県立大磯城山公園(2) 旧三井別邸地区 11月2日 - Studio YAMAKO

2017年11月13日

県立大磯城山公園(2) 旧三井別邸地区 11月2日

旧吉田茂邸の見学を終えた後、北側、隣にある旧三井別邸地区へ移動した。旧吉田茂邸地区と旧三井別邸地区とを併せて県立大磯城山公園が構成されている。
  城山公園管理事務所のHPによれば、公園内からは縄文時代の遺跡や、横穴墓、鎌倉古道などの文化遺産が発見されていて、また、中世には小磯城が建てられていたそうだ。1898年(明治31年)、この地が三井財閥本家の別荘地となり、中心的建築物「城山荘」や展望室「降鶴亭」、国宝の茶室「如庵」などが建てられた。
 財閥解体後はほとんどの土地が三井家の手を離れ、残った土地も放置されていたが、その後、三井別荘跡地の再利用案として公園化計画が持ち上がり、県立都市公園整備工事が開始され、1987年(昭和62年)に部分開園、1990年(平成2年)に神奈川県立大磯城山(じょうやま)公園として正式に開園したそうだ。
  旧三井別邸地区には当時の建物はほとんどなく、その跡地が公園として整備されていた。緩やかな丘陵にある園内には、シイやカシ、ケヤキなどの木々が茂り、展望台からは富士山、箱根、相模湾が眺められる自然豊かな良いころだった。

  昼飯時になったので大磯港へ行き、満足度の高い魚料理で有名な「めしや」というところへ行ってみるが、列ができていて、しかも、すでに終わってしまったメニューが店先の黒板のお品書きから消されてしまっていた。今回は諦めることにした。西南バイパスの茅ヶ崎の手前の「磯っぺ」というレストランに入った。しらすと地魚とともに"売り"らしい手打ちそばを食べたが、これは旨かった。3時前には自宅に戻っていた。

29.南門
車を旧吉田茂邸の駐車場に置いたまま、旧国道1号を平塚方面へ歩き、城山公園前という信号のある三叉路を左へ戻るように進むと、すぐ城山公園旧三井別邸地区の「であいの広場」という入り口があった。入ってまっすぐ進むと少し坂道になっていて、その先に南門が見えた。南門の傍に旧三井別邸時代の建物として海會門(中門)があったという説明板が立てられていた。海會門(中門)は、柱は奈良薬師寺の鐘楼の柱を使い、門扉は同じく奈良の当麻寺の講堂扉、鬼瓦及び棟瓦は菅原寺(奈良)の金堂瓦、肘木は東京浅草寺の肘木を使用するなど多数の寺の古材を用いて建立されていたと説明されていた。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO​​
絞り優先​​オートで撮影  (​ ​f3.5​​​ 1/​250​秒 32mm ISO​2​​50​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
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30.亀蔵門​​
南門から入って、西の方へUターンをするような道を展望台の方へ向かう。逆に東に行けば古墳時代の横穴墓群があったのだけど、展望台への道を選択したため、見ずに終わってしまった。一旦西へ向かった道は、この亀蔵門があるところから東に少し登ると展望台があった。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO​​​​
絞り優先​​オートで撮影  (​ ​f5.6​​​ 1/​250​秒 38mm ISO​2​​00​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
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31.展望台​​​​
亀倉門はくぐらずに右へ、展望台に向かう。三井別邸の城山荘本館は展望台の場所に建てられていた。旧三井財閥当主の別荘で非常に価値のある木造建築物であったが、いまは解体され、他の建物とともに各地に四散してしまったとのこと。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO​​​​​​
絞り優先​​オートで撮影  (​ ​f9​​​ 1/​320​秒 29mm ISO​2​​00​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
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32.展望台からの眺め
展望台からは西に富士山、箱根の山々が連なり、南には相模湾越しに伊豆半島が眺められた。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO​​
絞り優先​​オートで撮影  (​ ​f9​​​ 1/​320​秒 24mm ISO​2​​00​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
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33.北蔵ギャラリー
展望台から茶室を目指して歩く。北蔵ギャラリーというどっしりとした建物があった。ここは、個人もしくは団体で、絵画、写真、手芸、陶芸展などの展示ギャラリーとして利用できる。その他、楽器演奏会や講演会などにも利用できまるとのこと。この日は閉ざされていた。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO​​
絞り優先​​オートで撮影  (​ ​f3.8​​​ 1/​250​秒 40mm ISO​2​​50​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
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34.北蔵
その北蔵は、旧三井財閥別邸の一部として昭和16年に建てられたもので、当時の施設の中で唯一、東蔵と共に現存している建物だそうだ。現在、この由緒ある北蔵はギャラリーとして一般開放されている。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO​​
絞り優先​​オートで撮影  (​ ​f3.8​​​ 1/​250​秒 38mm ISO​​640​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
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35.通雲門​​
北蔵から国府橋(こうのはし)に行く手前に通雲門という門があった。何時頃建てられたものかはわからなかった。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO​​​​
絞り優先​​オートで撮影  (​ ​f3 1/​250​秒 21mm ISO​​450​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
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36.休憩所
国府橋を渡るのは後にして、先に休憩所に行ってみる。写真は休憩所から駿河湾の眺めで、ケヤキだろうか紅葉が始まっていた。この休憩所があるところには、当時、六窓堂という正六角形のあずまやがあり、現在は外周礎石だけが残っている。柱は薬師寺鐘楼、その他は王福寺の古材を使用して、内部敷瓦は敷地内の城山窯で焼かれたという。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO​​
絞り優先​​オートで撮影  (​ ​f8 1/​250​秒 21mm ISO​​450​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
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37.法雲堂跡​​
同じく休憩所のあたりには、周辺の建物の中では最も遅く完成した、主として薬師寺の古材が使用された法雲堂があり、その台座の部分がそのまま残されていて、現在はあずまやがその上に設置されている。江ノ島、三浦半島が眺められる初日の出スポットとして親しまれている。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO​​​​
絞り優先​​オートで撮影  (​ ​f5.6 1/​250​秒 32mm ISO​​200​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
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38.国府橋
戻って国府橋を渡る。国府橋の下には小淘(こゆるぎ)の滝が流れているというが、気が付かなかった。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO​​
絞り優先​​オートで撮影  (​ ​f3.5 1/​250​秒 34mm ISO​​2500​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
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39.通雲橋​​
かって、国府橋と同じ形をした通雲橋がここに架かっていたのだろう。傍に立てられていた説明板には、橋脚は京都東福寺の通天橋橋脚の古材を用いて架けられていたと書かれていた。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO​​​​
絞り優先​​オートで撮影  (​ ​f3.3 1/​250​秒 29mm ISO​​2000​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
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40.国府橋を見上げる​​​​
茶室の方へ行こうと下に下りる。国府橋を見上げる。かっての通雲橋にはあったようだが、現在の国府橋には京都東福寺の通天橋のような屋根がない。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO​​​​​​
絞り優先​​オートで撮影  (​ ​f3 1/​250​秒 19mm ISO​​2500​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
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41.茶室「城山庵」
国府橋の方から茶室に近づく。「城山庵」は喫茶ができるようになっているが、その部屋には暖かそうな陽が差し込んでいた。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO​​
絞り優先​​オートで撮影  (​ ​f3.8 1/​250​秒 40mm ISO​​640​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
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42.城山庵裏口​​
ここは城山庵の裏口のようだ。城山庵は、旧三井財閥別邸の一部として置かれていた国宝の茶室「如庵」を模して建てられたそうだ。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO​​​​
絞り優先​​オートで撮影  (​ ​f4.5 1/​250​秒 26mm ISO​​200​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
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43.城山庵の庭​​​​
城山公園のHPによれば、城山庵は神奈川県大磯町の三井家別荘に置かれていた国宝の茶室「如庵」を模して、平成2年3月に落成した。国宝「如庵」は、茶の湯の創成期に織田信長の弟の織田有楽斎が建てた茶室で有楽斎没後、正伝院に寄進され江戸時代は正伝院の所有だったそうだ。明治4年(1871年)に正伝院は永源寺と合併され、明治41年(1908年)に売却され建物は四散、そのうちの書院と茶室及び露地は麻布の三井家本邸へ移築され、昭和11年に国宝に指定された。さらに昭和13年(1918年)大磯の別邸城山荘に移築されたが、昭和45年(1970年)、名古屋鉄道株式会社の所有となり、昭和47年に犬山城下御門先の有楽苑に移築されたという。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO​​​​​​
絞り優先​​オートで撮影  (​ ​f6.3 1/​250​秒 26mm ISO​​200​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
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44.城山庵入口
城山庵の入り口は、城山公園の西門の近くにあり、西門から入るとここに出る。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO
絞り優先​​オートで撮影 (​ ​f2.8 1/​250​秒 17mm ISO​​360​​​​ ​)露出補正​ ​なし
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45.城山庵の門
公園の西門から石段を上がっていくとこの門がある。表札は「抹茶」・・・

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO​​
絞り優先​​オートで撮影 (​ ​f5.6 1/​250​秒 34mm ISO​​200​​​​ ​)露出補正​ ​なし
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46.西門​​
2017年11月23日(木・祝)~11月26日(日)の間、この西門から茶室、不動池、もみじの広場のもみじや竹林がライトアップされる。西門から北へ行ったところにある不動池には、水面にモミジが写り、幽玄な世界に誘うとうたわれている。この西門を出て、旧吉田茂邸の駐車場に戻った。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO​​​​
絞り優先​​オートで撮影(​ ​f3 1/​250​秒 34mm ISO​​400​​​​ ​)露出補正​ ​なし
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47.大磯港
城山公園の散策を終えるとちょうど昼飯時だった。ネットで情報を得ていた「めしや」というところで地魚を食べようと行ってみたが、評判通り、行列ができていて、外に出されている黒板の御品書きでは、すでに刺身定食などの人気メニューが消し込まれていた。この日は諦める。大磯港の堤防は絶好の釣り場になっているようだ。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO​​
絞り優先​​オートで撮影  (​ ​f10 1/​400​秒 32mm ISO​​200​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
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