Atelierで“Lhut32”タグの付いているブログ記事

2006年7月 8日

隠居のMT:3.3-jaへアップグレードする

 6月29日にリリースされた(7月3日に修正版リリース)MovableType3.3-jaへアップグレードした。今後のいろいろなカスタマイズは3.3を基本に行われると思われるからである。レンタル・サーバー先のlolipopのMovableTypeのアップグレードIT's MEMOを参考に、慎重に作業を進めた。安易な作業で今まで痛い目にあっている。それに今動いているWeblogの基本ソフトを触る作業なので、初心者にとっては恐る恐るである。それに、何やかやとカスタマイズもしている。
 まず、バックアップをとっていつでも元に戻せる体制にした。幸い、ローカルPCには、十分なディスク容量がある。ローカルPCには、サーバーのサイトと同じ構成のサイトが2組あることになる。次に、SixApart社から修正版をDLし、解凍ソフトLHUT32を使って新たにMT3.3というフォルダーをつくり、そこに解凍した。このようにディレクトリーごとダウンロードしたりアップロードする時のFTPソフトは、HP作成ソフトのDreamweaverMX2004を使っている。lolipopのFTPサービスは、ファイル一つずつしかアップロードできない。いきなりサーバー上のcgiディレクトリーを弄ることはさけて、ローカルPC上で上記のガイド通りに、mt 配下の db と plugin ディレクトリーおよび mt-config.cgi ファイル以外は、削除・追加を行った。このようにローカルPC上でサーバー上に実現する構成をつくり、これを cgi ディレクトリーごと put (DreamweaverMX2004でのアップロードの表現)した。そのうえで、いつもの Movable Type Publishing Platform へログインするとアップデート用スクリプトが表示されたので、その指示通り実行するとアップデートは完了した。苦労した初期のインストールに比べるとずいぶんあっけない。
 ただし、カスタマイズしていた「エントリーを投稿する前にプレビューする」プラグインが動いていない。関連するファイルを削除してしまったためらしい。今、不具合で気がついているのはこれだけだが、また何か出てくるかもしれない。(追記:2006/7/9)どうやら、BigPAPIを使うプラグインは3.3にtransformという同機能のソフトを組み込んだだめに3.3とは相性が悪いらしい。素人の手が出せる解決策もまだ提供されていないようだ。しばらく不便を覚悟しなければならないようだ。まだ、3.3の新機能はエントリーフォームを拡大することができる程度しか確認していないが、もう少しいろいろと試してみたいと思っている。
(追記:2006/7/8) コメントのSCodeが上手く動作していないようだったが、Scodeをインストールしたときにお世話になった「小粋空間」のSCode プラグインでコメントスパムを制限する(その1:基本設定)を再訪問して再度インストールし直すことにした。数字の画像が出ないのでそれに該当するようなコメントあたりも読んでいると、どうやら plugin ソフトのバグらしい。再度、SCodeのソースをDLし、インストールし直すと従前通り表示されるようになった。

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2006年7月 8日

隠居のMT:3.3-jaへアップグレードする

 6月29日にリリースされた(7月3日に修正版リリース)MovableType3.3-jaへアップグレードした。今後のいろいろなカスタマイズは3.3を基本に行われると思われるからである。レンタル・サーバー先のlolipopのMovableTypeのアップグレードIT's MEMOを参考に、慎重に作業を進めた。安易な作業で今まで痛い目にあっている。それに今動いているWeblogの基本ソフトを触る作業なので、初心者にとっては恐る恐るである。それに、何やかやとカスタマイズもしている。
 まず、バックアップをとっていつでも元に戻せる体制にした。幸い、ローカルPCには、十分なディスク容量がある。ローカルPCには、サーバーのサイトと同じ構成のサイトが2組あることになる。次に、SixApart社から修正版をDLし、解凍ソフトLHUT32を使って新たにMT3.3というフォルダーをつくり、そこに解凍した。このようにディレクトリーごとダウンロードしたりアップロードする時のFTPソフトは、HP作成ソフトのDreamweaverMX2004を使っている。lolipopのFTPサービスは、ファイル一つずつしかアップロードできない。いきなりサーバー上のcgiディレクトリーを弄ることはさけて、ローカルPC上で上記のガイド通りに、mt 配下の db と plugin ディレクトリーおよび mt-config.cgi ファイル以外は、削除・追加を行った。このようにローカルPC上でサーバー上に実現する構成をつくり、これを cgi ディレクトリーごと put (DreamweaverMX2004でのアップロードの表現)した。そのうえで、いつもの Movable Type Publishing Platform へログインするとアップデート用スクリプトが表示されたので、その指示通り実行するとアップデートは完了した。苦労した初期のインストールに比べるとずいぶんあっけない。
 ただし、カスタマイズしていた「エントリーを投稿する前にプレビューする」プラグインが動いていない。関連するファイルを削除してしまったためらしい。今、不具合で気がついているのはこれだけだが、また何か出てくるかもしれない。(追記:2006/7/9)どうやら、BigPAPIを使うプラグインは3.3にtransformという同機能のソフトを組み込んだだめに3.3とは相性が悪いらしい。素人の手が出せる解決策もまだ提供されていないようだ。しばらく不便を覚悟しなければならないようだ。まだ、3.3の新機能はエントリーフォームを拡大することができる程度しか確認していないが、もう少しいろいろと試してみたいと思っている。
(追記:2006/7/8) コメントのSCodeが上手く動作していないようだったが、Scodeをインストールしたときにお世話になった「小粋空間」のSCode プラグインでコメントスパムを制限する(その1:基本設定)を再訪問して再度インストールし直すことにした。数字の画像が出ないのでそれに該当するようなコメントあたりも読んでいると、どうやら plugin ソフトのバグらしい。再度、SCodeのソースをDLし、インストールし直すと従前通り表示されるようになった。

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2006年5月27日

SCodeによるコメントスパム対策

 前エントリーでコメントスパムの攻撃を受け、とりあえず英語のコメントは全て shut off したことを記載した。それによって、ひとまずスパムは治まっているがいつ再遇するか分からないので、もう少し良い方法はないかを探した。いつもお世話になっている「小粋空間」のカスタマイズに<SCode プラグインでコメントスパムを制限する>という項目があったので導入することにした。
 プラグインのインストールまではすんなりといったのに、エントリーアーカイブの再構築を行うと「Undefined subroutine &SCode::scode_tmp called at /home/?/cgi/mt/plugins/SCode.pl line 143. 」というエラーがでる。先の「小粋空間」さんのエントリーでのコメントの一つと同じメッセージである。てっきり同じエラーと考え、セキュリティコードを保存するためのディレクトリ(Temp Directory)指示が間違っていると思いこんだ。先のエントリーにトラックバックされている、私と同様に lolipop ユーザーの magnet さんのエントリーを参考にして、Temp Directoryを指示したが、同じエラーがでる。諦めかけたがもう一度最初からやり直すことにした。今度は上手くいった。
 原因はいつものミスと同じように単純な思いこみである。

ダウンロードしたアーカイブを解凍すると php および plugins ディレクトリがありますので、そのままMTの php ディレクトリおよび plugins ディレクトリへ、下記の構成になるようにアップロードします。

php/plugins/?
plugins/SCode/?
アップロード後、plugins/SCode/mt-scode.cgi のパーミッションを 755 等に変更してください。


 「小粋空間」の上記の説明(特に太字部分)をよくよく解釈すればいいのに、それぞれのディレクトリに、解凍したファイルを3つづつ入れていた。DLしたzipファイルのLHUT32解凍ウィザードでの解凍の仕方がまずかったようだ。SCodeのディレクトリ構造が残らず6つのファイルに解凍してしまって、SCode.pmもSCodeディレクトリのすぐ下に入れてしまった。本来は、SCodeディレクトリの下に lib というディレクトリがありその中に、SCode.pm のファイルがなければならなかった。お恥ずかしい限りである。私と同じようなミスをされる方はないかもしれないが、記すことにした。もう一つの excuse は、LolipopのFTPサービスではディレクトリごとのアップロードはできないことにある。FTPサービスでディレクトリを作り、そこにファイルをアップロードすることになる。lib ディレクトリを完全に無視したため(気づかなかったため)無駄な時間を費やしてしまった。歳をとってなんでも素直に受け入れることができなくなっているのかもしれない。
 私のエントリーにコメントしてくださる方に、SCode(セキュリティコード)を入れていただくことになるが、これでロボットを使ってのスパムから防衛しているのでお許しを。なお、TypeKeyでサインインしてくださる方には、SCodeのインプットは要求されない仕様を同じように「小粋空間」で用意してくれているのでインストールしている。

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