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2016年3月22日

キタテハ斑紋異常型に再挑戦 保土ヶ谷公園 3月5日

先月(2月)13日の暖かい日、保土ヶ谷公園の「森とせせらぎゾーン」には、越冬したキタテハが飛び交っていた。その中の1頭に斑紋異常らしき個体がいた。ファインダーの中で見つけて慌ててシャッターを切ったが、翅を閉じられてしまった。次の瞬間、飛び去ってしまい、2度と現れなかった。
 そして3月5日、今日も暖かい。2月13日に出会った斑紋異常型がまだいるかもしれない。「森とせせらぎゾーン」へ直行した。キタテハはその時と同じように陽だまりの土手を飛んでいる。踏み込むと素早く飛び立ち、離れたところでまた止まる。そんなキタテハを確認しながら、数個体の写真を撮っていったが、そこへ例の斑紋異常型と思われる個体が現れた。近くに止まる。飛び立たれないように近づく。ところが翅を合わせたままで開いてくれない。じっとシャッターボタンに指を掛けたまま、カメラを向ける。なかなか開いてくれなかったが、やっとチャンスが来た。一度きりのチャンスだったが、なんとか、斑紋異常が判るような写真が撮れた。後翅の前縁に沿ってE~​C​の黒褐色の紋が連続している。

2月13日に撮った写真。 残念ながら後翅の斑紋異常がはっきり見えるように撮れなかった。
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​3月5日撮影した写真。 良く写真を見比べてみたが、どうやら同じ個体のようだ。
あれから約20日間、よく頑張って生きていてくれた。
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春はどんどん近づいている。キタキチョウも飛んでいる。ヒメオドリコソウやホトケ​ノザ​、オオイヌノフグリも咲き始めた。梅の季節は終わりに近づき、桜のシーズンが来るのは間もなくだ。

;クリックすると大きな写真になります。 1.​​元気なキタテハ
正午近くになると気温も上がって来た。キタテハを追っていると汗ばんでくる。これは正常な斑紋のキタテハである。

​​Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.54.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f6.5 1/200秒 258mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 2.カワヅザクラ
「森とせせらぎゾーン」には、カワヅザクラが数本植えられていて、咲き始めていた。​​

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.54.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5​.6​​​ 1/5​​​​00秒 1​0​​​mm ISO1​00​​​​​​ ) 露出補正 ー​0.3段​​​
;クリックすると大きな写真になります。 3.キタキチョウ
キタキチョウも飛んでいた。恥ずかしながら、いままでシロチョウ科の蝶は成虫越冬はしないものと思っていたが、キタキチョウは成虫で越冬することを知った。この蝶はほんとに寒さに強い。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/​320​​​​​​​秒 24mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 4.斑紋異常型のキタテハ
いくつかの個体のキタテハを撮っていたが、飛来して一瞬、翅を開いてとまり、すぐ閉じてしまったキタテハを見て「おやッ」と思った。じっと翅を開くのを待つが、なかなか開いてくれない。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.5 1/​800​​​​​​​秒 45mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 5.斑紋異常のキタテハ 確認
なかなか開いてくれない。3~4分待ったと思う。いったん飛び立ったが、再びすぐ近くに止まってくれた。そして翅を開いてくれた。間違いない。斑紋異常だ。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/​640​​秒 72mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 6.斑紋異常のキタテハ 再度の開翅を待つ
右側後翅の斑紋異常も撮っておきたかった。さらに5分くらい粘るが、十分に開いてくれない。そしてどこかへ飛んで行ってしまった。自宅へ戻って、2月13日に撮った写真と見比べてみたが、どうやらそれと同じ個体のようだった。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.8 1/​640​​秒 30mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 7.ヒメオドリコソウ
枯葉が落ちている土手に春の野の花が咲き始めている。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f6 1/​320​​秒 4mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 8.梅園
ポカポカ陽気の土曜日、梅園には多くの人が訪れていた。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f6.3 1/​320​​秒 21mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 9.「思いのまま」 -1
同じ梅の木に白梅と紅梅が咲き分ける。「思いのまま」という品種だ。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.8 1/​400​​秒 27mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 10.「思いのまま」 -2
前回、この梅園に来た時は、鹿児島紅の赤い花がほぼ満開だったが、この日はこの「思いのまま」がびっしり花をつけていた。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f6.1 1/​500​​秒 54mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 11.オナガガモのペア
帷子川には水鳥の姿が少なくなった。多くは旅立って行ってしまったのだろうか。星川駅前にかかる星川下橋の上から川を見ると、オナガガモが、それぞれペアになって、並んでいた。オナガガモは日本で越冬して、一夫一妻で、ユーラシア大陸の北部へペアで渡っていく。繁殖期は5月~7月だそうだ。この3組のペアも間もなく出発するのだろう。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f6.3 1/​125​​秒 15mm ISO160 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 12.コヒガンザクラ
保土ヶ谷警察署の脇にコヒガンザクラの木が1本植えられているが、今が花の見ごろだ。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f6.3 1/​160​​秒 81mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段


2016年3月 3日

初夏のように暖かい保土ヶ谷公園 キタテハ翔ぶ 2月13日

2月13日、朝から春を通り越して初夏のように暖かい。かみさんが保土ヶ谷公園の梅を見に行こうというので、二つ返事で出かけることにした。私の頭の中は、梅はともかくとして「今日は絶対に飛ぶ」という思いがあった。
 案の定、「森とせせらぎゾーン」へ下りていくとチラチラと飛ぶ褐色の蝶が目に入る。2~3頭はいる。飛翔は速く、私の衰えた動体視力ではフォローするのが大変だ。でも陽だまりになっている土手の落ち葉の上に翅を開いて止まってくれる。やはり、キタテハだ。テングチョウもいるかと思って注意していたがすべてキタテハだった。
  その中に1頭、後翅の斑紋が黒化している個体がいた。ファインダーで見て、それを知り、シャッターを切ったが、一瞬で翅を閉じてしまい飛び去ってしまった。戻ってきてくれないかとしばらく粘っていたが、願は叶わなかった。

  梅林の梅は先日、2月5日に来たときよりは大分開いていた。「緑萼春日野」という緑色にも見える品種も咲いていた。
この日は気温が高かったが風が強い。折角の「梅まつり」のお茶屋さんも赤い大きな日よけの和傘を開くことができないでいた。

1.法性寺山門と紅梅
2月5日と同じように星川駅前からバスに乗ろうとしたが、運悪くバス停を離れるバスが見えてしまった。次のバスまで15分待つのもつまらないので、いつものように法性寺参道の階段を上がって行った。山門をくぐって2月5にも撮った紅梅を眺める。1週間たって、花を沢山つけていた。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/640秒 15mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
2.お寺の屋根と白梅
法性寺の社務所の屋根を背景に境内に咲く白梅を撮る。やはりもう少し花が咲いてからの方が良いかな。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.5 1/400秒 45mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
3.スズメ
目が悪くなって肉眼では、シジュウカラなのか、メジロなのか、スズメなのか解らなかった。撮ってみたらスズメさんだった。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/400秒 108mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
4.キタテハ
「森とせせらぎゾーン」に下りてきた。真ん中に池があって、その右側に上のバス通りにかけての良く日が当たる土手がある。今日は絶対に蝶が飛ぶと確信していたが、今年になって初めて飛ぶ蝶を見た。越冬後のキタテハの秋型は破損も少なくきれいな個体だった。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/640秒 108mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
5.キタテハ 斑紋異常型
キタテハは数頭が飛び交っていて、日光浴をしている個体が、近くに飛んでくるキタテハにスクランブルをかける。そういうキタテハをファインダーで追っていると、後翅の内側が黒くなっている個体を偶然捉えた。ファインダーで見ていたから解ったので肉眼でではわからなかった。急いでシャッターを切るのと翅を閉じて飛び立つのと同時だった。かろうじて見える左側後翅の内側の斑紋が黒い。何とかもっとはっきりわかる写真が撮りたいとしばらく粘ったが二度と戻っては来てくれなかった。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/640秒 116mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
6.ハクセキレイ -1
「森とせせらぎゾーン」の池の石にハクセキレイが止まった。ハクセキレイはたくさん見かけるのだが、動くのが早くてなかなか良い構図で撮れない。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/250秒 179mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
7.ハクセキレイ -2
同じ個体。回り込んで上から撮った。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/200秒 179mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
8.梅園
今日は土曜日で梅園の茶屋も梅まつりで営業していた。まだイマイチ梅が咲いていないのと、風が強い。明日も春一番が吹くとか。茶店は折角の「梅まつり」なのに赤い大きな日よけの和傘を開くことができないでいた。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.6 1/400秒 6mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
1;クリックすると大きな写真になります。
9.「白加賀」
「白加賀」​(シラカガ)​​はとてもポピュラーな品種で、​特に関東地方に多く、徳川時代から「加賀白梅」と呼ばれ親しまれてい​るという​。 開花期は、​2​月下旬~​3​月中旬で、収穫期は​6​月中旬​という​。 梅酒などに加工する青ウメの代表的な品種​だそうだ​。​そういえば最近梅酒というのを飲まなくなった。​

​Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f​5​ 1/​64​0秒 ​24​mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
10.「緑萼春日野​」
​萼​片が緑色で花の色も青みががかって見える。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f​5.3​ 1/​64​0秒 ​32mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
11.紅梅と白梅
紅梅と白梅は花の色だけではなく、幹を切ってみるとその断面の色も違い、紅梅は紅色に見え、白梅は白いという。花の咲く前に幹を切ってみるとその断面で紅い花が咲くか白い花が咲くかわかるそうだ。また、紅梅は食用には適さないという。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f​5.3​ 1/​50​0秒 ​39mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
12.梅園に人が憩う
​この日は本当に暖かかった。梅園では、梅の花一輪一輪を愛でている人、写真を撮る人、子供を遊ばせる人、そしてベンチに座って梅を見ながらおしゃべりを楽しむ人、それぞれに穏やかな春の日を楽しんでいる。

​Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f​5​ 1/​20​0秒 ​22mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
13.梅から桜へ
あとひと月半もすると、梅から桜へと季節は変わる。梅園の向こうの桜の木が、ランドマーク・タワーを背に、その季節を待ちわびている。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f​5​ 1/​320秒 ​21mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。