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2011年10月21日

北イタリア旅行 その13 パルマの町を歩く(2) 9月8日


 9月8日 朝食前にかみさんとホテルの近くを散歩した。ピロッタ宮殿を町とは反対側に抜けて、パルマ川にかかるヴェルディ橋を渡るとドゥカーレ公園があった。公園の中は朝の散歩をする人たちがちらほらと見られるだけで、静寂だった。
 再び町の方へ戻って、朝のパルマの町を少し歩いて一旦ホテルに戻った。この日は9時58分発の列車でフィレンツェに向かう予定だったが、出発を少し遅らせて、朝食後、こんどは4人で1時間ほどパルマの町を歩いた。
 小さな町だが活気に満ちている。散策の途中、昨夜、リストランテ LA GREPPIA でメニューを英語で一生懸命説明してくれたウェイトレスのお穣さんとばったり出会った。
その後、一旦、ホテルに戻り、荷物を持って、パルマ駅まで歩いた。11:09発の列車でパルマを出発し、途中、ボローニアでユーロスターに乗り換え、フィレンツェに向かった。

155.ピロッタ宮殿に朝日が降り注ぐ
朝の散歩のためホテルを出た。ホテルのすぐ傍のピロッタ宮殿に入る。この日は朝市は立っていなかった。宮殿の大きな側面に朝日が降り注ぐ。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/320秒 6.1mm ISO400 ) 露出補正 なし
ピロッタ宮殿に朝日が降り注ぐ;クリックすると大きな写真になります
156.パルマの町の朝
朝7時10分、ピロッタ宮殿から町の方へと歩いてみる。町はまだ、静かだった。昨夜のレストランが見える。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/60秒 30.5mm ISO400 ) 露出補正 なし
パルマの町の朝;クリックすると大きな写真になります
157.パルマ川とヴェルディ橋
こんどは、前回の142.の写真で見ていただいた石畳の道を宮殿のアーチを抜けて、町とは反対側へ出た。そこはViale通りで、その向こうをパルマ川が流れていた。ヴェルデ橋がかかっていて、その欄干には沢山の錠前が結びつけられていた。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/250秒 6.1mm ISO400 ) 露出補正 なし
パルマ川とヴェルディ橋;クリックすると大きな写真になります
158. ドゥカーレ公園
ヴェルディ橋を渡ったところにドゥカーレ公園の入口があった。この広い公園は16世紀パルマ公国時代に造られた。 入り口を入ってしばらく行くと、右手に見える旧王宮は、パルマ市が欧州食品規準(Authority)の本拠地に決まったことから、近いうちにここがそのオフィスになると言われている。あるいは、もう、なっているのかもしれない。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/320秒 6.1mm ISO400 ) 露出補正 なし
ドゥカーレ公園;クリックすると大きな写真になります
159.ピロッタ宮殿
公園の中から、逆にヴェルディ橋の向こうのピロッタ宮殿のファルネーゼ劇場を眺める。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/400秒 15.7mm ISO400 ) 露出補正 なし
ピロッタ宮殿;クリックすると大きな写真になります
160.パルマ川の朝陽
7時半になった。そろそろ、ホテルに戻ろうと再びピロッタ公園に向かう。ヴェルデイ橋からは朝陽を浴びた川岸がきれいだった。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/1250秒 21.5mm ISO400 ) 露出補正 なし
パルマ川の朝陽;クリックすると大きな写真になります
161.ヴェルディ橋とドゥカーレ公園を振り返る
ようやく公園の木々にも朝陽が当たりだした。川の水の流れは少ない。あちこちに落書きが見えるのは残念だ。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/200秒 13.8mm ISO400 ) 露出補正 なし
ヴェルディ橋とドゥカーレ公園を振り返る;クリックすると大きな写真になります
162.ピロッタ宮殿の道
142.で見ていただいた「道」をパルマ川の方から見ている。この日の活動が始まろうとしている。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/80秒 30.5mm ISO400 ) 露出補正 なし
ピロッタ宮殿の道;クリックすると大きな写真になります
163.サン・ジョヴァンニ・エヴァンジェリスタ教会
ホテルに戻り、朝食をした後、出発までの間、今度は4人でふたたびパルマの町を歩いた。大聖堂の裏側にサン・ジョヴァンニ・エヴァンジェリスタ教会というのがあった。中に入ってみる。この教会は1498年から1510年にかけ建設され、バロック様式のファサードと鐘楼を持ち、ラテン十字型の平面図と3つの本堂をもつ構造になっている。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/800秒 4.9mm ISOオート ) 露出補正 なし
サン・ジョヴァンニ・エヴァンジェリスタ教会;クリックすると大きな写真になります
164.サン・ジョヴァンニ・エヴァンジェリスタ教会 内部
中に入ると女性がいて、教会内部の説明をしてくれた。ボランティアの方だろうか。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( F2 1/20秒 4.9mm ISOオート ) 露出補正 なし
サン・ジョヴァンニ・エヴァンジェリスタ教会 内部;クリックすると大きな写真になります
165.サン・ジョヴァンニ・エヴァンジェリスタ教会 コッレッジョの天井画
この教会にも、コッレッジョが描いた天井画がある。昨日は、大聖堂のコッレッジョの天井画「聖母被昇天」をろくに見なかったが、この日は幸いにも、説明をしてくれた女性がいたので良く見ることができた。1520年から1522年、コッレッジョが描いた「キリストの昇天」はクーポラの真下にがあった。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2 1/20秒 4.9mm ISOオート ) 露出補正 なし
コッレッジョの天井画;クリックすると大きな写真になります
166.工事中のパルマ駅
荷物を取りにホテルに戻り、11:09 発の列車に乗ろうと、ホテルから駅まで10分ほど歩いた。一昨日夜遅く着いた時は、暗くて解からなかったが、パルマ駅は工事中であった。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/1000秒 10.8mm ISOオート ) 露出補正 なし
工事中のパルマ駅;クリックすると大きな写真になります
167.新しいパルマ駅
工事中の駅の手前左側に真新しい駅ができていた。これは仮の駅なのだろうか。それにしてはきちんと作られているなと思いつつも、奥を見ると Temporary Station という文字が見えた。階段でスーツケースを運ぶのが少々辛かった。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/800秒 4.9mm ISOオート ) 露出補正 なし
新しいパルマ駅;クリックすると大きな写真になります
168.プラットフォームも工事中
駅舎やその施設だけではなく、プラットフォームも工事中だった。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.3 1/400秒 18.6mm ISOオート ) 露出補正 なし
プラットフォームも工事中;クリックすると大きな写真になります
169.フィレンツェ到着
ボローニアで乗り換えたユーロスターは、午後1時にフィレンツェに到着した。今回の旅行で初めてユーロスターというイタリア版新幹線に乗ったが、なかなか快適だった。さっそく、4人で一列になって、ガラガラとスーツケースを引っ張りながら、駅構内の一時預かりに預けに行く。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2 1/50秒 4.9mm ISOオート ) 露出補正 なし
フィレンツェ到着;クリックすると大きな写真になります


2011年9月24日

北イタリア旅行 その4 ジェノヴァ観光(1) 9月5日


 9月5日 この日はミラノを離れ、ジェノヴァへ行き、ジェノヴァの観光をする。少し前になるがBSテレビで「華麗なる町ジェノヴァと北イタリア東海岸」という番組を見て、是非行ってみたいと思っていた。
 ホテルからタクシーで荷物を持ってミラノ中央駅に行く。タクシーの運転手は空港行きを期待していたかもしれない。9時10分発のインターシティは山を越えて10時42分にジェノヴァに着いた。
 この日の夕方には、ジェノヴァ発14:50の列車でラ・スペツィアに入るので、4時間ほどの観光であったが、とても魅力のある街を堪能することができた。2回に分けて記したい。

39.ユーロスター
今朝もミラノ中央駅へ行く。プラットフォームにはひときわ目立つスマートな車体の列車が停まっていた。ETR500型のユーロスターだ。ユーロスターはミラノ、ヴェネチア、フィレンツェ、ローマ、ナポリなど主要都市間を結ぶ高速列車である。私たちの乗るジェノヴァへ行く列車は、これではなく9時10分発のインターシティという客車の特急列車だ。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/160秒 6.1mm ISO400 ) 露出補正 -1.0段
ユーロスター;クリックすると大きな写真になります
40.ジェノヴァ到着
10:42 ジェノヴァ到着。ジェノヴァには、西側のプリンチペ駅と東側のプリニューレ駅がある。私たちが降りたのは西側のプリンチペ駅だった。ジェノヴァはミラノの南145kmのところにあり、リグーリア海と緑の丘に挟まれ、海岸線に沿うように広がる都市で、人口約60万人の大都会である。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.3 1/800秒 18.6mm ISOオート ) 露出補正 なし
ジェノヴァ到着;クリックすると大きな写真になります
41.ジェノヴァ・プリンチペ駅
駅はアクアヴェルデ広場に面し、大きくはないが立派な構えである。まず、駅に荷物を預けた。これからジェノヴァの旧市街を観光して、また、この駅に戻ってくる。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/640秒 4.9mm ISOオート ) 露出補正 なし
ジェノヴァ・プリンチペ駅;クリックすると大きな写真になります
42.コロンブスの像
駅前には、クリストフォロ・コロンボ (Cristoforo Colombo)、英語では クリストファー・コロンブスの像があった。大航海時代においてキリスト教世界の白人として最初にアメリカ海域に到達し、新大陸を発見したコロンブスはジェノヴァ出身とされている。かってバロセロナへ行った時もコロンブスの像を見たような記憶がある。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.2 1/2000秒 6.8mm ISOオート ) 露出補正 なし
コロンブスの像;クリックすると大きな写真になります
43.バルビ通り
コロンブスの像の先の、王宮、大学宮殿などの歴史的建造物に囲まれたバルビ通りを進む。アンヌンツイアータ教会まで続く500mほどの通りだ。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/1250秒 30.5mm ISO400 ) 露出補正 なし
バルビ通り;クリックすると大きな写真になります
44.王宮
絹商人、そして銀行家として富を築いたバルビ家はこの通りにいくつかの豪華な宮殿を建てたそうだ。この建物は17世紀に建築が着手されたバルビ家の大邸宅であったが、1830年頃にサルデーニア王のサヴォイア家の住まいとなったため王宮と呼ばれているらしい。現在は美術館になっているが、中には入らなかった。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/1000秒 6.1mm ISO400 ) 露出補正 なし
王宮;クリックすると大きな写真になります
45.サンティッシマ・アンヌンツィアータ・デル・ヴェスタート教会
バルビ通りが終わる所にこの教会があった。この教会は、17世紀ジェノヴァ風の重厚な建造物で、第2次世界大戦の爆撃で全壊し、そのあと再建されたものだそうだ。トロンプ・ルイユ(騙し絵)の丸天井があり、さらに柱や壁面がとても美しかった。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/125秒 6.1mm ISO2500 ) 露出補正 なし
サンティッシマ・アンヌンツィアータ・デル・ヴェスタート教会;クリックすると大きな写真になります
46.ガルバルディ通り
アンヌンツィアータ教会のあるヌンツィアータ広場をさらに進むと、トンネルが見えた。その手前を右に、カイローリ通りからガリバルディ通りに入る。ギターを弾く女性がいた。一礼して写真を撮らせてもらった。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/1000秒 18.1mm ISO400 ) 露出補正 なし
ガルバルディ通り;クリックすると大きな写真になります
47.市庁舎
ガルバルディ通りのほぼ中央にあるドーリア・トゥルシ館は、現在は市庁舎として利用されている。何か陳情の人たちなのだろうか、旗を持って気勢を上げている。しかし、決して過激ではない。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/1250秒 6.1mm ISO400 ) 露出補正 なし
市庁舎;クリックすると大きな写真になります
48.赤の宮殿
ガルバルディ通りは「黄金の通り」とも呼ばれ、ジェノヴァの栄光の香りが漂う豪華な宮殿群が集中していて世界遺産に登録されている。この建物は赤の宮殿と呼ばれ、17世紀後半プリニョーレ・サーレ家の兄弟により建てられ館で、1874年に邸宅とそのコレクションが市に寄贈されたとのこと。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/800秒 6.1mm ISO400 ) 露出補正 なし
赤の宮殿;クリックすると大きな写真になります
49.白の宮殿
16世紀に建築され、18世紀に今あるバロック風のファサードやトゥルシ館とつながる中庭が作られた。ここも19世紀後半に市に寄贈され、一部は市庁舎として使用されている。トゥルシ館と赤の宮殿、白の宮殿の3つは、併せてストラーダ・ヌオーヴァ美術館となっている。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F6.3 1/1250秒 6.1mm ISO400 ) 露出補正 なし
白の宮殿;クリックすると大きな写真になります