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2011年10月29日

北イタリア旅行 その16 フィレンツェ(3) 9月9日


今回の旅行もいよいよ終盤になってきた。昨夜はヴェッキオ橋から見たアルノ川の夕焼けや、夜のドゥオーモなどを堪能したが、この日は15時過ぎまで、フィレンツェの町を散策し、午後は16:00発のユーロスターに乗り、再びミラノへ向かう予定である。まず、午前中の散策で撮った写真を見ていただきたい。

204.「ホテル・トッレ・デル・ベッロズグアルド」の朝
朝7時、東の空から日が昇り始めた。トスカーナの山々がグラデーションになって、美しい。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F9 1/2000秒 89mm ISO400 ) 露出補正 なし
「ホテル・トッレ・デル・ベッロズグアルド」の朝;クリックすると大きな写真になります
205.「ホテル・トッレ・デル・ベッロズグアルド」から朝のフィレンツェの町を眺める
東(右手の方向)から太陽が昇るので、町の建物の裏側から日が当たり始める。左手のドゥオーモ、右手にヴェッキオ宮が眺められた。それにしても、それぞれの名称は定かではないが、教会らしき建物が多い。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F7.1 1/800秒 81mm ISO400 ) 露出補正 なし
「ホテル・トッレ・デル・ベッロズグアルド」から朝のフィレンツェの町を眺める;クリックすると大きな写真になります
206.「ホテル・トッレ・デル・ベッロズグアルド」のタワー
ホテルの裏庭に回ってみた。フィレンツエの町から上がってくるときに、目印となっていた「ホテル・トッレ・デル・ベッロズグアルド」のタワーが、朝陽を浴びて輝いていた。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F11 1/500秒 26mm ISO400 ) 露出補正 なし
「ホテル・トッレ・デル・ベッロズグアルド」のタワー;クリックすると大きな写真になります
207.ホテルの従業員の方か?
裏庭の方から、女性が上がってきた。ホテルの従業員の方だろうか。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F5 1/125秒 82mm ISO900 ) 露出補正 なし
ホテルの従業員の方か?;クリックすると大きな写真になります
208.ホテルの玄関
ホテルの周りを散歩して、正面に戻ってきた。そろそろ朝食にしたい。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F3.5 1/125秒 18mm ISO500 ) 露出補正 なし
ホテルの玄関;クリックすると大きな写真になります
209.朝食はテラスで
朝食はトスカーナの丘が見えるテラスに用意されていた。私たち以外に泊っている人がいるのかと思うほど静かだったが、何組かのお客さんが朝食に来られていた。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F5.3 1/320秒 18.6mm ISO400 ) 露出補正 なし
朝食はテラスで;クリックすると大きな写真になります
210.ホテルのプール
朝食を終え、出発までの時間、蝶の写真を撮ろうかと再び外に出た。玄関を出て右側に、植え込みで目隠しされたプールがあった。もちろん、まだ泳いでいる人はいない。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F11 1/500秒 34mm ISO400 ) 露出補正 なし
ホテルのプール;クリックすると大きな写真になります
211.ホテルにいたオウム
ホテルのロビーから、裏庭に出るところにオームが飼われていた。ココベッロという名前だとフロントにいた女性が教えてくれた。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F5 1/125秒 82mm ISO2800 ) 露出補正 なし
ホテルにいたオウム;クリックすると大きな写真になります
212.「ホテル・トッレ・デル・ベッロズグアルド」のロビー
左手のエントランスを入ったところが大広間になっていて、このホテルのロビーである。左に見えるデスクがフロントで、こちら向きにあるデスクがコンシェルジェだろう。何と優雅な佇まいだろうか。ちょうど、泊り客のご夫婦が部屋から下りてこられた。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F3.8 1/60秒 24mm ISO3200 ) 露出補正 なし
.「ホテル・トッレ・デル・ベッロズグアルド」のロビー;クリックすると大きな写真になります
213.見納めのフィレンツェの町全景
10時半になった。タクシーを呼んでもらってフィレンツェの駅に向かう。空は晴れ渡り、フィレンツエの町が、朝の穏やかな光に包まれれている。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F8 1/1000秒 112mm ISO400 ) 露出補正 なし
見納めのフィレンツェの町全景;クリックすると大きな写真になります
214.サン・ロレンツォ教会の横
タクシーでフィレンツェの駅へ着き、また、一時預かりで荷物を預けた。そして、昨日も通ったウニタ・イタリア広場からサン・ロレンツォ教会の脇に出た。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F10 1/400秒 18mm ISO400 ) 露出補正 なし
サン・ロレンツォ教会の横;クリックすると大きな写真になります
215.露天商
サン・ロレンツォ教会周辺は革製品や、土産物などを売る露店商がずらりと 並んでいる。人通りが多く賑やかだ。イタリア的な小さな土産物などを買う人が多い。わが軍の女性2人もその仲間だ。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F8 1/250秒 18mm ISO400 ) 露出補正 なし
露天商;クリックすると大きな写真になります
216.サン・ロレンツォ教会
サン・ロレンツォ教会は、393年サンタ・アンブロージョにより献堂式が行われたフィレンツェで最も古い教会だそうだ。1060年、ロマネスク様式の教会として再建されている。現在の教会はメディチ家の依頼でフィリッポ・ブルネレスキーが設計し、1419年に改築が始まり、1460年に完成した。再建には地区の資産家たちやメディチ家が費用を援助したと伝えられる。ファサードはミケランジェロの設計案が残されているものの、未完のままである。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F10 1/400秒 18mm ISO400 ) 露出補正 なし
サン・ロレンツォ教会;クリックすると大きな写真になります
217.サン・ロレンツォ教会の鐘
正午、サン・ロレンツォ教会の鐘が鳴った。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F8 1/1000秒 120mm ISO400 ) 露出補正 なし
サン・ロレンツォ教会の鐘;クリックすると大きな写真になります
218.ドゥオーモ広場
昨夜、堪能したドゥオーモ広場へやってきた。快晴の穏やかな日差しが降り注いでいる。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F9 1/320秒 35mm ISO400 ) 露出補正 なし
ドゥオーモ広場;クリックすると大きな写真になります
219.ドゥオーモ ファサードの扉の上の絵
昨夜も見たファサードの扉の上の絵だ。絵の下に「VENEZIA 1886-SOCIETA' MVSIVA VENEZIANA・FECS・」という文字が見える。なんで 'VENEZIA'なのか良くわからない。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F5 1/400秒 78mm ISO400 ) 露出補正 なし
ドゥオーモ ファサードの扉の上の絵;クリックすると大きな写真になります
220.洗礼堂の東の扉
昨夜は開かれていて、中を見ることができた扉である。ミケランジェロが「天国の扉」と名付けた扉で人々の手に触れ、今では扉全体が金色に輝いている。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F10 1/400秒 26mm ISO400 ) 露出補正 なし
洗礼堂の東の扉;クリックすると大きな写真になります


2011年9月30日

北イタリア旅行 その6 ポルト・ヴェネーレ 9月5日


 再びジェノヴァから列車に乗って、明日訪れるチンクエテッレの起点となるラ・スペツィアに着いたのは午後4時少し廻っていた。ほぼ駅前にある今夜泊るホテルにチェックインしたのち、夕食がてら、ラ・スペツィア湾を形作る半島の突端に位置するポルト・ヴェネーレへ行くことにした。
 眼下にイタリア海軍の基地や、ヨットハーバーを眺めながら、タクシーで20分ほど走り、午後7時ごろポルト・ヴェネーレの入口に到着した。海岸の遊歩道を歩き、岬の先端にある教会の近くから夕陽を眺めて、その下にあったレストランで食事をした。
 夜9時頃に、そろそろラ・スペツィアに戻ろうと、そのレストランでタクシーを頼んだら、ポルト・ヴェネーレにはタクシーは無いという。
 しかし、ラ・スペツィアへ行く路線バスが30分に一本出ているとのこと。場所を教えてもらって乗り場へ行くとLA・SPEZIAと行き先表示が出ているバスが待っていた。 やれやれと思ったが、ここから先が問題だった。まず、バス賃に必要な小銭が足りない。50ユーロ札はお釣りがないという。そうしたら、親切な女性が、我々の持っている小銭をかき集めて、足りない分を払ってくれた。4ユーロほどいただいてしまった。
 さて、バスは順調に走って、ラ・スペツィアの街に入った。路線バスらしくいくつかの停留所に止まっていく。だが、ほとんどの人が降りた後、ふと気がつくとバスは来た道を戻っている。娘が片言のイタリア語で運転手に聞く。「このバスは駅には行かない。また、ポルト・ヴェネーレへ向かっている。」とのこと。結局、もう一度ポルト・ヴェネーレまで行き、10人以上の乗客を乗せ、ラ・スペツィアへ戻って行った。今度は、どこで降りれば駅に近いかを確認したのは言うまでもない。どうも私たちはバスの終点は鉄道の駅前という思い込みがあり、ラ・スペツィアという行き先表示になっていれば、ラ・スペツィアの駅前が終点と決めこんでしまう。この旅行で初めてのトラブルだった。それでも12時前にはシャワーを浴びて、就寝することができた。

60.ポルト・ヴェネーレの港
ポルト・ヴェネーレは中世の1119年から1290年のジェノヴァとピサの紛争時代、北のジェノヴァ側の砦が築かれた歴史をもつ港町とのこと。ポルト・ヴェネーレ、チンクエテッレと小島群として世界遺産に1997年に登録されている。海に面し、カラフルな建物が並んでいて、1階はレストラン、カフェになっている。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F4.8 1/200秒 62mm ISO400 ) 露出補正 なし
ポルト・ヴェネーレの港;;クリックすると大きな写真になります
61.城壁とサン・ロレンツォ教会
上がって行かなかったが、上を眺めるとサン・ロレンツォ教会があった。この教会は11世紀後半にジェノヴァによって建てられたとのこと。昼間見てきたジェノヴァのサン・ロレンツォ教会を小型にしたような教会だと言われる。この写真の右手に、1160年に造られたポルト・ヴェネーレの街の門がある。、12世紀からの街並みがあるジョヴァンニ・カペリーニ通りに続く。十分な時間があれば、是非、歩いてみたかった。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F6.3 1/160秒 46mm ISO400 ) 露出補正 なし
城壁とサン・ロレンツォ教会;;クリックすると大きな写真になります
62.サン・ピエトロ寺院
私たちは町には入らず、海岸の遊歩道を岬の先へ進んだ。その岬の先端にこの13世紀建造のサン・ピエトロ教会はあった。1256~57年にドロミテ渓谷の石灰岩ドロマイトを使って再建されたと言われる。その脇にビザンチン時代の小さな城塞が見える。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F4.5 1/125秒 35mm ISO400 ) 露出補正 なし
サン・ピエトロ寺院;;クリックすると大きな写真になります
63.落陽
サン・ピエトロ寺院へ行って見ようと石段を上がって行くと、右手に海が見え、太陽が沈みかけている。時刻は午後7時37分だった。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F11 1/500秒 18mm ISO400 ) 露出補正 なし
落陽;;クリックすると大きな写真になります
64.断崖
ポルト・ヴェネーレの岬の裏側は断崖になっていた。夕陽を浴びて輝く。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F3.8 1/125秒 24mm ISO640 ) 露出補正 なし
断崖;;クリックすると大きな写真になります
65.城壁の窓
城壁には四角い穴があいている。そこから海を眺めると額縁に入った景色になる。もう少し前の時間にここが気がつけば、きれいな夕陽が撮れたかもしれない。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F4.5 1/125秒 18mm ISO400 ) 露出補正 なし
城壁の窓;;クリックすると大きな写真になります
66.Ristorante Iebocche
サン・ピエトロ教会の下にRistorante Ieboccheというとても雰囲気のよさそうなレストランがあた。ためらわずにそこに入る。段々と暗くなっていく港も見えて、とても贅沢な時間を過ごせた。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F4.2 1/125秒 36mm ISO1250 ) 露出補正 なし
Ristorante Iebocche;;クリックすると大きな写真になります
67.海鳥
Ristorante Ieboccheの我々のテーブルのガラスの向こうに、海鳥がやってきた。何か食べられるものがあると察しているようだ。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/25秒 200mm ISO3200 ) 露出補正 なし
海鳥;;クリックすると大きな写真になります
68.ポルト・ヴェネーレ夜景
Ristorante Ieboccheでタクシーを頼んだら、この街にはタクシーは無いという。どうしてもタクシーが必要ならラ・スペツィアから呼ばなくてはいけないという。さて困ったと思ったら、ラ・スペツィアへ行くバスが30分に1本、夜中まであるという。バス停を聞いて歩く。時刻は9時10分。ポルト・ヴェネーレの海辺はまだまだ賑やかだ。この写真の右側が街の入口の門である。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F4 1/15秒 32mm ISO3200 ) 露出補正 なし
ポルト・ヴェネーレ夜景;;クリックすると大きな写真になります
69.ポルト・ヴェネーレ港の夜景
遊歩道のある広場は、灯りが溢れている。バス停はすぐ近くだった。だが、はじめに記したようにこれからが長かったのだ。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F4 1/13秒 26mm ISO3200 ) 露出補正 なし
ポルト・ヴェネーレ港の夜景;;クリックすると大きな写真になります