記念物で、古いもので樹齢400年という参道のケヤキ並木を抜けると、鬼子母神の境内に入った。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F8 1/250秒 18mm ISO400 ) 露出補正 なし
鬼子母神境内;クリックすると大きな写真になります
2.鬼子母神堂
561年(永禄4年)に山村丹右衛門が現在の目白台のあたりで鬼子母神像を井戸から掘り出し、東陽坊に祀ったのが始まりとされる。1578年(天正6年)に社殿を建立したという。現在の社殿は1664年(寛文4年)の建立で、東京都指定有形文化財に指定されている。ここ雑司ケ谷の鬼子母神像は、鬼形ではなく、羽衣・櫻洛をつけ、吉祥果を持ち幼児を抱いた菩薩形の美しい姿をしているので、とくに角(つの)のつかない鬼の字が用いられ、尊称されているとのこと。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F4.2 1/125秒 35mm ISO1600 ) 露出補正 なし
鬼子母神堂;クリックすると大きな写真になります
3.法明寺山門
鬼子母神堂は法明寺の飛地境内にある。鬼子母神堂から、さらに5分ほど先に進むと法明寺があった。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F9 1/320秒 29mm ISO1600 ) 露出補正 なし
法明寺山門;クリックすると大きな写真になります
4.法明寺本堂
山門から本堂を眺める。法明寺は、嵯峨天皇の代の弘仁元年(西暦810年)、真言宗の旧跡で威光寺として開創され、後の正和元年(1312年)、宗祖日蓮聖人の弟子で中老僧の一人、日源上人が日蓮宗に改宗、威光山法明寺と寺号を改めたとされている。関東大震災で本堂が倒壊、昭和20年戦災により全山焼失したが、昭和34年に本堂を再建、さらに昭和37年客殿庫裡を竣工した。 昭和43年、鐘楼ならびに山門の復興も完了、ほぼ寺内の偉容を旧に復したそうだ。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F10 1/400秒 18mm ISO400 ) 露出補正 なし
法明寺本堂;クリックすると大きな写真になります
5.荒川車庫
再び鬼子母神前で乗車し、庚申塚、王子駅前を通り越して、荒川車庫前まで来た。車庫に止まっている車両を撮ろうと思ったからだ。車庫には7000型、8800型などが入庫していた。7000型はこの日もっとも沢山見た車両で、1954年(昭和29年)から1956年(昭和31年)にかけて約90製造されている。現存するのは1955年(昭和30年)から1956年(昭和31年)にかけて製造された最終増備車組で、ワンマン化に際して車体更新して使用しているとのこと。右側のオレンジ色の8800型は7500型の置き換え用として2009年(平成21年)から新造されているVVVF車輛だ。2010年(平成22年)末時点では8801号から8810号までの10輛あるとのこと。オレンジ色のほかにバイオレット、ローズレッド、イエローの4色がある。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F11 1/500秒 40mm ISO400 ) 露出補正 なし
荒川車庫;クリックすると大きな写真になります
6.「都電おもいで広場」
2007年(平成19年)の春に、荒川車庫の隣に「都電おもいで広場」が開設された。ここには5500型と7500型が展示されていた。土、日、祝日のみの開園で、この日は中に入れなかった。この写真の5500型は、昭和29年にアメリカの最新の技術を導入して製造された車両で、独特の流線型の車体と低騒音・高加速の高性能を持ち、通称「PCCカー」と呼ばれた。三田車庫に配属され、1系統(品川駅前~上野駅前)で使用されたとのこと。「銀座」の行き先表示が懐かしい。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F14 1/800秒 18mm ISO400 ) 露出補正 なし
「都電おもいで広場」;クリックすると大きな写真になります
7.専用軌道を走る最新型
荒川車庫前駅から王子駅前まで戻ろうと、ホームで待っていると反対側からレトロ調のダブルルーフを持った9002号という車両が来た。9001号はエンジに塗られ平成19年に導入されている。この9002号は平成21年に導入された最新鋭車9000型である。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/1250秒 200mm ISO400 ) 露出補正 なし
専用軌道を走る最新型;クリックすると大きな写真になります
8.最も新しい9002型
レトロ調の最新鋭車両というのも不思議な感じがする。レトロ調が目的なら、古い型の車両を改造した方が安上がりだと思うのだが。困ったことに、今日撮ったすべての車両の写真でそうなのだが、結果的に行き先表示の文字を旨く写し込めていなかった。「三ノ輪橋」がぐしゃぐしゃになっている。シャッター・スピードを遅くしなくてはいけないらしい。1/125秒くらいだそうだ。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F10 1/400秒 48mm ISO400 ) 露出補正 なし
最も新しい9002型;クリックすると大きな写真になります
9.早稲田行き
荒川車庫前で早稲田行きの7000型に乗り、3つ目の王子駅前で降りた。ここで降りたのは、ここから先、しばらく車道との併用軌道を走るので、その写真を撮りたかったからだ。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/500秒 95mm ISO400 ) 露出補正 なし
早稲田行き;クリックすると大きな写真になります
10.王子駅前
  JRのガードをくぐり、併用軌道を走る。ヨーロッパの路面電車のような背景にならないのが残念である。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F8 1/1000秒 70mm ISO400 ) 露出補正 なし
王子駅前;クリックすると大きな写真になります
11.飛鳥山から王子駅前へ
反対方向の三ノ輪橋行きローズレッド塗装の8800型が、飛鳥山から王子駅前に向かう。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G プログラムオートで撮影 ( F14 1/800秒 31mm ISO400 ) 露出補正 なし
飛鳥山から王子駅前へ;クリックすると大きな写真になります
12.王子駅前
王子駅前の車道と区分されていない併用軌道区間の電車を撮って、王子駅前駅に戻った。この車両は2005年(平成17年)6月12日の「路面電車の日」を記念して復刻塗装されたという7022だ。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F8 1/250秒 18mm ISO400 ) 露出補正 なし
王子駅前;クリックすると大きな写真になります
13.併用軌道区間から専用軌道へ
王子駅前から飛鳥山の先を右に曲がって専用軌道に入るまで、車道を走る。次の駅は滝野川一丁目である。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F8 1/1000秒 56mm ISO400 ) 露出補正 なし
併用軌道区間から専用軌道へ;クリックすると大きな写真になります

2012年1月24日

川崎大師 1月15日

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 1月15日 日曜日、かみさんが毎月のように友人たちとお参りしている川崎大師に出かけた。かみさんは帰りにはいつも宝くじを買ってきているが、300円以上当たったためしがない。
 私自身は福岡へ転勤する前、前厄、本厄、後厄と3年続けて川崎大師にお参りし、本堂でお祓いを受け御札を納めて以来、お参りしていなかった。
 この日は日曜日、まだ正月ということで人出が多い。午前中に川崎大師のお参りは終え、川崎の新しい商業施設であるラゾーナ川崎プラザへ行き、元祖ハヤシライスの早矢仕で昼食にした。

1.川崎大師 参道
1899年(明治32年)大師電気鉄道が川崎駅(後の六郷橋駅) - 大師駅(現・川崎大師駅)間 (2.0km) 開業したのが始まりという京浜急行大師線は、開業から3年後の1902年に現・京急川崎駅へ延長、乗り入れした。その京急川崎駅から4っつ目、川崎大師駅で降りる。駅前の表参道厄除門をくぐって、川崎大師へ歩く。参道の両側には屋台が並ぶ。今日は日曜日だ。人出が多い。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/400秒 21.5mm ISO400 ) 露出補正 なし
川崎大師 参道;クリックすると大きな写真になります
2.仲見世
参道を500m~600m進み、右手に曲がると、その右手に仲見世通りがあり、名物の飴を切るトントンという音が聞こえてくる。仲見世の先に見えるのが大山門である。仲見世通りは賑やかだ。この日は混雑のためか、ここ仲見世通り側からは大山門に行けない。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/640秒 30.5mm ISO400 ) 露出補正 なし
仲見世;クリックすると大きな写真になります
3.不動門
先に進んで右手に見える、境内からの出口となっている不動門の前を、さらに右へ曲がって、大山門に出る。そこから境内に入る。これは不動門。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/1000秒 6.1mm ISO400 ) 露出補正 なし
不動門;クリックすると大きな写真になります
4.不動門から境内を眺める
この不動門は戦後、第43世隆超和上により福島県のゆかりの地から、戦災によって失われた川崎大師(平間寺)旧大山門の跡地にその山門として持ってこられた。そして、現在の大山門建立に伴い不動門としてこの場所に移設されたとのこと。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/400秒 6.1mm ISO400 ) 露出補正 なし
不動門から境内を眺める;クリックすると大きな写真になります
5.大山門
この新大山門は1977年(昭和52年)11月に、開創850年記念事業として落成した。京都東寺の四天王像を模刻安置し、また、上層部分は経庫になっており、この寺で行われる「写経会」で写経された経文や、奉納された写経が収められているという。上層部分に安置されていた薬師如来像は、薬師殿完成にともない、遷座されたとのこと。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/1250秒 6.1mm ISO400 ) 露出補正 なし
大山門;クリックすると大きな写真になります
6.香献所と大本堂
大山門から大本堂への間に香献所があり、お線香の煙が漂っていた。前後してしまったが、通称川崎大師で知られる平間寺(へいけんじ)は真言宗智山派の大本山の寺である。山号は金剛山。院号は金乗院。高尾山薬王院、成田山新勝寺とともに関東三本山のひとつであるという。1813年(文化10年)に徳川幕府第11代将軍、家斉が厄除に訪れた事から厄除け大師として広まったとのこと。 毎年の正月には全国で五指に入る初詣の参拝客で大変な賑わいとなる。大本堂は1964年(昭和39年)5月落成。本尊厄除弘法大師が祭られている。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/640秒 30.5mm ISO400 ) 露出補正 なし
香献所と大本堂;クリックすると大きな写真になります
7.香燃所?
香献所にあげられた線香はいっぱいで、燃えている。参拝者は手をかざして自分の身体に煙をかざしている。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/160秒 6.1mm ISO400 ) 露出補正 なし
香燃所?;クリックすると大きな写真になります
8.しょうづかの婆さん
大本堂に向かって左側に不動堂があるが、その先の西解説門の手前に「しょうづかの婆さん」の像があった。葬頭河の婆が訛って「しょうづかの婆さん」と呼ぶようになったらしい。脱衣婆、葬頭河婆、正塚婆(しょうづかのばば)とも言われる奪衣婆(だつえば)は、三途川(葬頭河)の渡し賃である六文銭を持たずにやってきた亡者の衣服を剥ぎ取る老婆のこと。民間信仰における奪衣婆は、疫病除けや咳止め、特に子供の咳止めに御利益があるといわれたようだ。ここの立て札には、「昔から歯の痛みをいやし、容貌を美しくすると信じられ、そのほかにも健脚や諸願をかける人が多く、香華たゆることがない。」と記されていた。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.2 1/60秒 6.1mm ISO400 ) 露出補正 なし
しょうづかの婆さん;クリックすると大きな写真になります
9.八角五重塔
多くの屋台が埋める境内のほぼ中央に中興塔(八角五重塔)があった。この五重塔は1984年(昭和59年)、弘法大師1150年御遠忌・大開帳記念として落成したという。私が福岡転勤の前に厄払いにお参りした時は、この塔はなかった。少し露出補正をし過ぎてしまった。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/500秒 10.8mm ISO400 ) 露出補正 +1.0段
八角五重塔;クリックすると大きな写真になります
10.大山門前 名物久寿餅
川崎大師久寿餅組合というのがあって、十数件の店があるようだ。その中でここ「住吉」は大山門のすぐ横で立地条件は最高である。創業は大正6年。一方、表参道に面したところに「住吉総本店」というのがあった。ここの創業は明治20年。伝統の味を継承している最も古い老舗だそうだ。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/1250秒 7.4mm ISO400 ) 露出補正 なし
大山門前 名物久寿餅;クリックすると大きな写真になります
11.せき止め飴
久寿餅とともに川崎大師ではせき止め飴が有名だ。この写真の「松屋総本店」は明治初年、深川門前仲町で創業し、昭和11年に川崎大師仲見世通りに出店したとされ、創業141年の老舗とのこと。仲見世にはのれん分けされた「松屋の飴総本舗」という店もあった。また、昭和53年に出店した「評判堂」というのもある。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/250秒 6.1mm ISO400 ) 露出補正 なし
せき止め飴;クリックすると大きな写真になります


2012年1月18日

箱根日帰り温泉と七里ガ浜 1月12日


 前の晩、突然娘たち夫婦から電話があり、明日、箱根の日帰り温泉に行かないかと誘いがあった。我々にとくに予定はなく二つ返事で「行こう」となった。雪が降るのではないかと心配したが、まずまずの天気である。我が家まで車で迎えに来てくれたが、往きは東名-小田原厚木で行くことにする。
 小田原でかまぼこを買いたいと言い出し、「鈴廣かまぼこの里」に寄った。昼飯前に箱根湯本の「天山湯治郷」という日帰り温泉に到着、1時間少々、のんびりと湯につかる。この日は平日なので、比較的すいていて、ゆっくりできた。ふたたび、「鈴廣かまぼこの里」へ戻り、鈴廣が経営する蕎麦やで昼飯にする。帰路は、西湘バイパスを走り、七里ガ浜によってカフェに入り、夕陽の江の島を眺め、カレーを食べた。今日は運転をしなくてよいのワインも飲めた。

1.風祭駅
箱根登山鉄道の小田原と箱根湯本の中間に風祭駅がある。箱根湯本に向かって左側の改札口を出ると、「鈴廣かまぼこの里」につながっている。我々は車で地下駐車場に入り、、「鈴廣かまぼこの里」の鈴なり市場に上がった。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/1250秒 4.9mm ISOオート ) 露出補正 なし
風祭駅;クリックすると大きな写真になります
2.「鈴廣かまぼこの里」 鈴なり市場
鈴なり市場、つまりはショッピングセンターだが、ここでは作りたてのかまぼこ各種が試食できる楽しみがある。かまぼこの原料である魚肉には脳の活動を活発にし、視力の向上を助けるDHAが含まれるとして、受験生の夜食などに良いと、こんなコーナーがあった。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2 1/400秒 4.9mm ISOオート ) 露出補正 なし
鈴なり市場;クリックすると大きな写真になります
3.鈴廣本店
鈴なり市場の隣に鈴廣本店があった。鈴廣の創業は、慶応元年(1865年)。村田屋の屋号で魚商を営んでいた四代当主である村田屋権右衛門は、小田原の魚河岸に近い代官町(現在の本町)にてかまぼこ製造を始めたという。小田原はかまぼこで有名である。我々が普段、目にすることが多い、ここ鈴廣と籠清がとくに有名だが、他にも老舗はあり、小田原蒲鉾組合に加盟している企業は13社に及ぶ。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/160秒 10.3mm ISOオート ) 露出補正 なし
鈴廣本店;クリックすると大きな写真になります
4.日帰り温泉「天山湯治郷」
一旦、かまぼこの里を離れ、国道1号線を箱根方面に進む。箱根湯本駅の手前を左に入って、旧道(732号線)を行く。曲がりくねった細い道を進むと奥湯本というバス停のあたりが「天山湯治郷」の入口だった。駐車場に車を停めて玄関に向かう。娘夫婦は何回か来たことがあるらしく、今日はすいているという。土日は駐車場も一杯で入れないそうだ。男湯は4湯、女湯は5湯あり、露天風呂である。入湯料はひとり1200円だった。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.2 1/50秒 6.6mm ISOオート ) 露出補正 なし
「天山湯治郷」;クリックすると大きな写真になります
5.白いサギ
湯から上がって、屋根を見ると白いサギが5cmほどの小魚をくちばしにくわえて、屋根に止まった。サギは小魚をすぐに飲み込んでしまったが、しばらく屋根に止まっていた。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.3 1/125秒 18.6mm ISOオート ) 露出補正 なし
白いサギ;クリックすると大きな写真になります
6.「鈴廣かまぼこの里」 千世倭樓
「天山湯治郷」の蕎麦が旨いというが、あいにくこの日は休みだった。そこで再び風祭に戻り、さっき来たかまぼこの里の食事処である千世倭樓(ちょうわろう)というところに入った。ここは国道1号線を挟んで鈴廣本店の反対側にある。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/250秒 4.9mm ISOオート ) 露出補正 なし
千世倭樓;クリックすると大きな写真になります
7.千世倭樓 「美蔵」
千世倭樓の中は、会席、割烹、茶房と蕎麦があったが、やはり蕎麦「美蔵」にすることにした。この蔵みたいな建物が蕎麦処だった。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/500秒 4.9mm ISOオート ) 露出補正 なし
千世倭樓 「美蔵」;クリックすると大きな写真になります
8.夏みかん
少々酸っぱいが食べられるとのこと。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5 1/60秒 12.5mm ISOオート ) 露出補正 なし
夏みかん;クリックすると大きな写真になります
9.七里ガ浜
七里ガ浜に美味しいカレーを食べさせる洒落た店があるというので、西湘バイパスを江の島方面に向かう。右手の海に茅ヶ崎の烏帽子岩を見ながら、江の島を通り過ぎ七里ガ浜に着いたのは、3時50分だった。その「珊瑚礁」というカレー屋さんは、5時オープン。1時間あるので近くのカフェに入った。そうこうするうちに、陽が落ちてきた。カフェを出て、道路を渡って浜に出る。4時28分。夕陽は江の島の左(南)に落ちていく。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5 1/1250秒 13.6mm ISOオート ) 露出補正 なし
七里ガ浜;クリックすると大きな写真になります
10.関東ふれあいの道 稲村ケ崎・磯づたい
関東ふれあいの道 稲村ケ崎・磯づたい の案内板がある駐車場へ上がってきた。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/1250秒 4.9mm ISOオート ) 露出補正 なし
関東ふれあいの道 稲村ケ崎・磯づたい;クリックすると大きな写真になります
11.サーファー
寒そうな海だが、まだサーファーが数人海に入っていた。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.3 1/100秒 18.6mm ISOオート ) 露出補正 なし
サーファー;クリックすると大きな写真になります
12.富士山
江の島のあたりにかかっている雲で、今日は富士山は見えないのかと思っていたら、思ったより右側(北)に見えた。1年で1月が一番富士山を見られる日が多いという。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.5 1/500秒 7.8mm ISOオート ) 露出補正 なし
富士山;クリックすると大きな写真になります
13.落陽
4時40分過ぎ、太陽は相模湾の雲の中に落ちて行った。このあと、「珊瑚礁 モアナマカイ」へ。ちょうど5時、オープンと同時に入った。薦められた地魚メバルの蒸し煮が旨かった。シーフードカレーもいい味だ。ハウスワインもまずまずで、グラス2杯で良い気分になった。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.3 1/500秒 18.6mm ISOオート ) 露出補正 なし
落陽;クリックすると大きな写真になります

2012年1月13日

江の島 1月5日 2/2


 写真の説明をするのに、現地の観光案内所でもらったイラストマップや、インターネットのWikipediaほかで情報を得ながら綴っていったら、何やら観光案内のようになってしまった。しかし、起源や歴史を調べながら訪問した土地を振り返るのも、なかなか興味深い。
 奥津宮にお参りした後、さらに海岸まで下って岩屋まで行った。降りる途中で、帰りにここで食べようと磯料理の店をチェックしておく。岩屋まで行き、戻ってその店で食事にしたのは、午後2時前だった。「江の島ビール」などを飲み、ゆっくり食事をし、3時前に弁天橋に向かって戻り始めた。弁天橋までたどり着いたのが3時40分、まだ陽は高い。しかし、日没を見届けてから帰りたかった。

20.岩屋付近
ここは稚児ヶ淵と言われるあたりだ。稚児ヶ淵の名は、鎌倉相承院の稚児白菊がこの淵に投身したことに由来するという。

Nikon D300 SIGMA 17mm-70mm F2.8-4.5G
プログラムオートで撮影  ( F13 1/640秒 24mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
岩屋付近;クリックすると大きな写真になります
21.富士山絶景
相模湾の向こうに富士山の優美な姿を遮るものなく見ることができた。大きな波が岩に当って白い波が上がるのを待って、シャッターを切った。岩屋の前に広がるこの岩場は、関東大震災の時、隆起したもので、絶好の磯釣り ポイントにもなっている。

Nikon D300 SIGMA 17mm-70mm F2.8-4.5G
プログラムオートで撮影  ( F9 1/1250秒 70mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
富士山絶景;クリックすると大きな写真になります
22.岩屋の入口
江島神社は、552年、欽明天皇の勅命で、岩屋に宮を建てたのがはじまりとされると先に記した。岩屋は波の浸食によって出来た自然の洞窟で古くから信仰の対象として親しまれてきた。この岩屋に最初に入ったという記録として、寿永元年(1182年)4月5日、源頼朝を先頭に鎌倉武士47名が文覚上人を招いて岩屋にて戦勝祈願を行ったとある。江戸時代には弁財天信仰を集め訪れる人の絶えなかった岩屋だが、昭和46年3月に落石の危険ありとされ閉鎖された。しかし再開の要望強く平成5年4月に藤沢市によって完全に補修され、又入窟出来るようになった。かつての岩屋とは趣もずいぶん変わってしまったというが、潮の満干にも関係無く、少々荒れ模様でも入れるように、コンクリートの歩道橋が高い場所に造られた。私が岩屋の中に入ったのは、昭和46年に一旦閉鎖される前で、岩の上を歩いて入った記憶がある。今回は中には入らなかった。

Nikon D300 SIGMA 17mm-70mm F2.8-4.5G
プログラムオートで撮影  ( F6.3 1/160秒 17mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
岩屋の入口;クリックすると大きな写真になります
23.再び富士山を望む
江の島深訪はここが終点である。来るときにチェックしておいた店「魚見亭」で昼飯にすることにする。もと来た道を戻る前にもう一度、富士山を撮っておこうとカメラを向けた。

Nikon D300 SIGMA 17mm-70mm F2.8-4.5G
プログラムオートで撮影  ( F14 1/800秒 40mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
再び富士山を望む;クリックすると大きな写真になります
24.磯料理「魚見亭」
御岩屋通りの階段を上ったところに「魚見亭」はある。後で調べてみたら、この地で創業140余年だそうだ。崖の上に建てられているが、その崖に突き出た席で、焼き蛤、サザエの壺焼、焼いかを肴に、地ビールの「江の島ビール」で喉を潤した。少々歩き疲れてもいたので、ビールも旨い。

Nikon D300 SIGMA 17mm-70mm F2.8-4.5G
プログラムオートで撮影  ( F5.6 1/125秒 26mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
磯料理「魚見亭」;クリックすると大きな写真になります
25.相模湾ととんび
「魚見亭」では外を眺めながら心地よく、のんびりとした時間を過ごした。相模湾、富士山、そして上空にはとんびが舞う。

Nikon D300 SIGMA 17mm-70mm F2.8-4.5G
プログラムオートで撮影  ( F9 1/1250秒 70mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
相模湾ととんび;クリックすると大きな写真になります
26.「龍恋の鐘」
奥津宮の右側に「龍野ヶ岡自然の森」という脇道があった。眺めが良いのかと思い行ってみると「龍恋の鐘」というのがあった。この鐘は、江島縁起「天女と五頭龍伝説」の恋物語に因んで建てられ、その伝説にあやかろうと多くの人が鐘を鳴らしている。「天女と五頭龍伝説」とは、この地域を支配する五頭竜が江の島の弁天様に一目惚れし、求婚したが、人間に対する残虐非道の行いを理由に断られた。五頭竜は一度は引いたが翌日に心を改め、人間を守ることを弁天に誓い、五頭竜の恋は成就したという言い伝えである。周囲の柵には恋人たちの鍵が掛けられていた。

Nikon D300 SIGMA 17mm-70mm F2.8-4.5G
プログラムオートで撮影  ( F13 1/640秒 17mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
龍恋の鐘」;クリックすると大きな写真になります
27.再び「中村屋羊羹店」
再び「中村屋羊羹店」の前を通る。通り過ぎて振りかえってシャッターを切った。階段のある道と歴史を感じさせる店構えが撮ってくれと訴える。

Nikon D300 SIGMA 17mm-70mm F2.8-4.5G
プログラムオートで撮影  ( F5 1/125秒 38mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
再び「中村屋羊羹店」;クリックすると大きな写真になります
28.児玉神社
端心門まで下りてきた。その手前の右側に児玉神社の入口がある。お参りする人は少ない。この児玉神社は台湾総督をへて日露戦争で日本を勝利に導いた児玉源太郎陸軍大将を祀った神社で、大正10年(1921年)の創建以来、勝運の神として仰がれてきた。境内には爾霊山(203高地・いれいさん)の石などがあった。年末のNHK-TV「坂の上の雲」の記憶が新しい。

Nikon D300 SIGMA 17mm-70mm F2.8-4.5G
プログラムオートで撮影  ( F3.2 1/125秒 17mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
児玉神社;クリックすると大きな写真になります
29.しらす問屋「とびっちょ」
TVで有名なしらす問屋「とびっちょ」。店の前のサンプル棚には24cmもある巨大などんぶりに新鮮なお魚がのっている。こだわり抜いた塩分控えめ、ふんわり釜揚げシラスもある。生しらすは朝獲れたしらすのみ使用するというが、1月~3月はしらすが禁漁だそうで生しらすは食べられない。

Nikon D300 SIGMA 17mm-70mm F2.8-4.5G
プログラムオートで撮影  ( F3.5 1/125秒 17mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
しらす問屋「とびっちょ」;クリックすると大きな写真になります
30.弁天橋から眺める午後の富士山
時刻は午後3時35分。陽はだいぶ傾いてきた。露出は難しいのだろうが、-0.3段補正のままでマルチパターン測光のカメラ任せ。

Nikon D300 SIGMA 17mm-70mm F2.8-4.5G
プログラムオートで撮影  ( F18 1/1250秒 19mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
弁天橋から眺める午後の富士山;;クリックすると大きな写真になります
31.境川河口
相模湾に流れ込む境川の河口に掛かる片瀬橋を江の島水族館の方へ渡る。河口の岸で釣りをしている人がいた。

Nikon D300 SIGMA 17mm-70mm F2.8-4.5G
プログラムオートで撮影  ( F9 1/320秒 40mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
境川河口;クリックすると大きな写真になります
32.西浜から
この日の最後の目的である夕陽を西浜の江の島水族館の辺りで撮ろうと思う。時刻は3時50分。陽が落ちてくるまで小一時間掛かりそうだ。海にはサーファーが多いが波は穏やかであった。

Nikon D300 SIGMA 17mm-70mm F2.8-4.5G
プログラムオートで撮影  ( F9 1/1250秒 70mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
西浜から;クリックすると大きな写真になります
33.Ristorante 「il Chianti」
少し時間をつぶさなくてはならないが、そこにイタ飯屋さんがあったので、ピザでも食べようと入って見ることにした。もうだいぶ陽は傾いて、私たちの影が長い。

Nikon D300 SIGMA 17mm-70mm F2.8-4.5G
プログラムオートで撮影  ( F13 1/640秒 17mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
Ristorante 「il Chianti」;クリックすると大きな写真になります
34.Ristorante 「il Chianti」の中
ピザを1枚とグラスワインを注文した。客席と厨房との境の棚に、パルミジャーノ・レジャーノが4つも置いてある。これは立派なもんだと思ったが、待てよと思い、ウェイトレスのお嬢さんに「あれは本物?」と尋ねてみた。やはりダミーだった。

Nikon D300 SIGMA 17mm-70mm F2.8-4.5G
プログラムオートで撮影  ( F4.5 1/320秒 62mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
Ristorante 「il Chianti」の中;クリックすると大きな写真になります
35.落陽
16時35分、いよいよ太陽が相模湾の向こうに隠れようとしている。波がしらが夕陽に染まってきれいだった。

Nikon D300 SIGMA 17mm-70mm F2.8-4.5G
プログラムオートで撮影  ( F10 1/400秒 26mm ISO400 ) 露出補正 なし
落陽;クリックすると大きな写真になります
36.紅く染まる空とシルエットになる富士山
前の写真とほとんど同じ時刻に撮った。富士山の周りに全く雲がないので、夕焼けにメリハリがない。サーファー達もそろそろ引き上げてくる。

Nikon D300 SIGMA 17mm-70mm F2.8-4.5G
プログラムオートで撮影  ( F10 1/400秒 55mm ISO400 ) 露出補正 なし
紅く染まる空とシルエットになる富士山;クリックすると大きな写真になります
37.日没頃の富士山
16時42分。いよいよ太陽が姿を消そうとしている。その太陽の光を受けて、富士山の山肌が紅く見える。

Nikon D300 SIGMA 17mm-70mm F2.8-4.5G
プログラムオートで撮影  ( F7.1 1/800秒 70mm ISO400 ) 露出補正 -1.3段
日没頃の富士山;クリックすると大きな写真になります
38.日没頃の相模湾
西の空は赤く染まった。上空は青さが残る。

Nikon D300 SIGMA 17mm-70mm F2.8-4.5G
プログラムオートで撮影  ( F10 1/400秒 24mm ISO400 ) 露出補正 -0.7段
日没頃の相模湾;クリックすると大きな写真になります
39.16時48分
太陽は完全に沈んだ。富士山はシルエットになり、波が砂浜に縞模様を描く。このショットを最後に帰路に着いた。小田急線の片瀬江ノ島駅は近い。帰りは小田急線で大和にでて、相鉄線に乗り換え、1時間ほどで帰ってくることができた。今日は満足の一日だった。以前に来た時に比べ江の島は良く整備され、公衆トイレや案内板も多く、その案内板も英語、中国語、韓国語が併記されているものが増えていた。

Nikon D300 SIGMA 17mm-70mm F2.8-4.5G
プログラムオートで撮影  ( F6.3 1/640秒 70mm ISO400 ) 露出補正 -1.3段
16時48分

2012年1月 9日

江の島 1月5日 1/2


 1月5日 しばらく行っていなかった江の島へ出かけた。江島神社への初詣と、海を見ながら磯料理で昼飯、そして富士山を眺めることが目的である。この日は良い天気だった。富士山は全く雲に隠れることはなかった。お陰で楽しみにしていた夕焼けの富士は、ちょっとメリハリがない写真になってしまった。
 かみさんの提案で、往きはJRで大船まで出て、そこから初体験の湘南モノレールに乗った。モノレールの江の島駅に着いたのは12時少し前で、それから日没近くまで楽しんできた。

1.湘南モノレール大船駅
湘南モノレールに初めて乗った。今まで眺めることはあったが、なんだか遊園地の乗り物のようで、実用的な乗り物という感じはしなかった。しかし、実際に乗ってみてその先入観を改めた。湘南モノレールは1970年(昭和45年)3月7日に大船駅 -西鎌倉駅間が開業し、その翌年7月1日に大船駅-湘南江の島駅間が開通して全線開通となった。全長6.6km、全線単線で8駅ある。所要時間は13分45秒であるが、7分間隔で運行されている。全線単線なので、隔駅で上りと下りが交換する。大船から江の島までの運賃は300円だった。湘南モノレール株式会社は三菱重工の連結子会社。この車両は1988年(昭和63年)3月に登場した500型という。

Canon IXY900IS F2.8-5.8 4.6mm-17.3mm 7.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F7.1 1/200秒 4.6mm ISOオート ) 露出補正 なし
湘南モノレール大船駅;クリックすると大きな写真になります
2.とんび
正しくはトビという(鳶、学名: Milvus migrans)は、タカ目タカ科に属する鳥類の一種だ。江の島弁天橋のたもとに来ると青空に多数のトビが舞っていた。時折、低いところまで滑空してくる。特に江ノ島では、トビの大群が見られ、観光客の弁当や肉まん、ハンバーガー等を狙われることが多いという。

Nikon D300 SIGMA 17mm-70mm F2.8-4.5G
プログラムオートで撮影  ( F9 1/1250秒 70mm ISO400 ) 露出補正 なし
とんび;クリックすると大きな写真になります
3.弁天橋と江の島全景
江の島定番の写真である。時刻は12時10分。全くの快晴であった。

Nikon D300 SIGMA 17mm-70mm F2.8-4.5G
プログラムオートで撮影  ( F13 1/640秒 40mm ISO400 ) 露出補正 なし
弁天橋と江の島全景;クリックすると大きな写真になります
4.弁天橋の途中から
弁天橋の舗道を歩いて江の島に渡る途中、右手に富士山が見える。海は相模湾で、対岸は所謂湘南海岸だ。左手に小さく茅ヶ崎の烏帽子岩が見える。

Nikon D300 SIGMA 17mm-70mm F2.8-4.5G
プログラムオートで撮影  ( F10 1/1600秒 70mm ISO400 ) 露出補正 -1.0段
弁天橋の途中から;クリックすると大きな写真になります
5.青銅の鳥居
12時20分、江の島上陸。江島神社の参道へと進む。参道の入り口のある青銅の鳥居は、藤沢市指定文化財とのこと。文政4年(1821年)に再建されたものであるが、両方の柱には当時の多くの寄進者の名前が彫られている。江戸時代の信仰の広さが伝わる。額には江の島大明神と記されている。

Nikon D300 SIGMA 17mm-70mm F2.8-4.5G
プログラムオートで撮影  ( F10 1/400秒 29mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
青銅の鳥居;クリックすると大きな写真になります
6.「岩本楼」
「岩本楼」は現在は旅館として営業されている。江戸時代までは岩本院と言われ、弁天社の本宮をあずかった一山の総別当ともいわれる由緒ある院だったとのこと。ちょっと長くなるが、江島神社のことを知る上で、Wikipediaに記されている概要を紹介する。江島神社は欽明天皇13年(552年)、神宣に基づき欽明天皇の勅命により、江の島の南側の洞窟に宮(岩屋)を建てたのに始まると伝える。その後、神仏習合により当社は金亀山与願寺と称する寺となった。そこには岩本坊・上ノ坊・下ノ坊の3つの別当があり、それぞれ岩屋本宮(現在の奥津宮)・上之宮(現在の中津宮)・下之宮(現在の辺津宮)を管理していた。その中で岩本坊は総別当とされ、江島寺とも称した。慶安2年(1649年)に京都・仁和寺の末寺となってからは、岩本坊のみ院号の使用が認められて岩本院と称するようになった。三坊は競って当社の縁起を説いて回り、参詣者を集めた。そのうちに利権争いが起こり、寛永17年(1640年)、岩本院は幕府からの朱印状を得て上ノ坊を吸収した。後に下ノ坊も支配するようになり、岩本院が全島の権益を握ることとなったという。その後、明治6年(1872年)、神仏分離によって仏式を廃して神社となり江島神社へ改称、県社に列せられた。同時に僧侶は全員僧籍を離れて神職となり、廃仏毀釈により多くの仏教施設や仏像などが破壊された。岩本院は参詣者の宿泊施設としても利用されていたことから、旅館となり「岩本楼」へ改称したとう。

Nikon D300 SIGMA 17mm-70mm F2.8-4.5G
プログラムオートで撮影  ( F6.3 1/160秒 19mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
「岩本楼」;クリックすると大きな写真になります
7.江島神社 端心門
奥津宮・中津宮・辺津宮からなる江島神社の御神門。竜宮城を模して造られたといわれる。清々しい心で参拝してほしいと命名されたという。

Nikon D300 SIGMA 17mm-70mm F2.8-4.5G
プログラムオートで撮影  ( F5.6 1/500秒 62mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
江島神社 端心門;クリックすると大きな写真になります
8.日本三大弁財天
琵琶を形取った板に「日本三代大弁財天 江島神社」と書かれているのが、気になった。江島神社は江戸時代までは弁財天を祀っており、江島弁天・江島明神と呼ばれたそうだ。現在の祭神(多紀理比賣命、市寸島比賣命、田寸津比賣命)は、先にふれたとおり、明治の神仏分離の際に改められたものとのこと。

Nikon D300 SIGMA 17mm-70mm F2.8-4.5G
プログラムオートで撮影  ( F7.1 1/200秒 17mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
日本三大弁財天;クリックすると大きな写真になります
9.辺津宮
端心門を通って上に上がると辺津宮があった。江島神宮に祀られる宗像三女神(海の守護神)のうち、田寸津比賣命(たぎつひめのみこと)が祀られる辺津宮は、かっての下之宮である。現在の社殿は昭和51年に改築されている。

Nikon D300 SIGMA 17mm-70mm F2.8-4.5G
プログラムオートで撮影  ( F6.3 1/160秒 32mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
辺津宮;クリックすると大きな写真になります
10.奉安殿
辺津宮境内にある奉安殿には八臂弁財天と妙音弁財天が安置される。この江島弁財天は安芸の宮島、近江の竹生島と並んで日本三大弁財天とのこと。

Nikon D300 SIGMA 17mm-70mm F2.8-4.5G
プログラムオートで撮影  ( F5 1/125秒 17mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
奉安殿;クリックすると大きな写真になります
11.八坂神社
同じく境内にある八坂神社は、京都の八坂神社と同様に、祇園精舎の守護神である牛頭(ゴズ)天王を祀る社だそうだ。江戸時代は天王社と称した。入母屋造の社殿は弘化元年(1844年)に再建され、さらに現在の社殿は、江島神社御鎮座1450年記念事業の一環として平成14年に改築されたと案内板にあった。この写真の鳥居を上がった左側にその小さな社がある。

Nikon D300 SIGMA 17mm-70mm F2.8-4.5G
プログラムオートで撮影  ( F7.1 1/200秒 21mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
八坂神社;クリックすると大きな写真になります
12.ヨットハーバー 湘南港
八坂神社の鳥居をでたところから、ヨットハーバーが見下ろせた。江の島の東側に位置している湘南港は、1964年、東京オリンピックのヨット競技場として整備された。オリンピックでは参加国40カ国、参加選手281人、参加艇数109艇がフィン級からドラゴン級までの5種目を戦ったという。以来、湘南港は公共ヨットハーバーの草分けとして、数々のヨットレースが開催され、日本のヨット活動の普及に貢献してきているそうだ。

Nikon D300 SIGMA 17mm-70mm F2.8-4.5G
プログラムオートで撮影  ( F10 1/1600秒 70mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
ヨットハーバー 湘南港;クリックすると大きな写真になります
13.中津宮
植物園があり、展望タワーがある「江の島サムエル・コッキング苑」の方へ歩くと右手に中津宮が見えた。中津宮は市寸島比賣命(いちきしまひめのみこと)を祀る。仁寿3年(853年)創建。権現造の社殿は元禄2年(1689年)に改築された。そして昭和55年に改修。その後、平成8年9月に大改造され、元禄2年の権現造を再現したのが現在の社殿だそうだ。

Nikon D300 SIGMA 17mm-70mm F2.8-4.5G
プログラムオートで撮影  ( F5 1/125秒 24mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
中津宮;クリックすると大きな写真になります
14.水琴窟
中津宮の境内の脇に水琴窟があった。左に見える立て札に、柄杓で水鉢から水をすくい、水鉢の手前にある円く置かれた玉石の中心部にその水を注ぐとあった。試してみたが、小さいがきれいな音が聞こえた。水琴の音に含まれる高周波が心身の浄化、運気向上と幸運を招いてくれるそうだ。

Nikon D300 SIGMA 17mm-70mm F2.8-4.5G
プログラムオートで撮影  ( F3 1/125秒 21mm ISO450 ) 露出補正 -0.3段
水琴窟;クリックすると大きな写真になります
15.「サムエル・コッキング苑」
この辺りが江の島で一番高いところと思う。1880年(明治13年)に横浜在住のアイルランド人貿易商のサムエル・コッキングが金亀山与願寺(現在は神仏分離され江島神社)の敷地3800坪を買収し、菜園を設けたのが始まりであるここ「サムエル・コッキング苑」は、現在は国際交流をテーマに藤沢市の姉妹友好都市コーナーが設けられている庭園だそうだ。南洋植物園があり、四季折々の花が植えられているというが、この時期、花は少ない。展望台も含めて入場料は500円。中へは入らなかった。

Nikon D300 SIGMA 17mm-70mm F2.8-4.5G
プログラムオートで撮影  ( F10 1/400秒 45mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
「サムエル・コッキング苑」;クリックすると大きな写真になります
16.御岩屋通り
江の島の南側にある岩屋への道である。ここからは下りだが、また、上ってこなくてはいけないと思うと辛い。正面に富士山が見えた。

Nikon D300 SIGMA 17mm-70mm F2.8-4.5G
プログラムオートで撮影  ( F10 1/400秒 50mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
御岩屋通り;クリックすると大きな写真になります
17.御岩屋通りの商店
御岩屋通りには歴史を感じさせる商店が並ぶ。この「中村屋羊羹店」は明治35年(1902年)の創業で今年で110年にもなる。三代目の中村助次郎が、島の岩場一面に、付着する海苔に思いつき、東京のお菓子屋に、海苔の入った羊羹を製造してもらい、「弁天海苔やうかん」と名付けて、岩屋参道名勝「山二ツ」のところで販売を始めたのが起源だそうだ。

Nikon D300 SIGMA 17mm-70mm F2.8-4.5G
プログラムオートで撮影  ( F6.3 1/160秒 45mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
御岩屋通りの商店;クリックすると大きな写真になります
18.奥津宮
旧本宮である。江島神社の起源である岩屋に一番近い。三人姉妹で一番上の女神である多紀理比賣命(たぎりひめのみこと)を祀る。入母屋造の社殿は天保13年(1842年)に再建された。源頼朝が養和2年(1182年)に奉納した石鳥居があったという。写真の鳥居は昭和16年の台風で破損し、補修されたもの。手前に拝殿があり、奥に本殿がある。拝殿は昭和51年(1976年)に新築されたもので、社殿は平成23年に全面修復された。

Nikon D300 SIGMA 17mm-70mm F2.8-4.5G
プログラムオートで撮影  ( F10 1/320秒 34mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
奥津宮;クリックすると大きな写真になります
19.八方睨みの亀
奥津宮の拝殿の天井に、江戸時代の画家、酒井抱一作の八方睨みの亀が描かれている。ただし、これは模写である。原画は潮風と年月で、金箔等はすべて剥がれ落ち、傷みが激しいので江島神社に保存されているという。

Nikon D300 SIGMA 17mm-70mm F2.8-4.5G
プログラムオートで撮影  ( F4 1/125秒 45mm ISO1400 ) 露出補正 -0.3段
八方睨みの亀;クリックすると大きな写真になります

2012年1月 4日

氏神さま初詣


 2003年9月に現在の横浜市保土ヶ谷区の住まいに引っ越してきて、早や9回目の正月を迎えた。そして、6~7年前から続けている元旦恒例の氏神さま初詣に今年も出かけた。少し寒いが幸い今年も良い天気だ。しかし、いつもの年より、元旦の町は静かだし、お参りの人出も少ない。今年の安寧を願い、橘樹神社と神明社にお参りした。
  町のスナップ写真を撮るとどうしても他人の顔が入ることが多いし、また、それがその時の様子を表してくれる。しかし、許可なくしてそのような写真を、たかがブログといえども、誰でも見ることができるインターネット上に公開することには節度を守らなくてはならない。「スナップ写真のルールとマナー」(日本写真家協会編 朝日新書063 朝日新聞社 2007年8月30日発行)を参考にし、特定の人を撮るのではなく、その場の雰囲気をとらえるように写されたものであれば、(肖像権ということに関し)特に問題はないという見解をもとに、載せさせていただいている。だが、写っている人に失礼ではあるのだが、また、その場の状況が消されてしまうこともあるのだが、「ぼかし」を入れるようにしている。

1.元旦のスーパー
まず橘樹(たちばな)神社に向かう。途中、スーパーの前を通るが、すでに開店していた。元旦のスーパーなど入ったこともないので、試しに店内に入った。意外だった。売り場は新年の装いがなされ、伊勢の「赤福」、岡山の「きび団子」、郡山の「薄皮まんじゅう」、神戸の「きんつば」などなど、500円から1000円程度で全国の銘菓が並んでいた。また、鮮魚売り場では、壺焼にしたらうまそうなサザエなども売られていた。元旦のスーパーも面白い。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5 1/200秒 10.3mm ISO64 ) 露出補正 -0.3段
元旦のスーパー;クリックすると大きな写真になります
2.橘樹神社
橘樹神社は相鉄線の天王町駅の傍にある。文治2年 (約800年前)、源頼朝が天下の平和を賀し、国中の大小の神祇に奉幣し祭祀の典を行った時の創建と言われるから、歴史もある、しかし、境内や本殿はそれほど広くはない。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/417秒 4.6mm ISO64 ) 露出補正 -0.3段
橘樹神社;クリックすると大きな写真になります
3.橘樹神社 茅の輪
鳥居の向こうに茅草で作られた輪がある。「蘇民将来」と唱えながらこの輪を3回くぐり、罪、けがれを清める習わしである。こぐって左に回り、また、くぐって右に回り、もう一度くぐって左に回り、正面から本殿に進む。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/126秒 4.6mm ISO64 ) 露出補正 -0.3段
橘樹神社 茅の輪;クリックすると大きな写真になります
4.橘樹神社 絵馬
本殿の右側に願い事が書かれた絵馬が下げられていた。「宝くじが当たりますように」というのがあった。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/85秒 5.9mm ISO64 ) 露出補正 -0.3段
橘樹神社 絵馬;クリックすると大きな写真になります
5.神明社
橘樹神社のお参りを終えて、帷子川にかかる橋を渡り、天王町駅の高架の下を通って、野村の横浜ビジネスパークの向かい側にある神明社に向かう。神明社の歴史は今から1000年前の平安時代からであるという。伊勢神宮の分社であり、祭神は天照大御神、豊受大御神。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/217秒 9.2mm ISO64 ) 露出補正 -0.3段
神明社;クリックすると大きな写真になります
6.神明社 参拝者の列
本殿までの列は昨年より短いかもしれない。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/115秒 4.6mm ISO64 ) 露出補正 -0.3段
神明社 参拝者の列;クリックすると大きな写真になります
7.神明社 あんず飴の屋台
今年も参道には店が出ていた。たこやき屋さんは手前の店で、これはあんず飴の店。このお姉さんがお客(子供)と1回200円でジャンケンをして、お客が勝てば飴2本、負けとあいこは1本という。ちょっと売り手に有利かなと思ってしまう。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/75秒 4.6mm ISO73 ) 露出補正 -0.3段
神明社 あんず飴の屋台;クリックすると大きな写真になります
8.神明社の茅の輪
神明社にも茅の輪がった。比べて申し訳ないがここのは橘樹神社のより立派な茅の輪である。伊勢神宮や、靖国神社をお参りした時に、基本的に、特に正面から神様の写真を撮ってはいけないと教えられた。拝殿への階段に上がっての撮影は厳に慎まなくてはいけない。橘樹神社やここには撮影禁止の札はなかったが、ここいらが限度かなと思う。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/158秒 13.4mm ISO64 ) 露出補正 -0.3段
神明社の茅の輪;クリックすると大きな写真になります
9.神明社 絵馬
辰の絵が描かれた絵馬はデザイン的にあまり良いと思えなかった。「頭がよくなりますように」という願い事を記した絵馬があった。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/180秒 10.3mm ISO64 ) 露出補正 -0.3段
神明社 絵馬;クリックすると大きな写真になります
10.神明社 おみくじ
おみくじを引いた。中吉だった。行動を起こさなければ問題のない1年であるとのお告げ。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/135秒 4.6mm ISO64 ) 露出補正 -0.3段
神明社 おみくじ;クリックすると大きな写真になります
11.神明社 獅子舞 -1
本殿の手前右側の舞台でお囃子が始まり、やがて獅子舞が登場した。旭区西川島町「笠はやし保存会」の方々によるお囃子と獅子舞だ。日本の獅子舞は、全土で行われており、そのバリエーションは多岐にわたるそうだ。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/120秒 9.2mm ISO64 ) 露出補正 -0.3段
神明社 獅子舞 -1;クリックすると大きな写真になります
12.神明社 獅子舞 -2
獅子は前にいる子供たちの手や頭をかじろうとする。赤ちゃんを抱いたお父さんが獅子に「お願いします」と声をかけ、我が子の頭をかじらせる。赤ちゃんはワアワアと泣く。お父さんから獅子の口に御祝儀が入れられた。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5 1/250秒 4.6mm ISO64 ) 露出補正 -0.3段
神明社 獅子舞 -2;クリックすると大きな写真になります

2012年1月 1日

みなさま、明けましておめでとうございます。


 昨年3月11日の東日本大震災は、我々の生活に多大な影響をもたらしました。自然の脅威を思い知らされた感があります。被災されたみなさまには改めまして心からお見舞い申し上げます。そして、本年が希望ある年になりますことを願っています。
 さて、旧年中は、相変わらずひとりよがりにすぎない私のブログを、たびたびお訪ねくださり、ありがとうございました。今年もブログのオーナーである n-shuhei さんのお力をお借りし、蝶と旅などをテーマに、写真を載せて参りたいと思います。
 本年もどうぞよろしくお願いいたします。

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