2泊3日の四国駆け足ツアー 11月17日~19日 完 (5)桂浜と祖谷 - Studio YAMAKO

2014年12月13日

2泊3日の四国駆け足ツアー 11月17日~19日 完 (5)桂浜と祖谷


 第3日目(11月19日)後半、高知市内を通り抜けて、浦戸湾を眺めながら桂浜に向かう。正午過ぎに桂浜の駐車場に到着した。すぐ、昼食になる。朝早かったので、腹も減った。食事をした後、バス・ガイドさんに従いながら、まず、坂本龍馬像を見る。思ったより大きい。桂浜へ出て、砂浜を歩く。
  天気が良く。とても暖かい。桂浜から駐車場へ戻る道筋の植え込みに、ムラサキシジミとムラサキツバメが飛んでいた。

  さて、最後は最も楽しみにしていた祖谷かずら橋、大歩危、小歩危へ行く。バスは高知自動車道から国道32号線に入り、さらに県道45号線を走って、祖谷の駐車場に着いたのはちょうど午後3時だった。
  祖谷川に掛かるかずら橋を渡ってスリルを味わい、琵琶の滝を眺め、小一時間を楽しんだ。 ここを出発したバスは国道32号線に出て、吉野川に沿って大歩危、小歩危を車窓に見ながら、高知空港へ向かった。
 19:35 発のANA540便に乗り、羽田に着いたのは夜9時だった。時間を有効に使った駆け足のツアーを無事終えた。

 あとで報道で知ったことだが、12月5日、徳島県と愛媛県を結ぶ国道192号線の三好ー池田間で大雪が降り、約120台の車両が立ち往生した。私たちのバスは、バス・ガイドから、蔦監督率いる池田高校野球部が、これまで春夏の甲子園大会では通算で優勝3回、準優勝2回の輝かしい成績を残しているという説明を聞きながら、三好市池田町から高松空港へ向かっているので、確か、この192号線というのは通っていたはずである。

88.坂本龍馬の銅像
桂浜に着いて、昼食をとったあと、バス・ガイドさんの引率で、まず、坂本龍馬の銅像を見た。坂本龍馬は言わずと知れた、維新の立役者として知られる土佐の偉人である。懐に手を入れ、太平洋の彼方を見つめるこの像は、1866年(慶應2年)に当時の写真家井上俊三が長崎で撮影した写真をもとに造形され、1928年(昭和3年)に立てられた。高さは13.4mと思ったより高い。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
プログラムオートで撮影  ( f8 1/250秒 30mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
89.桂浜
桂浜というと、この位置からの写真が多い。桂浜の南西端に写真に見えている下竜頭岬があり、そこに竜王宮があり鳥居が立っている。北東端には上竜頭岬があり、その間に挟まれるように弓形に桂浜がある。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
プログラムオートで撮影  ( f13 1/640秒 48mm ISO200 ) 露出補正 なし
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90.竹林寺(車窓)
桂浜ではムラサキシジミやムラサキツバメの写真を撮ったりして楽しんだ。バスに戻り、祖谷に向かう。途中、五台山の近くを走ると左側の車窓から、31番札所の竹林寺が眺められた。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
プログラムオートで撮影  ( f5.6 1/800秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
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91.山間の道(車窓)
桂浜から1時間半ほど走り、山間の道へ入った。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
プログラムオートで撮影  ( f5.6 1/250秒 35mm ISO200 ) 露出補正 なし
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92.「かずら橋夢舞台」
午後3時、かずら橋観光の拠点である「かずら橋夢舞台」についた。大型バス34台、普通車300台を収容できる大きな駐車場があり、特産品から各種土産物、蔦の工芸品、また、「祖谷そば」もあった。その駐車場は展望台のようになっていて、紅葉する山並みをそこから撮った。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
プログラムオートで撮影  ( f5.6 1/500秒 56mm ISO200 ) 露出補正 なし
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93.祖谷かずら橋への散策路
バス・ガイドさんの誘導で、かずら橋へと歩く。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
プログラムオートで撮影  ( f4.5 1/250秒 42mm ISO500 ) 露出補正 なし
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94.「でこまわし」
かずら橋への道の途中の店には、アユの串焼きや焼き芋などが食べてみたいなと思わせるように並べられている。その中に、聞きなれない「でこまわし」というのがあった。「でこまわし」は、ほどいも(じゃがいも)、豆腐、こんにゃくを竹串に刺し、みそだれをつけて炭火で焼く田楽だそうだ。回しながら焼くようすが「でこ(人形)」に似ているので、この名が付いたという。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
プログラムオートで撮影  ( f3.5 1/250秒 18mm ISO800 ) 露出補正 なし
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95.アユやアメゴの串焼き
手前で焼かれているのはアメゴのようだ。アメゴはヤマメの一種で体に赤い斑点がある。アマゴとは地方による呼び方の違いで、同種だそうだ。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
プログラムオートで撮影  ( f4 1/250秒 27mm ISO800 ) 露出補正 なし
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96.祖谷かずら橋 -1
下を流れる祖谷川の少し下流にある、県道32号線のコンクリートの橋の上から、祖谷かずら橋が眺められた。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
プログラムオートで撮影  ( f4 1/250秒 30mm ISO360 ) 露出補正 なし
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97.祖谷かずら橋 -2
祖谷かずら橋は、右岸から左岸への一方通行で渡る。手すりにつかまりながら一歩一歩進む。これでは両側から渡れるようにすると混乱必至だ。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
プログラムオートで撮影  ( f4.8 1/250秒 52mm ISO1000 ) 露出補正 なし
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98.祖谷かずら橋 -3
ツアーのお仲間のうち、半分くらいの人がかずら橋を渡っていた。私もカメラを右手に、手すりを左手に恐る恐る渡った。現在のここ、西祖谷山村善徳のかずら橋は長さ45m、幅2m、谷からの高さ14mで日本三奇橋の一つであり、重要有形民俗文化財である。大正時代に一度、ワイヤーを使った吊り橋に架け替えられたが、1928年(昭和3年)、地域振興目的でかずら橋が復活されたとのこと。ただし安全のためワイヤーは使われており、かずらはワイヤーを包み込む装飾ということである。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
プログラムオートで撮影  ( f3.5 1/250秒 18mm ISO640 ) 露出補正 なし
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99.琵琶の滝
かずら橋を渡り終え、少し左へ行ったところに琵琶の滝があった。祖谷の渓谷には平家の落人伝説がある。昔、平家の落人が京の都をしのび、この滝で琵琶をかなで、つれづれを慰めあっていたことから名付けられたと言い伝えられている。高さ50mの滝。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
プログラムオートで撮影  ( f4 1/250秒 30mm ISO5600 ) 露出補正 なし
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100.祖谷かずら橋 -4
渡り終えた側からかずら橋を眺める。かずらとは、シラクチカズラ(重さ約5トン)だそうで、3年に一回、架けかえられるそうだ。バス・ガイドさんの説明では、次回の架けかえは来春早々だそうだ。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
プログラムオートで撮影  ( f5.3 1/250秒 95mm ISO2800 ) 露出補正 なし
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101.祖谷かずら橋 -5
だいぶ渡る人が少なくなった。渡橋料金は550円だそうで、私たちは団体扱いで500円だった。橋の下に降りることもできた。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
プログラムオートで撮影  ( f4 1/250秒 30mm ISO1500 ) 露出補正 なし
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102.駐車場へ
3時半過ぎ、わずかな時間であったが、今回の楽しみの一つ、かずら橋を満喫することができた。「でこまわし」の前には人が多い。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
プログラムオートで撮影  ( f4 1/250秒 30mm ISO1500 ) 露出補正 なし
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103.スポットライト
山肌を彩る紅葉が、スポットライトを浴びていた。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
プログラムオートで撮影  ( f5.6 1/250秒 140mm ISO360 ) 露出補正 なし
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104.大歩危峡 -1
いよいよ、このツアーも最後に近づいた。ごご4時15分に大歩危峡にある「大歩危峡まんなか」というドライブインで、休憩となった。渓谷を眺めることができる。建物を下に下りていくと遊覧船の乗り場があった。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
プログラムオートで撮影  ( f3.5 1/250秒 18mm ISO900 ) 露出補正 なし
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105.大歩危峡 -2
大歩危は吉野川中流にある渓谷である。川沿いは変成岩類が露出する。この地域の地質は三波川帯に属し、8千万年~6千万年前にできた変成岩類で構成されているという。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
プログラムオートで撮影  ( f5.6 1/250秒 140mm ISO1400 ) 露出補正 なし
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106.大歩危峡 -3
そこへ遊覧船が戻ってきた。この遊覧船は100年以上の歴史があるそうだ。大歩危とは大股で歩くと危ないの意からきているというが、ぼけというのは断崖を表わす古語だそうだ。さあ、バスの出発の時間が来た。かって蔦監督の下、甲子園で活躍した池田高校野球部のグランドなどを車窓に見て、一路、高松空港に向かう。飛行機が出るまでの時間、空港内で讃岐うどんを食べたが、とても旨かった。無事、羽田に到着。夜10時少し前に自宅に着いた。それほど疲れは感じない。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
プログラムオートで撮影  ( f5.6 1/250秒 105mm ISO2500 ) 露出補正 なし
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