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2010年11月29日

トルコ旅行 その6 パムッカレからコンヤへ メブラーナ博物館


 パムッカレで石灰棚とヒエラポリス遺跡の見学を終え、コンヤへ向け長い移動が始まった。
 この日はバスの最前列に陣取った。移り変わる車窓の景色は見ていて飽きない。午前中、ディナールというところのサービスエリアで休憩をした。ここは蜂蜜ヨーグルトが旨いという添乗さんの話に乗り、食べてみたが私にはピンとこない。
 再び走って昼食を摂り、また走ってコンヤの町に着いたのは午後4時近かった。今夜はコンヤのやや郊外にあるリクソスという高層ホテルに泊まる。ここはもとはヒルトンホテルだったという。

50.パレッカムからディナールS.A.へ
午前10時。フロントガラス越しに見る景色はどんどん変わる。ヨーロッパの道を走ると小さな集落にも必ず教会の塔が見え、ランドマークとなっているが、ここトルコではモスクとそのミナレットが必ずある。このモスクもそんなひとつである。車窓から

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F6.3 1/2500秒 200mm ISO400 ) 露出補正 なし
モスクとそのミナレット;クリックすると大きな写真になります
51.古い車
田舎を走っているのは古い車が多い。途中で寄ったディナールS.A.に停まっていた車は見たことがない「TOFAS」というエンブレムが付いていた。この車はトルコ製で1968年設立のフィアットとの合弁会社で製造されたらしい。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F10 1/400秒 22mm ISO400 ) 露出補正 なし
古い車;クリックすると大きな写真になります
52.幹線道路
ここはまぎれもない幹線道路である。舗装の状態も良く、バスの揺れは少ない。しかし、こういった農作物を積んだフロントグラスもない車も走っている。朝がたには、農作業に行く人たちを乗せたトラクターも走っていた。車窓から

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/1600秒 200mm ISO400 ) 露出補正 なし
幹線道路;クリックすると大きな写真になります
53.車窓の風景
バスは高原を走り、少しづつ標高が高くなっていく。荒涼とした丘陵地帯に時折集落が現れる。車窓から

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F9 1/1250秒 105mm ISO400 ) 露出補正 なし
車窓の風景;クリックすると大きな写真になります
54.コンヤのトラム
標高1,200mのコンヤの町に近くなった。大学があり、この日泊まるリクソスというホテルがあるところを通り過ぎた。右側にトラムが走る。コンヤにトラムがあるとはちょっと意外だった。この電車の行先表示は「UNIVERSITE」となっていた。車窓から

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/800秒 200mm ISO400 ) 露出補正 なし
コンヤのトラム;クリックすると大きな写真になります
55.カラタイ神学校
バスは市街地に入り、カラタイ神学校の前を通った。この建物は1251年にイスラム教の神学校として建てられ、現在は花鳥が描かれたタイルなど、美しいモザイクタイルを展示する博物館となっているそうだ。門の浮彫装飾が美しいといわれる。中には入らなかった。車窓から

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F6.3 1/160秒 22mm ISO400 ) 露出補正 なし
カラタイ神学校;クリックすると大きな写真になります
56.コンヤの市街
コンヤは11~13世紀セルジューク・トルコの首都がおかれていた町で、全盛期には政治、文化、芸術の中心として栄えたという。美しいイスラム文化が残る。町は賑やかだった。車窓から

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/320秒 170mm ISO400 ) 露出補正 なし
コンヤの市街;クリックすると大きな写真になります
57.メブラーナ博物館
旋舞教団として有名なメブラーナ教の始祖メブラーナが祀られ、今は博物館として一般公開されている。青緑のタイルで飾られた霊廟の塔が目を引く。入口はこの建物の右側。メブラーナをはじめとした聖者たちの棺などが展示されている。扉や館内の装飾も美しかった。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F9 1/320秒 22mm ISO400 ) 露出補正 なし
メブラーナ博物館;クリックすると大きな写真になります
58.足洗い場?
ふっと脇を見たらこんな部屋があった。なんだか分からないが多分礼拝の前に足を清めるところなのだろうか。古いものではなさそうだ。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/125秒 26mm ISO400 ) 露出補正 なし
足洗い場?;クリックすると大きな写真になります
59.メブラーナ博物館の入口
建物の中の装飾は華麗であったが、残念ながら撮影禁止であった。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F4 1/125秒 31mm ISO720 ) 露出補正 なし
メブラーナ博物館の入口;クリックすると大きな写真になります
60.セリミエ・ジャミイ
メブラーナ博物館の見学を終え、外に出たらもう夕暮れが迫っていた。モスクのことをジャミイという。これはメブラーナ博物館の隣にあるセリミエ・ジャミイ。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/500秒 65mm ISO400 ) 露出補正 なし
セリミエ・ジャミイ;クリックすると大きな写真になります
(追記:2011/1/14)撮影データのNIKKOR VR 18-55mmとあったのは、NIKKOR VR 18-200mmが正しいので訂正しました。

2010年11月24日

トルコ旅行 その5 パムッカレ(ヒエラポリス遺跡と石灰棚)


 前日は午後3時過ぎにエフェス遺跡の見学を終えたあと、エーゲ海を離れ内陸部を西へに向かった。途中、ナジリS.A.でトイレ休憩し、バスは約3時間をかけパレッカムのホテルに着いた。ホテルには温泉があり、まあまあの料金でマッサージをしてくれる。
 明けて11月2日、第4日目も快晴の朝を迎えた。朝7時半にホテルを出発、15分ほどでヒエラポリス遺跡のゲートに着いた。

40.ヒエラポリス遺跡入口
PAMUKKALE HIERAPOLIS ANCIENT CITYの入口である。まだ7時50分というのに、我々以外のツアー観光客も来ている。ベルガモン王のエウメネス2世が紀元前190年ころ、ローマ軍に加勢してシリア軍との戦争に勝利し、その武功によりローマ皇帝からこの町が与えられたという。トロイ、エフェスと見てきたツアー客は古代遺跡に少々食傷ぎみである。ここは石灰棚の見学が主で、現地ガイドもあまり説明もしない。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F9 1/320秒 18mm ISO400 ) 露出補正 なし
ヒエラポリス遺跡入口;クリックすると大きな写真になります
41.南ビサンチン門
ゲートを入ると右手にヒエラポリスの遺跡が点在する都市防衛のかなめとしての城壁にある門で北入口と南入口がある。これは南入口。4世紀末に建てられたという。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F11 1/500秒 27mm ISO400 ) 露出補正 なし
南ビサンチン門;クリックすると大きな写真になります
42.南側を望む
こんな遺跡もあったがなんだかよくわからない。現地ガイドさんからも説明はなかった。ただ、この向こう側が石灰棚になっているという説明があった。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F10 1/400秒 24mm ISO400 ) 露出補正 なし
南側を望む;クリックすると大きな写真になります
43.石灰棚 -1
現地ガイドの言葉通り、さらに進むと世界遺産に登録されている石灰棚が眼前に現れ、その朝陽に輝く美しさに息をのむ。流れているのは温泉。パムッカレとは綿の城という意味だそうだ。真っ白い炭酸カルシウムの塊が城壁のように盛り上がり、朝は青白く、夕べには茜色に色を変えるという。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F14 1/800秒 20mm ISO400 ) 露出補正 なし
石灰棚;クリックすると大きな写真になります
44.石灰棚 -2
一時期、温泉(鉱泉)が枯渇して雑草が生い茂ったこともあるが、近年の保護政策が功を奏し、美しい風景が復活しつつあるという。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F11 1/2000秒 75mm ISO400 ) 露出補正 なし
石灰棚;クリックすると大きな写真になります
45.石灰棚 -3
南側を見下ろすとパムッカレの町が眺められた。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F9 1/1250秒 56mm ISO400 ) 露出補正 なし
石灰棚;クリックすると大きな写真になります
46.北ビサンチン門
石灰棚の淵を歩いていくと、お湯の中を歩けるところがあった。靴を脱ぎ、靴下を脱いで足湯の如く、湯に浸してみた。裸足で歩くと滑りそうになる。その右側に出ると、石灰棚から見て北東に向けて、さらにヒエラポリスの遺跡が広がる。広いところに遺跡が点在していた。これは城壁の北入口である。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F6.3 1/2500秒 150mm ISO400 ) 露出補正 なし
北ビサンチン門;クリックすると大きな写真になります
47.劇場
東側の斜面に劇場跡が見えた。2世紀のハドリアヌス帝の治世下に造られ、3世紀には舞台が大改修された。傍までは行かなかったがヒエラポリスの中で一番保存状態が良い遺跡とのこと。直径100mにおよぶ半円形の劇場で収容人員は15,000人だったという。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F11 1/500秒 50mm ISO400 ) 露出補正 なし
劇場;クリックすると大きな写真になります
48.クロッカス
遺跡にはクロッカスの黄色い花が咲いていた。向こうに見えるのは劇場跡。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F11 1/500秒 35mm ISO400 ) 露出補正 なし
クロッカス;クリックすると大きな写真になります
49.温泉プール パムッカレ テレマル
出口に向かう左側に、大理石の柱などパムッカレの遺跡が底に沈んでいる天然の温泉プールがあった。ここはかって、路の両側に柱廊や壮麗な建物が並ぶ古代のメインストリートであったといわれる。水着を用意すればプールに入り、水中遺跡の探訪も可能のようだが、今は寒い。9時15分見学終了。次はコンヤだ。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F9 1/320秒 22mm ISO400 ) 露出補正 なし
温泉プール ;クリックすると大きな写真になります
(追記:2011/1/14)撮影データのNIKKOR VR 18-55mmとあったのは、NIKKOR VR 18-200mmが正しいので訂正しました。