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2009年2月27日

上海旅行 (6) 朝の外灘とリニアモーターカー

 いよいよ最後の日となった。昼前には空港に向かわなければならないが、朝食前に朝の外灘へ行ってみることにした。朝の外灘は気持ちが良かった。日本人観光客、散歩するジモティー、太極拳をする人など、みんなさわやかな朝陽をあびている。9時半にホテルに戻り、遅い朝食をとった。空港までリニアモーターカーに乗るのが楽しみだ。
クリックすると大きな写真になります 1.朝の街
ホテルを出て、外灘へ向かう道々に、屋台の朝めし屋が出ていた。朝7時40分、これから働きに行く人たちが腹ごしらえをしている。白衣を着た夫婦らしき二人の屋台が繁盛していた。

Nikon D300  NIKKOR 18-200mm 
プログラムオートで撮影  ( F4 1/125秒 ASA900 )
  アクティブD-ライティング標準
クリックすると大きな写真になります 2.朝陽を浴びる上海税関ビル
最初の日の夜のライトアップされたビルも良かったが、これもなかなかと思う。7時45分、まだ活動を始める前のビジネス街である。

Nikon D300  NIKKOR 18-200mm 
プログラムオートで撮影  ( F9 1/320秒 ASA400 ) 
アクティブD-ライティング標準
クリックすると大きな写真になります 3.工事中の外灘
一方、反対方向を見ると、2010年の上海万博を控え、地下道の建設が急ピッチで行われていた。

Nikon D300  NIKKOR 18-200mm
  プログラムオートで撮影  ( F10 1/400秒 ASA400 )
  アクティブD-ライティング標準
クリックすると大きな写真になります 4.朝の光
中山東一路を渡ってみると、黄浦江沿いは朝陽を浴びた川面と遊歩道が輝いていた。それは不思議な光だった。晴れているのだが、朝靄か、スモッグか、あるいは埃か、空気中の細かな粒子が太陽の光に反射している。でも、美しい情景である。

Nikon D300  NIKKOR 18-200mm 
プログラムオートで撮影  ( F16 1/1000秒 ASA400 )
  アクティブD-ライティング標準
クリックすると大きな写真になります 5.外灘遊歩道
太陽を背にする。黄浦江河岸の遊歩道が美しく続く。

Nikon D300  NIKKOR 18-200mm 
プログラムオートで撮影  ( F9 1/320秒 ASA400 )
  アクティブD-ライティング標準
クリックすると大きな写真になります 6.黄浦公園
北へ向かって遊歩道を歩いていくと、黄浦公園というところで出た。朝8時25分、浦東の東方明珠、上海ヒルズを背景に太極拳を演ずるグループがあった。

Nikon D300  NIKKOR 18-200mm 
プログラムオートで撮影  ( F14 1/800秒 ASA400 )
  アクティブD-ライティング標準
クリックすると大きな写真になります 7.通勤ラッシュ
そろそろホテルへ帰ろうと中山東一路を反対側にわたって、外灘の内側の路地へ入っていくと、おびただしい数のバイク、自転車が押し寄せてきた。朝8時50分、勤め先へ急ぐ人たちが信号にお構いなく邁進する。

Nikon D300  NIKKOR 18-200mm 
プログラムオートで撮影  ( F8 1/250秒 ASA400 ) 
アクティブD-ライティング標準
クリックすると大きな写真になります 8.リニアモーターカー
中国語で「磁浮」という。英語表示は「Maglev」でリニアモーターカーとは言わない。遅めの朝食をとった後、ホテルに我々をピックアップしに来てくれた車に乗り、地下鉄2号線の龍陽路駅まで行った。リニアモーターカーはここから空港までの距離にして約30kmを7~8分で結ぶ。この日の乗客は少なかった。この写真は龍陽路駅のホームへ入ってくるところ。見た目はモノレールと変わらない。

Canon IXY 900IS
プログラムオートで撮影 ( F5.8 1/500秒 )
クリックすると大きな写真になります 9.時速300km
リニアモーターカーはすでに430kmの営業運転をしているが、この日は301kmが最高速度だった。乗り心地はきわめて良く、振動はほとんどない。そして、無事上海国際空港に着き、残った元でビールと水餃子を食べて時間をつぶし、14:00発のJALで帰国した。マイカーを成田に預けておいたので、運転して帰宅したが、日本の道路の舗装技術は良いなあと改めて感心した。

Canon IXY 900IS
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/60秒 )

2009年2月17日

上海旅行(1) 豫園・夜の外灘・老年爵士楽団

 2009年2月8日から11日まで3泊4日の上海旅行を楽しんだ。上海は戸籍人口1400万人弱だが、実際には1800万人の人々が居住している経済規模では中国第一の都市である。来年には万博を控え、上海国際空港からホテルのある外灘(バンド)界隈までいたるところ道路工事が行われていた。新しいビルが立ち並び発展を続ける一方で昔の風情を残す街である。 なお、記述では地球の歩き方「上海 杭州・蘇州」を参考にさせていただいた。
クリックすると大きな写真になります 1.出発
2月8日 9時45分発のJL791便上海行はとても空いていた。これで大丈夫かと日本航空に同情した。お陰でキャビンアテンダントからいろいろと上海の話を聞くことが出来た。富士山がきれいに見え、席を動いて撮ることが出来た。

Canon PowerShot A640
プログラムオートで撮影 ( F4.1 1/1000秒 )
クリックすると大きな写真になります 2.豫園商城 中心広場
時差が1時間あり、時計の針を1時間戻した12時半ごろ上海浦東国際空港に到着し、車で中心地である外灘へ向かった。ホテルにチェックインしたのが午後2時少し前だった。4日間しかないので有効に時間を使おうと、さっそく徒歩圏内にある豫園へ向かった。街は道路工事中で埃っぽい。日曜日なので人が多く歩きにくい。ここは豫園商城中心広場へ向かうところ。南翔饅頭店で小籠包も食べてみたかったが、人が多くて断念。それに臭豆腐の匂いに辟易した。

Canon IXY 900IS
プログラムオートで撮影 ( F3.2 1/200秒 )
クリックすると大きな写真になります 3.豫園商城 湖心亭
伝統的な江南様式の楼閣で中は伝統茶館になっている。大変な人出である。 この後、入園料30元/人を払って豫園のなかに入った。伝統的中国式庭園である豫園は1559年に着工されている。そこはぐんと人が少なくなり、ゆっくりと見ることが出来た。

Canon IXY 900IS
プログラムオートで撮影 ( F4 1/320秒 )
クリックすると大きな写真になります 4.上海老街
豫園商城の南側を東西に走る方浜中路をいう。小さな小物屋などが並び、タイムスリップしたかのような町並みだった。

Canon IXY 900IS
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/50秒 )
クリックすると大きな写真になります 5.外難から浦東エリアを望む
豫園から一旦ホテルに戻り小休止した後、夕食のため外灘へ出た。食事を終えた後、外灘の黄浦江(川)沿いの遊歩道に行った。黄浦江対岸の浦東エリアは上海の中でも新しく開発されたところで、高層ビルが林立する。一番左の高い塔は東方明珠塔という。遊歩道の手すりにカメラを固定して撮った。

Canon IXY 900IS
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/3.3秒 )
クリックすると大きな写真になります 6.外灘の欧風建築物
外灘の中山東一路沿いに立ち並ぶ20世紀初頭前後に建造された欧風建築物は、夜7時ごろになるとライトアップされる。時計塔のあるビルは1857年に江海関として竣工され、現在は上海税関(海関)として使用されている。その手前の大きなビルは旧香港上海銀行で、現在は上海浦東発展銀行。

Canon IXY 900IS
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/8秒 )
クリックすると大きな写真になります 7.地下鉄 南京東路駅
外灘で夜景を撮ったあと、今回の旅行で楽しみの一つにしていた「老年爵士楽団」(Old Jazz Band)の演奏を聞こうということになった。従来、外灘の傍の和平飯店で演奏していたが、その和平飯店が工事中のため、華亭賓館というホテルで演奏しているという。外灘からその和平飯店の前を通って、地下鉄の南京東路駅にたどり着き、そこから、華亭賓館がある上海体育館前に地下鉄で向かった。写真の右端に写っている若い男性が日本語で話しかけてきた。

Canon IXY 900IS
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/15秒 )
クリックすると大きな写真になります 8.老年爵士楽団
夜9時を少し回って華亭賓館にたどり着いた。小一時間、私はマンハッタンを片手に古い、懐かしい曲の演奏を聴いた。場所が変わったためか客は少ない。それほど広くないホールに私たちともう1組の二人連れしか居なかった。流石に演奏中の写真は撮りづらく、こんな写真でお茶を濁してしまった。

Canon IXY 900IS
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/60秒 )