Atelierで“TypeKey”タグの付いているブログ記事

2008年6月28日

コメント認証のためのTypeKeyエラー

 私の場合、スパム・コメントを防止するために、コメントをいただくときには面倒だが TypeKey の取得とその登録によるサイインインをお願いしている。ところが、MT4.1 を運営しだしてから、一見上手く機能していたように見えた TypeKey でもサインインできないと友人に指摘された。

 さっそく、ググッテ見ると MT3 でも起こる問題のようである。MT3 のときから認証問題には困ってきた。対処を施したところ、解決しているようなので、備忘録として記録しておきたい。

  • 問題:正確な TypeKey でサインインしても受け付けてくれない。
    対処:いつもお世話になる「小粋空間」さんの古いエントリー「TypeKeyの使い方」は、MT のバージョンが低いときの記述だが、ここからヒントを得た。
    クリックすると大きな画面になります  原因は、MovableType の設定ではなくて、TypeKey の設定である。
     既に TypeKey を取得している人が、コメントするときのログインではなくて、アドレスを指定するなどしてTypekey にログインするとTypeKey の設定画面が出てくるはずである。
     この設定画面の下部に、スクリーンショット(クリックすると大きくなります)のような、「コメント登録するウェブログの指定」枠がある。ここに記述するURLは、MT4.1 の場合 mt-config.cgi で指定した CGI Path (MT をおいたフォルダー)を指定しなければならない。ここが間違っていた。

  • 問題:上の修正をしても、ブログ管理者である人が、自分のブログにコメントするために、サインイン(はできる)し、コメントを投稿すると
    コメントの登録が失敗しました:
    というメッセージがでて投稿できない。
    対処:これもググッテみたが的確なサジェッションはヒットしなかった。
    クリックすると大きな画面になります いろいろと設定をいじって得た結果は、理屈はよく分からないが、MovableType の「ブログの設定」→「登録・認証」(スクリーンショット)に、認証方式を指定するところがあるが、ここで MovableType と TypeKey の両方にチェックを入れると先ほどのエラーはなくなった。 TypeKey のみのチェックでは、先ほどのエラーがでるようである。


 MT4 では、MT3 からはかなりの部分が改定されており、ようやく慣れた MT3 での操作が役に立たないことが多いが、新しい操作に慣れてくるとこちらの方が簡単なのかもしれない。いずれにしろ、老化で硬化した頭では、慣れるのにいじりまわすしか仕方がないかと観念している。 

Atelier Shuhei Weblogで“TypeKey”タグの付いているブログ記事

2006年5月27日

SCodeによるコメントスパム対策

 前エントリーでコメントスパムの攻撃を受け、とりあえず英語のコメントは全て shut off したことを記載した。それによって、ひとまずスパムは治まっているがいつ再遇するか分からないので、もう少し良い方法はないかを探した。いつもお世話になっている「小粋空間」のカスタマイズに<SCode プラグインでコメントスパムを制限する>という項目があったので導入することにした。
 プラグインのインストールまではすんなりといったのに、エントリーアーカイブの再構築を行うと「Undefined subroutine &SCode::scode_tmp called at /home/?/cgi/mt/plugins/SCode.pl line 143. 」というエラーがでる。先の「小粋空間」さんのエントリーでのコメントの一つと同じメッセージである。てっきり同じエラーと考え、セキュリティコードを保存するためのディレクトリ(Temp Directory)指示が間違っていると思いこんだ。先のエントリーにトラックバックされている、私と同様に lolipop ユーザーの magnet さんのエントリーを参考にして、Temp Directoryを指示したが、同じエラーがでる。諦めかけたがもう一度最初からやり直すことにした。今度は上手くいった。
 原因はいつものミスと同じように単純な思いこみである。

ダウンロードしたアーカイブを解凍すると php および plugins ディレクトリがありますので、そのままMTの php ディレクトリおよび plugins ディレクトリへ、下記の構成になるようにアップロードします。

php/plugins/?
plugins/SCode/?
アップロード後、plugins/SCode/mt-scode.cgi のパーミッションを 755 等に変更してください。


 「小粋空間」の上記の説明(特に太字部分)をよくよく解釈すればいいのに、それぞれのディレクトリに、解凍したファイルを3つづつ入れていた。DLしたzipファイルのLHUT32解凍ウィザードでの解凍の仕方がまずかったようだ。SCodeのディレクトリ構造が残らず6つのファイルに解凍してしまって、SCode.pmもSCodeディレクトリのすぐ下に入れてしまった。本来は、SCodeディレクトリの下に lib というディレクトリがありその中に、SCode.pm のファイルがなければならなかった。お恥ずかしい限りである。私と同じようなミスをされる方はないかもしれないが、記すことにした。もう一つの excuse は、LolipopのFTPサービスではディレクトリごとのアップロードはできないことにある。FTPサービスでディレクトリを作り、そこにファイルをアップロードすることになる。lib ディレクトリを完全に無視したため(気づかなかったため)無駄な時間を費やしてしまった。歳をとってなんでも素直に受け入れることができなくなっているのかもしれない。
 私のエントリーにコメントしてくださる方に、SCode(セキュリティコード)を入れていただくことになるが、これでロボットを使ってのスパムから防衛しているのでお許しを。なお、TypeKeyでサインインしてくださる方には、SCodeのインプットは要求されない仕様を同じように「小粋空間」で用意してくれているのでインストールしている。

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2006年5月26日

コメントスパム

 朝、メーラーの”Beckey!”を立ち上げると異常な受信数となり、Blogに受けたコメントをフィルターしているBlogフォルダーに500通ぐらいの未読数が表示された。コメントを確認するために自分のブログサイトを開けてみたら、見事にコメントスパムから攻撃を受けていた。ますます増えていく。以前にも10通程度のスパムはあった。そのときは手動で削除した。今回は本格的なスパムである。コメントの「投稿を受け付ける条件」を「すべて」にして、承認した投稿者以外は保留にしメールに知らせる設定にしていたための被害である。一時的に、コメントを受け付ける条件をTypeKeyを持っている人に限定したら、止まったようだ。ただ、コメントする人がすべてTypeKeyを持っているわけではないので対策を考えることにした。
 Googleでコメントスパム対策をサーチすると藤本 壱さんの「日本語でないスパムをフィルタするプラグイン」というのが見つかったのでインストールした。今攻撃を受けているスパムコメントは英語なので、とりあえずこれで対策した。今のところ上手く迷惑コメントにフィルタリングしているようだ。
 迷惑コメントの表示はDefaultでは20行ごとになっているが、「すべての行」を表示する設定に切り替えると一斉に削除できる。これを書いている間にも1分に1?2回攻撃されているようである。また、迷惑コメント/トラックバックを何日後に削除するかの設定がDefaultの30日後になっていたので、これを1日にした。
  いずれもう少しよい方法を探さねばならない。