川根温泉と大井川鉄道 4月17日~18日 3/5 2日目 川湯温泉から千頭へ - Studio YAMAKO

2012年5月 7日

川根温泉と大井川鉄道 4月17日~18日 3/5 2日目 川湯温泉から千頭へ


 食事前に、温泉施設になっている「ふれあいの泉」へ行った。ここは48.7℃の源泉が毎分730リットル自噴している。従って、温度の違う浴槽がいくつもあり、広い露天風呂もある。もちろんすべてかけ流しだ。この日は平日のためかすいていて、ゆっくりと楽しむことができた。食事はコテージで囲炉裏の炭火を使って、山女の塩焼きや鴨の串焼きを食べ、そのあとに鍋が用意されていた。持ち込みは自由であるらしく、それなら、もう少し、いろいろと食べたいものを持ちこみたかったところだ。6人用のコテージだが、ベッドルームが3っあり、プライバシーも保てる。何よりも素晴らしいのは、専用の露天風呂があったこと。その露天風呂は広さといい、お湯といい、申し分ない。
  この日はまず、車で大井川鉄道に沿って北上し、大井川上流の千頭駅へと向かった。

33.朝の列車
朝は6時に起き、皆が起きてくる前に、昨夜入らなかったコテージの露天風呂にひとり浸かった。そして、笹間渡川湯温泉駅に6時56分に到着する列車があるので、朝の散歩がてら大井川の河原に出てみることにした。残念ながら、出掛けるのが少し遅れてしまい、列車とは「ふれあいコテージ」の駐車場で出くわしてしまった。
大井川鉄道はSLだけでなく電車列車も懐かしい車両が走る。これは元近鉄の16000系で昭和40年、近畿車輛製造。元近鉄南大阪線・吉野線特急車16000系である。平成8年に大井川鉄道に移籍、平成10年から活躍を始めている。型式番号ばかりか、外観もまったく近鉄時代と変わらないスタイルだ。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/160秒 30.5mm ISO200 ) 露出補正 -0.3段
朝の列車;クリックすると大きな写真になります
34.川根温泉ふれあいの泉
大井川の河原から、川根温泉「ふれあいの泉」の全景を眺める。昨日の夕方は「ふれあいの泉」の露天風呂から、鉄橋を渡る大井川鉄道を眺めた。コテージはこの左側に続く。宿泊施設はこの「ふれあいコテージ」一か所しかない。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/400秒 8.1mm ISO200 ) 露出補正 なし
川根温泉ふれあいの泉;クリックすると大きな写真になります
35.大井川の河原
空は晴れて朝の暖かな日差しが降り注いできた。上流の山々を眺める。河原を歩きながら次の列車を待つ。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/1250秒 21.5mm ISO200 ) 露出補正 なし
大井川の河原;クリックすると大きな写真になります
36.鉄橋を渡る下り列車
7時34分笹間渡川湯温泉駅着の下り列車が、大井川の鉄橋を渡る。この電車も元近鉄の16000系だった。下流側から上流に向け、明るい背景に電車が負けない様にプラス露出補正をして、シャッターを切った。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/1000秒 15.7mm ISO200 ) 露出補正 +0.3段
鉄橋を渡る下り列車;クリックすると大きな写真になります
37.列車は笹間渡川湯温泉駅へ
列車は2両編成と短い。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/800秒 15.7mm ISO200 ) 露出補正 +0.3段
列車は笹間渡川湯温泉駅へ;クリックすると大きな写真になります
38.朝日を浴びる山々
列車を見送った河原から上流の方を眺める。まだこの辺はそれほど標高の高い山はないが、さらに上流には、赤石山脈からなる南アルプスの高峰が連なる。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/640秒 30.5mm ISO200 ) 露出補正 なし
朝日を浴びる山々;クリックすると大きな写真になります
39.「ふれあいの泉」玄関
昨日は素通りした「ふれあいの泉」の方へ行って見た。早朝なのでまだ営業していない。入浴料は500円で、温泉プールが併設されている。入浴料+プール使用料では1,000円だ。玄関前に丸太から切り出されたSLが置かれていた。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/400秒 6.1mm ISO200 ) 露出補正 -0.7段
「ふれあいの泉」玄関;クリックすると大きな写真になります
40.笹間渡川根温泉駅
朝、7時50分、同行者が朝飯前にコテージの露天風呂を楽しんでいる間に、笹間渡川根温泉駅へ行って見た。無人駅だが、駅舎の脇に「ひぐらし」という喫茶店があった。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/1250秒 9.8mm ISO200 ) 露出補正 なし
笹間渡川根温泉駅;クリックすると大きな写真になります
41.コテージの露天風呂
これが我々が泊まった6人用のコテージに着いていた専用の露天風呂だ。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/250秒 6.1mm ISO200 ) 露出補正 なし
コテージの露天風呂;クリックすると大きな写真になります
42.下り電車 旧南海電車ズームカー -1
朝食を済ませ、出発の準備をし、管理棟で支払いをしている間、笹間渡川根温泉駅に8:33 に到着する下り電車が来た。この車両は旧南海電車の高野線を走っていた21000系。今は南海高野線の電車は、特急こうや号も新しくなり、一般の急行もステンレスカーになっているが、昔、高野山へ行ったときに、このグリーンの電車を見ているので懐かしい。平成6年~7年にかけて2編成4両が大井川鉄道に移籍した。

Nikon D5000 SIGMA 17-70mm F2.8-4.5G
プログラムオートで撮影 ( F7.1 1/800秒 60mm ISO400 ) 露出補正 なし
下り電車 旧南海電車ズームカー -1;クリックすると大きな写真になります
43.下り電車 旧南海電車ズームカー -2
南海高野線の山岳区間に介在する、50パーミルの急勾配を自力走行するために1958年(昭和33年)から製造された車両で、顔は、いわゆる湘南型をしている。

Nikon D5000 SIGMA 17-70mm F2.8-4.5G
プログラムオートで撮影 ( F6.3 1/640秒 60mm ISO400 ) 露出補正 なし
下り電車 旧南海電車ズームカー -2;クリックすると大きな写真になります
44.下り電車 旧南海電車ズームカー 笹間渡川根温泉駅到着 -1
  目の前を通り過ぎた電車は、まもなく笹間渡川根温泉駅に到着する。

Nikon D5000 SIGMA 17-70mm F2.8-4.5G
プログラムオートで撮影 ( F8 1/1000秒 60mm ISO400 ) 露出補正 なし
下り電車 旧南海電車ズームカー 笹間渡川根温泉駅到着 -1;クリックすると大きな写真になります
45.下り電車 旧南海電車ズームカー 笹間渡川根温泉駅到着 -2
  電車はほぼ定刻に笹間渡川根温泉駅に到着した。乗降客の姿はない。

Nikon D5000 SIGMA 17-70mm F2.8-4.5G
プログラムオートで撮影 ( F8 1/1000秒 70mm ISO400 ) 露出補正 なし
下り電車 旧南海電車ズームカー 笹間渡川根温泉駅到着 -2;クリックすると大きな写真になります
46.ベニシジミ
蝶はほんとに少なかった。「ふれあいコテージ」管理棟の前で。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/250秒 6.1mm ISO200 ) 露出補正 なし
ベニシジミ;クリックすると大きな写真になります
47.ベニシジミと菜の花
「ふれあいコテージ」管理棟の前に菜の花が植えてあった。ベニシジミの春型は前翅のオレンジ色が美しい。夏型はオレンジ色が暗くなってしまう。オレンジと黄と緑の採り合わせがきれいだ。

Nikon D5000 SIGMA 17-70mm F2.8-4.5G
プログラムオートで撮影 ( F9 1/1250秒 70mm ISO400 ) 露出補正 なし
ベニシジミと菜の花;クリックすると大きな写真になります
48.「うりや」という店
コテージの朝食に出された木のこの佃煮が美味しかったので、管理棟で何処で売っているか尋ねたところ、「うりや」から仕入れているという。「うりや」とはなんとストレートな名前ではないか。もうひとつ「たばこや食堂」というのがある。これは、その店を周囲の住民がそう呼んだからに他ならない。目的の木のこの佃煮は、ここでは小売はしていないということで売っていただけなかった。

Nikon D5000 SIGMA 17-70mm F2.8-4.5G
プログラムオートで撮影 ( F11 1/500秒 17mm ISO400 ) 露出補正 なし
「うりや」という店;クリックすると大きな写真になります
49.防霜ファン
牧之原でもそうだったが、茶畑には写真のような扇風機様のものが立っている。何のためのもか良くわからなかったが、これは防霜ファンという。風のない良く晴れた日に放射冷却で地面がもっとも冷え、空気中の水蒸気が凍って地面に霜が降りる。その為、空気を攪拌して地面付近が冷えるのを防ぎ、霜を防止するのだ。茶畑で使用する際にはサーモスタットによる起動設定温度は 4℃あたりに設定しておくという。それ以下の気温になった 場合にファンが自動的に回る。(霜が降りる気温はおよそ 2℃くらいだそうで、0℃以下にならないと降りない訳ではないそうだ。) 間近で見ると結構大きい。

Nikon D5000 SIGMA 17-70mm F2.8-4.5G
プログラムオートで撮影 ( F5 1/1000秒 70mm ISO400 ) 露出補正 +0.7段
防霜ファン;クリックすると大きな写真になります


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