検索結果: Studio YAMAKO

Studio YAMAKOで“ポケモン新幹線”タグの付いているブログ記事

2009年8月 3日

月山と鳥海山山麓 その1

 7月30日、31日と一泊二日で、まだ梅雨明け宣言のない東北は山形県月山と秋田県鳥海山山麓へ行って来た。旅行社のツアーに参加したのだが、「みちのく最後の秘境 月山・鳥海山 と乳白色の名湯 蔵王温泉」というキャッチコピーに惹かれた。初日は東京7時04分発の新幹線で郡山まで行き、そこからバスに乗る。東北自動車道から山形自動車道に入って、月山の八合目駐車場に着いたのは、午後1時半少し前だった。その日は、また、山形自動車道を蔵王温泉まで戻り一泊、翌日再び山形自動車道で秋田県の鳥海山の麓にある、元滝伏流水と、獅子ヶ鼻湿原を巡り、現地を午後3時半に出発、4度目の山形自動車道を走って、郡山に着いたのが夜8時を回っていて、自宅に着いたのが夜の11時半だった。バスでの走行距離は、初日が350km、2日目が480kmに及んだ。
ポケモン新幹線:クリックすると大きな写真になります 1.ポケモン新幹線
乗車したやまびこ43号の車体にポケモンの絵があった。夏休みで帰省するこどもたちは喜ぶに違いない。各車両乗車口のあたりにいろいろなキャラクターが描かれている。

Canon PowerShot A640
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/60秒 )
出羽三山:クリックすると大きな写真になります 2.出羽三山
月山(1984m)、羽黒山(414m)、湯殿山(1504m)を出羽三山といい、古くから山岳修験の山として知られる。庄内あさひICで降り、羽黒山に向って進むと「月山ビジターセンター」があるここに出てくる。時刻は12時20分。

Canon PowerShot A640
プログラムオートで撮影 ( F4 1/640秒 )
月山登山口:クリックすると大きな写真になります 3.月山登山口
「月山ビジターセンター」から、バス1台がやっと通れるほどの山道を月山八合目に向って登る。下ってくるバスもあり、そのときはどちらかが待避所までバックして行き違う。カーブもきつく、切り替えして曲がらなければならないところがあった。約1時間で月山八合目の駐車場に到着した。弥陀ヶ原へ歩き始めるところにきれいなアザミが咲いていた。花も葉もほとんど傷んでいない、きれいなアザミは珍しい。

Nikon D300 Σ17mm-70mm macro
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/400秒 ASA400 ) 露出補正 -0.3段
アクティブD-ライティング標準
月山八合目 弥陀ヶ原:クリックすると大きな写真になります 4.月山八合目 弥陀ヶ原
しばらく歩くと弥陀ヶ原が広がった。一周2.2kmの遊歩道がある。一面にキンコウカが咲く湿原を歩く。霧が出ていて視界は良くない。F11にして、広角端の17mmで撮った。

Nikon D300 Σ17mm-70mm macro
絞り優先オートで撮影 ( F11 1/200秒 ASA400 ) 露出補正 -0.3段
アクティブD-ライティング標準
地糖:クリックすると大きな写真になります 5.地糖
弥陀ヶ原のいたるところに大小の「池」があり、これを地糖という。地糖は泥炭地帯に出来る特殊な池で形はさまざまだが風の方向へ深く入りこんでいる。

Nikon D300 Σ17mm-70mm macro
絞り優先オートで撮影 ( F11 1/125秒 ASA500 ) 露出補正 -0.3段
アクティブD-ライティング標準
ようこそ月山へ:クリックすると大きな写真になります 6.ようこそ月山へ
遊歩道には地形の説明、高山植物の説明などを記した看板が程よく立てられている。

Canon PowerShot A640
プログラムオートで撮影 ( F4 1/640秒 )
御田原神社:クリックすると大きな写真になります 7.御田原神社
月山は山岳信仰の山である。頂上には月山神社がある。白装束の参拝の一行と行き交う。

Nikon D300 Σ17mm-70mm macro
絞り優先オートで撮影 ( F5 1/320秒 ASA400 ) 露出補正 -0.3段
アクティブD-ライティング標準
ニッコウキスゲ:クリックすると大きな写真になります 8.ニッコウキスゲ
花は午前中に開いて夕方に閉じ、そのまましおれてしまう一日花。7月中旬から咲き始めるというが、少し時期が遅かったのか、花の数は少なかった。

Nikon D300 Σ17mm-70mm macro
絞り優先オートで撮影 ( F11 1/200秒 ASA400 ) 露出補正 -0.3段
アクティブD-ライティング標準
オゼコウホネ:クリックすると大きな写真になります 9.オゼコウホネ
氷河時代の生き残りの植物で、今のところ、ここと尾瀬ヶ原の2ヶ所でしか知られていないという。今から数十万年前、地球の大半が氷で覆われていた時代には平地にもいっぱい生えていたが、その後だんだん暖かくなるにつれて平地に住めなくなって、寒い高い山の上だけに生き残ったといわれる。可愛い黄色い花が水面上に咲くが、開花後、水の中へ沈んでいくという。

Nikon D300 Σ17mm-70mm macro
絞り優先オートで撮影 ( F11 1/200秒 ASA400 ) 露出補正 -0.3段
アクティブD-ライティング標準
山頂方面:クリックすると大きな写真になります 10.山頂方面
一瞬霧が晴れて、青空が見え、山頂への稜線がはっきり見えた。しかし、山頂は雲に覆われたままで、とうとう見ることは出来なかった。

Nikon D300 Σ17mm-70mm macro
絞り優先オートで撮影 ( F11 1/800秒 ASA400 ) 露出補正 -0.3段
アクティブD-ライティング標準
山頂への道:クリックすると大きな写真になります 11.山頂への道
ここから2時間半で山頂にいけるらしい。Mt. GASSAN と書かれているが、まさしく霧に隠れたガス山である。

Nikon D300 Σ17mm-70mm macro
絞り優先オートで撮影 ( F11 1/320秒 ASA400 ) 露出補正 -0.3段
アクティブD-ライティング標準
月山湖と月山:クリックすると大きな写真になります 12.月山湖と月山
夕方5時ごろ、今夜の宿泊地である蔵王温泉へ向う途中のバスの車窓から撮った。曇っている上に、バスの窓ガラスに色がついていて、良い色にならない。ソフトでレタッチを試みたがうまくいかない。右上が月山の山頂であるが、やはり雲を被っていた。

Canon PowerShot A640
プログラムオートで撮影 ( F4 1/200秒 )