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2010年6月 2日

隠居のパソコン備忘録:Googleの日本語入力

 今まで、日本語入力は慣れているジャストシステムの ATOK17 を使ってきた。なんの不便もないが、先日Google のサービス一覧を見ていると【パソコンをより快適に】という項に、日本語入力というサービスがあることがわかった。
 まだ beta版のようだが試しにと思い、ダウンロードしてみた。ダウンロードはすこぶる簡単である。ダウンロードの最後に、Google 日本語入力をデフォルトの IME にするか、MS-IME の辞書を引き継がかと聞いてくる。残念ながら、ATOK の辞書を引き継ぐことはできないようだ。ATOK の辞書にいろいろと登録しているので、残念であるが。
 ただ、IME (MS, ATOK, Googleのいずれでも)の設定で、入力IME を切り替えるショートカットキーを設けることができる。ATOK の辞書を使いたい場合は、ショートカットキーを使って、入力IME をATOK に変更すればよい。 Google IME でも同じ単語登録を使う場合は、ATOK で変換後の単語(私の場合、HTMLのコードが多いが。)をコピーして、Google IME のツールにある辞書登録の単語欄にはりつけて、【よみ】を設定すればよい。
GoogleIME_02.JPG


 Google IME での日本語入力がいいのは、携帯でのメール作成時の入力と同じように、学習機能があり、今までの変換を覚えてくれていて、入力の下に選択肢がでることである。これを【Tab】キーで選択すればよい。ずいぶん楽になっている。
GoogleIME_05.JPG


 入力している最中に【Tab】キーを押すことによって、サジェスト機能というものが起動するようだ。サジェスト機能では、Google 日本語入力に内蔵されている辞書のほか、ユーザーの入力履歴に基づいて、さらに多くの入力候補を表示してくれる。サジェスト機能は、Google IME の【ツール】⇒【プロパティ】に設定するタブがある。

 GoogleIME_04.JPG