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2015年7月25日

烏帽子岳登山 7月21日 (1)

各地に被害をもたらした台風たちもようやく通り過ぎ、梅雨も明けた。途端に気温が急上昇する。そろそろ信州に行きたくなってきた。

日帰りで行きやすいところで八島が原へ行こうかと思ったが、思い切って湯の丸高原へ行き、ミヤマシロチョウとミヤマモンキチョウの撮影にチャレンジしてみようと思う。少々山登りをすることを覚悟しなくてはいけない。 まず、地蔵峠まで行って烏帽子岳に登り、降りてきて余裕があれば池の平湿原へも行ってみたいと思っていたが、それは無理であることを思い知らされた。

マイカーで5時半に自宅を出発、圏央道を行き、鶴ヶ島で関越に入った。藤岡JCT.から上信越自動車道に入り、横川S.A.で休憩した。ここまで2時間少々かかっている。20分ほど休んだ。再出発して、小諸インターで降りる。浅間サンラインと名付けられた道を上田の方に進み、途中を湯の丸高原の地蔵峠へと登る。地蔵峠の駐車場に着いたのは9時半だった。4時間かかってしまっていた。

ここからは湯の丸山へ登るコースと、烏帽子岳へ登るコースがあるが、烏帽子岳を目指すことにした。湯の丸キャンプ場までは、車も入れる砂利道で、アヤメやハクサンフウロが咲く白窪湿地からは林の中の道になった。ヒメキマダラヒカゲとクロヒカゲしか飛ばない。

時々写真を撮りながら、地蔵峠から小1時間程登ると、開けたところに出る。湯の丸山への分岐で、緑色に輝くゼフィルスがいた。止まってくれるが翅は開いてくれない。しばらく開翅を待っていたが、湯の丸山の方から下りてこられた登山者に踏み込まれてしまった。残念!

烏帽子岳の方へ登っていくと、やがて、ミヤマシロチョウが飛び出す。稜線に出ると反対側に上田市や東御市の街並みが眼下に見えた。

;クリックすると大きな写真になります。 1.烏帽子岳登山道入り口
9時半、地蔵峠の駐車場から、湯の丸高原キャンプ場への砂利道を歩きはじめる。登山道の入り口には、「ミヤマシロチョウ ミヤマモンキチョウ ベニヒカゲ 捕獲禁止」の看板が立っていた。今日は、ミヤマシロチョウとミヤマモンキチョウに会いたい。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/125秒 9mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 2.ヒメキマダラヒカゲ -1
蝶の姿はあまり多くはないが、ヒメキマダラヒカゲは多い。日の当たる葉上に止まった。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/125秒 98mm ISO140 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 3.クロヒカゲ♀ -1
クロヒカゲも多い。ヒカゲチョウに似るが、クロヒカゲはどちらかというと山の蝶だ。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1250秒 8mm ISO140 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 4.白窪湿地
湯の丸キャンプ場を過ぎると白窪湿地が拡がっている。敷かれている木道を一周してみた。ハクサンフウロやアヤメなどが咲いている。蝶の姿はない。ここは標高は1,800m近くにある。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.3 1/1000秒 4mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 5.コヒョウモンとハクサンフウロ
白窪湿地の近くで、オレンジ色の蝶が飛んでいる。コヒョウモンのようだ。見ているとハクサンフウロの花に止まった。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1000秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 6.ヒメキマダラヒカゲ -2
白窪湿地から林間の登山道に入る。ヒメキマダラヒカゲが木漏れ日を浴びる。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/250秒 140mm ISO450 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 7.ヒメキマダラヒカゲ -3
池の平湿原にベニヒカゲの写真を撮りにくる頃のヒメキマダラヒカゲは破損した個体が多いが、いまはそのほとんどが新鮮な個体だ。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/125秒 90mm ISO640 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 8.クロヒカゲ♀ -2
それほど高くない木々に覆われた林道にはクロヒカゲが多い。♂はもっと黒く、敏捷に飛ぶ。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/125秒 179mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 9.クロヒカゲ♀ -3
モデルになってくれるのは♀が多い。どれもきれいな個体である。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/500秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 10.ヒメキマダラヒカゲ -4
ヒメキマダラヒカゲの後翅基部に薄青く輝く絨毛がある。今まで気が付かなかった。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/400秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 11.ヒメキマダラヒカゲ -5
クロヒカゲは路上や下草など低いところに止まるが、ヒメキマダラヒカゲは梢の葉の上に止まることが多い。これも後翅付け根の薄青の絨毛が見られる。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/2500秒 100mm ISO450 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 12.ハヤシミドリシジミ?
湯の丸山への分岐のあたりで、下草の上を緑色に輝くゼフィルスが飛んでいた。やがて地面に止まる。しばらく、翅を開いてくれないかと待つが、飛んでしまった。あとでモニターで見てみたが、ミドリシジミにしては後翅裏面の線が細く、色もやや青く感じる。飛んでいた時の翅表の緑色の輝きは、ミドリシジミに近かったが・・・。ハヤシミドリシジミだろうか?

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/400秒 90mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 13.オダマキ
キンポウゲ科オダマキ属の花で、種類も多い。これはヤマオダマキ(山芋環)と思うが、赤みがかった花もある。この黄色い花はキバナノオダマキと呼ばれるようだ。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.3 1/2000秒 4mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 14.ヒメシジミ -1
このあたりからヒメシジミが多く見られるようになる。低いところを飛ぶので撮りにくい。しゃがみ込んで撮ろうとするが、登ってきた躰には、一旦しゃがんで立ち上がるのが一苦労だ。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16 Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/800秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 15.ミヤマシロチョウ -1
初めてのミヤマシロチョウに出会った。マルバダケブキの花で夢中で吸蜜している。ただ、良く見ると翅が縮んでいる。先日、オオムラサキの羽化失敗の現場を見ているので、不憫に思ったが、このミヤマシロチョウは生き抜いている。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/2000秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 16.ミヤマシロチョウ -2
前の写真と同じ個体。翅の傷みが目立たない位置で撮った。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/2500秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 17.ミドリヒョウモン♀ -1
ふと横を見ると、ウツボグサの花にミドリヒョウモンが来ていた。11時を過ぎて蝶の動きが活発になる。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1250秒 112mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 18.ミドリヒョウモン♀ -2
前の写真と同じ個体。裏面でミドリヒョウモンであることを確認できた。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1000秒 116mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 19.ミヤマシロチョウ -3
ミヤマシロチョウはまだマルバダケブキにいる。P610の広角側で背景を入れて撮った。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.3 1/1250秒 4mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 20.佐久平
稜線まで出ると眼下に佐久平の眺めが広がった。東御市、さらに右の方(西)に上田市の市街が眺められる。今日は良い天気だ。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.2 1/640秒 12mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段


2011年7月17日

八ヶ岳 観音平 7月5日


 この日、オオムラサキセンターを昼ごろに引き上げ、途中八ヶ岳PAで山の写真を撮った後、観音平へ向かった。小淵沢インターで下りて、八ヶ岳高原ラインを清里の方向にしばらく走った後、左に入って観音平への道を登っていく。
 途中、道のわきに咲くアザミの花にオレンジ色のヒョウモンが絡んでいる。観音平は八ヶ岳の南西側の端に当たる編笠岳の麓にある。観音平の標高は1,560mで展望台からは南アルプスが眺められる。観音平の駐車場に車を停めて、周囲に設けられた遊歩道を歩いてみるが、蝶の姿は少なかった。
 何日か前のTV番組で小淵沢の「但馬家幸之助」という焼肉屋さんが紹介されていた。観音平から下りて寄ってみたが、残念ながら昼の営業時間が終わった後だった。そこでお友達がやっていると紹介してくれた「かっこう」というところに廻り、ピザを食べたが、これがなかなか美味しかった。
 帰路は小淵沢インターから中央高速に上がり極めて順調に走れ、夕方6時半に帰宅できた。

観音平の展望台から;クリックすると大きな写真になります 1.観音平の展望台から
観音平の駐車場から少し下がると南アルプスの展望台があった。八ヶ岳PAでは見えなかった北岳がここからは見える。一番左の尖った山が日本で2番目の標高を誇る北岳(3.192m)だ。右側に見えるのが甲斐駒ケ岳(2,967m)である。

Nikon D300 SIGMA 105mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影  ( F4 1/6400秒 105mm ISO400 ) 露出補正 なし
オダマキ;クリックすると大きな写真になります 2.オダマキ
可憐なオダマキの花が咲いていた。ただ、この花は下を向いて咲く。そこでG12のバリアングルモニターで下から見上げるような角度で撮った。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/1000秒 15.7mm ISOオート ) 露出補正 なし
アヤメで吸蜜するヒメキマダラセセリ♂;クリックすると大きな写真になります 3.アヤメで吸蜜するヒメキマダラセセリ♂
舞岡公園でよく見かけるキマダラセセリと表側は類似しているが、裏で区別できる。周りを見回しても花はこのアヤメしかない。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/320秒 6.1mm ISOオート ) 露出補正 なし
ヒメキマダラセセリ♂;クリックすると大きな写真になります 4.ヒメキマダラセセリ♂
こちらはマクロレンズで撮った。3.と同じ個体である。

Nikon D300 SIGMA 105mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影  ( F4 1/400秒 105mm ISO400 ) 露出補正 なし
テングチョウ;クリックすると大きな写真になります 5.テングチョウ
駐車場ではテングチョウが数頭飛んでいた。相変わらず地面に止まるので撮りにくい。こういう場面は+側の露出補正が必要になる。G12はダイアルで露出補正が設定・変更できるので操作しやすい。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/320秒 6.1mm ISOオート ) 露出補正 +0.7段
ヒメウラナミジャノメ;クリックすると大きな写真になります 6.ヒメウラナミジャノメ
何もここで撮るような蝶ではないが、G12の練習である。蝶の翅が影になってしまっている。背景は明るいので+補正を試みた。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/500秒 6.1mm ISOオート ) 露出補正 +0.7段
愛車とギンボシヒョウモン;クリックすると大きな写真になります 7.愛車とギンボシヒョウモン
上がってくるときにアザミの花にヒョウモンが来ていたので、撮りたいと思い、観音平からの下りの途中で車を停めた。そこにヒョウモンとテングチョウが地面に止まって口吻を伸ばしている。愛車とギンボシヒョウモンのツーショットが撮れた。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/1000秒 6.1mm ISOオート ) 露出補正 なし
アザミで吸蜜するヒメキマダラセセリ;クリックすると大きな写真になります 8.アザミで吸蜜するヒメキマダラセセリ
車を停めたところから道路沿いにアザミが咲いているところまで歩いてみる。アザミもヒメキマダラセセリも旬だった。カメラに記録された露出をチェックすると、F4で1/30秒になっていてほんとかなと思った。ISOは100である。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/30秒 6.1mm ISOオート ) 露出補正 なし
コチャバネセセリとヒメキマダラセセリ♀;クリックすると大きな写真になります 9.コチャバネセセリとヒメキマダラセセリ♀
左側がコチャバネセセリで右側がヒメキマダラセセリである。両方にピントが合うようにカメラを移動させて撮った。

Nikon D300 SIGMA 105mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影  ( F4 1/1250秒 105mm ISO400 ) 露出補正 なし
ヒョウモン3題;クリックすると大きな写真になります 10.ヒョウモン3題
上がギンボシヒョウモン、中がウラギンヒョウモン、下がメスグロヒョウモンの♂である。ギンボシとウラギンは表翅だけではなかなか見分けにくいが、微妙な差がある。メスグロヒョウモンの♂はウラギンスジヒョウモン、オオウラギンスジヒョウモンと裏翅が良く似ている。

Nikon D300 SIGMA 105mm F2.8D macro
上:絞り優先オートで撮影  ( F4 1/500秒 105mm ISO400) 露出補正 なし
中:絞り優先オートで撮影  ( F4 1/2000秒 105mm ISO400) 露出補正 なし
下:絞り優先オートで撮影  ( F4 1/2500秒 105mm ISO400) 露出補正 なし
ウラジャノメ;クリックすると大きな写真になります 11.ウラジャノメ
車に戻ろうと歩いていると私にまとわりつくようにひらひらと飛んで来たウラジャノメが目の前の葉に止まった。昨年入笠山で撮った個体より奇麗だった。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/160秒 6.1mm ISOオート ) 露出補正 なし
ウラジャノメ マクロ撮影;クリックすると大きな写真になります 12.ウラジャノメ マクロ撮影
同じ状況で105mmマクロで撮った。D300のファインダーをのぞいて撮ると上から撮るようになる。開翅したところを撮れないかとしばらく待ったが駄目だった。

Nikon D300 SIGMA 105mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影  ( F4 1/1600秒 105mm ISO400 ) 露出補正 なし
ホシミスジ;クリックすると大きな写真になります 13.ホシミスジ
観音平での撮影を終え、小淵沢で食事にしたが、その「かっこう」というお店に入ろうとすると、ホシミスジが飛んでいた。止まるのを待って撮影。

Nikon D300 SIGMA 105mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影  ( F4 1/1250秒 105mm ISO400 ) 露出補正 なし
クジャクチョウ;クリックすると大きな写真になります 14.クジャクチョウ
「かっこう」ではピザを注文したが、出来上がるまで外へ出てみた。するとスーと飛んできて石塀に止まった黒い蝶がいた。クジャクチョウだった。これは越冬蝶ではなく今年羽化したのだろう。裏はほとんど黒だが、陽の光が透けて表の模様がわかる。

Nikon D300 SIGMA 105mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影  ( F4 1/1250秒 105mm ISO400 ) 露出補正 なし トリミング
ミドリヒョウモン;クリックすると大きな写真になります 15.ミドリヒョウモン
前後してしまったが、これはクローズになってしまい入れなかった「但馬家幸之助」の店先にいたミドリヒョウモンである。焼き肉は食べられなかったが、ミドリヒョウモンを撮った。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/250秒 6.1mm ISOオート ) 露出補正 なし


2009年5月18日

那須一泊二日

 5月14日~15日、一泊二日で友人たちと那須へドライブに出かけた。出発点が杉並になったが、永福から首都高に入って、C2東北道という道路標示にしたがって走ったところ、山手トンネルという長いトンネルを抜けてあっという間に東北道に入ることが出来た。これはカーナビにもまだ入っていない新しい道である。午前中に那須に入り、早目の昼食をとって、南ヶ丘牧場、殺生石をみて、北温泉で温泉に入った。秘湯である。ひと風呂浴びてこの日の宿であるゲストハウス「もみの木」に入った。強い風が吹いていたが、翌朝は風もなく穏やかな快晴であった。
南ヶ丘牧場:クリックすると大きな写真になります 1.南ヶ丘牧場
いわゆる観光牧場である。2頭の馬が首をすり合わせて、とても仲良く見えたのが印象的だった。親子なのか、夫婦なのか、それとも友達同士なのか良くわからない。

Nikon D300   SIGMA 17mm-70mm
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1600秒 ASA400 ) 露出補正 -0.3段  
アクティブD-ライティング標準
殺生石の千体地蔵:クリックすると大きな写真になります 2.殺生石の千体地蔵
火山特有の有毒ガスが噴出し、近づいた小動物のほとんどが死んでしまうことから殺生石といわれる。その殺生石を正面に望む賽の河原に、沢山の地蔵が手を合わせている。ほんとに千体あるかどうかは疑問であるが。

Nikon D300   SIGMA 17mm-70mm
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/640秒 ASA400 ) 露出補正 -0.3段 
  アクティブD-ライティング標準
北温泉:クリックすると大きな写真になります 3.北温泉
同行した友人がどうしても秘湯の湯に浸かりたい、同行の私たちにも是非、入らせたいということで北温泉に立ち寄った。なるほど秘湯である。江戸安政の建物も残る木造の古い温泉旅館で、いくつかの湯殿がある。

Canon PowerShot A640
プログラムオートで撮影 ( F4 1/80秒 )
北温泉の湯殿:クリックすると大きな写真になります 4.北温泉の湯殿
この日は、ここは女湯になっていた。誰も入っていなかったので撮ったが、古くともなかなか開放感のある良い雰囲気である。このあと、別のところにある風呂に入ったが、ぬるい。温まらないまま出てきて、帳場で「ぬるい」と言ったら、調べてくれたが、なんと温泉の管がはずれて水が流れ込んでいたとのこと。直りましたと言われたが、そこに再び入るのはやめて、別の湯に浸かって温まった。

Canon PowerShot A640
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/13秒 )
北温泉の売店:クリックすると大きな写真になります 5.北温泉の売店
帳場の脇の2坪ほどの売店に、骨董品が所狭しと置いてあり、値札が付いているものもある。同行者が画面右下に写っている値札が付いていない「はかり」が欲しくなり、値段を聞いたが「判らない」との答え。売る気もないらしい。コンデジのフラッシュ部分にディフューザーの代わりにとハンカチを一重にして当てて撮った。

Canon PowerShot A640
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/60秒 )
那須連峰:クリックすると大きな写真になります 6.那須連峰
付いた日の夜は風が強かったが、一夜明けて、穏やかな良い天気になった。7時前に宿泊したゲストハウス「もみの木」の裏庭から眺めた那須連峰は、朝の陽を浴びて輝いていた。左から茶臼岳、朝日岳、鬼面山が並ぶ。

Canon PowerShot A640
プログラムオートで撮影 ( F4 1/800秒 )
タイツリソウ:クリックすると大きな写真になります 7.タイツリソウ
ゲストハウス「もみの木」の広い庭には、美しい花々が咲いている。

Canon PowerShot A640
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/60秒 )
ミヤコワスレに来たコツバメ:クリックすると大きな写真になります 8.ミヤコワスレに来たコツバメ
チラチラとブルーの表翅を輝かせて飛ぶ蝶が、ミヤコワスレに止まった。裏翅は地味である。コツバメは年1回4月に発生する蝶だが、そろそろ終わりで、翅もすれてきている。

Canon PowerShot A640
プログラムオートで撮影 ( F4 1/160秒 ) トリミング
コツバメ:クリックすると大きな写真になります 9.コツバメ
8.の写真と同じ個体である。これはD300(70mm)で撮った。バックがボケる。

Nikon D300   SIGMA 17mm-70mm
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1250秒 ASA640 ) 露出補正 -0.3段
トリミング アクティブD-ライティング標準  
オダマキ:クリックすると大きな写真になります 10.オダマキ
D300に付けた SIGMA 17mm-70mmの70mm側で撮った。少し暗かったとみえ、F5.6、シャッタースピード 1/125秒より暗くなる場合はASAが上がるようにした設定で、ASA640 まで上がっていた。

Nikon D300   SIGMA 17mm-70mm
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/125秒 ASA640 ) 露出補正 -0.3段
   アクティブD-ライティング標準
クモガタヒョウモン:クリックすると大きな写真になります 11.クモガタヒョウモン
最後にりんどう湖へ行った。遊園地である。子供たちが観光バスで来ていた。見かけた蝶は、モンキチョウ、ベニシジミ、カラスアゲハ、ウスバシロチョウとこのクモガタヒョウモンだけだった。柵があって蝶に近づけない。こんなときは COOLPIX P90 (望遠624mm相当)があれば良かったと思った。

Nikon D300   SIGMA 17mm-70mm
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1600秒 ASA400 ) 露出補正 -0.3段
トリミング アクティブD-ライティング標準
ツバメの巣作り:クリックすると大きな写真になります 12.ツバメの巣作り
りんどう湖の出口付近の売店の軒下にツバメが巣作りをはじめていた。どこからか材料を運んできて、唾液で固めていくのだろう。建設中の巣の、上半分が黒いのは今朝から造ったところだろうか。

Nikon D300   SIGMA 17mm-70mm
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/500秒 ASA640 ) 露出補正 -0.3段
トリミング アクティブD-ライティング標準