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2010年11月19日

トルコ旅行 その3 アイワルクからエフェス遺跡へ


 11月1日 旅行第3目はアイワルクの朝から始まった。この日はアイワルクからエーゲ海沿いに南下して、エフェスで古代遺跡を見学し、エフェスから内陸を西に向かって走り、温泉、石灰棚、ヒエラポリス遺跡のあるパムッカレに向かう。この日も500km近くをバスで移動することになる。エフェスの古代遺跡の見学前に、トルコ石の店と、皮製品の店に寄る予定になっていた。

22.エーゲ海の黎明
まだ朝は早く目が覚めてしまう。6時20分、食事の前にホテルの前の海岸に出てみた。もうすぐ日の出のようだ。海岸に犬が2匹いた。野良犬なのか放し飼いにされている犬なのか?そのうちの1匹が近づいてきた。なんだか気味が悪い。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.0mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5 1/25秒 17.1mm ISOオート:800 )
エーゲ海の黎明;クリックすると大きな写真になります
23.朝陽
7時5分、朝食を済まして再び外へ出てみると、昇り始めた太陽がホテルの玄関の窓ガラスに映っていた。今日も天気がよさそうだ。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.0mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/320秒 10.1mm ISOオート:125 )
朝陽;クリックすると大きな写真になります
24.綿畑
バスは7時45分にホテルを出発した。まずはトルコ石の店があるベルガマというところへ向かう。比較的良く整備された片側2車線の道を80km/hくらいのスピードで進む。少し走ると綿畑が左右に見られた。車窓から

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F6.3 1/640秒 80mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
綿畑;クリックすると大きな写真になります
25.トルコ石
バスはベルガマ郊外にあるトルコ石の店に横づけされた。幹線道路沿いの店で観光バスのツアー客、つまり日本人客を対象にした店である。中に入るとまず流暢な日本語でトルコ石の説明とこの店がいかに信用が置ける店であるかの説明があった。そしてお買いものアワーの始まりである。ツアーの女性はトルコ石のペンダントなどが並べられたショウケースを覗き込む。すかさず女性店員のセールスが始まる。店員もみな日本語がうまい。トルコに来たからにはトルコ石を買って帰ろうと思っていた人もいたに違いない。そういう人にとっては良いと思う。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F4 1/125秒 27mm ISO3200 ) 露出補正 なし
トルコ石;クリックすると大きな写真になります
26.アイアール精油所
トルコ石の店を出て、エフェス遺跡に向かう。途中、エーゲ海沿岸のアイアールというところを通ったが、この辺りは精油所の基地となっていて、海にはタンカーも多い。車窓から

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F8 1/800秒 62mm ISO400 ) 露出補正 なし
アイアール精油所;クリックすると大きな写真になります
27.イズミール
イズミールはトルコ第三の都市で人口は260万人を超える。バスは市中には入らずバイパスを通ったが、車窓から眺める市街は大きい。エーゲ海に面し、イスタンブールに次ぐ港湾施設を持つという。2005年にはユニバーシアードが開催された。車窓から

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F10 1/1600秒 105mm ISO400 ) 露出補正 なし
イズミール;クリックすると大きな写真になります
28.ザクロ
エフェス遺跡に近い国道沿いのレストランで昼食となった。店先でおじさんがザクロを絞った生ジュースを薦めていて、ツアーの仲間も何人かが飲んでいた。旨かったらしい。後でこの店の裏庭にまわってみたらザクロの木が植えられていて実がなっていた。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F4.8 1/125秒 52mm ISO640 ) 露出補正 なし
ザクロ;クリックすると大きな写真になります
29.皮製品の店
食後、エフェス遺跡へ行く途中で皮製品の店に案内された。店に入るとこれまた流暢な日本語で製品説明があり、つぎにファッションショー?で皮のジャケットや、コートが次々と紹介される。するとその一人から私に手が差しのべられて舞台裏に連れていかれた。何のことはない羊皮のジャケットを着せられ、ファッションショー?の片棒を担ぐ羽目になった。昼飯の時に飲んだビールの勢いを借りた。このあと、もちろん売り込みが始まったが、品質は良さそうである。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.0mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/60秒 10.8mm ISOオート:500 ) フラッシュ使用
皮製品の店;クリックすると大きな写真になります
(追記:2011/1/14)撮影データのNIKKOR VR 18-55mmとあったのは、NIKKOR VR 18-200mmが正しいので訂正しました。

2010年11月15日

トルコ旅行 その2 トロイ遺跡


 ダーダネルズ海峡を対岸のラプセキ港に渡って、アジアサイドの道を約1時間バスに揺られ、この日の観光目的であるトロイ遺跡に着いた。午後2時半であるが、陽はだいぶ傾いている。
 トロイ遺跡は、古代ギリシャの二大叙事詩「イリアス」「オデュッセイア」の作者といわれるホメロスが、紀元前800年頃に書いた、その英雄抒情詩である「イリアス」のトロイ戦争のくだりにある神話、伝説を信じたドイツ人シュリーマン(1882-1890)が私財を投じて発掘したという。
 トロイは第Ⅰ市紀元前3000年から第Ⅸ市紀元前350年~紀元400年までの間、繁栄と衰退を繰り返してきた。ただ発掘したシュリーマンは考古学者ではなかったため、遺跡を破壊をしながらの発掘であったそうだ。
 トロイの遺跡には見栄えのする建造物は見当たらなかった。見学者にとっては、瓦礫の山に過ぎず、正直なところ、何がなんだか良く分からなかった。

13.トロイの木馬
世界遺産トロイ遺跡のゲートを入るとまず大きな「木馬」が目に着く。これはもちろん遺跡でも何でもなく1975年に造られたもので、私の目には遊園地にいるように映った。
トロイの木馬は、ギリシア神話に登場する仕掛けである。ギリシア神話上のギリシャ軍とトロイ軍が戦ったトロイ戦争において、イリアス(トロイ)を陥落させる決め手となった。ギリシャ軍は最後の手段として、中に人が隠れることができる巨大な木馬を作り、その中に沢山の兵士を隠れさせた。負けたふりをして、この木馬を巧みにトロイ場内に引き入れさせ、ギリシャ軍は夜寝静まったころに一気に攻め入り落城させたという。現代は、コンピュータウイルス「トロイの木馬」のほうが気になる。

Nikon D5000 Σ17-70mm F2.8-4.5G
プログラムオートで撮影 ( F10 1/400秒 17mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
アクティブD-ライティング
トロイの木馬;クリックすると大きな写真になります
14.ヨーロッパアカタテハ
この日は暖かかった。足元でちらっと動くものがあったので、目を凝らすとヨーロッパアカタテハだった。以前フランスで見たのと同じである。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.0mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/2000秒 4.9mm ISOオート:125 )
ヨーロッパアカタテハ;クリックすると大きな写真になります
15.9層の遺跡
公開されている遺跡は、紀元前3000年ころから紀元前350年ころまでの古代遺跡で、幾重にも積み重なった礎石や石壁などが無秩序に広がっている。トロイ遺跡はその時代によって第1市から第9市に分けられている。

Nikon D5000 Σ17-70mm F2.8-4.5G
プログラムオートで撮影 ( F8 1/250秒 17mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
9層の遺跡;クリックすると大きな写真になります
16.2つの城壁に挟まれた狭い通路
干ぼし煉瓦で築かれた東壁の狭い通路を進んだ。ここは第Ⅵ市(紀元前1900年~1300年)

Nikon D5000 Σ17-70mm F2.8-4.5G プログラムオートで撮影 ( F10 1/400秒 32mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
2つの城壁に挟まれた狭い通路;クリックすると大きな写真になります
17.音楽堂
アテナ神殿に向かうと音楽堂があった。ローマ支配時代の小劇場で、これでも保存状態が良いほうであるとのこと。ここは第Ⅸ市(紀元前350年~紀元400年)

Nikon D5000 Σ17-70mm F2.8-4.5G
プログラムオートで撮影 ( F11 1/500秒 17mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
音楽堂;クリックすると大きな写真になります
18.町の防衛線に当たる強固な城
遺跡を囲む壁は第Ⅵ市の城壁で、その中に様々な時代の城門や通路、部屋や井戸などの痕跡が横たわっている。時間は午後3時20分、影が長くなった。

Nikon D5000 Σ17-70mm F2.8-4.5G
プログラムオートで撮影 ( F11 1/500秒 21mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
町の防衛線に当たる強固な城;クリックすると大きな写真になります
19.ヒメアカタテハ
また、秋の日差しのなかを蝶が飛んでいた。この蝶は世界中で一番広く分布する蝶といわれている。日本にいるヒメアカタテハと変わりはない。遺跡を背景にして撮ってみたかったが、以外に素早く、じっとしていてくれなかった。

Nikon D5000 Σ17-70mm F2.8-4.5G
プログラムオートで撮影 ( F8 1/1000秒 70mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
ヒメアカタテハ;クリックすると大きな写真になります
20.見慣れぬ蝶
石壁に日本で見たことのない蝶が止まった。タテハチョウ科の蝶か、あるいはジャノメチョウ科だろうと思ったが名前は解らない。帰国して調べてみたところ、Lasiommata megera というジャノメチョウ科の蝶のようである。

Nikon D5000 Σ17-70mm F2.8-4.5G
プログラムオートで撮影 ( F11 1/2000秒 70mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
見慣れぬ蝶;クリックすると大きな写真になります
21.エーゲ海の夕映え
トロイ遺跡の見学を終え、今夜の宿泊地であるアイワルクへ向かう。アイワルクは夏に賑わうリゾート地で、右側にエーゲ海が広がる。時刻は17時過ぎ。バスの車窓から

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.0mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5 1/160秒 17.1mm ISOオート:250 )
エーゲ海の夕映え;クリックすると大きな写真になります
(追記:2011/1/14)撮影データで、NIKKOR Σ17-70mmとあったのは、Σ17-70mmが正しいので訂正しました。