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2009年11月23日

中欧旅行 その3 ローテンブルク

 ハイデルベルクの観光は1時間少々とあわただしかった。再びバスに乗り込み、古城街道を通り、ローテンブルクへ向かった。バスの車窓からは時々、崖の上に建つ古城が見える。170km、約2時間半の移動である。
 ローテンブルクに到着し、まず、昼食。あまり旨いとは思わなかったが、マウルタッシェン(ドイツ風ラビオリ)を食べた。昼食後1時間半、ローテンブルクの観光となった。
  ローテンブルクはドイツ南部のバイエルン州ミッテルフランケンのアンスバッハ郡にあり、よく保存された中世都市として有名である。人口は12,000人弱。しかし、年間、人口の100倍の人が観光に訪れるという。
1.市壁
ローテンブルクに市砦が築かれたのは10世紀のことだという。そして、写真にある矢挟間付きの市壁は14世紀に築かれた。

Nikon D300 NIKKOR VR18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F6.3 1/125秒 50mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
市壁:クリックすると大きな写真になります
2.市壁の門
市壁には、クリンゲン門、レーダー門、ブルク門など、いくつかの門が築かれている。ここがどの門だったか分らなくなってしまったが、多分、この門は、町の北東にあるガンガー門と思う。中世の街並みがよく保存されている。

Nikon D300 NIKKOR VR18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F7.1 1/200秒 52mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
市壁の門:クリックすると大きな写真になります
3.ブルク公園
ローテンブルクはタウバー川沿いの高台にある。並木道がきれいで、紅葉とその落葉が、雨の日に風情があった。

Nikon D300 NIKKOR VR18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/125秒 42mm ISO800 ) 露出補正 -0.3段
ブルク公園:クリックすると大きな写真になります
4.ブルク公園からの眺め -1
ブルク公園(多分ブルク公園と思うが定かではない)からは、ローテンブルクの街並みが眺められる。

Nikon D300 NIKKOR VR18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F5.3 1/125秒 120mm ISO500 ) 露出補正 -0.3段
ブルク公園からの眺め -1:クリックすると大きな写真になります
5.ブルク公園からの眺め -2
同じくブルク門から眺める市壁の外側の景色。

Nikon D300 NIKKOR VR18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F4.8 1/125秒 50mm ISO800 ) 露出補正 -0.3段
ブルク公園からの眺め -2:クリックすると大きな写真になります
6.拷問
鉄でできた籠のようなものは、中世に拷問の用具として使われたという。この籠の中に、罪人を入れ、水のなかに浸けたそうだ。残酷な刑である。

Nikon D300 NIKKOR VR18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F5 1/125秒 32mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
拷問:クリックすると大きな写真になります
7.ローテンブルク市庁舎
マルクト広場にある市庁舎。16世紀に火災に遭い、左側に見える広場に面した部分がルネッサンス様式で再建された。右側の建物は市議会員宴会館で、仕掛け時計がある。

Nikon D300 NIKKOR VR18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/125秒 24mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
ローテンブルク市庁舎:クリックすると大きな写真になります
8.仕掛け時計
前の写真にある市議会員宴会館の仕掛け時計は、このときは午後2時だったが、毎正時に時計の両側の窓が開き、将軍と市長が現れ、ジョッキのワインを飲み干すコミカルな姿を見せる。カメラを上に向けるとレンズに雨が水滴を作る。

Nikon D300 NIKKOR VR18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/125秒 65mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
仕掛け時計:クリックすると大きな写真になります
9.聖ヤコブ教会
不精をしてしまいカメラの位置が悪く全景が撮れなかったが、この教会はゴシック様式で奥に2本の塔がある。1311年に着工し、170年あまりの歳月を経て完成したローテンブルクの主教会である。

Canon IXY900IS プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/100秒 4.6mm ISOオート )
聖ヤコブ教会:クリックすると大きな写真になります
10.観光用馬車
マルクト広場の市庁舎の脇には観光用の馬車がいた。中世の町によく似合う。後ろの建物のように、外装を木枠で飾るドイツ伝統の建築様式が残る家々が立ち並んでいる。

Nikon D300 NIKKOR VR18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F5 1/125秒 40mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
観光用馬車:クリックすると大きな写真になります
11.レーダー門
これはレーダー門で間違いない。マルクト広場から、東へまっすぐ2~300m位のところにある。午後3時過ぎに再びバスに乗り、ローテンブルクを後に、オーストリアに近い今夜の宿泊地フュッセンへ向かった。270kmの行程で約5時間かかった。

Nikon D300 NIKKOR VR18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F6.3 1/160秒 24mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
レーダー門:クリックすると大きな写真になります

2009年11月21日

中欧旅行 その2 ハイデルベルク

 フランクフルトには現地時間で午後5時ごろに到着した。ソウルから、おおよそ11時間30分のフライトであった。これから最後まで利用するバスが迎えに来ていて、そのバスに30分ほど乗り、この日はホッケンハイムというところに泊まった。
 翌、11月2日は、ホテルを7時半に出発し、ハイデルベルクへ向かった。8時には到着、朝のハイデルベルクを散策することになった。ハイデルベルクは、バーデンヴェルテンベルク州北西部に位置する都市で人口は14万人とのこと。1386年に創設されたドイツ最古のハイデルベルク大学が有名である。朝から雨が降っている。
 なお、ドイツの記述に関しては、Wikipedia および JTBパブリッシング刊 「ワールドガイド ドイツ」 を参考にさせていただいた。

1.ネッカー川河畔
あいにくの雨で鮮やかな色が出なかったが、バスを降りたところから見たネッカー川対岸の黄葉がきれいだった。今回、D300は、暗い室内での撮影も想定し、プログラムオートで最も遅いシャッタースピードを1/125秒にして、自動感度の上限をISO3200まで拡げた。暗い雨の朝、早速、ISOは1800になった。

Nikon D300 NIKKOR VR18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F4.2 1/125秒 34mm ISO1800 ) 露出補正 -0.3段
ネッカー川河畔:クリックすると大きな写真になります
2.朝のパン屋
晩秋のヨーロッパ、朝が明けるのは遅い。午前8時15分、広場の前にあったパン屋のウィンドウ越しに撮った。ほかに開いている店はない。

Nikon D300 NIKKOR VR18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F4.2 1/125秒 40mm ISO720 ) 露出補正 -0.3段
朝のパン屋:クリックすると大きな写真になります
3.ホテル騎士亭
ハイデルベルクに現存する最も古い建物はホテル「ツム・リッター」(騎士亭)である。この建物は、1592年に織物商人の一家によって建設されたという。聖霊教会の向かい側に建つこの建物は、ハイデルベルクで最も多くの観光客が訪れる見所と言われるが、この時間、他に観光客はいなかった。

Nikon D300 NIKKOR VR18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F3.8 1/125秒 26mm ISO1250 ) 露出補正 -0.3段
ホテル騎士亭:クリックすると大きな写真になります
4.ハイデルベルク大学
マックス・ウェーバーやカール・エスパースも教鞭をとり、ノーベル賞受賞者も多く輩出しているハイデルベルク大学の歴史は古い。ここは現在、学生食堂として使用されている。落ち葉がきれいだった。

Nikon D300 NIKKOR VR18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F4 1/125秒 27mm ISO900 ) 露出補正 -0.3段
ハイデルベルク大学:クリックすると大きな写真になります
5.石橋とエリザベート門
正式にはカール・テオドール橋と称され、1786年に着工されたアルテ・ブリュッケ(石橋)の門塔であるエリザベート門。右側の写真に写っている石橋の入り口である。残念ながら橋をゆっくり見物する時間は与えられなかった。

Nikon D300 NIKKOR VR18-200mm F3.5-5.6G
左:プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/125秒 80mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
右:プログラムオートで撮影 ( F6.3 1/160秒 55mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
石橋とエリザベート門:クリックすると大きな写真になります
6.< a name="castle">ハイデルベルク城
マルクト広場から見たハイデルベルク城である。14世紀から16世紀まで増改築がおこなわれた。今は半ば廃墟となっている。30年戦争(1618-1648. ドイツを舞台に行われた宗教戦争)やプファルツ継承戦争(1688年-1697年、膨張政策をとるフランス王ルイ14世とアウクスブルク同盟に結集した欧州諸国との戦争)による戦禍が完全に修復されないままになっているという。

Nikon D300 NIKKOR VR18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F6.3 1/160秒 80mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
ハイデルベルク城:クリックすると大きな写真になります
7.ハイデルベルク市庁舎
日本の熊本市がハイデルベルクの姉妹都市となっているらしい。この市庁舎の前がマルクト広場、左手に噴水が見える。

Nikon D300 NIKKOR VR18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F5 1/125秒 26mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
ハイデルベルク市庁舎:クリックすると大きな写真になります
8.聖霊教会
プファルツ選帝侯(=ライン宮中伯・神聖ローマ帝国の諸侯。ドイツ西部のライン地方を支配した)の墓所となっていた教会。17世紀後半のプファルツ継承戦争の際にフランス軍によって破壊されている。後期ゴシックの代表作として有名らしい。塔からの眺めは素晴らしいらしいが、その時間はなかった。

Canon IXY900IS
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/80秒 4.6mm ISOオート )
聖霊教会:クリックすると大きな写真になります
9.ハイデルベルクの街で
自転車を停めようとしているのはハイデルベルク大学に通う学生だろうか。

Canon IXY900IS
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/60秒 4.6mm ISOオート )
ハイデルベルクの街で:クリックすると大きな写真になります