2015年9月アーカイブ: Studio YAMAKO

2015年9月29日

高尾山から城山、日影沢 初秋の蝶を探す 9月15日

ケーブルカーで高尾山へ上がった。高尾山にはブナ林がありシーズンにはフジミドリシジミが観察できるという。どの辺だろうかと思いつつ、さる園の方へ歩いていくが良くわからない。小学生の頃、このあたりでギフチョウを見たのを思い出す。小さなアゲハだと思ってネットを振ったところ、うまくかわされてしまったが、良く見るとそれはアゲハではなくギフチョウだった。ギフチョウとわかると緊張してしまってネットが思うように振れなかったのを思い出す。

薬王院に参拝し、写真を撮り、高尾山山頂へ上がる。ここまで蝶の姿は全く見なかった。今日の狙いは高尾山に多産するというアサギマダラだ。頂上からどこへ向かうか思案の結果、もみじ台、一丁平から城山に行くことにした。

もみじ台を過ぎたあたりでテングチョウや擦れたミドリヒョウモンが飛んでいる。少ないながらサカハチチョウもいた。一丁平から城山へ歩きはじめると、やっとアサギマダラがノアザミで吸蜜していた。この時期としては傷のないクモガタヒョウモンも現れる。

城山で一休みしたあと、日影沢を降りる。春にはアサギマダラも飛んでいたが姿がない。ヒヨドリバナのような蝶が好む花も少ない。夏型のサカハチチョウなどを撮りながら、キャンプ場まで下りてしまった。日影沢は春の方が蝶は豊かだ。
 この日はマイカーを高尾山口の氷川神社の駐車場に置いてきているので、日陰沢からのバス通りを歩かなければならなかったが、この道はイチモンジセセリ以外何もいなかった。高尾山の歩きを少し甘く見ていたが足のつま先が傷む。

;クリックすると大きな写真になります。 25.テングチョウ
もみじ台のあたりでは木枠で保護された階段状の道にテングチョウが飛んでいた。翅を閉じて止まるとどこにいるのかわからない。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.3 1/640秒 4mm ISO100 ) 露出補正 -0.7段
;クリックすると大きな写真になります。 26.サカハチチョウ夏型 -1
似たような花が沢山あるのでよくわからないが、カントウヨメナだろうかキク科の白い花で夏型のサカハチチョウが吸蜜していた。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.3 1/1250秒 ​140mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 27.サカハチチョウ夏型 -2
開翅を待ったが開いてくれなかった。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1000秒 ​140mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 28.ミドリヒョウモン♂
夏眠から覚めたミドリヒョウモンが飛んでいた。大分擦れてしまっている。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.3 1/320秒 4mm ISO100 ) 露出補正 -0.7段
;クリックすると大きな写真になります。 29.アサギマダラ -1
ようやくノアザミの花で吸蜜するアサギマダラに会えた。擦れている。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/250秒 ​140mm ISO1000 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 30.アサギマダラ -2
前の写真と同じ個体。今度はP610で撮った。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.3 1/125秒 4mm ISO100 ) 露出補正 -0.7段
;クリックすると大きな写真になります。 31.スジグロシロチョウ♀
これはきれいな個体だった。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.3 1/125秒 4mm ISO160 ) 露出補正 -0.7段
;クリックすると大きな写真になります。 32.チャバネセセリ
イチモンジセセリかと思ったらチャバネセセリだった。これも擦れている。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/250秒 ​140mm ISO1000 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 33.ヒメキマダラセセリ -1
ハギの花ではヒメキマダラセセリが吸蜜していた。構図は良いと思うのだが、モデルがいまいち。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
;クリックすると大きな写真になります。 34.ヒメキマダラセセリ -2
前の写真と同じ個体をP610で撮る。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5,3 1/125秒 36mm ISO110 ) 露出補正 -0.7段
;クリックすると大きな写真になります。 35.ヒメキマダラセセリ -3
キマダラセセリかなと思ったがヒメキマダラセセリのようだ。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR 
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/250秒 ​140mm ISO250 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 36.クモガタヒョウモン♂ -1
擦れてはいるが比較的きれいなクモガタヒョウモンだった。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
  絞り優先オートで撮影  ( f5.3 1/250秒 ​95mm ISO220 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 37.クモガタヒョウモン♂ -2
前の写真と同じ個体。位置を変えたクモガタヒョウモンの傍らを登山客が登っていく。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
  絞り優先オートで撮影  ( f4.5 1/400秒 ​42mm ISO220 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 38.イチモンジセセリ
  城山から日影沢を下る。少し裏面の斑紋に違和感があるが、イチモンジセセリのようだ。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
   絞り優先オートで撮影  ( f4.5 1/400秒 ​42mm ISO220 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 39.サカハチチョウ夏型 開翅
ここ日影沢にくると春にはサカハチチョウ春型が飛んでいるが、同じあたりに翅表の黒い夏型のサカハチチョウがいた。夏型の方が好きだ。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
  絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/400秒 ​140mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 40.サカハチチョウ夏型
  ローアングルでP610の広角端で撮った。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
  プログラムオートで撮影 ( f3.3 1/800秒 4mm ISO160 ) 露出補正 -0.7段
;クリックすると大きな写真になります。
41.ダイミョウセセリ
  ダイミョウセセリは暖かいところでは年3回発生する。これはとてもきれいな個体だったので恐らく第3化と思う。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR 
  絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/250秒 ​140mm ISO800 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 42.吸水するテングチョウ
  日影沢キャンプ場が近くなってきた。春にもこのあたりにはテングチョウが多い。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
  プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/500秒 98mm ISO100 ) 露出補正 -0.7段
;クリックすると大きな写真になります。 43.コミスジ
  日影沢ではコミスジもおなじみの蝶だ。ここでローアングルで撮ろうと思って低く構えようとしたところ足を滑らせてバランスを崩し転んでしまった。転んだ姿勢のままでシャッターを押す。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
  プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/400秒 108mm ISO100 ) 露出補正 -0.7段
;クリックすると大きな写真になります。 44.イチモンジセセリ
  日陰のバス停からバス通りを歩く。民家の庭に咲く花にイチモンジセセリが多い。花弁の先に蕾が付いているような写りになった。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
   絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/250秒 ​140mm ISO640 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 45.バラの花とイチモンジセセリ
   おおよそバラの花に蝶が来るのを見たことがない。初めて見る光景だった。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
    絞り優先オートで撮影  ( f5 1/1600秒 ​70mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 46.キク科の花にイチモンジセセリ
一つの株に咲く花にイチモンジセセリが数頭集まっている。このあとイチモンジセセリ以外蝶は姿を現さず、黙々と駐車場まで歩く。これといった成果がない秋の高尾山だった。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
  絞り優先オートで撮影  ( f5 1/1000秒 ​100mm ISO200 ) 露出補正 なし


2015年9月27日

初秋の高尾山 9月15日

2007年にミシュランガイドで最高ランクの"三つ星"の観光地に選出されて以来、登山客が多くなっているというのでしばらく敬遠していたのだが、 高尾山へ行ってみたいと思った。ようやく天候も安定してきたので、9月15日に出かける。高尾山は東京都八王子市にある標高599mの山である。東京都心から近く、年間を通して多くの観光客や登山者が訪れる。また、古くから修験道の霊山とされている。

圏央道が開通して 自宅から高尾山へは行きやすくなった。朝7時半に自宅を出発、国道16号線の鵜野森を左折して、愛川インターから圏央道に入る。この間が距離は短いのだが、渋滞する。圏央道に上がってしまえば、高尾山まではすいすいと行けるのだが圏央道に入るまで約1時間を要し、結局、高尾山口の駐車場に入ったのは9時だった。既に八王子市営の駐車場は満車でその奥の氷川神社の駐車場に1日1000円で停めることになった。仕方ない。

9時15分発のケーブルカーに清滝駅から乗る。高尾山駅まで約6分で上がる。帰路はどの道を下るかはまだ決めていなかったが、いずれにせよケーブルカーには乗らないので、片道切符を買った。(往復930円、片道480円)

高尾山駅から薬王院へ向かう。高尾山には小学生のころは何回も来ているが、薬王院にお参りしたことはない。この日はゆっくり拝観したが結構な階段が続く。本堂、本社とお参りして奥ノ院の脇から高尾山頂へでた。

山頂からの眺めを楽しんだ後、さて、これからどこへ向かおうかと思案した。初めは山頂の周囲を巡る5号路を歩こうかと思ったが、いずれにしても下山しなくてはならない。アサギマダラなど蝶の写真も撮りたいが、山頂付近に蝶の影はない。そこで、もみじ台、一丁平から城山へ行き、城山から春は蝶の多い日影沢へ下りることにした。高尾山頂から城山への道は比較的起伏のないのんびり歩ける路を想像していたが、高尾山からは木枠で段が付けられた道を一気に下り、次に結構な上りがあった。造られた段が歩幅に合わず歩きにくい。期待した蝶もアサギマダラ1頭と、比較的擦れていないクモガタヒョウモンを撮ったくらいで収穫は少ない。

城山では前回と同じく冷たいサイダーをラッパ飲みし、日影沢を下る。春に比べると花が少なく、蝶も時折、サカハチチョウの夏型がいるくらいでパッとしなかった。
 今日は車を高尾山口に置いてきている。日影沢のキャンプ場から1時間半以上歩くことになってしまった。

1.京王線 高尾山口駅
駐車場は高尾山口駅の傍にあった。1967年に開業し、今年の4月24日にルニューアルが完成した新しい駅舎がきれいだ。この日もP610を重宝に使った。しかし、三日前に舞岡公園へ行ったとき、最後の数カットを露出補正-0.7で撮ったが、それをリセットするのを怠ってしまいそのまま撮っていってしまった。迂闊。開いてみて随分アンダーだなと気が付いた。レベルとトーンカーブで調整している。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.3 1/800秒 4mm ISO100 ) 露出補正 -0.7段
;クリックすると大きな写真になります。
2.高尾山ケーブルカー 清滝駅
高尾山口駅からケーブルカーの山麓駅である清滝駅へは5分ほど歩いた。遠足だろうか小学生の列が続く。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.2 1/1250秒 12mm ISO100 ) 露出補正 -0.7段
;クリックすると大きな写真になります。
3.ケーブルカーの車両
9時30分発のケーブルカーが上から降りてきた。あおば号ともみじ号があり、これはもみじ号だ。2008年12月23日から4代目車両が導入されたという。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.5 1/400秒 59mm ISO100 ) 露出補正 -0.7段
;クリックすると大きな写真になります。
4.あおば号と交換
右側を上から下りてきたあおば号が通り過ぎた。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.2 1/250秒 27mm ISO100 ) 露出補正 -0.7段
;クリックすると大きな写真になります。
5.高尾駅到着
ケーブルカーは約6分間で高尾山駅に着いた。降りる人はそれほど多くなかった。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/160秒 8mm ISO100 ) 露出補正 -0.7段
;クリックすると大きな写真になります。
6.青銅三十六童子 師子慧童子
ケーブルカーを降りて薬王院の参道を登っていくと両側に次々と青銅の像が立っている。高尾通信によれば、これらの童子達は、すべて不動明王の眷属であり、ひとりひとりが1千万人の従者をもっているとわれる。眷属とは、ここでは仏や観音に従うものということだ。その眷属である三六童子については、どのような者かその典拠となるお経本がない。大法輪平成2年1月号に村岡空師の「日本の不動尊信仰」という文があるがこれに「天台座主の尊意(9世紀)が撰した「吽迦迦羅野儀軌」三巻にもとずき「仏説聖不動経」が編まれ、(ここに三十六童子が出ている)そしてそれを真言系の行者が部分的に手直しし、現在の形が生まれた。」とあるそうだ。難しい。この像は「師子慧童子」という。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/125秒 8mm ISO400 ) 露出補正 -0.7段
;クリックすると大きな写真になります。
7.杉苗寄進
「高尾山の御信徒は自分のお願いが成就した時に、感謝とお礼を込めて苗木を奉納する習慣があった」ということで、現在でも苗木ではなくお金を納めるという形に変えて、杉苗奉納が続いているそうだ。一口3千円からで1万円以上の人がその名をこの写真のように掲示される。最後は1000本の寄進者の名前が掲示されているようなので、1本10円ということか?

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.3 1/125秒 4mm ISO280 ) 露出補正 -0.7段
;クリックすると大きな写真になります。
8.薬王院 四天王門
しばらく歩くと薬王院の入口に立つ楼門があった。昭和59(1984)年に江戸期に建立されたままの形に5億円かけて再建されたそうだ。重層入母屋造り形式で、なかなか風格がある。外国人観光客も登ってきている。なにせ、ミシュランガイドの三ツ星観光地だ。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.3 1/125秒 4mm ISO110 ) 露出補正 -0.7段
;クリックすると大きな写真になります。
9.四天王像
四天王門にはその名の通り、持国天、広目天、増長天、多聞(毘沙門)天の像がある。門の外側には向かって左に増長天、右に広目天、門の内側には左に多聞天、右に持国天が立つ。写真は左から増長天、広目天、多聞天、持国天。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/125秒 12mm ISO1600 ) 露出補正 -0.7段 ほか4枚合成
;クリックすると大きな写真になります。
10.薬王院 仁王門
本堂の手前に、三間一戸、八脚門、単層、寄棟造、柿葺型銅版葺屋根の仁王門があった。向かって左側には密迹金剛力士像(吽形)、右側には那羅廷金剛力士像(阿形)が安置されている。仁王門の前面にはこの阿吽一対の仁王像が、仁王門の本堂側には大天狗と小天狗の像が右左にあって阿吽一対をなしている。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 9mm ISO100 ) 露出補正 -0.7段
;クリックすると大きな写真になります。
11.薬王院 本堂
仁王門をくぐると高尾山薬王院有喜寺本堂が目の前にある。本堂には薬師如来と飯縄権現(いづなごんげん)が祀られている。薬王院のホームページによれば、高尾山薬王院有喜寺は今から1260余年前の天平16年(744年)に、聖武天皇の勅令により東国鎮守の祈願寺として、高僧行基菩薩により開山された。薬王院の名は創建当初、薬師如来をご本尊とした事に由来する。現在は真言宗智山派の大本山として「成田山新勝寺」「川崎大師平間寺」「高尾山薬王院」が三大本山として知られている。南北朝時代の永和年間(1375年)には京都醍醐山より俊源大徳が入山し八千枚の護摩供養秘法の後、今のご本尊「飯縄大権現(いづなだいごんげん)」を奉祀し中興された。戦国期、飯縄大権現は戦国武将の守護神として崇敬され、上杉謙信や武田信玄の兜表にも奉られ、また北条家の手厚い保護も受け江戸期に入ると徳川家(特に紀州家)との仏縁により隆盛をむかえた。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/160秒 10mm ISO100 ) 露出補正 -0.7段
;クリックすると大きな写真になります。
12.大天狗
本堂の左右には巨大な大天狗、小天狗の面が掲げられている。こちらは右側にある赤い顔の大天狗。大天狗は強い神通力を持っているので鼻が高いと言われている。別名、鼻高天狗とも呼ばれるそうだ。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.2 1/125秒 12mm ISO220 ) 露出補正 -0.7段
;クリックすると大きな写真になります。
13.小天狗
向かって左側には青い顔の小天狗が据えられている。口がくちばしのようなかたちをしている。別名烏天狗と呼ばれるそうだ。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/125秒 5mm ISO140 ) 露出補正 -0.7段
;クリックすると大きな写真になります。
14.薬王院 本社 飯縄権現堂
ウィキペディアによれば、ここは薬王院の中心となる本社で、飯縄権現を祀る社殿(神社)である。現在の社殿は1729年(享保14年)に本殿が建立され、1753年(宝暦3年)に幣殿と拝殿が建立された。のち1805年(文化2年)・1965年(昭和40年)・1998年(平成10年)に大改修を行なっている。江戸時代後期の代表的な神社建築で1952年(昭和27年)に東京都指定有形文化財に指定されている。入母屋造の本殿と拝殿を幣殿で繋いだ権現造である。社殿全体に華麗で極彩色の装飾がなされていることが特徴である。社殿前方には鳥居があり、神社であることが分かる。寺院の中にある神社という形態は神仏分離以前の神社の姿の一つの典型例といえるだろうとのこと。本尊の飯縄大権現立像は異形の仏として有名だそうだ。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.8 1/250秒 7mm ISO100 ) 露出補正 -0.7段
;クリックすると大きな写真になります。
15.薬王院 本社 飯縄権現堂の彫刻 この飯縄権現堂は華麗さにおいては山内一といっても過言ではないようだ。拝殿、幣殿、本殿が一体となった権現造りで壁面に施されている見事な彩色彫刻は、規模では及ばないものの日光の東照宮に比べても見劣りしないという。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.2 1/200秒 12mm ISO100 ) 露出補正 -0.7段
;クリックすると大きな写真になります。
16.高尾山山頂
30~40分ほど薬王院を参拝見学し、10時半過ぎに標高599mの高尾山山頂に着いた。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.8 1/1600秒 7mm ISO100 ) 露出補正 -0.7段
;クリックすると大きな写真になります。
17.山頂からの眺め
右手のやや高い山は丹沢山地北部、山梨県と神奈川県の境にある大室山(1588m)、晴れていればその右側に富士山が見える。大室山の手前には、石老山(700m)が見える。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/2000秒 14mm ISO100 ) 露出補正 -0.7段
;クリックすると大きな写真になります。
18.高尾山から城山へ もみじ台
高尾山山頂からどこへ回ろうか考えた挙句、結局、城山へ行くことにした。のんびりと歩ける尾根道を想定したが、もみじ台までは、急な下り坂だった。木枠で階段状になっているのだが、歩幅が合わなくて歩きづらかった。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.3 1/400秒 4mm ISO100 ) 露出補正 -0.7段
;クリックすると大きな写真になります。
19.もみじ台から一丁平への道
こんな道ばかりを予想していたが、このあと、今度は上り坂になる。このあたりでやっとアサギマダラとクモガタヒョウモンに会えた。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/200秒 14mm ISO100 ) 露出補正 -0.7段
;クリックすると大きな写真になります。
20.一丁平
やがて一丁平に着く。もうひと登りしなくてはならない。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/125秒 9mm ISO100 ) 露出補正 -0.7段
;クリックすると大きな写真になります。
21.シモクレンの実
しょうがのような形をした紅い実がいくつもなっている木があった。後で調べてみるとシモクレン(紫木蓮)というようだ。花は赤紫色のモクレン様で3月~5月に咲く。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/400秒 15mm ISO100 ) 露出補正 -0.7段
;クリックすると大きな写真になります。
22.城山山頂
今年5月に日影沢から上った城山山頂に着いた。時間は12時20分。途中写真を撮りながら1時間半もかかってしまった。城山茶屋で冷たいサイダーをラッパ飲みした。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.3 1/800秒 4mm ISO100 ) 露出補正 -0.7段
;クリックすると大きな写真になります。
23.中央本線
日影沢を下って行ったが、春に比べて花がなく、蝶もあまり飛んでいない。キャンプ場まで下りたが、車を高尾山口に置いてあるので、そこまで歩かなければならない。これが結構苦痛だった。裏高尾から国道20号へ出る道の横をJR中央本線が走っている。城山山頂から2時間以上かかってしまった。足が痛い。親指の爪が紫色になってしまった。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/640秒 15mm ISO100 ) 露出補正 -0.7段
;クリックすると大きな写真になります。
24.高尾山口氷川神社
この神社の境内が臨時駐車場になっている。氷川神社は、二千年以上の歴史をもつといわれ、以前、鉄道博物館の帰りに寄った大宮の氷川神社が総本社だそうだ。高尾の氷川神社は応永年間(1394-1428)に片倉城主毛利師親が武蔵一宮氷川神社より勧請されたとされている。帰りは町田街道を行くことにした。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/125秒 10mm ISO110 ) 露出補正 -0.7段
;クリックすると大きな写真になります。


2015年9月22日

やっと晴れた舞岡公園は実りの秋、蝶も元気だった (2) 9月12日

この頃舞岡公園へ行くと今まで目につかなかったごく小さい花が気になるようになった。視力が衰えたので肉眼ではどんな花なのかよくわからないが、ファインダーを通してみるとそれぞれなかなか魅力的だ。

小谷戸の里から再び柿の実が成ってところへいく。まだ、アカボシゴマダラが乱舞していた。さっきのゴマダラチョウはどこへ行ったかと探すと、ちょっと離れた木の枝に止まっていた。さっきの熟した柿の実はと思って見てみると何やら違う蝶が来ていた。肉眼では同定できず、P610のファインダーで覗いてみたところコムラサキだった。この季節にここでコムラサキに出会うなんてラッキーだ。キタテハの秋型もやってきてアカボシゴマダラと3種がひと盛りになった。

かっぱ池の方へも行ってみる。前回来たときは干上がっていた池には水が蓄えられていた。そして、ヒヨドリバナで吸蜜するツマグロヒョウモンの​♀を撮り、最後にもう一度熟した柿の実のなる木を見上げて、帰路に着いた。この日は駐車代が少々かかってしまったが、有意義な時間を過ごすことができた。

;クリックすると大きな写真になります。 25.ママコノシリヌグイ
小さなピンクの花が咲いていた。調べてみたらママコノシリヌグイという。漢字では「継子の尻拭い」で、この和名は、この草の棘だらけの茎や葉から、憎い継子の尻をこの草で拭くというたとえから来ているという。名に似合わず可愛い花だ。

Nikon D5300AF-S DX NIKKOR18-140mm f/3.5-5.6G ED VR+Kenko Close-up1
絞り優先オートで撮影  ( f5.3 1/250秒 ​140mm ISO800 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 26.ミズヒキ
多くは日陰に生えている。上から見ると赤く見え、下から見ると白く見える花を、紅白の「水引」に見立てているそうだ。

NikonD5300AF-S DX NIKKOR18-140mm f/3.5-5.6G ED VR+Kenko Close-up1
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1000秒 ​140mm ISO800 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 27.コミスジ -1
古民家の裏手で久しぶりにきれいなコミスジを見た。胴体の玉虫色の金属光沢が映える。

Nikon D5300AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR+Kenko Close-up1
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/500秒 ​116mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 28.コミスジ -2
前の写真と同じ個体。横向きの姿を撮った。

NikonD5300AF-S DX NIKKOR18-140mm f/3.5-5.6G ED VR+Kenko Close-up1
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/105秒 ​116mm ISO220 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 29.ベニシジミ
白い花がすっ飛んでしまった。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 5mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
150922_006.jpg 30.フジカンゾウ
名前の由来は花がフジに似ていて、葉がマメ科の甘草(カンゾウ:著名な漢方薬)に似ているという所からきているそうだ。花の輪郭が捉えにくく、ピントが合っているのかどうかわかりにくかった。もっとシャープに撮らなくてはいけない。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/125秒 5mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 31.ウメモドキ
古民家の裏庭ではウメモドキ(梅擬)の紅い実が鮮やかだ。果実は9月頃から赤く熟し12月頃に落葉しても枝に残っていて落葉後も赤い実が目立つ。和名は、葉がウメの葉に似ていることや初夏に咲く花もウメに似ていることに由来するそうだ。

Nikon D5300AF-S DX NIKKOR18-140mm f/3.5-5.6G ED VR+Kenko Close-up1
絞り優先オートで撮影  ( f5 1/1000秒 ​70mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 32.ヤマボウシの実
ミドリシジミの頃、淡黄色で小さく、多数が球状に集合し、その外側に大形白色の総包片が4枚あり、花弁のように見える花が咲くヤマボウシ(山法師、山帽子)の実だ。この実は食用になるという。wikipediaによれば、果肉はやわらかく黄色からオレンジ色でありマンゴーのような甘さがあって、果皮も熟したものはとても甘く、シャリシャリして砂糖粒のような食感があるそうだ。飲んだことはないが、果実酒にも適するとされる。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/400秒 143mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 33.ゴマダラチョウさっそうと
柿の実にゴマダラチョウを探した。いない。ふと近くの枝を見るとさっそうとゴマダラチョウが止まっていた。アカボシゴマダラの勢力に圧倒されているが、ゴマダラチョウに頑張ってほしい。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/320秒 98mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 34.コムラサキ
熟した柿の実に目を戻すと何やら見慣れぬ趣の蝶が来ている。肉眼ではなんだかわからない。P610のファインダーで見てコムラサキだと分かった。もう9月も半ば過ぎだというのに、それほど傷んでもいない。暖かいところでは年に3~4回発生するという。とすればこの個体は第2化か第3化か?

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/125秒 179mm ISO140 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 35.3種盛り
蝶たちはこの柿の実が美味しいらしい。左からキタテハ秋型、アカボシゴマダラ、コムラサキ。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/125秒 98mm ISO125 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 36.コムラサキの紫
コムラサキはちょうど陽の光が前翅に当たる位置へ移動してきた。その翅が紫色に輝いた。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/125秒 143mm ISO140 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 37.クズ(葛)の花
かっぱ池の方へ行く。途中、クズの花が咲いていた。クズは根を用いて食材の葛粉や漢方薬が作られ、万葉の昔から秋の七草の一つに数えられている。ウラギンシジミの食草でもある。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/250秒 98mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 38.ヒガンバナ(彼岸花)
マンジュシャゲ(曼珠沙華)ともいう。彼岸花の名は秋の彼岸ごろから開花することに由来する。wikipediaによれば曼珠沙華は、法華経などの仏典に由来するというが仏教でいう曼珠沙華は「白くやわらかな花」であり、ヒガンバナの外観とは似ても似つかぬものだそうだ。瓜久保で咲いていた。ジョロウグモがいる。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/15秒 98mm ISO1600 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 39.水が戻ったかっぱ池
8月18日に来たときは池の水は干上がっていて、地面がひび割れしていたが、ここのところの大雨で水が戻ってきていた。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/400秒 9mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 40.ツマグロヒョウモン♀
ヒヨドリバナでツマグロヒョウモンの♀が吸蜜していた。しかし、今年は舞岡公園で見るツマグロヒョウモンは極めて少ない。

Nikon D5300AF-S DX NIKKOR18-140mm f/3.5-5.6G ED VR+Kenko Close-up1
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/250秒 ​140mm ISO1250 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 41.アカボシゴマダラ
また、例の柿の木のところに戻ってきた。大きなアカボシゴマダラだった。ゆったりと止まっていたので撮り易かった。

Nikon D5300AF-S DX NIKKOR18-140mm f/3.5-5.6G ED VR+Kenko Close-up1
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/320秒 ​95mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 42.柿の実とゴマダラチョウ
ちょっと離れた柿の実にゴマダラチョウが止まって吸汁していた。この柿も良く熟れているようだ。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/400秒 9mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 43.樹の幹に止まるアカボシゴマダラ -1
食事に飽きて一休みというところか。.

Nikon D5300AF-S DX NIKKOR18-140mm f/3.5-5.6G ED VR+Kenko Close-up1
絞り優先オートで撮影  ( f5 1/500秒 ​75mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 44.樹の幹に止まるアカボシゴマダラ -2
同じ個体。今度は近づいてP610で撮る。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/320秒 9mm ISO100 ) 露出補正 -0.7段
;クリックすると大きな写真になります。 45.アカボシゴマダラが3頭
例の柿の実にアカボシゴマダラが3頭集まって吸汁している。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f6.5 1/125秒 258mm ISO140 ) 露出補正 -0.7段
;クリックすると大きな写真になります。 46.たわわに実る稲穂 小谷戸の田んぼでは、稲がたわわに実を付けていた。


Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.3 1/800秒 36mm ISO100 ) 露出補正 -0.7段
;クリックすると大きな写真になります。 47.ヒカゲチョウ
駐車場への戻り道、ここは何時もヒカゲチョウが飛び出すところだ。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.3 1/125秒 4mm ISO100 ) 露出補正 -0.7段


2015年9月19日

やっと晴れた舞岡公園は実りの秋、蝶も元気だった (1) 9月12日

8月の前半は暑い日が続いたが、8月後半になると日照時間「0」の日が多くなった。晴れたと思う日がほとんどない。関東に大きな被害をもたらした二つの台風と秋雨前線が抜けて、9月11日、12日はやっと晴れ間が出た。前回舞岡公園へ行ったのは8月27日、曇り一時晴れの日だった。その時はきれいなウラギンシジミがいたぐらいで蝶の数は少なかったがこの日の舞岡公園は久しぶりに蝶が多かった。

水車小屋の近くに大きな柿の木がある。柿の実は熟してきていて、それを鳥が突いたのだろうか、傷ついた実から果汁が染み出している。そこへ蝶たちが集まってくるのだ。舞岡公園にこんなにアカボシゴマダラがいるのかと思うほど、アカボシゴマダラが乱舞している。柿の実で吸汁したり、飛び立っては♂が♀を追いかけたり、近くの葉や木の幹に止まり一休みするアカボシゴマダラたちの天国のようだ。

そんな中で1頭のゴマダラチョウを見つけ出した。われながら良く見つけたものだと思う。アカボシゴマダラは後回しにしてゴマダラチョウを追った。距離があるところの熟れた柿の実に止まり吸汁するゴマダラチョウは撮りにくい。P610を使わざるを得ないが、ピント合わせが難しい。だが、久しぶりに撮影を楽しむことができた。

公園は秋の気配が濃くなってきた。クサギの花は終わり実を付けはじめ、クズの花や曼珠沙華が咲き始めていた。
アップしたい写真点数が多くなったので経時的に2度に分ける。

;クリックすると大きな写真になります。 1.アカボシゴマダラ
今年はほとんどアカボシゴマダラの写真を撮っていなかったが、この日は早々にそのチャンスが訪れた。なかなか静止してくれないので追いかけていたら茂みの中に入ってしまって、こんな写真しか撮れなかった。

Nikon D5300AF-S DX NIKKOR18-140mm f/3.5-5.6G ED VR+Kenko Close-up1
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1800秒 ​140mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 2.ガガイモ
こんな花が咲いていた。なんという花かわからなかったので後で調べたところガガイモの花だった。ガガイモ(蘿藦、鏡芋、芄蘭)は夏から秋にかけて葉腋から出た集散花序に淡紫色から白色の花がつくとある。

Nikon D5300AF-S DX NIKKOR18-140mm f/3.5-5.6G ED VR+Kenko Close-up1
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1600秒 ​105mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 3.真正ゴマダラチョウ
久しく舞岡公園でゴマダラチョウの姿を見ていなかったが、この日、多くのアカボシゴマダラに混じって1頭のゴマダラチョウがいた。見つけたときはうれしかった。

​Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f6.3 1/125秒 236mm ISO180 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 4.ゴマダラチョウとアカボシゴマダラ -1
熟した柿の実にゴマダラチョウとアカボシゴマダラが来ていた。一旦飛び立ってはまた戻ってくる。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f6.5 1/125秒 258mm ISO250 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 5.ゴマダラチョウとアカボシゴマダラ -2
ゴマダラチョウはこの1頭のみ。侵略者、いや侵略蝶アカボシゴマダラはこの柿の木の周りに10頭くらいいるようだ。ゴマダラチョウよ頑張れ!

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/125秒 116mm ISO125 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 6.ゴマダラチョウとアカボシゴマダラ -3
柿の実に穴が開いている。鳥が啄んだのだろうか? その匂いで蝶たちが寄ってくるのだろうか?ゴマダラチョウの眼はオレンジ色だ。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/125秒 143mm ISO140 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 7.柿の実とアカボシゴマダラ
ポツンと離れたところにある一つの柿の実をアカボシゴマダラが独占していた。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/800秒 116mm ISO140 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 8.アカボシゴマダラ
梢の葉の上で一休みするアカボシゴマダラ。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/1600秒 112mm ISO140 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 9.キリのみ
水車小屋の近くにはキリの木があり、春にはきれいな花をつけ、秋には実がなる。wikipediaによれば、「キリは日本国内でとれる木材としては最も軽い。また、湿気を通さず、割れや狂いが少ないという特徴があり、高級木材として重宝されてきた。日本では箏や箱、家具、特に箪笥の材料として用いられることが多く、桐箪笥といえば高級家具の代名詞である」とある。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/500秒 81mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 10.アカボシゴマダラ♀
2頭で飛んでいた一方のアカボシゴマダラが葉上に止まった。♀のようだ。♂に比べ一回り大きく前翅が丸みを帯びている。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR +Kenko Close-up1 絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/320秒 ​112mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 11.静止するアカボシゴマダラ -1
柿の木の周りにはアカボシゴマダラが10頭ほどいるのではないだろうか。あるものは柿の実でストローを伸ばし、あるものはペアになって飛び回る。そして、一休み。カメラを近づけても飛び立たない。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.3 1/200秒 4mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 12.静止するアカボシゴマダラ -2
これは10.の写真と同じ個体だった。じっくり撮らせてくれる。

Nikon D5300AF-S DX NIKKOR18-140mm f/3.5-5.6G ED VR+Kenko Close-up1
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/250秒 ​95mm ISO400 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 13.静止するアカボシゴマダラ -3
これも10.の写真と同じ個体だが、P610のレンズを10cm位まで近づけて撮った。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.3 1/200秒 4mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 14.インゲンマメの花?
同定は定かではない。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.3 1/1600秒 4mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
150919_015.jpg 15.ヒメウラナミジャノメ開翅
この蝶も数は多いのだがなかなか良い写真が撮れない。これは良いところで翅を開いてくれた。

Nikon D5300AF-S DX NIKKOR18-140mm f/3.5-5.6G ED VR+Kenko Close-up1
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/250秒 ​140mm ISO1250 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 16.タムラソウで吸蜜するイチモンジセセリ -1
まず、D5300で撮る。

Nikon D5300AF-S DX NIKKOR18-140mm f/3.5-5.6G ED VR+Kenko Close-up1
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/250秒 ​140mm ISO750 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 17.タムラソウで吸蜜するイチモンジセセリ -2
次にそばを通る農作業のリヤカーを入れてP610の広角端でとる。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.3 1/160秒 4mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 18.ウラギンシジミ
この時期のウラギンシジミはこのように道に止まって吸水することが多い。こんな撮り方では絵にならない。ローアングルで撮る以外ないのだが、逃げられてしまう。

Nikon D5300AF-S DX NIKKOR18-140mm f/3.5-5.6G ED VR+Kenko Close-up1
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1000秒 ​140mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 19.アブラススキ?
調べてみたがよく解らない。すすきの仲間ではあるようだ。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.3 1/125秒 4mm ISO140 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 20.フヨウ
何も言うことはない。見事に開いている。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/1250秒 9mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 21.ムラサキシキブ
小谷戸の里へ移動した。クサギのあるところへ行く途中、ムラサキシキブの実がなっていた。花は淡紫色の小花が散房花序をつくり葉腋から対になって出て、6月頃咲くそうだが、記憶にない。紫色の実の清楚な美しさを、平安美女の「紫式部」にたとえたといわれる。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.3 1/400秒 4mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 22.クサギ
クサギの花はほとんどが落ちた。花が落ちた後、実の紫色の萼(がく)が花のように見える。果実が熟すと萼が平開する。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.5 1/250秒 59mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 23.クサギの実
萼(がく)が開いて中から、藍色の実が出てくる。果実は草木染に使うと媒染剤なしで絹糸を鮮やかな空色に染めることができ、赤い萼からは鉄媒染で渋い灰色の染め上がりを得ることができるそうだ。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.3 1/500秒 4mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 24.モンキアゲハ
僅かに残ったクサギの花にモンキアゲハが寄ってきた。モンキアゲハも傷んでいる。

Nikon D5300AF-S DX NIKKOR18-140mm f/3.5-5.6G ED VR+Kenko Close-up1
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/250秒 ​140mm ISO360 ) 露出補正 なし


2015年9月16日

街のヤマトシジミ 保土ヶ谷区役所の花壇 9月5日

自宅から相鉄線の星川駅に行く途中に保土ヶ谷区役所がある。区役所への出入り口は2階になっているが、その2階の出入り口の前に比較的広い空間がある。週末にはそこでフリー・マーケットが開かれることもある。そのスペースの道路側に花壇が設けられていて、ボランティアの方々が四季折々に花を育てていらっしゃる。その花壇の花に蝶が訪れるのだ。アカタテハ、ヒメアカタテハ、ツマグロヒョウモンが目立つが、ベニシジミ、ヤマトシジミ、イチモンジセセリも良く来ている。
 9月5日は保土ヶ谷公園ラグビー場で行われた大学ラグビーの試合を見に行ったが、その行き返りにこの花壇で蝶を撮った。この日はヤマトシジミとイチモンジセセリだけだった。

;クリックすると大きな写真になります。 1.ヤマトシジミ -1
これは保土ヶ谷公園への往きに撮った写真。開翅はしてくれない。開翅してくれないと♂♀が解りにくい。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f​3.3 1/​1600秒 ​4mm ISO​100​ ) 露出補正 ​-0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 2.ヤマトシジミ -2
ヤマトシジミは都市部で最も多く見られる普通種である。9月を過ぎると多くなる。だが、北海道にはいないのだ。ポーチュラカの花に潜り込んでいる。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f​3.3 1/​1000秒 ​4mm ISO​100​ ) 露出補正 ​-0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 3.ヤマトシジミ -3
前の2枚は保土ヶ谷公園ラグビー場へ試合を見に行く途中で撮った。午後2時ごろである。この写真以降は帰路に立ち寄った時に撮った。時間は4時半を過ぎている。このあたりもまだ開発が進んでいる。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f​3.3 1/​200秒 ​4mm ISO​100​ ) 露出補正 ​-0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 4.ヤマトシジミ -4
翅は開いてくれない。この個体は♂だと思うが裏面からは雌雄も判別しにくい。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f​3.3 1/​200秒 ​4mm ISO​100​ ) 露出補正 ​-0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 5.ヤマトシジミ -5
この花壇に住み着いているように4~5頭のヤマトシジミがセンニチコウ(千日紅)のまわりを飛び回っては吸蜜する。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f​3.3 1/​200秒 ​4mm ISO​100​ ) 露出補正 ​-0.3段


2015年9月12日

大学ラグビー定期戦を観戦 9月5日

過日アップした「人もいない、蝶もいない 保土ヶ谷公園 9月4日」のタブノキのことを記そうとして、保土ヶ谷公園のホームページを見ていたら、翌9月5日(土)に保土ヶ谷公園のラグビー場で大学ラクビーの定期戦が行われることを知った。慶應義塾大学と関西の同志社大学との定期戦で、午後3時キックオフとあった。この定期戦は、この7月23日に亡くなられた全日本の代表選手であり、卒業後トヨタ自動車で選手として活躍したのち、母校ラクビー部の監督となり、1986年にその慶大ラグビー部を日本一にした上田昭夫氏の追悼試合でもあるという。上田氏はその後フジテレビのニュースキャスターとして活躍されたことも衆知のことだ。

しかし、この日も暑い日で保土ヶ谷公園までの坂道を上がっていくのは少々きつい。そこでバスに乗ろうと決めた。星川駅前のバス停で待っていると横浜駅西口発の満員のバスが来た。何とか乗り込む。3っ目の明神台というところがラグビー場の最寄駅だったが、ほとんどの人達が降りる。公園の駐車場を横切ってラグビー場の入り口へ行く。入場無料だった。既に大勢の観客がスタンドに座っておられた。同志社大学のOBの方々も多いようだ。午後3時キックオフの予定だったが、2時45分頃キックオフとなった。

私はP610で写真を撮りたかった。攻め込む慶大選手を撮りたくて、スタンドではなく、あまり人がいない同志社大サイドのゴールポストの奥の芝生席で見ることにした。
 P610でスポーツ写真を撮るのは初めてだった。いつも蝶の写真などを撮るときの設定、最低シャッター1/125秒のプログラムオートで撮っていた。始めのうちは比較的速いシャッタースピードだったが、だんだん日が傾いてきて陰ってくると、1/125秒になってしまっていた。やはり、1/500秒は欲しいところだ。ISOが上がってもシャッタースピード優先にして撮った方が良かったと反省。

試合の結果は、45対56で同志社大学が勝利した。

スポーツの写真は卓球以外あまり撮ったことがないので試行錯誤だったが、ご笑覧いただきたい。

1.両校整列
右側に観覧席がある。両校のフィフティーンが整列し、観客に挨拶する。恐らく両校のOBの方々が多いと思うが、拍手を受けていた。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f​4.8 1/​640秒 ​19mm ISO​100​ ) 露出補正 ​-0.3段​
;クリックすると大きな写真になります。
2.半旗
この試合は7月23日、代謝性疾患の難病アミロイドーシスのため62歳の若さでに亡くなられた元慶大ラクビー部の監督、上田昭夫氏の追悼試合だった。整列した選手と観客は半旗に向かって黙とうをささげた。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f​5.2 1/​400秒 ​30mm ISO​100​ ) 露出補正 ​-0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
3.スクラム
3時キックオフの予定だったが、その15分ほど前にキックオフとなった。私は1.の写真で並んでいる選手たちの向こうに写っている同大サイドのゴールラインの後ろにある芝生で写真を撮ることにした。これは開始早々のスクラムプレイ​。慶大のフォワードの平均体重は100.1kg、同大は100.3kgと互角だ。P610で125mmになっていたが、35mm版換算では700mm位になる。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f​5.6 1/​400秒 ​125mm ISO​100​ ) 露出補正 ​-0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
4.ゴールキック
開始5分、最初にトライしたのは慶大。このゴールも決まって7点先取。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f​5.6 1/​200秒 ​125mm ISO​100​ ) 露出補正 ​-0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
5.突進
ボールを持って突進しようとする慶大選手をタックルしようとする同志社大選手。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f​5.5 1/​250秒 ​54mm ISO​100​ ) 露出補正 ​-0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
6.捕まった!
ボールを持った慶大選手に2人の同志社大選手が抑えにかかる。タックルされ、地面に倒された選手(膝が付いたら倒れたと見なされる)はボールを離さなければならない。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f​5.6 1/​200秒 ​90mm ISO​100​ ) 露出補正 ​-0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
7.トライ成功
前半開始後21分スクラムからボールを出した慶大側がふたつ目のトライに成功した。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f​5.6 1/​250秒 ​64mm ISO​100​ ) 露出補正 ​-0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
8.ゴールキック成功
慶大のこのトライ(写真7.)の後のゴールキックも成功した。しかしこの後同志社大が逆転する。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f​5.3 1/​200秒 ​32mm ISO​100​ ) 露出補正 ​-0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
9.ラインアウト
同志社大のラインアウト。タッチラインの外にボールが出た時に、タッチラインに対して垂直に並んだ両チームのプレーヤーの間にボールを投げ入れ、ボールを奪い合いリスタートする。ボールを投げ入れるのは、ボールを蹴りだしたチームと逆のチームが行う。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f​5.6 1/​125秒 ​64mm ISO​180 ) 露出補正 ​-0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
10.ゴールキック
追いかける慶大は前半23分にも3っ目のトライを決めたが、そのゴールキックは成功しなかった。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f​5.6 1/​125秒 ​90mm ISO​180 ) 露出補正 ​-0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
11.後半、ボールの奪い合い
40分間の前半が終了し、10分間のハーフタイムのあと、後半に入った。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f​5.5 1/​200秒 ​54mm ISO​180 ) 露出補正 ​-0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
12.パスで回されるボール
パスされるボールを流し撮りしてみた。上手く撮れない。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f​5.6 1/​125秒 ​64mm ISO​140 ) 露出補正 ​-0.3段
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13.トライなる
慶大後半15分右中間にトライ、ゴールも成功し31対34と同志社大に肉薄する。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f​5.6 1/​125秒 ​72mm ISO​100 ) 露出補正 ​-0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
14.同志社大のゴールキック
ラグビーの試合は動きが激しいのでボールを追うプレイを撮るのが難しい。しかし、ゴールキックは止まっているボールを選手が蹴るので撮りやすいと思う。でも、微妙なタイミングをとらえるのは難しいが。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f​5.6 1/​108秒 ​64mm ISO​125 ) 露出補正 ​-0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
15.得点
トライすると5点、そのゴールが決まると2点が追加される。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f​5.6 1/​125秒 ​81mm ISO​160 ) 露出補正 ​-0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
16.スクラムから出たボール
午後4時を過ぎて日が陰り大分暗くなっていた。いつもの設定のまま、シャッタースピード最低限度を1/125秒にしたプログラムオートで撮っていたが、暗くなってくるとこれではいけないと気が付いてシャッタースピード優先オートにして1/500秒にしたが、時すでに遅かった。失敗。慶大は38対51とリードされた後半終了前の38分にトライし、ゴールも成功、45対51となり、あと1トライ、1ゴールで逆転というところまで迫ったが、その後同志社大がトライを決め、最終的には45対56で同志社大学が勝利した。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f​5.5 1/​500秒 ​59mm ISO​800 ) 露出補正 ​-0.3段
;クリックすると大きな写真になります。

なお、ラグビーの用語解説つについては http://www.sports-rule.com/rugby/words/index.html を、試合経過については同志社大学ラクビー部のホームページを参照させていただいた。



2015年9月 9日

人もいない、蝶もいない 保土ヶ谷公園 9月4日

久しぶりに青空が見え、太陽が顔を出した。昨日までの涼しさは何処へやら、真夏の暑さが戻ってきた。
郵便局へ行く用事があったので、ついでに久しぶりに保土ヶ谷公園を探ってみようと思いP610を持って出かけた。しかし、天気予報では天候の急変があるという。自分は濡れても大丈夫だろうが、P610は濡らしたくない。ビニール袋と Quilting Pouch をポケットに突っこんでいった。

法性寺の階段を上がって、保土ヶ谷公園にでた。公園の入り口にはキバナコスモスが咲いている。アゲハの♀がいたが、いても良いはずのツマグロヒョウモンや、ヒメアカタテハの姿がない。時期的にまだ早いのだろうか。いつもは年配のかたがたの姿を多く見かけるが、ほとんど見かけない。人もいない、蝶もいない・・・

いつものようにバス通りの下にある「森とせせらぎゾーン」の一番奥まで行って、梅園の前を通って上に上がり、噴水の前の花壇で蝶を探してみたが、イチモンジセセリとベニシジミがいる以外、得るものはなかった。途中通ってきたテニスコートでは、炎天下にもかかわらずプレイを楽しむ人が多かった。テニスは例外のようで楽しさは暑さを凌駕するのか。

1.アゲハ♀とキバナコスモス
オレンジ色も鮮やかにたくさん咲いているキバナコスモスの周りを一匹のアゲハが飛んでいた。花には目もくれず、根に近い若い葉に腹端を曲げて産卵姿勢をとっている。このときは、恥ずかしながらアゲハがときにキバナコスモスに産卵し、成育することを知らなかった。(参照:「原色日本蝶類図鑑」保育社)

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f​5.6 1/​160秒 ​72mm ISO​100​ ) 露出補正 ​-0.3段​
;クリックすると大きな写真になります。
2.キバナコスモス
キバナコスモスの花期は6月~11月と長い。原産地はメキシコで、日本へは大正時代の初期に渡来したそうだ。秋になるとこの花には多くの蝶が訪れるはずだが・・・

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f​4.2 1/​1600秒 ​11mm ISO​100​ ) 露出補正 ​-0.3段​
;クリックすると大きな写真になります。
3.タマスダレ
撮ってきた写真をパソコンのモニターでチェックしていて、傍にいたかみさんに「この花なんだ?」と聞いてみた。「タマスダレじゃないかな?」という。なんだか花の姿と名前が合わないような気がしたが、ネットで検索してみたところ「ピン・ポン」当たりだった。タマスダレ(玉簾)という和名は、白く美しい花を「玉」に、細長く円柱状の葉が集まっている様子を「簾」に譬えたものであるようだ。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f​3.3 1/​250秒 ​4mm ISO​100​ ) 露出補正 ​-0.3段​
;クリックすると大きな写真になります。
4.タブノキ
ここにこんな大きな木があることを知らなかった。樹齢200年という。高さは15m位はあるのではなかろうか。この樹の前には「タブノキ広場」といって、ベンチが並べられている。横浜開港資料館の中庭の木は「玉楠」と呼ばれ有名である。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f​3.3 1/​250秒 ​4mm ISO​100​ ) 露出補正 ​-0.3段​
;クリックすると大きな写真になります。
5.ハクセキレイ
「森とせせらぎゾーン」の池の縁にハクセキレイがいた。なかなか5m以内には近づけない。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f​5.6 1/​320秒 ​4mm ISO​100 ) 露出補正 ​-0.3段​
;クリックすると大きな写真になります。
6.白いブッドレアとイチモンジセセリ
昨年の9月15日に来たときは、この花に複数のミドリヒョウモンが来ていたが、この日はイチモンジセセリだけだった。ブッドレアは蝶が好んで集まることから別名「Butterfly bush」とも言われるそうだ。和名はフサフジウツギ「房藤空木」という。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f​4.8 1/​640秒 ​19mm ISO​100 ) 露出補正 ​-0.3段​
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7.「森とせせらぎゾーン」
「森とせせらぎゾーン」の一番奥まできた。さらにこの先はプールになっている。右側(北側)にはテニスコートが5面あり、そこでは打球音が響き、多くの方々がテニスに興じられている。しかし、そこで180度振り返り、今歩いてきた「森とせせらぎゾーン」を振り返ると、いつもみられる親子連れや、散策する年配の方々の姿がまったくない。午後1時半すぎ、一番暑い時間帯だ。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f​3.3 1/​1250秒 ​4mm ISO​100 ) 露出補正 ​-0.3段​
;クリックすると大きな写真になります。
8.花壇の蝶 -1 梅園の前の階段を上がり、バス通りを渡って、サッカー場の脇を通り噴水広場に出た。噴水広場の花壇は良く手入れがなされていて、可憐な花が咲いている。蝶はイチモンジセセリだけが目立つ。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f​5.6 1/​640秒 ​81mm ISO​100 ) 露出補正 ​-0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
9.花壇の蝶 -2
離れた花にイチモンジセセリ​ではない蝶が止まっている。肉眼では同定できない。ファインダーで望遠端にズームしてみるとベニシジミだった。小さいがきれいな個体だった。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f​6.5 1/​400秒 ​258mm ISO​100 ) 露出補正 ​-0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
10.花壇の蝶 -3
キバナコスモスでストローを伸ばすイチモンジセセリ。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f​5.6 1/​400秒 ​161mm ISO​100 ) 露出補正 ​-0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
11.帷子川の鯉
相変わらず大きな鯉が泳いでいる。大部分の鯉は黒いが一匹だけ鮮やかな鯉がいた。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f​5.6 1/​200秒 ​90mm ISO​100 ) 露出補正 ​-0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
12.カルガモ
この時期はカルガモしかいない。4羽ほどそれぞれの石の上に上がっていた。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f​5.6 1/​250秒 ​143mm ISO​100 ) 露出補正 ​-0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
13.ヤマトシジミ
イチモンジセセリとともにヤマトシジミが多くなってきた。道端に置かれた植木鉢の花の周りを飛んでいる。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f​3.5 1/​1000秒 ​5mm ISO​100 ) 露出補正 ​-0.3段
;クリックすると大きな写真になります。


2015年9月 7日

蝶 自選年間ベスト10 (7) 2009年

ここのところなかなかお日様が顔を見せてくれず、涼しいのはありがたいが、写真を撮りに散策することがままならない。高尾山へでも行ってみようと思っているのだが・・・

さて、2009年​のことにさかのぼるが、2月に上海に行った。暖かいところだが、如何せん2月では寒い。越冬したキタテハだけだったが、蘇州の拙政園でコンデジで撮った1枚がある。古い名勝地らしい背景を、もっとうまくが取り入れられればなお良かったのだが。

ブログのオーナーであるn-shuheiさんのロッジが、ウスイロヒョウモンモドキの生息地の近くにある。発生時期を狙って、n-shuheiさんのロッジに泊めていただき、1日ウスイロヒョウモンモドキを探した。何とかのウスイロヒョウモンモドキを撮影できたが、最初に撮った個体をファインダーで見たとき、何か違和感があった。斑紋異常だった。ちょっとピントがずれているのが惜しい。 最近そこでのウスイロヒョウモンモドキが激減し、絶滅の危機にあることを知った。
そのほか、いつものフィールドである舞岡公園でも、アサギマダラ、オオミドリシジミ、クロコノマチョウなどそこでは初めての蝶を撮影できた。

;クリックすると大きな写真になります。 1.キタテハ 2009年2月10日 中国 蘇州拙政園
2009年2月8日から3泊4日で中国は上海を訪れた。3日目には蘇州へ行ったが、天気の良い日で、名勝拙政園ではキタテハが飛んでいた。この旅行で蝶を撮ることは想定外だった。持っていたコンデジでローアングルで狙ったが・・・。

Canon IXY900IS f2.8-5.8 4.6mm-17.3mm 7.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f​2.8​ 1/​50​0秒 ​5​mm ISOオート ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 2.コツバメ 2009年5月15日 栃木県那須高原
コツバメは4月の蝶だ。那須とはいえ、ゴールデン・ウィークを過ぎた頃は、大分擦れてしまっている。​泊まったペンションの敷地内に咲いていたミヤコワスレに来ていた。

Canon PowerShot A640 f2.8-4.1 7.3-29.2mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/160秒 7mm ISOオート )
;クリックすると大きな写真になります。 3.アカシジミ 2009年5月19日 横浜市舞岡公園​
横浜市の舞岡公園には6種の平地産ゼフィルスを産するが、アカシジミの発生が一番早い。しかし、このアカシジミを見たときは随分早いなと思ったものだった。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8 macro 
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/400秒 ISO400 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 4.アサギマダラ 2009年5月26日 横浜市舞岡公園
舞岡公園でアサギマダラを見ることはそれほど多くはないが、この日は運が良かった。ミドリシジミを探していたら、ファーと大きな影が横切った。てっきりアカボシゴマダラと思い身構えたが、なんとアサギマダラだった。ウツギの花に止まり吸蜜をはじめた。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/​62​秒 ​5mm ​ISO​135​ ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 5.オオミドリシジミ 2009年5月26日 横浜市舞岡公園
舞岡公園で撮ったオオミドリシジミの貴重な写真。​

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/400秒 ​100mm ​ISO400 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 6.ウスイロヒョウモンモドキ 2009年7月4日 兵庫県養父市
保全活動が行われている絶滅危惧1類のウスイロヒョウモンモドキの写真を撮る機会があった。当日、10頭ほどウスイロヒョウモンモドキの写真を撮ることができたか、その中の1頭がこの写真である。ファインダーを覗いている時から何か違和感があった。斑紋異常型だった。ちょっとあとピンになってしまったのが残念。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/​16​00秒 ​100mm ​ISO400 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 7.オオミドリシジミ 2009年7月4日 兵庫県養父市
ウスイロヒョウモンモドキの写真を撮りに行った時に撮った。オオミドリシジミらしい緑色の翅を開いて見せてくれた。角度は良いのだが少し離れていたのでCOOLPIX P90で撮った。もう少し近くにいてくれれば、背景に山の連なりを映しこむことができたのだが。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/​234秒 ​44mm ​ISO​64​ ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 8.ミヤマシロチョウ ​2009年7月22日 八ヶ岳山麓
ある観察会に参加した。二度と行けないようなところにミヤマシロチョウが飛ぶそれほど広くない開けたところがあった。食草のヒロハノヘビノボラズも多く観察することができた。この個体は翅が薄いヒスイ色で、♀のようだ。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/​250​秒 ​100mm ​ISO400 ) 露出補正 -0.3段
150904_009.jpg 9.クロコノマチョウ 2009年8月14日 横浜市舞岡公園
  夏型の♀と思う。この蝶も分布を北に広げている。私が昆虫少年だったころは、関東近縁では見られなかった。もちろん、舞岡公園ではめったに見ることができないが、確実に生息している。今年(2015年6月)も見かけた。

Nikon D300 ​SIGMA 70-300​mm F​4-5.6​ macro
   絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/​250​秒 ​100mm ​ISO400 ) 露出補正 -0.3段
150904_010.jpg 10.高原の蝶 ミドリヒョウモン 2009年​8月25日 八島が原湿原
信州は霧ヶ峰と美ヶ原の間にある八島ヶ原湿原は、朝早く出発すれば日帰りも可能である。湿原の周囲はトレッキング・コースになっていて、高原の蝶が飛び、アザミなどの花に集まる。コンデジでマクロで撮ると高原らしい背景を入れることができる。

Canon PowerShot A640 f2.8-4.1 7.3-29.2mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1​25​0秒 ​7​mm ISOオート )​ 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 補1.イチモンジセセリ 2009年9月9日 横浜市舞岡公園
イチモンジセセリは秋になると個体数が多くなる。普段は見向きもしないのだが、撮りたい蝶が見つからないときにはモデルをお願いすることになる。​

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/​12000秒 ​100mm ​ISO400 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
​補2.スジグロシロチョウ 2009年​9月24日 昭和記念公園
秋、シオンの花に止まろうとしているスジグロシロチョウ。この日はCanonのIXYしか持っていなかった。

Canon IXY900IS f2.8-5.8 4.6mm-17.3mm 7.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f7.1 1/320秒 5mm ISOオート ) 露出補正 なし