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2010年12月23日

トルコ旅行 その15(最終章) グランドバザール そして帰国の途


 昼食後、もっともイスタンブールらしいグランドバザールを見物すれば、今回のツアーも帰るのみとなる。イスタンブールはもっとゆっくり歩きたかった。地下宮殿も見たかったし、夜の街も歩いてみたかった。
 また、今回新市街へは行かなかったが、ガラタ橋やガラタ塔、そしてタクシム広場にも行ってみたかった。クラッシックなトラムにも乗ってみたかった。
 とは言うものの、今回のツアーも十分楽しむことができた。添乗さんは入社2年目の溌剌としたお嬢さんだったし、最初から最後まで同行してくれた現地ガイドのおばさまも良かった。バスそしてドライバーも文句の付けようがなかった。同行したツアーのみなさまも良い方ばかりだった。
 持ち歩いたカメラは、昨年の海外旅行はD300だったが今回はD5000、軽くて扱いが楽だった。
今回のトルコ旅行の記述にあたっては、Wikipedia等のほか、
  JTBパブリッシング発行 ワールドガイド イスタンブール・トルコ
  日経BP企画発行 旅名人ブックス55 イスタンブール・西北トルコ
  を参考にさせていただいた。

146.ヴァレンス水道橋
金角湾沿いの船着き場から、バスに乗って、ケネディー通りにあるレストランに向かう途中、水道橋を通るという。この水道橋と直角に交わる、片側三車線の大きな通り(アタチュルク通り)を車がひっきりなしに通る。我々のバスもこの道を通る。あっという間に通り過ぎてしまうのでバスの中から撮るのは難しい。前から撮ったショットは失敗だったが、やっとくぐり抜けた後に振り返って撮ったのがこの写真。ローマ時代の水道橋で378年のヴァレンス皇帝の時代に完成したいう。車窓から。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F9 1/320秒 31mm ISO400 ) 露出補正 なし
ヴァレンス水道橋;クリックすると大きな写真になります
147.トラムの乗客
バスは時折、トラムと並行して走る。失礼してバスの中から1枚、乗客を撮らせていただいた。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F6.3 1/160秒 24mm ISO400 ) 露出補正 なし
トラムの乗客;クリックすると大きな写真になります
148.グランドバザール ヌルオスマニエ門
昼食後は、再びバスに乗り、グランドバザールのヌルオスマニエ門にほど近いところで降りた。私たちには1時間の自由時間が与えられた。しかし、迷子になるといけないので、このヌルオスマニエ門からまっすぐの道を、突き当たりの門まで行って、戻ってきてくださいと指示された。グランドバザールは巨大な屋根のある市場で、迷路のように入り組む市場には5000もの店がひしめくといい、商品がうずたかく天井近くまで積まれている。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F6.3 1/160秒 24mm ISO400 ) 露出補正 なし
グランドバザール ヌルオスマニエ門;クリックすると大きな写真になります
149.グランドバザール カルバクチュラル通り
グランドバザールのもっとも南側に位置するこの通りは、メインストリートなのだろう、宝石店など立派な構えの店が連なる。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.0mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5 1/50秒 17.1mm ISOオート )
グランドバザール カルバクチュラル通り;クリックすると大きな写真になります
150.グランドバザール クユムジュラル通り
メインストリートの右側(北側)には、何本もの路地があり、入って来いと誘惑する。禁を破りちょっとだけ横丁に入ってみた。雑貨を売る店が多いが、専門性もあるようだ。100mも進んで、また、元のメインストリートに戻る。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F3.5 1/125秒 18mm ISO640 ) 露出補正 なし
グランドバザール クユムジュラル通り;クリックすると大きな写真になります
151.グランドバザール ラクダの骨の細工
私にとって、あまり興味のあるものはなかったが、メインストリートに写真のような店を見つけた。店のおじさんは商売気が無いようで居眠りをしていた。売っている小箱やペーパーナイフがなんでできているのか興味が湧いた。帰りに、このおじさんが起きていたので、「何か」と聞いたらラクダの骨だそうだ。「高いのか」かと聞いたら「高い」と答える。小さな箱がひとつ4,000円だという。買うのはやめた。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/125秒 32mm ISO400 ) 露出補正 なし
グランドバザール ラクダの骨の細工;クリックすると大きな写真になります
152.オールドバザール
この通りの突き当たりの門までは20分ほどで歩いてしまった。戻ることにする。かみさんは横道にそれて、トルコ風の陶器を買った。言い値は1個1000円という陶器を、会話を楽しみながら値切りにかかる。店のトルコ人はみんな日本語を巧みに操る。結局、2個1000円でお買い上げ。また、元のメインストリートに戻り、ヌルオスマニエ門に向けて歩いて行くと、左手にオールドバザールと書かれた路地があった。この奥にグランドバザール内で最も古くからある所があるそうで、行ってみたかったが、時間がないのと、迷子になってはいけないとの呪縛に従わざるを得なかった。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F3.5 1/125秒 18mm ISO1600 ) 露出補正 なし
オールドバザール;クリックすると大きな写真になります
153.サンダル・ベデステニ
さらにヌルオスマニエ門寄りに、左に入る小さな路地があり、のぞくと「サンダル・ベデステニ」と書かれた表示があった。店のお兄さんが「入って来いと」と手を挙げている。オールドバザールは「イチ・ベデステン」と言われるが、その「イチ・ベデステン」は最初に出来た市場で、その「イチ・ベデステン」が手狭になってメフメット2世が最初に増築したのが、「サンダルベデステニ」という。 グランドバザールは「イチ・ベデステン」と「サンダル・ベデステニ」という2つの小さなバザールが中心になって発展していったとされる。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F3.5 1/125秒 18mm ISO500 ) 露出補正 なし
サンダル・ベデステニ;クリックすると大きな写真になります
154.公衆有料トイレ
最後に見ていただく写真が公衆有料トイレになってしまった。グランドバザールの自由時間も終り、これからアタチュルク空港にバスで向かう。その前にトイレに行っておけということで、ヌルオスマニエ門の反対側の古いモスクの前にトイレがあると案内された。料金は1トルコリラ(約60円)だった。中はなかなか清潔だった。そして、すべてのトルコ観光を終えた。我々が搭乗した成田直行便のトルコ航空 TK0050 は予定通り17:50にアタチュルク国際空港を出発し、帰国の途に着いた。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F6.3 1/160秒 18mm ISO400 ) 露出補正 なし
公衆有料トイレ;クリックすると大きな写真になります
(追記:2011/1/14)撮影データのNIKKOR VR 18-55mmとあったのは、NIKKOR VR 18-200mmが正しいので訂正しました。

2010年12月21日

トルコ旅行 その14 ボスフォラス海峡クルーズ


 リュステムパシャモスクの見学を終え、賑やかな町を歩いて金角湾に面したところにある船着き場へ行き、楽しみにしていたボスフォラス海峡のクルーズ船に乗る。
 快晴である。逆光になるアジアサイドは見難かったが、ヨーロッパサイドの新市街の眺めは素晴らしかった。
 船は200人~300人は乗れそうな大きさだったが、私たちツアーの貸し切りとなった。今日は自由行動でイスタンブールの街を歩くという人もいたので、さらに少ない人数だった。約1時間半ほどのクルージングを楽しんだ。

134.交通渋滞
金角湾の船着き場までは広い道路を歩いたが、車が多いのには驚く。200mmで撮ると圧縮されてより密に見える。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F6.3 1/2500秒 200mm ISO400 ) 露出補正 なし
交通渋滞;クリックすると大きな写真になります
135.ガラタ塔
最初の塔が建ったのは5~6世紀と言われるが、現在の塔はこの地を支配していたジェノバ人移民により城塞の見張り塔として1338年に再建された。今は金角湾の向こう側、新市街のシンボルとして親しまれ、高さ53mの展望台からは360度の景色が楽しめるという。残念ながら今回のツアーでは新市街には行けなかった。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F9 1/1250秒 82mm ISO400 ) 露出補正 なし
ガラタ塔;クリックすると大きな写真になります
136.ガラタ橋
クルーズ船は出航した。まず金角湾を右へ進み、ボスフォラス海峡の入口へ出る。旧市街と新市街の間に架かるガラタ端をくぐる。橋の長さは400m。上は車と人が行きかい、トラムも走る。ただし、現在の橋は1992年に旧橋の横に架けられた新しい橋である。最初に架けられたのは1845年とのこと。その後3回、架けかえられた。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F14 1/800秒 50mm ISO400 ) 露出補正 なし
ガラタ橋;クリックすると大きな写真になります
137.スレイマニエ ジャミイ
オスマン帝国の絶頂期にあって、その国土を最大に拡げ、遠征に明け暮れていたスレイマン1世が、ハンガリーで勝利を納めて帰国した1550年に、偉大な建築家スイナンに建造を命じ、1557年に完成したスルタンのモスクである。イスタンブール旧市街の一番高い丘に建ち、金角湾周辺のいたるところから目にすることができるイスタンブールで一番大きなモスクと言われる。トラムが走るガラタ橋越えにその雄姿が見られた。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F6.3 1/2500秒 150mm ISO400 ) 露出補正 なし
スレイマニエ ジャミイ;クリックすると大きな写真になります
138.ドルマバフチェ宮殿
クルーズ船はボスフォラス海峡を進む。進行方向に向かって左側のヨーロッパサイドは午前の陽が当たり、映える。征服者メフメット2世は、ビサンチン時代には小さな港だったこの地を埋め立てて王立庭園を造った。1839年にスルタンに即位したアブドゥル・メジト1世は、トプカプ宮殿が時代遅れになったと、ここに新宮殿を建てることを決めたという。1843年から16年の歳月をかけて、1859年にトルコ・ルネッサンス様式の巨大な宮殿が誕生した。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F16 1/1000秒 35mm ISO400 ) 露出補正 なし
ドルマバフチェ宮殿;クリックすると大きな写真になります
139.オルタキョイ ジャミイ
船はヨーロッパサイドとアジアサイドに架かる第一ボスフォラス大橋に差しかかる。その橋のたもとにオルタキョイ ジャミイが見えた。アブドゥル・メジト I 世( 在位1839~1861)がドルマバフチェ宮殿を設計したニコゴス・バリアンに命じて1854年に建設させた。ここオルタキョイ 地区は海峡沿いに住むリッチな若者が集まるスポットだそうだ。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F9 1/1250秒 70mm ISO400 ) 露出補正 なし
ルメリ・ヒサール;クリックすると大きな写真になります
140.釣り船
この辺りは、海峡が狭くなってくるところらしいが、行きかう船の作る波に揺られながら、小舟で釣りをしている人たちがいる。趣味なのだろうか、それとも生活の糧にしているのだろうか。どうやら漁師さんらしい。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F7.1 1/2500秒 150mm ISO400 ) 露出補正 なし
第二ボスフォラス橋;クリックすると大きな写真になります
141.ルメリ・ヒサール
船は第二ボスフォラス橋に近づいた。オスマン帝国の要塞ルメリ・ヒサールは、第二ボスポラス橋手前のヨーロッパサイドにある。コンスタンチノープルの攻撃に備え、黒海から南下してくる応援部隊を阻止するため、メフメット 2 世の命により、1452年に1万人の労働者を動員し、幅700m弱のボスフォラス海峡の最狭部に僅か4ヵ月で完成したという。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F13 1/640秒 28mm ISO400 ) 露出補正 なし
Uターン;クリックすると大きな写真になります
142.第二ボスフォラス橋
第二ボスフォラス橋はその橋長:1,510m(中央支間長:1,090m)で、施工はIHI、三菱重工、日本鋼管が請負い、1986年から88年にかけて建造されたという。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F13 1/640秒 28mm ISO400 ) 露出補正 なし
アジアサイド;クリックすると大きな写真になります
143.Uターン
我々の乗るクルーズ船は第二ボスフォラス橋の手前でUターンした。ここまではヨーロッパサイドの沿岸を航行したが、今度はアジアサイドに寄って進む。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F13 1/640秒 18mm ISO400 ) 露出補正 なし
第一ボスフォラス橋;クリックすると大きな写真になります
144.アジアサイド
アジアサイドは逆光で日影になっていて、見難かった。第二ボスフォラス大橋のアジア側のたもとには、アナドル・ヒサールという1391年にオスマン・トルコによって初めて建造された要塞があった。モスクも多く見られたがなんというモスクか解らなかった。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F16 1/1000秒 44mm ISO400 ) 露出補正 なし
アジアサイド;クリックすると大きな写真になります
145.第一ボスフォラス橋
海峡クルーズは終りに近づいてきた。振り返ると第一ボスフォラス橋が見える。名残惜しい。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F13 1/640秒 20mm ISO400 ) 露出補正 なし
第一ボスフォラス橋;クリックすると大きな写真になります
(追記:2011/1/14)撮影データのNIKKOR VR 18-55mmとあったのは、NIKKOR VR 18-200mmが正しいので訂正しました。