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Studio YAMAKOで“皮製品の店”が含まれるブログ記事

2010年12月 2日

トルコ旅行 その8 トルコ絨毯


 11月3日、午前10時45分、バスはギョレメの谷を見下ろす展望台に着いた。その向こうにアルジェス山(3916m)が望める。ここで、みなさんしばし写真を撮ったりしていた。
 次に20分ほどバスに乗って、トルコ絨毯の店に案内された。何人かの人が購入された。しかし、はじめから買う気のない者にとっては、滞在時間1時間半は長過ぎた。
 私たち夫婦の前に座ったベテランらしいトルコ人の店員さんに、我々が横浜から来たというと「横浜大好きです」と巧みな日本語で売り込みが始まった。気の毒だが我々には今回は買う気がない。ひとしきり会話を楽しんだ。

72.アルジェス山
展望台からは眼下に奇岩の連なりを見ることができた。そして、遠くに富士山より少し高いアルジェス山(3916m)が見える。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F6.3 1/2500秒 170mm ISO400 ) 露出補正 なし
アルジェス山;クリックすると大きな写真になります
73.展望台の売店
ドンドルマと呼ばれるアイスクリームを実演即売していた。ドンドルマとはトルコ語で「凍らせたもの」の意味で、トルコでは各種アイスクリーム、氷菓全般を指すらしい。一般的なアイスクリームに似ているが、粘りがあることが特徴で、粘りを出すためにサーレップというトルコ山岳部に自生するラン科ハクサンチドリ属の植物などの塊根を乾燥して粉砕した粉を湯に溶かし、成分を抽出した液を加えているという。ご遠慮申し上げた。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F8 1/250秒 36mm ISO400 ) 露出補正 なし
展望台の売店;クリックすると大きな写真になります
74.トルコ絨毯店
バスに乗ってトルコ絨毯の店に着いた。中に入るとトルコ石の店や、皮製品の店と同じように、ここでもジョークを交えて日本語を操る男性が説明をしてくれた。まずは織り手の娘さん達が仕事をしている部屋に案内された。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F3.5 1/125秒 18mm ISO2800 ) 露出補正 なし
トルコ絨毯店;クリックすると大きな写真になります
75.繭から絹糸を
次に、ベテラン(らしい?)が最高級絨毯の原料となる絹糸を紡ぐ部屋に案内された。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F3.5 1/125秒 18mm ISO640 ) 露出補正 なし
繭から絹糸を;クリックすると大きな写真になります
76.展示販売
いよいよ展示販売の大広間に。靴を脱いで絨毯を踏んでみろという。次から次と大きなサイズの絨毯が床に拡げられた。絨緞の素材は、人口繊維から始まって、羊毛、絹とある。羊毛にもいろいろな種類があるが、さらに、断然、素材として優れているのが絹だという。もちろん値段も高価である。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F3.5 1/125秒 18mm ISO1240 ) 露出補正 なし
展示販売;クリックすると大きな写真になります
77.ヘレケ
ヘレケ絨毯は世界で最も高品質で芸術性の高いものだと言われている。シルクのヘレケ絨毯の場合、1平方センチメートルの中に100~120もの結び目があり、強度や品質の良さだけでなく絵画のように繊細な模様が芸術作品として評価されているという。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F4.2 1/125秒 32mm ISO800 ) 露出補正 なし
ヘレケ;クリックすると大きな写真になります
78.オレンジ色のモンキチョウ
トルコ絨毯店の1時間半を終え、外に出る。塀沿いに花が咲いていたので何かいないかと見に行った。すると、オレンジ色の蝶が花に止まった。翅を閉じて止まるモンキチョウの仲間だった。一瞬翅を開いたところをシャッターを切るが、残念ながらピントは外れてしまった。日本で見るモンキチョウに比べ濃いオレンジ色で、2007年にオーストリアを旅行したときにアルプバッハで見たモンキチョウに似ていた。

上:Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F6.3 1/2500秒 2000mm ISO800 ) 露出補正 なし
下:Nikon D5000 NIKKOR VR 18-55mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F9 1/4000秒 200mm ISO800 ) 露出補正 なし
オレンジ色のモンキチョウ;クリックすると大きな写真になります
(追記:2011/1/14)撮影データのNIKKOR VR 18-55mmとあったのは、NIKKOR VR 18-200mmが正しいので訂正しました。

2010年11月22日

トルコ旅行 その4 エフェス遺跡


 皮製品の店を出て、午後1時少し前にエフェス遺跡に着いた。現在エフェスという町があるわけではなく、観光拠点はセルチュク(Selçuk)という町になる。
 エフェスは紀元前10世紀頃から建設が始まった古代都市でヘレニズム、コリント、イオニア各様式のレリーフなどが見られる。ギリシャ文字の移りかわりなどもみられ長い間発展したことが伺える。ただ現在残っている建築物の多くはローマ時代に作られたものが多いという。
 地中海文明のなかで最も重要な遺跡といわれている。

30.エフェス遺跡 アゴラ
我々一行は南側入り口から入る。午後も快晴、日差しが眩しい。それほど観光客は多くなくゆっくりと見学できそうだ。紀元前1世紀後半に造られたという国家管理下の集会場が広がる。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F13 1/640秒 20mm ISO400 ) 露出補正 なし
エフェス遺跡 アゴラ;クリックすると大きな写真になります
31.ヴァリウスの浴場
まず2世紀に造られたという豪華なローマ浴場跡が目に入ってくる。貧富の差を問わず利用でき、市民の社交の場だったという。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F14 1/800秒 44mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
ヴァリウスの浴場;クリックすると大きな写真になります
32.オデオン
2世紀中ごろに建てられたという小音楽堂。収容人員は1,400人。コンサートだけではなく、会議にも使われたという。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F14 1/800秒 18mm ISO400 ) 露出補正 なし
オデオン;クリックすると大きな写真になります
33.メミウスの碑
クレティア通りを北西の方向に進む。その入口にメミウスに碑というのがあった。ポントスの乱からエフェスを平定した、ローマの独裁官スラと息子ガイウス、孫のメミウスという三代にわたるエフェスの支配者を祭った碑で紀元前1世紀に建てられたという。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F13 1/640秒 26mm ISO400 ) 露出補正 なし
メミウスの碑;クリックすると大きな写真になります
34.クレティア通り
当時の目抜き通りなのだろうか、正面にセルスス図書館を見て、緩やかな下り坂である。右側にトラヤヌスの泉やパトリアヌス神殿がある。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F8 1/1000秒 95mm ISO400 ) 露出補正 なし
クレティア通り;クリックすると大きな写真になります
35.公衆トイレ
クレティア通りをさらに進むと公衆トイレがあった。1世紀に造られたという水洗式トイレ。便器前の溝にも手洗い用の水が流れていた。横の仕切りはなかったようで話しながら用を足したらしい。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F11 1/500秒 24mm ISO400 ) 露出補正 なし
公衆トイレ;クリックすると大きな写真になります
36.セルスス図書館
エフェスで一番美しい建築物といわれる。この地の当事者であったセルススを偲び、その息子ティベリウスが117年に建てたという。1万冊を越える蔵書があったと伝えられる。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F10 1/400秒 24mm ISO400 ) 露出補正 なし
セルスス図書館;クリックすると大きな写真になります
37.港通り
セルルス図書館を右に出ると商業アゴラとう広場があって、大理石通りが大劇場へ通じている。その大劇場から左、つまり西に向かってこの港通りがある。幅11m、長さ500mのプロムナードで紀元前1世紀に造られた。両側にはアーケード付きの商店が立ち並んだという。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F9 1/1250秒 56mm ISO400 ) 露出補正 なし
港通り;クリックすると大きな写真になります
38.大劇場
収容人員は25,000人を誇ったという。ヘレニズム~ローマ期でも最大級の古代劇場で紀元前3世紀に完成。観客席の高さは38m、広さは直径158mの半月形である。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F10 1/400秒 18mm ISO400 ) 露出補正 なし
大劇場;クリックすると大きな写真になります
39.アルテミス神殿跡
アルテミスはギリシアの女神である。その神殿は、紀元前550年頃に、クレタの建築家ケルシプロンと彼の息子メタゲネスによって設計され建築された。エフェスのアルテミス神殿は、紀元前356年7月21日に、ヘロストラトスによる放火で破壊された。まさにこの事件と同じ夜、アルゲアデス朝のマケドニア王、コリント同盟の盟主、エジプトのファラオを兼ねた人物であるアレキサンダー大王が生まれたという。アレキサンダーの死後の紀元前323年に神殿は再建されたとのこと。現在残っているのは柱1本+αである。背景には聖ヨハネ教会とアヤスルク城砦が見える。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F11 1/500秒 35mm ISO400 ) 露出補正 なし
アルテミス神殿跡;クリックすると大きな写真になります
(追記:2011/1/14)撮影データのNIKKOR VR 18-55mmとあったのは、NIKKOR VR 18-200mmが正しいので訂正しました。

2010年11月19日

トルコ旅行 その3 アイワルクからエフェス遺跡へ


 11月1日 旅行第3目はアイワルクの朝から始まった。この日はアイワルクからエーゲ海沿いに南下して、エフェスで古代遺跡を見学し、エフェスから内陸を西に向かって走り、温泉、石灰棚、ヒエラポリス遺跡のあるパムッカレに向かう。この日も500km近くをバスで移動することになる。エフェスの古代遺跡の見学前に、トルコ石の店と、皮製品の店に寄る予定になっていた。

22.エーゲ海の黎明
まだ朝は早く目が覚めてしまう。6時20分、食事の前にホテルの前の海岸に出てみた。もうすぐ日の出のようだ。海岸に犬が2匹いた。野良犬なのか放し飼いにされている犬なのか?そのうちの1匹が近づいてきた。なんだか気味が悪い。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.0mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5 1/25秒 17.1mm ISOオート:800 )
エーゲ海の黎明;クリックすると大きな写真になります
23.朝陽
7時5分、朝食を済まして再び外へ出てみると、昇り始めた太陽がホテルの玄関の窓ガラスに映っていた。今日も天気がよさそうだ。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.0mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/320秒 10.1mm ISOオート:125 )
朝陽;クリックすると大きな写真になります
24.綿畑
バスは7時45分にホテルを出発した。まずはトルコ石の店があるベルガマというところへ向かう。比較的良く整備された片側2車線の道を80km/hくらいのスピードで進む。少し走ると綿畑が左右に見られた。車窓から

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F6.3 1/640秒 80mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
綿畑;クリックすると大きな写真になります
25.トルコ石
バスはベルガマ郊外にあるトルコ石の店に横づけされた。幹線道路沿いの店で観光バスのツアー客、つまり日本人客を対象にした店である。中に入るとまず流暢な日本語でトルコ石の説明とこの店がいかに信用が置ける店であるかの説明があった。そしてお買いものアワーの始まりである。ツアーの女性はトルコ石のペンダントなどが並べられたショウケースを覗き込む。すかさず女性店員のセールスが始まる。店員もみな日本語がうまい。トルコに来たからにはトルコ石を買って帰ろうと思っていた人もいたに違いない。そういう人にとっては良いと思う。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F4 1/125秒 27mm ISO3200 ) 露出補正 なし
トルコ石;クリックすると大きな写真になります
26.アイアール精油所
トルコ石の店を出て、エフェス遺跡に向かう。途中、エーゲ海沿岸のアイアールというところを通ったが、この辺りは精油所の基地となっていて、海にはタンカーも多い。車窓から

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F8 1/800秒 62mm ISO400 ) 露出補正 なし
アイアール精油所;クリックすると大きな写真になります
27.イズミール
イズミールはトルコ第三の都市で人口は260万人を超える。バスは市中には入らずバイパスを通ったが、車窓から眺める市街は大きい。エーゲ海に面し、イスタンブールに次ぐ港湾施設を持つという。2005年にはユニバーシアードが開催された。車窓から

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F10 1/1600秒 105mm ISO400 ) 露出補正 なし
イズミール;クリックすると大きな写真になります
28.ザクロ
エフェス遺跡に近い国道沿いのレストランで昼食となった。店先でおじさんがザクロを絞った生ジュースを薦めていて、ツアーの仲間も何人かが飲んでいた。旨かったらしい。後でこの店の裏庭にまわってみたらザクロの木が植えられていて実がなっていた。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F4.8 1/125秒 52mm ISO640 ) 露出補正 なし
ザクロ;クリックすると大きな写真になります
29.皮製品の店
食後、エフェス遺跡へ行く途中で皮製品の店に案内された。店に入るとこれまた流暢な日本語で製品説明があり、つぎにファッションショー?で皮のジャケットや、コートが次々と紹介される。するとその一人から私に手が差しのべられて舞台裏に連れていかれた。何のことはない羊皮のジャケットを着せられ、ファッションショー?の片棒を担ぐ羽目になった。昼飯の時に飲んだビールの勢いを借りた。このあと、もちろん売り込みが始まったが、品質は良さそうである。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.0mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/60秒 10.8mm ISOオート:500 ) フラッシュ使用
皮製品の店;クリックすると大きな写真になります
(追記:2011/1/14)撮影データのNIKKOR VR 18-55mmとあったのは、NIKKOR VR 18-200mmが正しいので訂正しました。