舞岡公園 蝶は端境期? 5月17日 - Studio YAMAKO

2014年5月31日

舞岡公園 蝶は端境期? 5月17日


  5月に入ってから舞岡公園へ行っていなかったので、様子を見に行きたくなった。しかし、行ってはみたものの、蝶の影は少ない。発生直後のような新鮮なサトキマダラヒカゲがいたが、コチャバネセリ、ヒメウラナミジャノメが目立つだけだ。ひょっとしたらもう出ているかもしれないと思ったアカシジミはもとより、アカボシゴマダラ、ツマグロヒョウモンもいない。黒いアゲハも時折、モンキアゲハが飛んで行くだけだ。
  以前にも時々、立ち話をしたことがある、公園で良くお見かけする方に、「チョうが少ないですね」と問うてみると「端境期でしょう。もうすぐ出てきますよ。」とのこと。出てきてくれることを期待する以外にない。
  (この日から2週間が経過しているが、5月29日現在、すでにアカシジミ、ウラナミアカシジミ、ウラゴマダラシジミの平地産ゼフィルスが発生しているという情報を得ている。)

サトキマダラヒカゲ;クリックすると大きな写真になります。 1.サトキマダラヒカゲ
いつものように歩きはじめると南門の手前で、サトキマダラヒカゲらしき蝶が何かを探すように飛んでいる。やがて木の根元近くに止まった。樹液が出ているのだ。新鮮なサトキマダラヒカゲだった。この状態ではピントが合わせにくい。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/80秒 119.3mm ISO1600 ) 露出補正 なし
コチャバネセセリ;クリックすると大きな写真になります。 2.コチャバネセセリ
この日多く会えたのは、コチャバネセセリくらいだった。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/250秒 90mm ISO450 ) 露出補正 なし
ヒメウラナミジャノメ;クリックすると大きな写真になります。 3.ヒメウラナミジャノメ
ヒメウラナミジャノメには失礼だが、いつもはあまり撮ろうとしない蝶だ。この日はほかに撮る蝶が少ない。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/250秒 90mm ISO750 ) 露出補正 なし
ヒメウラナミジャノメ 裏面 4.ヒメウラナミジャノメ 裏面
いつもと違う雰囲気のヒメウラナミジャノメが撮れた。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/400秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
コチャバネセセリ 翅表;クリックすると大きな写真になります。 5.コチャバネセセリ 翅表
レンズの先が近づいても夢中で吸蜜していた。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/500秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
絵をかく人;クリックすると大きな写真になります。 6.絵をかく人
この日は古民家の周囲で絵を描いている方が多かった。絵画教室の方たちなのだろうか。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/160秒 29.2mm ISO160 ) 露出補正 なし
シラン;クリックすると大きな写真になります。 7.シラン
古民家の庭に咲いていた。世話をされていた女性に「なんという名の花ですか」と尋ねたところ、「シラン」と言われた。それがこの花の名とも知らず、思わず聞き返してしまった。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.0 1/850秒 4.4mm ISO200 ) 露出補正 なし
コチャバネセセリ♀;クリックすると大きな写真になります。 8.コチャバネセセリ♀
新鮮な個体だった。腹が太く、翅の幅が比較的広いので♀だと思う。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1250秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
シャクヤク;クリックすると大きな写真になります。 9.シャクヤク
シャクヤクにもいろいろな花があるようだ。シャクヤクはボタン科の多年草とのこと。立てば芍薬座れば牡丹と言われるが、牡丹が「花王」と呼ばれるのに対し、芍薬は花の宰相、「花相」と呼ばれる。ボタンが樹木であるのに対して、シャクヤクは草本である。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F8.0 1/800秒 20.8mm ISO200 ) 露出補正 なし
ツバメシジミ♀;クリックすると大きな写真になります。 10.ツバメシジミ♀
ツバメシジミは春先に目立つチョうだが、年に数回発生する。♂の翅表は、ブルーだが、♀は一般的に黒い。しかし、この♀のように青が入るものがある。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.0 1/350秒 85.5mm ISO200 ) 露出補正 なし
広い野原のコチャバネセセリ;クリックすると大きな写真になります。 11.広い野原のコチャバネセセリ
小さい蝶を短い焦点距離で撮るには、レンズの先10cm位に近寄らなければならない。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.0 1/900秒 6.0mm ISO200 ) 露出補正 なし
キリの花;クリックすると大きな写真になります。 12.キリの花
古民家の近くの休み処の近くに大きな桐の木がある。キリはこんな花を咲かせる。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F6.4 1/800秒 55.0mm ISO400 ) 露出補正 なし
コチャバネセリ 開翅;クリックすると大きな写真になります。 13.コチャバネセリ 開翅
この位置から開翅吸蜜中のコチャバネセセリを見ると、前翅と後翅がX字に開かれていて、まるでジェット機のようだ。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.6 1/480秒 9.7mm ISO200 ) 露出補正 なし
池畔のコチャバネセセリ;クリックすると大きな写真になります。 14.池畔のコチャバネセセリ
この日はコチャバネセリを撮りに来たようなものだ。ほかに撮る蝶が少なかったので、この蝶のいろいろなシーンを撮ることができた。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F6.4 1/850秒 4.4mm ISO400 ) 露出補正 なし


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