2013年2月アーカイブ: Studio YAMAKO

2013年2月25日

バリ島旅行 2月5日~13日 (2) 2月7日 -1 BVLGARI Hotels & Resorts


 バリ島2日目の朝、昨日の移動の疲れもあり、朝はゆっくりすることにし、9時ごろホテルのレストランに向かった。今日も快晴である。さすがに朝から暑い。
 午前中はホテルでのんびりと過ごした。しかし、私はじっとしていられず、D5000にマクロレンズを付けて、ホテルの近くを歩いてみることにする。ちょっと脇道に入ると、見たことのないような蝶が飛んでいた。
 午後には観光タクシーを頼んであって、空港のさらに南側にあるウルワツ(Uluwatu)というところへ行く。そこにイタリアの世界的ブランドであるブルガリが営むBVLGARI Hotels & Resorts があり、そこの眺めが素晴らしいので昼飯を食べに行く計画とのこと。
 BVLGARI Hotels & Resorts で昼食にしたあと、その敷地内を散策した。蝶も飛んでいる。赤い花に来たナガサキアゲハの♀が印象に残った。ウルワツには断崖の上に立つウルワツ寺院を見たあと、その境内で開かれるケチャ・ダンスを鑑賞した。これがなかなか面白かった。夕食はジンバランというところで海鮮バーベキューというのが娘夫婦が立ててくれた計画だった。感謝。

13.THE LEGIAN の朝食
昨夜は移動の疲れもあり、ぐっすりと眠ることができた。ホテルの空調も心地よい。それでも7時ごろには自然と目が覚める。娘たちとは9時ごろ朝食にしようという約束だった。レストランに向かうと、写真のように朝の音楽を奏でてくれていた。ゆったりとする。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.2 1/60秒 6.6mm ISOオート ) 露出補正 なし
THE LEGIAN の朝食;クリックすると大きな写真になります
14.THE LEGIAN の庭
朝といっても、もう10時だが、柔らかい光がふりそそいでいる。今日も良い天気だ。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/1600秒 4.9mm ISOオート ) 露出補正 なし
THE LEGIAN の庭;クリックすると大きな写真になります
15.海辺
ホテルのプールで泳いでいたいという二人を残して、かみさんと二人で付近を散策することにした。昨夜、夕食をした ラ・ルッチオーラ の方へ向かって海岸を歩いた。暑いけど心地よい。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8G macro
絞り優先オートで撮影  ( F6.3 1/2500秒 90mm ISO400 ) 露出補正 なし
海辺;クリックすると大きな写真になります
16.地元の少年
地元の少年たちが海辺にいた。この日はまだ木曜日。学校はどうなっているのだろうか。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8G macro
絞り優先オートで撮影  ( F6.3 1/4000秒 90mm ISO400 ) 露出補正 なし
地元の少年;クリックすると大きな写真になります
17.プティトゥンガット寺院
しばらく行くと、海岸を流れる小さな川が、行く手を阻む。仕方なく、手前にあったその小さな川に掛けられた橋を渡る。そこに寺院があった。ヨーロッパにいくとどこでも町や村には教会があり、トルコへ行ったときはモスクがあった。しかし、バリ島のバリ・ヒンドゥ教の寺院の数はその比ではない。後でタクシーの運転手が教えてくれたが、一家に一つの寺院があり、村には3つの公共の寺院があるという。(昭文社のトラベルディズというガイドブックの「バリ島」によると、バリ島にはブサキ寺院を頂点として、2万以上の寺院がある。各村にはカヤンガン・ティガと呼ばれる3つの寺院があり、各家庭の住居にもサンガー/ムラジャンという屋敷寺がある。と説明されている)

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/1600秒 4.9mm ISOオート ) 露出補正 なし
プティトゥンガット寺院;クリックすると大きな写真になります
18.プティトゥンガット寺院のテドゥン
テドゥンとは降臨する神のための傘のこと。写真を見ていただくと、そのお供え物をリスが狙っている。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8G macro
絞り優先オートで撮影  ( F6.3 1/250秒 90mm ISO400 ) 露出補正 なし
プティトゥンガット寺院のテドゥン;クリックすると大きな写真になります
19.宗教儀礼の準備
プティトゥンガット寺院の境内では女性たちが集まって、何かの宗教儀礼の準備をしていた。みなさん小奇麗な服装をして、何か楽しそうだった。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.8 1/160秒 10.8mm ISOオート ) 露出補正 なし
宗教儀礼の準備;クリックすると大きな写真になります
20.昼前の ラ・ルッチオーラ
歩くと暑い。一休みして冷たいものでも飲もうと、昨夜食事をした ラ・ルッチオーラ へ行ってみた。昼前でまだ準備中のようであったが、何か飲ませてくれるかと聞いてみたところ、OKとのこと。2階に上がってビールを飲んだ。かみさんをここに残して、私は、近所を少し歩いてみる。ちょっと脇道に入ると蝶の姿があった。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/400秒 6.3mm ISOオート ) 露出補正 なし
昼前の ラ・ルッチオーラ;クリックすると大きな写真になります
21.ホテルの前の砂浜
少々蝶の写真を撮って ラ・ルッチオーラ へ戻ったら、かみさんはいなかった。砂浜に出て昨夜と同じように THE LEGIAN の方へ歩く。ホテルの前で凧が上がっていた。写真を撮っていると、買ってくれと言ってくる。 申し訳ないがお断りした。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8G macro
絞り優先オートで撮影  ( F6.3 1/2500秒 90mm ISO400 ) 露出補正 なし
ホテルの前の砂浜;クリックすると大きな写真になります
22.BVLGARI Hotels & Resorts のレストラン
午後2時、迎えに来てくれたガイド付き観光タクシー(バン)に乗り込み、ホテルを出発する。行先は、まず、ウルワツにある BVLGARI Hotels & Resorts だ。リゾート内にある「SANGKAR」というレストランで食事をするという。日本語のメニューが用意されていて、わたくしは「究極のミーゴレン」というのを食べた。言ってみればインドネシア風焼きそばだが、ロブスター付きだった。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.5 1/13秒 12.1mm ISO200 ) 露出補正 なし
BVLGARI Hotels & Resorts のレストラン;クリックすると大きな写真になります
23.崖の上
レストラン「SANGKAR」は海を見下ろす崖の上にある。レストランのテラスから首を出して下を見ると、はるか下の方に砂浜が見えた。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F7.1 1/1250秒 15.7mm ISO200 ) 露出補正 なし
崖の上;クリックすると大きな写真になります
24.エメラルド・グリーン
さらに、切り立った崖の上にあるテラス席から乗り出して覗き込んだ下は、この眺めだ。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.0 1/500秒 18.1mm ISO200 ) 露出補正 なし
エメラルド・グリーン;クリックすると大きな写真になります
25.BVLGARI Hotels & Resorts のプール
プールからは、インド洋が眺められる。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.0 1/1000秒 6.1mm ISO200 ) 露出補正 なし
BVLGARI Hotels & Resorts のプール;クリックすると大きな写真になります
26.コテージ群
食事を終えたあと、3人がBVLGARIのショップを見ている間、私はリゾート内を歩いて蝶を探した。ナガサキアゲハ、シロオビアゲハ、ツマベニチョウなどが悠々と飛び、時々、ハイビスカスの花に絡む。そろそろ次の目的地ウルワツ寺院へ向かわなくてはいけないので受付のあるところまで戻った。下には、宿泊棟であろうコテージが沢山見えた。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8G macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/2500秒 90mm ISO400 ) 露出補正 なし
コテージ群;クリックすると大きな写真になります
27.BVLGARI Hotels & Resorts のフロント
ここが、フロントである。中国からの観光客が多かった。これから中国は春節で連休になるという。3人連れの日本から来たお嬢さんたちもいた。ここで再び観光タクシーに乗り込む。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.2 1/15秒 9.8mm ISO200 ) 露出補正 なし
BVLGARI Hotels & Resorts のフロント;クリックすると大きな写真になります

2013年2月22日

バリ島旅行 2月5日~13日 (1) 2月6日


 すでに3回もバリ島へ行っている娘夫婦が、また、バリ島へ行くといって、私たちを誘ってくれた。娘夫婦はリゾート地で泳いだだり、エステを楽しむのが目的であり、動き回るツアーではなく、のんびりするという。わたくしは、バリといえば蝶の宝庫、このチャンスは逃すわけにはいかない。かみさんには半々、お付き合いいただくこととなる。
2月5日~13日といっても、正味は6日~12日で、はじめの3泊を海側で、残り3泊を山側で過ごす。
バリ島はインドネシアの連なる島の先の方で、ボルネオ島の南、首都ジャカルタのあるジャワ島のすぐ東隣にあり、オーストラリアの北西に位置する島。人口約400万人だ。最近はイスラム教徒の移入があるというがほとんどがヒンドゥー教徒である。
生物学的にも、 バリ島とその東側のロンボク、ボルネオと スラウェシの間をほぼ南北に通る、生物分布のオーストラリア区とアジア区の境界線であるウォーレス線(参照:http://d.hatena.ne.jp/wat_hodgy/20111026)が通るというところに位置する。
私たち4人は、バリ島南部の、空港に比較的近い、スミニャックという海辺で初めの3日間を過ごし、後半はバリ島中央部のウブドというところで3泊した。
バリ島は11月~3月は雨期と聞いていた。雨が降るのは覚悟していたが、幸い、前の週までは雨が多かったそうだが、私たちが滞在した7日間は、一度だけ、車での移動中にスコールがあったのみで、あとは全て快晴だった。
記憶とメモをたどりながら、綴っていきたいと思う。
なお、蝶の写真も多く撮ることができた。しかし、初めて会う蝶がほとんどで、同定ができない。少し調べて、旅行記の後でアップしたいと思う。
出発は羽田から。2月6日 0時30分発のシンガポール航空でまずシンガポールまで行く。

1.羽田からシンガポールへ
2月5日、自宅からタクシーでYCAT(横浜シティ・エア・ターミナル)へ行き、バスで羽田空港へ行った。娘夫婦との待ち合わせ時間は、夜の9時。しばらく日本食は食べられないので、羽田空港の江戸小路ですき焼きを食べた。羽田国際線ターミナルは時間が遅いためかひっそりとしている。電飾がきれいだった。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.0 1/50秒 9.5mm ISOオート ) 露出補正 なし
羽田からシンガポールへ;クリックすると大きな写真になります
2.シンガポール チャンギ国際空港
時差は-1時間。現地時間の朝6時50分にシンガポール・チャンギ国際空港の第3ターミナルに着いた。もっと近いと思っていたが、意外に遠かった。チャンギ国際空港第3ターミナルは2007年3月に清水建設により竣工している、広くてきれいな空港である。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.0 1/25秒 10.1mm ISOオート ) 露出補正 なし
シンガポール チャンギ国際空港;クリックすると大きな写真になります
3.スカイ・トレイン
我々は、ここシンガポールで乗り継いで、9時20分発のシンガポール航空で、バリ島のングラ・ライ(デンパサール)国際空港へ行く。今いる第3ターミナルから、バリ島への飛行機が出る第2ターミナルへは、スカイ・トレインで移動する。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.0 1/30秒 4.9mm ISOオート ) 露出補正 なし
スカイ・トレイン;クリックすると大きな写真になります
4.エアバスA380
私たちが乗ったバリ島行の機材はボーイング777-200だったが、動き出した機内から、離陸を待つ総2階建てのエアバスA380が見えた。帰りはあれに乗る。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.0 1/500秒 12.5mm ISOオート ) 露出補正 なし
エアバスA380;クリックすると大きな写真になります
5.機内風景
バリ島行の飛行機の機内は、欧米人の方が多い。わたくしたちの席の右側に座ったご婦人のワインの飲みっぷりが見事だった。乾杯をして、失礼して、撮らせていただいた。結局、3杯の赤ワインを召し上がっていた。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.0 1/30秒 4.9mm ISOオート ) 露出補正 なし
機内風景;クリックすると大きな写真になります
6.バリ島着
バリ島の玄関口である、ングラ・ライ(デンパサール)国際空港には、ほぼ定刻の12時10分に着いた。シンガポールから2時間50分だった。空港を出たとたんに暑さに襲われた。南国ムードである。シンガポールとバリ島の間に時差はない。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.0 1/320秒 9.7mm ISOオート ) 露出補正 なし
バリ島着;クリックすると大きな写真になります
7.空港の通路には蝶が飛ぶ
今夜から3泊する「THE LEGIAN」というホテルの車が迎えに来てくれていた。車が待っていてくれるところまで歩く。その通路には蝶が描かれていた。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/120秒 4.9mm ISOオート ) 露出補正 なし
空港の通路には蝶が飛ぶ;クリックすると大きな写真になります
8.「THE REGIAN」
ホテル「THE LEGIAN」は空港から比較的近いバリ島南部の西側、海沿いのスミニャック地区のクロボカン・エリアにある。空港からの道は途中までは幹線道路があるが、工事中で渋滞している。スミニャック地区へ入ってくると道は狭くなる。2002年にバリ島爆弾テロ事件があり、ホテルではセキュリティーが強化されていて、ホテルに入るすべての車がガードマンによりチェックされる。チェックインをする間、さっそくホテルの海側へ出てみる。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/1000秒 10.5mm ISOオート ) 露出補正 なし
「THE REGIAN」;クリックすると大きな写真になります
9.プール・サイドでビールを一杯
チェックインを済ませ、3階の部屋に荷物を置く。午後2時、今日は特に予定はない。プール・サイドのCafeでビールを一杯飲むことにした。バリ島は「BINTANG」ビールだ。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/800秒 4.9mm ISOオート ) 露出補正 なし
プール・サイドでビールを一杯;クリックすると大きな写真になります
10.部屋から眺めた夕日
3階の部屋からはインド洋が眺められる。時刻は午後6時45分過ぎ、太陽は水平線に差し掛かった。ホワイト・バランスを曇天にして撮った。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/500秒 12.1mm ISO200 ) 露出補正 なし
部屋から眺めた夕日;クリックすると大きな写真になります
11.スミニャックの街
ガイドブックによるとスミニャック・エリアは好感度な欧米人が集う旬なスポットとなっている。「THE LEGIAN」のあるクロボカン地区は、スミニャック・エリアでも北の方にあたる。ブティトゥンガット通りにはショップが並ぶ。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.2 1/20秒 10.8mm ISO200 ) 露出補正 なし
スミニャックの街;クリックすると大きな写真になります
12.ゲッコー
水着屋さんの看板にヤモリがいた。初めは看板のデザインかと思った。よく見ると本物のヤモリである。現地の人はgeckoと呼ぶ。現地の呼び名かと思ったら英語だった。後で行くウブドでは部屋の中にもいた。しかし、全く悪さはしないようだ。娘たちが決めた今宵の夕食は、ブティトゥンガット通りをそぞろ歩いた後、この近くの海辺、スミニャック・ビーチにある「ラ・ルッチオーラ La Lucciola」というイタリアン・レストランだった。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/80秒 30.5mm ISO200 ) 露出補正 なし
ゲッコー;クリックすると大きな写真になります

2013年2月18日

2013年 CP+ 2月3日


 1月31日~2月3日、今年もパシフィコ横浜で開催された CP+ (CAMERA & PHOTO IMAGING SHOW)の最終日に出かけた。入場料は1,000円とのことだが、ネットで事前登録すると入場無料になる。
 今年のCP+は各メーカーとも、画期的な新製品お披露目はほとんどなく、ちょっぴりパンチに欠けていたかなという印象を持ったのは私だけではないだろう。Nikon、Canon も参入してミラーレス機が出そろったが、とくに新しい方向性を感じることはなかった。ミラーレスはデジタル機の必然と思うが、そうなると、ビューファインダーの機能が競われると思う。

1.入場者の列
10:00 開場である。10時20分ごろ会場に着いた。昨年と同じようにわたくし同様年輩の方の来場が多い。列はできていたが、ほとんどの人が事前登録されていて、すぐに入場することができた。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/60秒 6.1mm ISO800 ) 露出補正 -0.3段
入場者の列;クリックすると大きな写真になります。
2.カメラグランプリ30周年記念展
カメラグランプリは、毎年4月1日から翌年3月31日までの1年間に日本国内で新たに発売されたスチルカメラの中から、設計思想・デザイン・機能・操作性・安全性・基本的要素を総合的に評価し、最も優れた製品に対して授与される。カメラグランプリの選出にあたる選考委員は、カメラ記者クラブ加盟誌の編集長(またはそれに代わる雑誌代表者)、および同クラブのメンバー、さらに実行委員会が委嘱した外部選考委員と特別選考委員だそうだ。30年前、その第1回のカメラグランプリは Nikon FA だった。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.0 1/320秒 6.1mm ISO800 ) 露出補正 -0.3段
カメラグランプリ30周年記念展;クリックすると大きな写真になります
3.各メーカーのブースでのプレゼンテーション
カメラメーカーやレンズメーカーは、それぞれブースを設けて、自社製品の展示とともに、著名な写真家によるプレゼンテーションが行われている。これは斉藤巧一郎さんによるハイエンド・コンパク・トデジタルカメラ Olympus STYLUS XZ-2 の「XZと旅するヨーロッパ」と題したお話である。Olympusは、昨年までは Pen 一辺倒という印象だったが。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.0 1/200秒 6.1mm ISO800 ) 露出補正 -0.3段
各メーカーのブースでのプレゼンテーション;クリックすると大きな写真になります
4.Canon のブース
Canonの新製品は EOS 6D だが、あまり目立たない。総合力がアッピールされているようだ。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.5 1/50秒 15.7mm ISO800 ) 露出補正 -0.3段
Canon のブース;クリックすると大きな写真になります
5.試し撮りのモデルさん
各ブースには試し撮りのための実機が並べられ、来場者に、手に取らせて試し撮りをさせている。そのモデルさんを横から撮らせていただく。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/1250秒 30.5mm ISO800 ) 露出補正 -0.3段
試し撮りのモデルさん;クリックすると大きな写真になります
6.男性のモデル
モデルさんというと女性ばかりと思ってしまうが、プロモーションの目的によっては、動きのある男性モデルも。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/1250秒 13.8mm ISO800 ) 露出補正 -0.3段
男性のモデル;クリックすると大きな写真になります
7.カラーペンタックス
私が初めてのボーナスで、自分で買ったカメラはペンタックスSPだった。新宿のヨドバシカメラだったが、バナナのたたき売りのように、売られていたのを思い出す。デジタルの時代になって苦戦が続き、今はペンタックスリコーとなっている。今、力を入れているのは、Q10というレンズ交換式のミラーレス機だ。撮像素子を1/2.3にして、「小さな一眼」にしている。私はこのカメラの形が好きだ。いろいろなカラーリングが施されたQ10が目を引いた。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.0 1/500秒 6.1mm ISO800 ) 露出補正 -0.3段
カラーペンタックス;クリックすると大きな写真になります
8.海野和男さん推薦機材
昆虫写真家の海野和男さんの推薦撮影機材として 、マイクロフォーサーズで初めて一眼レフ並みの操作性を持つカメラが誕生したと LUMIX DMC-GH3 が展示されていた。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/50秒 6.1mm ISO800 ) 露出補正 -0.3段
海野和男さん推薦機材;クリックすると大きな写真になります
9.SIGMAのブース
SIGMAのブースには、レンズ1本をほぼ完全に分解して、「レンズの解剖(Anatomy of Camera Lens)」という展示があった。私も使っているズームレンズの17-70mmF2.8-4 DC MACRO OS HSMを、レンズキャップやフードまで 徹底的にバラして、 その部品のひとつひとつに名称をつけて展示していた。シグマの狙いのひとつは、これらのたくさんの部品のほとんどが「Made in Japan」であることをアピールしたかったことと、小さな部品ひとつひとつの「精度」と、それを組みつけていく「技術」を確保しなければ高性能なレンズは作れない、ということを伝えたかったのだろうと評されていた。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/80秒 6.1mm ISO800 ) 露出補正 -0.3段
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10.CASIO
CASIOというと、計算機か、腕時計のメーカーというイメージが強いが、実は、平成7年に、今でこそ当たり前であるファインダー兼用の液晶モニターを初めて備え、かつ6万5千円という画期的な低価格で、 QV10 を発売している。「サクサク撮れる」をテーマにプロモーションが行われていた。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/320秒 30.5mm ISO800 ) 露出補正 -0.3段
CASIO;クリックすると大きな写真になります
11.みなとみらい臨港パーク
1時間余りでざっと見て回った。天気が良かったので海辺へ出てみた。ここはみなとみらい臨港パークという。ベイ・ブリッジが正面に見える。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/1250秒 6.1mm ISO200 ) 露出補正 -0.3段
みなとみらい臨港パーク;クリックすると大きな写真になります

2013年2月14日

グァム島の蝶 1月27日~29日


 今回のグアム・ツアーでも、ゴルフのラウンド中、あるいはラウンド後の短い時間に蝶の写真を撮った。今回はD5000に、新しく買ったTAMRONの90mmマクロを付けていった。現在使っているTokina100mmマクロやSIGMA105mmマクロではD5000ではAFが作動しない。そのためD5000を持って行った前回は、D5000でもAFが作動するSIGMAの17-70mmを付けていった。今回、グァムから戻って、次の週はバリ島へ行く予定がある。バリ島では蝶の写真を大いに撮りたい。しかし、D300はやはり重たい。そこでD5000で作動するTAMRON90mmマクロを購入した次第である。
 昨年、マンギラオ・ゴルフクラブのイン・コースに翔んでいたコヒゲセセリは、それらしきセセリチョウが目の前を横切るのを見るにとどまり、今回は撮ることができなかった。

シロオビアゲハ;クリックすると大きな写真になります 29.シロオビアゲハ
相変わらずシロオビアゲハは多い。タロロフォフォ・ゴルフクラブのイン・コース10番の脇に咲く、センダングサに来ていた。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/400秒 90mm ISO400 ) 露出補正 なし
シロオビアゲハ追尾 -1;クリックすると大きな写真になります 30.シロオビアゲハ追尾 -1
センダングサで吸蜜しようとしている♀を、オスが追尾している。この光景をこの日は多く見ることとなった。時間はごご3時少し前だ。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1000秒 90mm ISO400 ) 露出補正 なし
<シロオビアゲハ追尾 -2;クリックすると大きな写真になります 31.シロオビアゲハ追尾 -2
2頭とも翅表を見せてくれたところを、とらえることができた。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/2000秒 90mm ISO400 ) 露出補正 なし
マルバネルリマダラ;クリックすると大きな写真になります 32.マルバネルリマダラ
グァムではお馴染みのマルバネルリマダラだ。なかなか翅表を見せてくれない。裏面からは雄雌の区別がつけにくい。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/250秒 90mm ISO560 ) 露出補正 なし
マルバネルリマダラ半開翅;クリックすると大きな写真になります 33.マルバネルリマダラ半開翅
少しだけ羽を開いてくれた。瑠璃色が輝く。残念ながら少しブレてしまった。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/250秒 90mm ISO640 ) 露出補正 なし
ヤエヤマムラサキ;クリックすると大きな写真になります 34.ヤエヤマムラサキ
グァム島で見たことのあるマダラチョウは、マルバネルリマダラ、スジグロカバマダラ、タテハチョウは、リュウキュウムラサキ、とこのヤエヤマムラサキである。数は圧倒的にマルマネルリマダラが多い。リュウキュウムラサキの翅表は♂には前翅、後翅に白と紫色の紋があり、美麗だ。このヤエヤマムラサキは逆に♀の翅表が紫色に輝き、♂は地味な茶色である。どうやらこの個体は♂のようだ。2日目のマンギラオ・ゴルフクラブにて。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/500秒 90mm ISO400 ) 露出補正 なし
ヤエヤマムラサキ♂ 開翅;クリックすると大きな写真になります 35.ヤエヤマムラサキ♂ 開翅
しばらくして開翅してくれた。羽化したてのきれいな個体だった。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/400秒 90mm ISO400 ) 露出補正 なし
テイキンザクラに来たマルバネルリマダラ♂;クリックすると大きな写真になります 36.テイキンザクラに来たマルバネルリマダラ♂
28日のマンギラオ・ゴルフクラブのプレーが終わった後、昼食をして、みんながバスを待つ間、私はいつもテインキザクラが咲いていて、マルバネルリマダラが多く飛来しているポイントへ行った。コースへのアプローチ道路の途中だ。光の具合が悪く、日陰になり、瑠璃色の輝きが出ないもの、開翅をしてくれた1頭を撮る。マルバネルリマダラは翅表も♂♀ほとんど同じで、区別がつけにくいが、♂は前肢の内縁(翅の下の方の縁)が張り出している。この個体はどうやら♂のようだ。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/250秒 90mm ISO800 ) 露出補正 なし
小枝に咲くテイキンザクラとマルバネルリマダラ;クリックすると大きな写真になります 37.小枝に咲くテイキンザクラとマルバネルリマダラ
前の写真とは異なる個体である。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/250秒 90mm ISO1400 ) 露出補正 なし
クロマダラソテツシジミ -1;クリックすると大きな写真になります 38.クロマダラソテツシジミ -1
テイキンザクラの咲くところへ行く途中、クラブハウスの裏手でクロマダラソテツシジミが飛んでいた。個体数も多かったので、マルバネルリマダラを撮った後、戻ってきて撮った。この個体はちょっと擦れている。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( F6.3 1/3200秒 90mm ISO400 ) 露出補正 なし
クロマダラソテツシジミ -2;クリックすると大きな写真になります 39.クロマダラソテツシジミ -2
きれいな♂が反開翅してくれた。光を受けてブルーが輝く。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( F6.3 1/2000秒 90mm ISO400 ) 露出補正 なし
クロマダラソテツシジミ -3;クリックすると大きな写真になります 40.クロマダラソテツシジミ -3
この個体もきれいな個体だった。細い尾状突起も健在である。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( F6.3 1/2500秒 90mm ISO400 ) 露出補正 なし
クロマダラソテツシジミ -4;クリックすると大きな写真になります 41.クロマダラソテツシジミ -4
この花はなんという花なのだろうか。2mほどの高さの木に花をつけている。その花に何匹かのクマソ(蝶の愛好家はこのように呼ぶ)が吸蜜に来ていた。花にとどまっている時間は短い。クマソは一昨年までの数年間、毎年、神奈川県でも三浦半島あたりで秋によく見られたようで、話題となった。食草とするソテツがあれば、産卵がされている。だが、関東では冬が越せるのだろうか。昨年秋は、ほとんどその話題がなかった。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( F6.3 1/2000秒 90mm ISO400 ) 露出補正 なし
パセオ公園で撮ったマルバネルリマダラ;クリックすると大きな写真になります 42.パセオ公園で撮ったマルバネルリマダラ
最終日(29日)は午前中、タクシーで観光ドライブをしたが、途中立ち寄ったパセオ公園には、マルバネルリマダラが多くいた。樹のそばを通ると飛び立つ。ランデブーの邪魔をしてしまった。さて、どっちが♂で、どっちが♀だろうか。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( F6.3 1/250秒 90mm ISO400 ) 露出補正 なし

2013年2月 6日

今年もグァム島へ 1月26日~29日 2/2


 楽しみにしていたグァムツアーもあっという間に3日間が過ぎた。今回は初参加のメンバーもいたので、最終日は午前中観光をしようということになった。朝食は浜辺のレストランで、ブッフェ朝食を食べることにした。朝の日差しは柔らかく心地よい。
  観光には7人が参加。午前9時に2台のタクシーに分乗し、ホテルを出発。まずはフィリピン海に突き出た恋人岬へ行く。パセオ公園、スペイン広場、聖母マリア大聖堂、ラッテ・ストーン公園、アフガン砦をまわり、最後に海中展望塔でサンゴ礁の海を泳ぐ魚を見て、ホテルに戻った。
 ホテルを1時半に出発、空港へ。到着便が遅れたため、15時20分発が少し遅れたが、JL942便に搭乗した。
 グアムに来始めて、初めのころは観光客の9割は日本人と言われていたが、今回はホテル宿泊客も、街でも、韓国の人たちがとても多かった。DFSでは中国語もしばしば聞こえてきた。

14.朝の浜辺
ホテルからはプールの脇を通って砂浜に出られる。朝は砂浜を散歩する人も多い。浜辺にブッフェで朝食を食べさせる店があった。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/2000秒 4.9mm ISOオート ) 露出補正 なし
  朝の浜辺;クリックすると大きな写真になります
15.恋人岬からタモン湾を望む
まず、タモン湾の北東にある恋人岬へ行く。フィリピン海に向けて突き出した岬の上にある展望台からの眺めは素晴らしい。スペイン統治時代に、チャモロの美しい娘が、結婚を迫るスペイン人総督から逃れ、チャモロ人の恋人と永遠の愛を誓い、髪を結びあってこの岬から身を投げた、という悲恋伝説からこの名が付けられたという。伊豆の土肥の近くにも恋人岬があり、行ったことがある。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.2 1/1600秒 7.0mm ISOオート ) 露出補正 なし
恋人岬からタモン湾を望む;クリックすると大きな写真になります
16.結婚式を挙げた人たち
こで結婚式を挙げた人たちの名前が掘られた「Two Lovers' Poin Wedding Wall」というのがあった。ほとんどが日本人の名前である。すぐ近くに教会がある。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/800秒 4.9mm ISOオート ) 露出補正 なし
結婚式を挙げた人たち;クリックすると大きな写真になります
17.悲恋物語
結婚を許されなかった恋人同士が、永遠にはなれることがないようにと、この崖から身を投げたという、いにしえのチャモロ伝説が語り継がれてきた。美しく整備され、観光客に古代チャモロ・ロマンスのドラマを伝えている。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.5 1/400秒 8.2mm ISOオート ) 露出補正 なし
悲恋物語;クリックすると大きな写真になります
18.キリギリス?
一緒に歩いていた人が、「あんなところに大きなバッタがいる」と教えてくれた。2mほどの高さがある古い鉄柵の上で、見張りでもするように止まっている姿が面白い。体調6~7cmはあった。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( F6.3 1/2000秒 90mm ISO400 ) 露出補正 なし
キリギリス?;クリックすると大きな写真になります
19.パセオ公園
恋人岬を後にして戻るようにタモン湾に沿って走り、タモン湾とハガニア湾を分けるように海に突き出した人工の半島にあるパセオ公園に着いた。近くに野球場などがあり、かっては巨人軍もキャンプをしたと、案内役を兼ねるタクシーの運転手さんが話してくれた。タモン湾の向こうに恋人岬が見える。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( F6.3 1/2000秒 90mm ISO400 ) 露出補正 なし
パセオ公園;クリックすると大きな写真になります
20.聖母マリア大聖堂
グァム1号線を渡って、少し山側に走るとスペイン広場があった。スペイン広場は、1736年から1898年にかけてスペイン総督邸が建っていたところだ。建物のほとんどは太平洋戦争時に破壊されてしまったが、今も残る旧跡に当時の面影が偲ばれる。聖母マリア大聖堂というのはスペイン広場の東に建つ、白亜の美しい大聖堂だった。グアムを代表するカトリック教会で、公式の宗教行事が行われることも多く、1669年にサン・ビトレス神父の指揮のもと、グアムで初めて建てられた由緒あるカトリック教会だそうだ。その後、何度も建て替えられたが、現在のものは1958年に完成した。祭壇も斬新な感じがする。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/40秒 4.9mm ISOオート ) 露出補正 なし
聖母マリア大聖堂;クリックすると大きな写真になります
21.聖母マリア大聖堂内部
祭壇の左側から入口の方を眺める。外の光がよく採りこまれ、とても明るい。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/60秒 4.9mm ISOオート ) 露出補正 なし
聖母マリア大聖堂内部;クリックすると大きな写真になります
22.聖母マリア大聖堂のステンドグラス
そのステンドグラスは、ヨーロッパ旅行でよく見る教会のそれとは、趣を異にする。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( F6.3 1/250秒 90mm ISO400 ) 露出補正 なし
聖母マリア大聖堂のステンドグラス;クリックすると大きな写真になります
23.ラッテ・ストーン公園
ラッテ・ストーンとは9世紀から17世紀にかけて作られたチャモロ人の古代チャモロ文化の遺跡である。ラッテ・ストーンが何に使われたものかは、17世紀後半のスペインによるマリアナ諸島の侵略により、古代チャモロ文化が途絶えてしまったためよくわかっていないが、最近では建造物の土台説が有力となっているそうだ。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/200秒 4.9mm ISOオート ) 露出補正 なし
ラッテ・ストーン公園;クリックすると大きな写真になります
24.アフガン砦
スペイン広場の西側の高台にアフガン砦があった。スペイン統治時代の1800年頃にチャモロ族の大反乱に対してスペイン軍の拠点となった砦だそうだ。スペイン総督マニュエル・ムロは、自ら築いたこの砦に、妻ドナ・アグエダ・デル・カミーナの名を付けたことから、別名を「サンタ・アグエダ砦」ともいうとのこと。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/640秒 4.9mm ISOオート ) 露出補正 なし
アフガン砦;クリックすると大きな写真になります
25.アフガン砦の大砲
展望台となっている高台にはハガニャ湾に向けて3台の大砲が据えてあった。どうやら本物ではないらしい。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/1250秒 4.9mm ISOオート ) 露出補正 なし
アフガン砦の大砲;クリックすると大きな写真になります
26.海中展望塔
1号線をハガニャ湾沿いにさらに南西へ進むと海に向かって長い橋がある。ここが海中展望台になっていて Fish Eye Marine Parkという。長い橋を渡って塔に着くと下へ降りる階段があり、海中を展望することができた。まじかで泳ぐ魚が眺められる。この場所は餌を放出する装置があるらしく、入れ替わりながら魚が集まってくる。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/100秒 4.9mm ISOオート ) 露出補正 なし
海中展望塔;クリックすると大きな写真になります
27.発電所
展望塔へつながる橋の途中から西の方を眺めると火力発電所が見えた。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.3 1/1000秒 18.6mm ISOオート ) 露出補正 なし
発電所;クリックすると大きな写真になります
28.Fish Eye Marine Park をあとに
海中展望塔から長い橋を戻りながら、振り返って撮る。ここフィッシュアイマリンパークはピティ湾海洋保護区にある。私たちが泊まったオンワード・ビーチ・リゾート・ホテルから西に10数キロというところだろうか。さらに西側にはグアム最大の商業港であるアプラ港がある。これで観光ドライブを終え、ホテルに戻った。昼食はロビーで軽く済ませ、空港へ向かった。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.0 1/1600秒 9.3mm ISOオート ) 露出補正 なし
Fish Eye Marine Park をあとに;クリックすると大きな写真になります

2013年2月 3日

今年もグァム島へ 1月26日~29日 1/2


 学生時代をともに過ごした仲間で2005年から始めた、グァム島ゴルフ旅行は、今回で9年連続9回目となった。いままでこのグァム島ゴルフ旅行に参加した人は18名で、私を含め4人が全回参加している。今回は参加予定していた3人が来られなくなり、10名が参加した。
  グァム島は、ご存知の通り、アメリカ合衆国の準州である。日本の小笠原諸島の南にあり、成田から飛行機で4時間弱の太平洋上に浮かぶ島だ。1月~5月が乾季で、私たちは毎年、1月か2月に行っている。
 今回も1月27日にタロフォフォ、28日にマンギラオと2回のゴルフを楽しみ、最終日の午前中はタクシー2台に分乗して約3時間の名所めぐりも楽しんだ。
  蝶の写真はあまり多くは撮れなかったが、別途、アップさせていただく。

1.午後の日差し
JL941便は、日本と1時間時差のあるグァム国際空港に午後2時過ぎについた。成田へは朝早かったので寒かったが。こちらは常夏の島だ。機内で着ていたセーターを脱ぎ、半袖のシャツになった。午後3時前にホテルに到着した。いつものアガニャ湾が見える海側の部屋だ。強烈な日差しがアガニャ湾に注いでいる。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F7.1 1/1250秒 4.9mm ISOオート ) 露出補正 -2段
午後の日差し;クリックすると大きな写真になります
2.夕食
グループでは会計係、ゴルフ競技委員長など、それぞれ役割分担が決まっている。私は写真係だ。食事予約担当係の参加メンバー(女性)が予約してくれた第1日目の夕食は、ホテルの地下にあり、毎年訪れる「CARAVEL」というイタリアンレストランだった。ちょうど日が落ちてくる時間で空が茜色になる。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.0 1/60秒 4.9mm ISOオート ) 露出補正 なし
夕食;クリックすると大きな写真になります
3.夕焼け
外は暗くなって、夕焼けがきれいな時間になった。食事中だったが、ちょっと席を離れて、外に出てアガニャ湾の夕焼けを撮った。ホワイトバランスを曇天にする。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.0 1/20秒 10.3mm ISOオート ) 露出補正 なし
夕焼け;クリックすると大きな写真になります
4.タロフォフォ
1月27日、第1日目のゴルフはタロフォフォ・ゴルフクラブでのラウンドだ。朝7時35分にホテルをバスで出発し、ゴルフのスタート時間は8時45分だった。コースについて少し時間があったので、朝食にする人もいる。このタロフォフォ・ゴルフクラブと明日回るマンギラオ・ゴルフクラブはいずれも、わたくしたちが泊まっているオンワード・ビーチ・リゾート・ホテルの系列である。この日はイン・コースからのスタートだった。写真はクラブハウスからインの10番へ向かうところだ。

Canon PowerShot A640 F2.8-4.1 7.3-29.2mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.0 1/800秒 21.7mm ISOオート ) 露出補正 なし
タロフォフォ;クリックすると大きな写真になります
5.タロフォフォ・ゴルフクラブにあった古代チャモロ人の住宅の基礎
タロフォフォ・ゴルフクラブでのプレーを終わって、昼食を終えたのが午後2時半過ぎだった。3時半のバスでホテルへ帰る。それまでの時間、私は蝶の写真を撮ろうとコース周辺を歩いてみた。インの10番の脇にこの住居跡があった。西暦800年ごろに建てられていたそうだ。

Canon PowerShot A640 F2.8-4.1 7.3-29.2mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.0 1/640秒 7.3mm ISOオート ) 露出補正 なし
古代チャモロ人の住宅の基礎;クリックすると大きな写真になります
6.タロフォフォ・ゴルフクラブのロビー
ロビーにはコース内に咲く花の写真が飾られ、リゾート地らしい雰囲気があり、冷房のきいた室内に注ぐ明るい日差しが心地よかった。

Canon PowerShot A640 F2.8-4.1 7.3-29.2mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.2 1/80秒 9.6mm ISOオート ) 露出補正 なし
タロフォフォ・ゴルフクラブのロビー;クリックすると大きな写真になります
7.タモン繁華街
グアム島一番の繁華街はタモン地区だ。ホテルやレストラン、そしてDFSなどがあり、それらに交じって射撃場とかマッサージの店も多い。この日は、いったんホテルへ戻り、シャワーで汗を流した後、夕食に街へ繰り出した。この日は例年通り「横綱」で宴会となった。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.0 1/100秒 14.2mm ISOオート ) 露出補正 なし
タモン繁華街;クリックすると大きな写真になります
8.月に照らされるアガニャ湾
昨夜は疲れていたのか、タモンから帰ってきた後、すぐ寝てしまった。翌28日は朝6時前に目が覚めてしまう。カーテンを開けてみると、アガニャ湾は月光に照らされていた。この日は朝7時にバスで出発だ。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.0 0.4秒 4.9mm ISO1600 ) 露出補正 なし
月に照らされるアガニャ湾;クリックすると大きな写真になります
9.朝焼け
部屋の中でオレンジ・ジュースとサンドウィッチで朝食を済ませ、そろそろロビーへ降りようとする頃、外は明るくなっていた。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.0 80秒 4.9mm ISO400 ) 露出補正 なし
朝焼け;クリックすると大きな写真になります
10.朝焼けと月
ロービーに降りてくると、部屋から見たときは雲に隠れていた月が見えた。時間は6時50分。ホテル前でマンギラオ・ゴルフクラブへ行くバスを待つ。

Canon PowerShot A640 F2.8-4.1 7.3-29.2mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.5 1/100秒 17.3mm ISOオート ) 露出補正 なし
朝焼けと月;クリックすると大きな写真になります
11.マンギラオ・ゴルフクラブ
1月28日、ゴルフ2日目はマンギラオ・ゴルフクラブだ。景色がよく、人気のあるコースだが、なかなか難しい。海越えの12番ショート・ホールは名物ホールだ。プレー代も以前は150ドルくらいだったと思うが、195ドルになっていた。前日のタロフォフォでは、自分としてはまあまあの成績だったが、この日は全く歯が立たなかった。

Canon PowerShot A640 F2.8-4.1 7.3-29.2mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.1 1/25秒 29.2mm ISOオート ) 露出補正 なし
マンギラオ・ゴルフクラブ;クリックすると大きな写真になります
12.アガニャ湾の夕焼け -1
夕方6時半、部屋から眺める夕焼けがこの日もきれいだった。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.0 50秒 9.5mm ISO200 ) 露出補正 なし
アガニャ湾の夕焼け -1;クリックすると大きな写真になります
13.アガニャ湾の夕焼け -2
今夜(3日目の夜)はホテルの2階にある「嵯峨野」という日本料理の店での夕食になった。2階への階段の踊り場から見ると、海に茜色が映り、絵のようになっていた。日ごとに異なる夕焼けを演出してくれる。WBは曇天にして撮った。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.0 50秒 9.5mm ISO200 ) 露出補正 なし
アガニャ湾の夕焼け -2;クリックすると大きな写真になります