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2015年1月 8日

黄昏どきのみなとみらい 12月26日


  2014年も残りあと6日となった12月26日、昨年も足利、奥日光を一緒に旅行をした友人のご夫妻とみなとみらいで忘年会をしようということになった。場所は桜木町駅前に新しくできた商業施設「Colette Mare」の6階にある「梅蘭」という中華料理店。奥さん同士で、行ったことがあり、そこからのみなとみらいの眺めがすばらしく良いということで、かみさんが窓際の席を予約しておいてくれた。「梅蘭」という店は横浜中華街の市場通りに本店のある上海料理を中心とした中華料理店であるが、その焼きそばが人気でTVでも何回も紹介されている。大阪の梅田や阿倍野まで店舗展開がなされている。

  4人は「梅蘭」に午後1時に集合し、ビールでのどを潤し、約2時間、コース料理を堪能した。名物の梅蘭焼きそばも旨かった。4時半頃には日が暮れはじめる。それまでの間、汽車道を通って、みなとみらいにある「ナビオス横浜」というホテルのCafeでコーヒーを飲みながら、満腹をなだめるという。私は3人と一旦別れ、大桟橋に停泊している「飛鳥?」の写真を撮りに、赤レンガ倉庫まで行ってくることにした。多動性障害老人と笑われた。
 黄昏どきのみなとみらいはなかなか風情があった。

1.「Colette Mare」の6階「梅蘭」からの眺め
午後1時、晴天のビルの6階から横浜港の眺めはそれだけで食事を楽しませてくれる。真ん中に見えるのが汽車道。その右手奥にベイ・ブリッジが見えるがその手前に大桟橋に停泊している大きな船が見えた。ランドマーク・タワーは左手前でここからは見えない。

Canon IXY 30S f2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1600秒 4.9mm ISO125 ) 露出補正 なし
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2.「Colette Mare」の6階「梅蘭」からの眺め IXY30Sの望遠側で
汽車道からのプロムナードは「ナビオス横浜」というホテルの下をくぐっている。その右手奥に大桟橋に停泊している大きな客船が見えるが、煙突の赤い2本の線は「飛鳥?」のようだ。「飛鳥?」の向こう側の左に、もう一つ客船の煙突が見える。マークからすると「パシフィック・ヴィーナス」という船のようだ。出航していく。

Canon IXY 30S f2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/500秒 16mm ISO125 ) 露出補正 なし
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3.「日本丸」
「日本丸」を上から眺めることができた。。

Canon IXY 30S f2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/1000秒 15mm ISO125 ) 露出補正 なし
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4.横浜船渠エア・コンプレッサー
「梅蘭」から何やら古い機関車のような黒いものが見えた。食事を終えて汽車道に向かう途中で、これは何だろうかと見に行ったら、横浜船渠エア・コンプレッサーだった。横浜船渠は後の三菱重工横浜造船所である。造船や船の修理に使う様々な機械や工具を動かすために必要な圧縮空気を65年間送り続けたと説明されていた。

Canon IXY 30S f2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/125秒 7mm ISO125 ) 露出補正 なし
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5.「日本丸」とランドマーク・タワー
「日本丸」は日本丸メモリアル・パークの横浜船渠第一号ドックに保存係留されている。後にはランドマーク・タワーが聳える。

Canon IXY 30S f2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/640秒 7mm ISO125 ) 露出補正 なし
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6.汽車道の鉄橋
汽車道上に架かる港1号橋梁は横浜市認定歴史的建造物に定められている。この橋は、1907年(明治40年)に、港2号橋梁とともにアメリカン・ブリッジで製作されたトラス橋で、1909年(明治42年)に鉄道院により架設された。2012年(平成24年)10月24日から2013年(平成25年)3月15日まで補修工事が行われたそうだ。

Canon IXY 30S f2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/640秒 11mm ISO125 ) 露出補正 なし
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7.プロムナードの斜光
午後3時20分、だいぶ陽が傾いてきている。プロムナードを歩くカップルの影も長い。

Canon IXY 30S f2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/320秒 11mm ISO125 ) 露出補正 なし
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8.「飛鳥?」
多動性障害老人は「ナビオス横浜」というホテルのCafeでコーヒーを飲んでいるという3人に、「後で行きます」と言い残し、赤レンガ倉庫へと向かった。横浜港に面した広場にくると、「飛鳥?」の全容が眺められた。今年3月にはクィーン・エリザベス号、10月にはセレブレティー・ミレニアム号を見たが、その2船に比べると少し小さいかなと感じる。

Canon IXY 30S f2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1000秒 10mm ISO125 ) 露出補正 なし
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9.「あきつしま」
北朝鮮工作船展示館の前の桟橋に大きな海洋保安庁の船が停泊していた。今まで見たどのCoast Guardの船より大きい。船首にはPLH32「 あきつしま」 と書かれていた。あとで調べてみると、この船は2013年(平成25年)11月28日に竣工した最新の巡視船で、しきしま型の2番船とのこと。全長約150メートル、総トン数は約6500トンで、巡視船としては世界最大級だそうだ。

Canon IXY 30S f2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.3 1/1000秒 19mm ISO125 ) 露出補正 なし
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10.赤レンガ倉庫
さて、3人が待つ「ナビオス横浜」のCafeへ戻ろう。赤レンガ倉庫の建物に西日が当たって反射する。

Canon IXY 30S f2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/400秒 8mm ISO125 ) 露出補正 なし
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11.「飛鳥?」船尾
「飛鳥?」は12月25日、X'Masワンナイト・クルーズから大桟橋に戻ってきていて、この日(12月26日)の夜9時にグァム、サイパンへのニュー・イヤー・クルーズに就航する予定になっている。

Canon IXY 30S f2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/320秒 18mm ISO125 ) 露出補正 なし
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12.赤レンガ倉庫前の広場から眺める「飛鳥?」
日暮れが近くなった。大桟橋と向かい合う赤レンガ倉庫前の広場から、もう一度「飛鳥?」を眺めた。

Canon IXY 30S f2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/800秒 5mm ISO125 ) 露出補正 なし
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13.「ナビオス横浜」を額縁にしたみなとみらいビル群
ごご4時50分、みなとみらいは黄昏がきれいな時間帯を迎えた。「ナビオス横浜」のホテルのロビーを出て、汽車道をまたぐ「ナビオス横浜」の切通しを"額縁"のようにして眺めると、黄昏の空にランドマーク・タワーをはじめとしたビル群が映える。

Canon IXY 30S f2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2 1/30秒 5mm ISO125 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
14.みなとみらいビル群の黄昏時
西の空が赤く染まり、イルミネーションの灯りがともり始める。好きな時間だ。

Canon IXY 30S f2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/40秒 10mm ISO800 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
15.クィーンの塔のライトアップ
後を振り返ると、横浜税関ビル(クィーンの塔)がライトアップされ、オレンジ色に浮かび上がっていた。

Canon IXY 30S f2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.3 1/15秒 19mm ISO1600 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
16.刻々と変わる光景
さっきから7?8分時間が経ったと思う。光は刻々と移り変わっていく。

Canon IXY 30S f2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2 1/30秒 19mm ISO500 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
17.観覧車 汽車道にかかる橋梁から
汽車道を桜木町の駅のほうへ歩き、鉄橋から振り返ると、いままで、あまりパッとしなかった観覧車のイルミネーションが一番きれいに輝いていた。

Canon IXY 30S f2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2 1/30秒 5mm ISO640 ) 露出補正 なし
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2009年6月16日

横浜大桟橋黄昏

 6月11日、出張で大阪から来る友人と大船の居酒屋で一杯やろうと、大船に詳しい友人から誘いがあり、二つ返事で出かけていった。3人で午後4時から飲み始めたが、大船に詳しい友人は藤沢で次の飲み会があり、大阪からの友人は帰りの飛行機の時間もあり、午後6時少し前にお開きになった。飲み始めるころは曇り空だったが、大船の駅に向かうころは青空が出ていた。大阪へ帰る友人と東海道線で横浜まで戻る車中で、時間も早いし、大桟橋へ行ってみようと思い立った。横浜で友と別れ、みなとみらい線で日本大通り駅へ出て、大桟橋へと急いだ。
大桟橋橋入り口:クリックすると大きな写真になります 1.大桟橋橋入り口
時間は6時35分、あたりは夕暮れ時の気配が漂う。大桟橋の入り口には、ちょっとエキゾチックな洋風居酒屋がある。まだ、客は入っていないが、灯りがつきはじめた。

Canon IXY 900IS
プログラムオートで撮影  ( F2.8 1/60秒 )
落陽:クリックすると大きな写真になります 2.落陽
大桟橋に着いたらちょうど太陽がビルとビルの間に落ちるところだった。雲がなく、美しい夕焼けは見られなかったが、ホワイトバランスを曇天にして撮った。

Canon IXY 900IS
プログラムオートで撮影  ( F4.5 1/250秒 ) Capture NXでD-ライティング処理 
ベイブリッジ:クリックすると大きな写真になります 3.ベイブリッジ
赤レンガ倉庫のあるみなとみらいの反対側を眺めるとベイブリッジがある。手前の船は大桟橋を根城にしている「ロイヤルウイング」というクルーズ船で、1回約2時間のランチクルーズやディナークルーズとして、毎日4回運行されている。

Canon IXY 900IS
プログラムオートで撮影  ( F3.5 1/80秒 )
黄昏:クリックすると大きな写真になります 4.黄昏
また、赤レンガ倉庫側へ戻る。観覧車の時計は7時03分。三脚を立てて、シャッターチャンスを狙うアマチュアカメラマンがファインダーを覗く。

Canon IXY 900IS
プログラムオートで撮影  ( F4 1/60秒 )
再びベイブリッジ :クリックすると大きな写真になります 5.再びベイブリッジ
  あたりは暗くなってきた。ベイブリッジの上を走る首都高速にも明かりが点いた。シャッタースピードが遅くなったので、手すりにカメラを押し付け、固定して撮った。ホワイトバランスをオートにしたら、暗く青い空が映し出された。

Canon IXY 900IS
プログラムオートで撮影  ( F5.8 1秒 )
再びみなとみらい:クリックすると大きな写真になります 6.再びみなとみらい
恋人たちが憩う大桟橋を行ったりきたりして、まだ空に明るさが残るみなとみらい側を眺める。7時24分、赤レンガがうっすらライトアップされ、みなとみらいのビル群にも灯かりが入り美しい時間帯となった。

Canon IXY 900IS
プログラムオートで撮影  ( F4 1/3.3秒 )