オーニング
ウッドデッキの西日対策に、昨年作ったパーゴラを利用してオーニングを製作することにした。ホームセンターなどで販売されている商品を買ってきてもいいのだが、結構な値段がするしぴったりなものはできない。NHKのDIY入門「住まい自分流」に紹介されている”自転車置き場に雨除けをつける”を参考に手芸専門店に家内についていってもらって綿布とカーテン用の芯地・ハトメを求めた。また、ホームセンターでΦ24mmの丸棒2本とJ型金具などを購入した。横桟は余っていた集成材を使うことにした。
幅11cmの集成材を丸鋸で縦半分に切断する。丸鋸でのこのような作業は結構難しい。クランプで材を台にとめて丸鋸を滑らすが、途中で丸鋸のベースがクランプにあたるので途中で停めて、クランプの位置を変えねばならないし切り込みの途中から丸鋸の刃をいれるのが難しい。卓上用の台に丸鋸をつけるようにすれば上手くいくと思うが、スペースが必要だしまたものが増える。
2本の桟の端に丸棒を通すためのΦ24mmの穴をホールソーで開ける。加工した桟と丸棒には防腐用の塗料を塗った。桟を支えるための金具ともう一本の丸棒を受けるためのJ型のステンレス金具をパーゴラの柱にビス止めした。
綿布の長さは、パーゴラを作ったときに使ったExcelの三角計算で求めた。NHKのテキストでは、布地の端の処理は両面接着テープですることになっているが、裁縫が苦手な家内がミシンでやるというのでしてもらうことにした。布地の左右両端は三つ折りにして幅の調整と補強をし、下の端は丸棒を入れるように袋縫いをした。また、布地の上端はハトメが打てるようにカーテン用の芯地をいれた。25cm間隔にポンチで穴をあけ、買ったハトメに入っていた治具で取り付けた。上用の丸棒には結束バンドで取り付けた。ものをくくりつける作業には、この結束バンドが重宝である。簡単だし強い。
全ての材料が揃ったので早速取り付けた。布地の大きさは三角計算までして計ってあるのでぴったりだ。桟の取り付け金具の微妙な角度が異なるのか水平になっていないので、結束バンドの切れ端をつめるなどして調整した。
今日は1日暑い日だったので早速西日よけに効果を発揮している。カフェテラス的な雰囲気にもなった。布地を選んだセンスを家内は自慢している。さて、批評家の娘はどう言うだろうか。