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2009年12月 5日

中欧旅行 その7 プラハ(2)

 モルダウ川に架かるカレル橋をプラハ城側から旧市街側へと歩いて渡っていく。雨が降っていて、うすら寒いためかプラハ一番の観光スポットなのに人通りは少ない。傘を片手に河畔の景色を見ながら、シャッターを切る。カレル橋を渡り終わると、対岸にプラハ城が見えた。少し進むと旧市街広場に入った。
12.モルダウ川河畔
建物の色と黄葉、そしてその落ち葉がきれいだった。

Nikon D300 TAMRON 28-75mm F2.8D
プログラムオートで撮影 ( F5 1/125秒 46mm ISO400 ) 露出補正 0段
モルダウ川河畔:クリックすると大きな写真になります
13.旧市街入口
カレル橋を渡り終わるところに旧市街に入る門があった。旧市街側の橋塔である。この塔の上から見る景色はプラハを代表する風景という。

Nikon D300 TAMRON 28-75mm F2.8D
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/125秒 28mm ISO800 ) 露出補正 0段
旧市街入口:クリックすると大きな写真になります
14.プラハ城を望む
カレル橋の旧市街側の橋のたもとに降り、プラハ城を眺めた。橋の旧市街側は補修工事がおこなわれていた。

Nikon D300 TAMRON 28-75mm F2.8D
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/125秒 52mm ISO400 ) 露出補正 0段
プラハ城を望む:クリックすると大きな写真になります
15.火薬塔
プラハの旧市街広場に入った。この火薬塔と呼ばれる塔は、もともと古くからあった物見の塔の跡地に15世紀に建てられた、ゴシック様式の塔である。当時は防衛のためのものだったが、17世紀に火薬庫として利用されて以降、火薬塔と呼ばれるようになったとのこと。

Nikon D300 TAMRON 28-75mm F2.8D
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/125秒 48mm ISO400 ) 露出補正 0段
火薬塔:クリックすると大きな写真になります
16.ティーン教会
旧市街広場に面して建つ典型的なゴシック様式の教会。2つの鐘楼は高さ80mある。鐘楼は1270年に建築が開始されたが、途中でゴシック様式に変更され、1475年に完成したという。中には入らなかった。

Nikon D300 TAMRON 28-75mm F2.8D
プログラムオートで撮影 ( F6.3 1/160秒 50mm ISO400 ) 露出補正 0段
ティーン教会:クリックすると大きな写真になります
17.旧市庁舎の時計塔
時計塔の建設は1490年頃という。一番上にある仕掛け人形は16世紀に設置された。中段はプラネタリウムで天動説に基づき地球を中心とした天体の動きを示す。一番下がカレンダリウムで中心にプラハ市の紋章があり、その周りに12の月を象徴する獣と農作業風景が描かれている。外側の白い部分は365日を表し、365日分の聖人の名が記されている。

Nikon D300 TAMRON 28-75mm F2.8D
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/125秒 28mm ISO400 ) 露出補正 0段
旧市庁舎の時計塔:クリックすると大きな写真になります
18.仕掛け時計
時計塔の一番上にある仕掛け時計は、毎正時にベルが鳴った後、2つの扉から、片方6体ずつ、合計12体のイエス・キリストの弟子の人形が交互に現れる。

Canon IXY900IS
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/100秒 14.7mm ISOオート )
仕掛け時計:クリックすると大きな写真になります
19.ヤン・フス像
旧市街広場のほぼ中央にあるヤン・フス像。チェコ人の英雄的存在であり、宗教革命の先駆者として火刑の最後を遂げた人物。

Canon IXY900IS
プログラムオートで撮影 ( F4 1/100秒 9.1mm ISOオート )
ヤン・フス像:クリックすると大きな写真になります
20.アトラクション
旧市街広場で、午前11時の仕掛け時計の告時が終わった後、雨にもかかわらず、大道芸人さんが中世のチャンバラを演じて見せてくれた。

Canon IXY900IS
プログラムオートで撮影 ( F4 1/100秒 9.1mm ISOオート )
アトラクション:クリックすると大きな写真になります
21.プラハ市電
昼食を終えて外に出ると雨はやんでいた。古い建物と近代的な建物が並ぶプラハの町に、この赤いトラムがよく似合う。

Nikon D300 TAMRON 28-75mm F2.8D
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/125秒 48mm ISO400 ) 露出補正 0段
プラハ市電:クリックすると大きな写真になります
22.プラハ城を眺める。
午後はチェコの世界遺産の町、チェスキー・クルムロフへ行く。バスに戻る途中、カレル橋の上流にかかるレギー橋の上から、黄葉のモルダウ川とプラハ城を眺めた。聖ヴィート大聖堂の左下に、旧市街にも同名の教会がある聖ミクラーシュ教会も見える。雨は止み、晴れ間が出て、素晴らしい景観を眺めることができた。満足。

Nikon D300 TAMRON 28-75mm F2.8D
プログラムオートで撮影 ( F10 1/400秒 65mm ISO400 ) 露出補正 0段
プラハ城を眺める:クリックすると大きな写真になります

2009年12月 1日

中欧旅行 その6 プラハ(1)

 前夜遅く、チェコのプラハに入った。出発前からプラハを楽しみにしていたが、プラハの観光は、今日、11月4日の午前中だけ。加えてまたまた雨の朝となった。
 この日は、聖ヴィート教会のステンドグラスなどを撮りたかったので、少しでも明るいレンズをと思い、タムロンの28mm-75mm、全域F2.8をD300につけた。
  プラハは世界遺産の街である。モルダウ川沿いのプラハ城、聖像が立ち並ぶカレル橋、煉瓦の屋根が一面に広がる旧市街の景観。この街の主役は建物であり、世界で最も美しい街ともいわれる。プラハ城とは、聖ヴィート教会、旧王宮、聖イジー協会等、さまざまな様式の建築複合体である。プラハ城の跡はカレル橋を渡って対岸の旧市街を観光した。午前中だけであったが、見どころは多い。2回に分けてアップする。
 
1.朝のスーパーマーケット
  ホテルのすぐ近くに24時間営業のスーパーマーケット「テスコ=TESCO=イギリスの大手スーパーマーケット」があった。最近日本でも「つるかめ」というスーパーを傘下に収め、営業している。この朝は観光への出発まで時間があったので、朝食後、ぶらっと出かけてみた。早朝なのに客も多く、立派なスーパーである。

  Canon IXY900IS
  プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/50秒 4.6mm ISOオート )
朝のスーパーマーケット:クリックすると大きな写真になります
2.プラハの通勤時間帯
スーパーマーケットの「テスコ」があるビルの前に市電の停留所がある。朝7時45分、次から次とやってくる電車は通勤客で溢れ、乗降客も多い。パンタグラフがやけに大きいのが気になる。

Canon IXY900IS
プログラムオートで撮影 ( F3.2 1/50秒 6.1mm ISOオート )
プラハの通勤時間帯:クリックすると大きな写真になります
3.プラハ城 聖ヴィート教会
8時30分にバスでホテルを出発し、プラハ城に向かった。まず、楽しみにしていた聖ヴィート教会の見学である。教会の前の広場に9時少し前に到着した。

Nikon D300 TAMRON 28-75mm F2.8D
プログラムオートで撮影 ( F5 1/125秒 28mm ISO400 ) 露出補正 0段
プラハ城 聖ヴィート教会:クリックすると大きな写真になります
4.ミュシャのステンドグラス(部分)
楽しみにしていたのはチェコを代表するアールヌーボー画家ミュシャのステンドグラス。入口をはいって左側手前から3番目にある「聖キリルと聖メトヴィス」のステンドグラスがそれだ。約4万枚のガラスの破片を使用し、1931年の作という。

Nikon D300 TAMRON 28-75mm F2.8D
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/125秒 58mm ISO1800 ) 露出補正 0段
ミュシャのステンドグラス(部分):クリックすると大きな写真になります
5.聖ヴィート教会の祭壇
聖ヴィート教会はさかのぼれば930年に建てられたロマネスク様式の円形教会だったという。1344年に現在の姿の建築が始まり、完成したのはなんと1929年とのこと。歴代の国王の戴冠式が行われ、現在では大統領の任命式が行われる。

Nikon D300 TAMRON 28-75mm F2.8D
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/80秒 32mm ISO3200 ) 露出補正 0段
聖ヴィート教会の祭壇:クリックすると大きな写真になります
6.聖ヴィート教会前景
プラハ城の中庭である広場から撮った。手前にあるのは悪龍退治などの伝説で有名な聖ゲオルギウスの噴水。

Canon IXY900IS
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/100秒 4.6mm ISOオート )
聖ヴィート教会前景:クリックすると大きな写真になります
7.聖イジー教会と修道院
ボヘミヤで最も美しいロマネスク様式の傑作と評される教会で、10世紀初頭に創建後、破壊と再建が繰り返され、17世紀にバロック様式のファサード(正面)が加えられたという。右側にボヘミヤで最初の女子修道院を併設する。

Canon IXY900IS
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/60秒 4.6mm ISOオート )
聖イジー教会と修道院:クリックすると大きな写真になります
8.プラハ城からの眺め
プラハ城からモルダウ川を挟んでその対岸にある旧市街方面の眺め。百塔の街と言われるだけあって、たくさんの塔が見える。

Nikon D300 TAMRON 28-75mm F2.8D
プログラムオートで撮影 ( F5 1/125秒 52mm ISO400 ) 露出補正 0段
プラハ城からの眺め:クリックすると大きな写真になります
9.カレル橋 水害の跡
プラハ城側からカレル橋を渡って、旧市街へ向かう。この写真はプラハ城側のカレル橋の下。立っている人の上に色が変わっているところがあるが、モルダウ川が氾濫したとき、ここまで水が来たという。

Nikon D300 TAMRON 28-75mm F2.8D
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/125秒 28mm ISO1000 ) 露出補正 0段
カレル橋 水害の跡:クリックすると大きな写真になります
10.カレル橋
カレル橋の前身、ユディタ橋が建設されたのは1172年。1342年の洪水で橋は破壊され,1357年にカレル4世の命で石橋の建設が始まる。60年もの歳月を費やし、全長520m、幅10mの現在まで続く橋が完成した。晴れていれば、橋の上に多くの商いをする人が並ぶが、この日は雨。向こう側はプラハ城側、マラー・ストラナと呼ばれる地域の橋塔で、左側の低い塔はロマネスク様式のユディト塔で、カレル橋の前身であるユディタ党建設のときに建てられた。

Nikon D300 TAMRON 28-75mm F2.8D
プログラムオートで撮影 ( F6.3 1/160秒 31mm ISO400 ) 露出補正 0段
カレル橋:クリックすると大きな写真になります
11.カレル橋の聖像
カレル橋の上には片側15体ずつ、計30体の聖像が立ち並ぶ。この写真は聖ノルベルト・ヴァーツラスジクモント像といい、旧市街に向かって左側9番目の像である。

Nikon D300 TAMRON 28-75mm F2.8D
プログラムオートで撮影 ( F6.3 1/160秒 28mm ISO400 ) 露出補正 0段 Nikon Capture 2 で D-ライティング処理
カレル橋の聖像:クリックすると大きな写真になります