アゲハチョウ科の蝶は、世界で550種ほど知られている。分布の中心は熱帯地方で、ヨーロッパなどでは少ない。日本には、21種が生息する。中には迷蝶と呼ばれ土着は確認されていないが、台風などによって運ばれてきて国内(与那国島など)で採集記録のあるコモンタイマイや、近年、韓国から帰化し、日本に住み着いたホソオチョウもいる。日本には、熱帯系である大型の黒いアゲハ蝶も多い。私が住む横浜市では、子供のころには見かけなかったモンキアゲハやナガサキアゲハを見ることができるようになった。これも温暖化の所以だろうか。ミヤマカラスアゲハはその美しさから、ギフチョウなどとともに最も人気のある蝶のひとつである。北海道の高山蝶であるウスバキチョウや、本州では限られたところでしか見ることのできないミカドアゲハにはまだ会えないままでいる。
このページには、2006年4月からブログ: Studio YAMAKO に掲載してきた科毎の蝶の写真、および、それ以前に撮りためた写真、を種別に分類し、アイウエオ順にリストしている。蝶の写真をクリックすると大きな写真が表示される。ブログに載せた写真は、キャプションにある地名を右クリックすると出てくるポップアップから【新しいタブで開く】を選択すると関連投稿を表示するページのタブが表示されるので、それをクリックすると、写真データ・撮影日時など更に詳しい情報が得られる。