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2008年12月25日

隠居、Google Chrome をインストールしてみる

 最近、ブラウザーは Internet Explorer もどきの Slepnir を使い、トップ画面は iGoogle としている。
  • 予定が書き込めるGoogle カレンダー
  • Google の WebMail である Gmail へのリンク表示
  • Google 乗り換え案内
  • 気になるサイトへリンクするダイジェスト表示
  • Google Map
などGoogleが提供する種々のサービスを自分の好みで配置できるので、ポータル画面として便利である。

 この iGoogle で最近 Google が開発した(?)まだベータ版であるがブラウザーの案内が Gmail をより高速に と表示される。うたい文句は、"スピード、安定性、セキュリティに優れたブラウザ" とあり、Gmail の展開が早くなるらしい。
 ISP やレンタル・サーバーへのアドレスに送られてくるメールを転送している Gmail の動きが最近悪くなっているのが気になっていたのでインストールしてみることにした。

 体感的に、Gmail の展開は圧倒的に早いようである。通の間では、Google がGoogle Chrome を発表したときからそのスピードに注目をしていたらしい。
 Google Chrome は、文字の表示などが下のscreenshot で見ていただいたら分かるように、Mozilla Firefox と似ている。Google は、この Mozilla の大口出資者でもあるから当然かもしれない。最近リリースされた FireFox 3.0 でも、Gmail の展開が早いことをうたっているから、同様の技術なのかもしれない。

左から Google Chrome、 Mojilla Firefox 3.0、 IE 7.0 、Slepnir 2.8 の画面
クリックすると大きな写真になります
 Google Chrome の画面
クリックすると大きな写真になります
 Firefox 3.0 の画面
クリックすると大きな写真になります
 Internet Explorer 7.0 の画面
クリックすると大きな写真になります
 Slepnir 2.8 の画面


 右端の Slepnir 2.8 は、IEとほぼ同じであるが IE でありがちなバグが少ないので愛用している。
 Google Chrome をまだ少ししか使っていないが、Gmail など Google が提供するサービスには使い勝手が良さそうだ。

クリックすると大きな写真になります 私のブログへのアクセスを解析するフリーのサービス Artisan のデータでは、12月1日?24日まで訪問していただいた 9230 人が使っているブラウザーは、23種類である。その割合は、左の screenshot にあるように 73% が Internet Explorer 7, 6 であり、次が firefox で 18% くらいである。 Google Chrome は9月にリリースしたばかりなのに第5位で 2%となっている。
  Google Chrome を含めて Mojilla Firefox 系が増えてきているので、ブログの表示は Internet Explorer だけを意識するだけでなく Mojilla Firefox 系を考慮する必要がある。
 現在分かっている Google Chrome での問題点は
  • 私のブログ表示で、上の screenshot で分かるように IE にくらべて文字や行間が大きくなることがある。
  • 画像を拡大表示するときに使っている lightbox のキャプション部分が隠れてしまう。
  • VISAの利用明細がMycrosoftMoneyにダウンロードできない
などである。同じURLコードを書いていてもブラウザーによって表示が異なるのは困りものである。
  Internet Explorer と Netscape 以来の確執の世界であるが、なんとか細かい点まで統一をしてほしいものだ。

2008年3月31日

隠居の JavaScript :番号付きリストを降順にする。(追記)

 W3Schools JavaScript Tutorial の Loop の項まで学習して、Customaize History 履歴ページでのリスト番号を降順にする方法に使っている Expert が書いた次の JavaScript が少し理解できるようになったので、私の理解できた範囲でコメント文に記した。
<!--list descend-->
<script>
var o = document.getElementById("hoge");
//getElementById メソッドは指定ID(この場合:"hoge")のエレメント(この場合<ol>を指定する。
//"hoge"は、HTMLの<ol id="hoge"> というように指定している。
var max = o.childNodes.length;
//<ol id="hoge"> 要素内の子ノード(この場合、<li>..</li>)の数を変数 max に与える。参考:AllAbout JavaScript
for(var i = 0;i < max;i ++)
//隠居のお勉強:for loop の例
{
o.childNodes[i].value = max - i;
//子ノード<li>の i 番目に、(最大番号- i )を代入する。結果は、番号が降順になる。
}
</script> 


 なお、 Customaize History 履歴ページの番号降順設定は、上の JavaScript でInternetExplorer(IE) では上手くいっていたが、Mojilla 系の Firefox Netscape では番号が倍になり、原因が突き止められないまま放ってあった。
 今回改めて "childNodes.length" でネットサーチしてみると答えがあった。thescript.com というサイトのフォーラムによると、どうやら Mojilla 系では、 whitespace (空白スペース)をカウントの対象に入れるらしいことが分かった。
 そこで、Customaize History 履歴ページ(MovableType のインデックス・テンプレートで作成している)の編集画面で編集しやすくするために入れていた </li>....<li> の間の空白スペースを削除すると、Mojilla 系でも IE と同じように、綺麗な降順番号を表示するようになった。<li>..</li> のタグ・セット間に必ず空白スペースが入っていたので、偶然数字が倍の偶数になっていたらしい。

 この世界、学習すべきことは五万とある。死ぬまで退屈することはないだろう。