検索結果: Studio YAMAKO

Studio YAMAKOで“コンヤ”タグの付いているブログ記事

2010年12月 1日

トルコ旅行 その7 中央アナトリア地方 コンヤからカッパドキアへ


 コンヤ郊外のリクソスホテルで11月3日、ツアー5日目の朝を迎えた。旅の後半が始まる。この日も快晴だった。
 今日の行程は、中央アナトリア地方をカッパドキアへ向かう。中央アナトリア地方はおおよそトルコの21%に当たる。北は黒海地方、東は東アナトリア地方、南は地中海地方、西はエーゲ海地方、北西はマルマラ地方に接している。
 アンカラ、コンヤ、カッパドキア、カイセリなどの街がある。標高1,000m前後のアナトリア高原の一部にあたる。車窓からは多分小麦畑なのだろうか、広大な平原が広がり、その向こうに山が見える。
 途中、キャラバンサライを見学して、カッパドキア地方に入った。

61.コンヤのホテルから
コンヤのリクソスホテルは高層の立派なホテルだったが、周囲はご覧のような風景であった。モスクの手前を大学に行く電車が走る。朝7時、ホテルの部屋から

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/320秒 200mm ISO400 ) 露出補正 なし
コンヤのホテルから;クリックすると大きな写真になります
62.ホテルのドアー
リクソスホテルのドアーにメブラーナ旋舞が描かれていた。朝陽を浴びて印象に残った。メブラーナ教は神秘主義的イスラム教団で、くるくる旋回しながら踊ることによって神と一体になれるという教えを持つという。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.0mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/250秒 4.9mm ISOオート:125 )
ホテルのドアー;クリックすると大きな写真になります
63.通勤トラム
7時30分にバスはホテルを出発した。しばらくコンヤの市街の方向に走る。町へ向かう人たちを乗せたトラムと並走する。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F6.3 1/2500秒 200mm ISO400 ) 露出補正 なし
通勤トラム;クリックすると大きな写真になります
64.キャラバンサライ
およそ1時間半ほど走って、スルタンハンという街にあるシルクロードの時代のキャラバンサライ=隊商宿に着いた。補修を施して観光客を迎えているようだ。10世紀頃からアナトリア(小アジア)地方に多く建てられ、ホテルやインとして の役割を果たす旅人達の宿のことをキャラバンサライという。キャラバンサライは一般的には中庭がある2階建ての建築物で、1階は取引所、倉庫、厩、管理人や使用人の住居にあてられ、2階は客人である隊商の商人たちの宿泊施設となっていたという。むかし、1970年代だったろうか、六本木に「キャラバンサライ」という超高級レストランがあったのを思い出した。いま、その姿はない。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F11 1/500秒 18mm ISO400 ) 露出補正 なし
キャラバンサライ;クリックすると大きな写真になります
65.入場料3トルコリラ(200円弱)
キャラバンサライの入口に男の子が二人立っていて入場料3トルコリラ/1人を受け取っていた。ツアー客の一人が「写真撮っていいか」とカメラを向けると、ちょっと照れながら頷いた。私も便乗。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F7.1 1/200秒 22mm ISO400 ) 露出補正 なし
キャラバンサライ入口の男の子;クリックすると大きな写真になります
66.隊商宿の内部
門をくぐってキャラバンサライの中に入ると中庭があり、その両側にこういう部屋がいくつもあった。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F3.5 1/125秒 18mm ISO800 ) 露出補正 なし
隊商宿の内部;クリックすると大きな写真になります
67.子猫
トルコへ来て、飼い主がいるのかいないのか分らない犬や猫が多いなと思った。このキャラバンサライにも数匹の猫がいて、とても愛くるしいルックスだった。ペットの写真はあまり撮ったことがないが、ついカメラを向けてしまう。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F6.3 1/2500秒 200mm ISO400 ) 露出補正 なし
子猫;クリックすると大きな写真になります
68.砂糖工場
車窓から大きな砂糖工場が見えた。原料となる砂糖大根を積んだトラックが荷捌きされるのを待っている。この辺一帯は砂糖大根の産地らしく収穫された砂糖大根を積んで走っている農家のトラックも多く走っている。車窓から

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F13 1/640秒 42mm ISO400 ) 露出補正 なし
砂糖工場;クリックすると大きな写真になります
69.ハサン山
アクサライという街に近くなったころ、右手車窓に美しい山が見えてきた。海抜3268mの古い火山だそうだ。富士山によく似た山なので「トルコの富士山」と呼ばれることもあるのだとか。数億年前にこの山が噴火し、火山灰、溶岩が堆積、長い間を経て、カッパドキアの奇岩を作り上げたという。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F11 1/1600秒 120mm ISO400 ) 露出補正 なし
ハサン山;クリックすると大きな写真になります
70.沿道のキャラバンサライ
さらにカッパドキアに向かって走る途中、また、違うキャラバンサライが見えてきた。ここにも観光バスが止まっている。しかし、我々の現地ガイドさんは「ここは保存が良くなく、補修が多くて良くない」という。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F13 1/640秒 36mm ISO400 ) 露出補正 なし
沿道のキャラバンサライ;クリックすると大きな写真になります
71.カッパドキア
  いよいよカッパドキアの地域に入ってきた。バスの車窓からそれらしき景観が眺められる。ここはウチヒサールのあたりだろうか。バスはまず、ギョレメの谷を見渡せる展望台に向かう。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/2000秒 200mm ISO400 ) 露出補正 なし
カッパドキア;クリックすると大きな写真になります
(追記:2011/1/14)撮影データのNIKKOR VR 18-55mmとあったのは、NIKKOR VR 18-200mmが正しいので訂正しました。

2010年11月29日

トルコ旅行 その6 パムッカレからコンヤへ メブラーナ博物館


 パムッカレで石灰棚とヒエラポリス遺跡の見学を終え、コンヤへ向け長い移動が始まった。
 この日はバスの最前列に陣取った。移り変わる車窓の景色は見ていて飽きない。午前中、ディナールというところのサービスエリアで休憩をした。ここは蜂蜜ヨーグルトが旨いという添乗さんの話に乗り、食べてみたが私にはピンとこない。
 再び走って昼食を摂り、また走ってコンヤの町に着いたのは午後4時近かった。今夜はコンヤのやや郊外にあるリクソスという高層ホテルに泊まる。ここはもとはヒルトンホテルだったという。

50.パレッカムからディナールS.A.へ
午前10時。フロントガラス越しに見る景色はどんどん変わる。ヨーロッパの道を走ると小さな集落にも必ず教会の塔が見え、ランドマークとなっているが、ここトルコではモスクとそのミナレットが必ずある。このモスクもそんなひとつである。車窓から

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F6.3 1/2500秒 200mm ISO400 ) 露出補正 なし
モスクとそのミナレット;クリックすると大きな写真になります
51.古い車
田舎を走っているのは古い車が多い。途中で寄ったディナールS.A.に停まっていた車は見たことがない「TOFAS」というエンブレムが付いていた。この車はトルコ製で1968年設立のフィアットとの合弁会社で製造されたらしい。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F10 1/400秒 22mm ISO400 ) 露出補正 なし
古い車;クリックすると大きな写真になります
52.幹線道路
ここはまぎれもない幹線道路である。舗装の状態も良く、バスの揺れは少ない。しかし、こういった農作物を積んだフロントグラスもない車も走っている。朝がたには、農作業に行く人たちを乗せたトラクターも走っていた。車窓から

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/1600秒 200mm ISO400 ) 露出補正 なし
幹線道路;クリックすると大きな写真になります
53.車窓の風景
バスは高原を走り、少しづつ標高が高くなっていく。荒涼とした丘陵地帯に時折集落が現れる。車窓から

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F9 1/1250秒 105mm ISO400 ) 露出補正 なし
車窓の風景;クリックすると大きな写真になります
54.コンヤのトラム
標高1,200mのコンヤの町に近くなった。大学があり、この日泊まるリクソスというホテルがあるところを通り過ぎた。右側にトラムが走る。コンヤにトラムがあるとはちょっと意外だった。この電車の行先表示は「UNIVERSITE」となっていた。車窓から

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/800秒 200mm ISO400 ) 露出補正 なし
コンヤのトラム;クリックすると大きな写真になります
55.カラタイ神学校
バスは市街地に入り、カラタイ神学校の前を通った。この建物は1251年にイスラム教の神学校として建てられ、現在は花鳥が描かれたタイルなど、美しいモザイクタイルを展示する博物館となっているそうだ。門の浮彫装飾が美しいといわれる。中には入らなかった。車窓から

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F6.3 1/160秒 22mm ISO400 ) 露出補正 なし
カラタイ神学校;クリックすると大きな写真になります
56.コンヤの市街
コンヤは11~13世紀セルジューク・トルコの首都がおかれていた町で、全盛期には政治、文化、芸術の中心として栄えたという。美しいイスラム文化が残る。町は賑やかだった。車窓から

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/320秒 170mm ISO400 ) 露出補正 なし
コンヤの市街;クリックすると大きな写真になります
57.メブラーナ博物館
旋舞教団として有名なメブラーナ教の始祖メブラーナが祀られ、今は博物館として一般公開されている。青緑のタイルで飾られた霊廟の塔が目を引く。入口はこの建物の右側。メブラーナをはじめとした聖者たちの棺などが展示されている。扉や館内の装飾も美しかった。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F9 1/320秒 22mm ISO400 ) 露出補正 なし
メブラーナ博物館;クリックすると大きな写真になります
58.足洗い場?
ふっと脇を見たらこんな部屋があった。なんだか分からないが多分礼拝の前に足を清めるところなのだろうか。古いものではなさそうだ。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/125秒 26mm ISO400 ) 露出補正 なし
足洗い場?;クリックすると大きな写真になります
59.メブラーナ博物館の入口
建物の中の装飾は華麗であったが、残念ながら撮影禁止であった。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F4 1/125秒 31mm ISO720 ) 露出補正 なし
メブラーナ博物館の入口;クリックすると大きな写真になります
60.セリミエ・ジャミイ
メブラーナ博物館の見学を終え、外に出たらもう夕暮れが迫っていた。モスクのことをジャミイという。これはメブラーナ博物館の隣にあるセリミエ・ジャミイ。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/500秒 65mm ISO400 ) 露出補正 なし
セリミエ・ジャミイ;クリックすると大きな写真になります
(追記:2011/1/14)撮影データのNIKKOR VR 18-55mmとあったのは、NIKKOR VR 18-200mmが正しいので訂正しました。