Atelierで“平継ぎ”タグの付いているブログ記事

2006年9月12日

木製プランタ第二作

クリックすると大きな写真になります。 前のエントリーで、ビスケットジョイナーを使って2X4を3枚平継ぎ(芋継ぎ)した経験を記載した。作成した2X12を使って、ローズアーチの片方の根元に置くプランタを作った。コーナーの継ぎ手は、今回変形相欠け継ぎで接合した。もともとは2X4を3枚平継ぎしているので、そのうちの1枚あるいは2枚部分を相互に切り欠き(凹凸)を入れれば組み手ができる。切りとりは丸鋸定規アジャスティを当ててBOSCHジグソーで行った。凹の場合は、ジグソーの刃が入るように切り取るコーナーにドリルで穴を開けた。2X4は規格品なので幅が均一であるので凹凸の組み手はきっちり収まった。ただし、ジグソーの直線切りは丸のこほど正確ではない。木箱の底は、第一作と同様にステンレスの網をはり、その上にプロが作ったウッドデッキの余りのウリン材(アイアンウッド)に径20mmの穴をドリルソーで開けた板を張った。ずいぶん重くなってしまった。塗装は前の水性ペンキ(パステル・グリーン)がなくなったので同じホームセンターに買いに行ったが、同じ色のものがない。仕方なく似た色の若草色で塗装したが微妙に色が違うようだ。1ヶ月も経っていないのに、そんなに簡単に商品を変えないで欲しいものだ。
 脚は第一作と同じように、L字型のアルミ角材をディスクグラインダに金属切断砥石をつけて切断して作った。これで無用の長物で転がっていたアルミ材を有効に活用できた。木箱につけるためのねじ穴は前回と同じ方法である。手製プランタを置く地面は、昨夏プロが張ったテラコッタ・タイルとジェラストーンなのでキズが付かないようにゴムで保護した。このゴムはホームセンタのゴム素材売り場で見つけた。L字型で内側に接着剤がついている。これをのこぎりで25mmの長さに切って、重さに耐えられるようにL字型アルミからゴム部分が1.5mm出る程度にタッピング・ネジで留めた。はみ出たネジは、ディスクグラインダでカットした。これで多分ぐらつかずキズはつかないと思うが、実際に土を入れて見ないとわからない。
 植えるつるバラの苗はまだ決めかねている。ほんとは地植がいいのだろうが、庭の改造で土が露出している部分が少なくなっている。なんとか上手く育って欲しいと今からバラの育て方の勉強である。元気な間に、ローズのアーチを見ることができるだろうか。

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2006年9月12日

木製プランタ第二作

クリックすると大きな写真になります。 前のエントリーで、ビスケットジョイナーを使って2X4を3枚平継ぎ(芋継ぎ)した経験を記載した。作成した2X12を使って、ローズアーチの片方の根元に置くプランタを作った。コーナーの継ぎ手は、今回変形相欠け継ぎで接合した。もともとは2X4を3枚平継ぎしているので、そのうちの1枚あるいは2枚部分を相互に切り欠き(凹凸)を入れれば組み手ができる。切りとりは丸鋸定規アジャスティを当ててBOSCHジグソーで行った。凹の場合は、ジグソーの刃が入るように切り取るコーナーにドリルで穴を開けた。2X4は規格品なので幅が均一であるので凹凸の組み手はきっちり収まった。ただし、ジグソーの直線切りは丸のこほど正確ではない。木箱の底は、第一作と同様にステンレスの網をはり、その上にプロが作ったウッドデッキの余りのウリン材(アイアンウッド)に径20mmの穴をドリルソーで開けた板を張った。ずいぶん重くなってしまった。塗装は前の水性ペンキ(パステル・グリーン)がなくなったので同じホームセンターに買いに行ったが、同じ色のものがない。仕方なく似た色の若草色で塗装したが微妙に色が違うようだ。1ヶ月も経っていないのに、そんなに簡単に商品を変えないで欲しいものだ。
 脚は第一作と同じように、L字型のアルミ角材をディスクグラインダに金属切断砥石をつけて切断して作った。これで無用の長物で転がっていたアルミ材を有効に活用できた。木箱につけるためのねじ穴は前回と同じ方法である。手製プランタを置く地面は、昨夏プロが張ったテラコッタ・タイルとジェラストーンなのでキズが付かないようにゴムで保護した。このゴムはホームセンタのゴム素材売り場で見つけた。L字型で内側に接着剤がついている。これをのこぎりで25mmの長さに切って、重さに耐えられるようにL字型アルミからゴム部分が1.5mm出る程度にタッピング・ネジで留めた。はみ出たネジは、ディスクグラインダでカットした。これで多分ぐらつかずキズはつかないと思うが、実際に土を入れて見ないとわからない。
 植えるつるバラの苗はまだ決めかねている。ほんとは地植がいいのだろうが、庭の改造で土が露出している部分が少なくなっている。なんとか上手く育って欲しいと今からバラの育て方の勉強である。元気な間に、ローズのアーチを見ることができるだろうか。

2006年9月 7日

隠居、2X4をビスケットで接合する

 ようやく酷暑を脱してきたので屋外で時間を過ごせるようになってきた。先日設置したローズアーチの根元に置く木製プランタ作りでは木枠を重ねて深くするときに木ダボで,2X6(約40mm X 140mm)と2X4(約40mmX90mm)を接合して深さ約23cmとした。つるバラ用のプランタとしては少し浅いので、このプランタの対となるプランタは端材の2X4を横に3枚平継ぎして約27cmの幅にして深さ27cmにすることにした。市販されていないか市販されていても高価と思われる2X12の板を作ることになる。今回の接合は、あまり使う機会のなかったビスケットジョイントカッターを使うことにした。ビスケットを使って板を接合する方法については、「ドゥーパ!」などの参考図書には多く掲載されているが、インターネット上ではあまりみかけないので、初心者であるが私の方法を紹介することにした。
 本格的なビスケットジョイトカッターは高額であるので、私はルータ(BOSCH PDF-400A)につける簡易タイプのバーモンドA製のビスケットジョイト機を使っている。このデバイスでは構造上、接合用のビスケットを入れる溝は板の上端から最大10mm程度のところしか掘れない。従って、写真で見えるように、2X4材では板を上下に裏返して幅40mm(正確には38mm)のところに2筋の溝を掘ることにした。このときデバイスをかなり強く押すので材をクランプでしっかりと固定しておく必要がある。ビスケットの規格は小さい方から順に、0 10 20 とあるが2X4材のように厚みのあるものには 20 が安心感がある。ビスケットはブナの圧縮材であるが水分を吸って膨張することで継ぎ目が強固になるということなので接合する溝にたっぷりと木工ボンドをつけてビスケットを入れ継ぎ合わせる。溝に入りにくいときにはハンマーを用いた。接合した2X4材はゆがまないように手作りのクランプで締めた。継ぎ目から出てくる木工ボンドは、霧をふりかけたウェスで拭き取った。クランプをつけたまま丸1日置いておくと写真のように、幅27cmの側板ができあがった。後3枚同じように2X12の板を作り、木製プランタの材料にする。このようにして作った木製手作りプランタについては、次の機会に紹介する。
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