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2015年8月 6日

八島ヶ原湿原一周と高原の花(2) 7月27日

10時半を少し回った。湿原の入口からは大分奥の方へ来たが、まだ半分も歩いていない。やがて湿原から少し離れて、木立の中の道を歩き、御射山(みさやま) に到着する。御射山ヒュッテが見えてくる頃、正面に見えるのが御射山である。

御射山とはどの山のことをいうのだろうかと思っていたが、ここ​霧ヶ峰の旧御射山遺跡は、中世に諏訪神社下社の狩猟神事が行われた祭祀遺跡​だそうだ​。中央の祭場と​狩猟の​競技場を取り囲んで階段状の桟敷が設けられて​いたという跡があり​、鎌倉時代には全国の武士達が集まり盛大に流鏑馬(やぶさめ)などの奉納射技が行われ​多と伝えられる。

御射山ヒュッテの少し先にある「旧御射山 神社入口​​」という標識が立っているところまで行き、戻ってきて、今度は左手に湿原を眺めながら進む。鏡ヶ池近くのゼブラ山への分岐になる旧キャンプ場​までくれば、あとは過去にも何回か歩いた道だ。

午後1時、出発点だった湿原入口に着いた。写真を撮りながらゆっくり歩いて3時間半かかっていた。松本へにでも泊まるのなら、美ヶ原へ向かうのだが、この日は日帰り。帰りの運転のこともあるので、早めに切り上げた。

36.カラマツソウ(20) -1
線香花火を思い起こさせるような白い可憐な花が咲いている。カラマツソウ「唐松草」だ。北海道から 本州の山地~高山帯の草地に自生する高山植物。日本固有種だそうだ。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.3 1/1600秒 4mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
37.カラマツソウ -2
​カラマツソウには​花弁はなく、萼片も早くに落下する。花のように見えるのは雄しべの花糸である。花糸は先が棍棒のように肥厚している​。​

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1​00​0秒 ​85mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
38.ゼブラ山、北の耳、南の耳​
少しずつ前に現れる景色が変わってくる。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f​4​ 1/​8​00秒 ​8​mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
39.木立の中の木道
木道は少し湿原から離れる。さわやかな木陰の道だ。ウラジャノメらしき蝶が飛ぶ。GPS位置情報で確認すると、ここは入り口から御射山へ3分の2ほど来たところだ。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f​5​ 1/​125秒 ​24​mm ISO400 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
40.グンナイフウロ(21)
グンナイフウロは青紫色の五弁花を横向きに 咲かせる多年草の高山植物だそうだ。しかし、この日に見たグンナイフウロは花が見られなかった。写真はこれから開く花と、既に散った花のようだ。開花後、1-2日で花弁が散って萼が残る。和名のグンナイ「郡内」というのは山梨県東部の桂川流域の古名で、武田氏家臣の小山田氏が勢力を振るった地域だそうで、 その地域に多いということが名の由来とのいこと。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1640秒 ​140mm ISO200 ) 露出補正 なし
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41.御射山への木道
湿原の端に出た。もうすぐ御射山だ。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f​3.5​ 1/​1600秒 ​5mm ISO400 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
42.御射山
その昔、狩猟神事の​競技場だったという御射山が見えてきた。正面の巨大な階段状の地形が狩猟神事競技場の観覧席だったという。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f​5​ 1/​400秒 ​24mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
43.旧御射山史跡
左手に「旧御射山神社入口」という立札と、旧御射山史跡の説明板が立っていた。書かれれている文字は擦れてしまっていて読みにくいが、「平安時代から鎌倉、室町を経て元禄時代まで続いた諏訪大社下社の催事の跡である。この祭事には各地の代人たちが騎射を行い、周囲の階段状の地形は桟敷の跡といわれる。長野県史跡に指定」のような説明がなされていた。現在の御射山神社は諏訪大社上社境外摂社として、諏訪郡富士見町原村にあるとのこと。車山の方から林間学校の子供たちが降りてきた。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f​5​ 1/​400秒 ​21mm ISO100 ) 露出補正 なし
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44.御射山ヒュッテ
​宿泊施設と、喫茶ができるヒュッテ御射山だ。「ヒュッテみさやま」は素泊まりのご宿泊を基本とした宿だそうだが、Cafeもあり、別料金で簡単な朝食と夕食が用意できるそうだ。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f​3.8​ 1/​400秒 ​7mm ISO100 ) 露出補正 なし
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45.コウリンカ -2
歩き始めたときにも撮ったが、この咲きかけのコウリンカもきれいだった。和名は赤みを帯びた黄色の花びらが車輪のように見えることから付けられている。標高の高い草原の植物で、美ヶ原でもみた。。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1640秒 ​100mm ISO200 ) 露出補正 なし
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46.クサフジ(22)
藤に似た花を付ける草「草藤」だ。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/800秒 ​90mm ISO200 ) 露出補正 なし
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47.湿原一周ルートへ
ヒュッテ御射山の少し先まで歩いてみて、旧御射山史跡から湿原を一周するルートとなる鏡ヶ池の方へ戻る。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f​4.2 1/​500秒 ​12mm ISO100 ) 露出補正 なし
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48.鷲ヶ峰
ここからは湿原を左側に見て進む。駐車場からも見えた鷲ヶ峰だ。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f​4.8 1/​640秒 ​17mm ISO100 ) 露出補正 なし
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49.ニホンジカ防護柵
湿原をニホンジカによる踏み荒らしと食圧から守るためにボランティアと関係機関が連携、協力して防御策が設けられている。右側に見える扉を開けて通り抜け、扉を閉める。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f​4.8 1/​640秒 ​17mm ISO100 ) 露出補正 なし
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50.シシウド -3
シシウドと鷲ヶ峰。ひときわ大きなシシウドが咲いていた。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f​4.5 1/​1250秒 ​15mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
51.草原と鷲ヶ峰
鷲ヶ峰の東斜面を眺める。この辺は湿原入口からちょうど湿原を挟んで反対側になる。バスツアーで来ている人たちはここまでは来ないようだ。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f​4.5 1/​1250秒 ​15mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
52.マルバダケブキ(23)
「丸葉岳蕗」と書く。フキのような長さも幅も20cmから30cmくらいある大きく丸い腎円形の葉をい付けることからこの名がある。美ヶ原でも咲いていて、ウラギンヒョウモンやギンボシヒョウモンがやってきていた。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f​5.2 1/​640秒 ​30mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
53.美ヶ原を望む
鷲ヶ峰の左手に美ヶ原が遠望できた。王ヶ頭の電波塔も良く見えた。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f​5.5 1/​640秒 ​54mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
54.湿原入口の広場を望む
湿原の向こうに出発点だった湿原入口の広場が見える。広場から湿原に下りてくる人たちが見える。手前の草原にはシシウドやマルバダケブキが咲いている。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f​5.5 1/​320秒 ​45mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
55.シモツケソウ(24)
シモツケソウは下野(しもつけ)の国、現在の栃木県に多く生えていたからとのことから付けられたとのこと。秋には果実が真っ赤が実り、茎の色と相まってサンゴのようになるとのこと。この花に蝶は来ない。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1​00​0秒 ​95mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
56.ハナチダケサシ(25)
淡いピンクのチダケサシという花もあり、それは舞岡公園でも見ることができる。このハナチダケサシ「花乳茸刺」は山地から亜高山の林縁に生える 多年草だそうだ。チダケサシという名の由来は、食用 キノコの乳茸(ちちだけ)を採取するとこの草の茎に刺して持ち帰ったことから「チダケサシ」となった言うのが通説らしいとのこと。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f​4.5 1/​800秒 ​14mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
57.鏡ヶ池 -1
ゼブラ山への分岐になっている旧キャンプを過ぎると鏡ヶ池が見えてきた。今まで湿原を左回りに歩いたときは、このあたりまで来て戻っていた。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f​4.8 1/​640秒 ​17mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
58.鏡ヶ池 -2
向こう側は霧ヶ峰。風はほとんど感じないが、水面にはさざ波が立っていた。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f​4 1/​1250秒 ​8mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
59.鏡ヶ池 -3
鏡ヶ池の向こうに車山を見ながら、湿原入口へと歩く、また、歩いている人が多くなってきた。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f​4.8 1/​640秒 ​19mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
60.ホソバノキリンソウ -2
茎の先に集散花序を出し、黄色い5弁花をつける。花はほぼ水平に開く。丈はそれほど高くなく、上から花を撮れる。印象に残る花だった。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1200​0秒 ​140mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
61.鬼ヶ泉水
もう一つ鬼ヶ泉水という小さな池があった。浮島のある池に青空が映る。もうすぐ周回路も完結する。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f​4 1/​400秒 ​8mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
62.湿原展望
出発した広場の下に戻ってきた。時間は午後1時、ゆっくり歩いて90分のコースを倍以上の3時間半かけて歩いてきた。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f​4 1/​1000秒 ​10mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
63.コバギボウシ(26)
「小葉擬宝珠」。ギボウシは擬宝珠(ぎぼうしゅ)の転訛であるが、これはこの植物のつぼみ、または包葉に包まれた若い花序が、橋の欄干の上にある、 玉ねぎをさかさまにしたような装飾物、擬宝珠に似ることに由来するそうだ。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/250秒 ​50mm ISO250 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
64.コウゾリナ -2
意識して花の写真を撮りながら歩いてきたが、26種類しか撮っていなかった。このほかにウツボグサやヤナギランなども見て歩いたが、あまり好きな花ではなかったのでやり過ごしてしまっている。このあと、駐車場に戻って八島ビジターセンターあざみ館に寄り、解らなかった花の名前を教えていただいたりしたが、いまは約80種の花が咲いているとのことだった。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/320秒 ​50mm ISO250 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。


2014年7月31日

箱根湿生花園 花と蝶 7月18日


 2年に一度ほど、7月の20日前後に箱根湿生花園を訪れている。天気予報では7月17日が良さそうだったので、その日にしようと思っていたら、その前日の予報で17日は曇りのち雨となり、18日にお日様マークがついていた。そこで17日は止めにしてして、18日に行こうと思っていたら、17日が晴れのち曇りに代わり、18日が雲のち雨になってしまっていた。17日は朝が遅くなってしまったので動けず、18日に決行することにした。

 朝7時に自宅を出発した。天気予報は当たっていて、日が差す様子はなく、細かな雨が降っている。8時40分に湿生花園の駐車場に到着した。開園は9時だ。しばらく車の中にいて、入り口に向かう。

  蝶は飛ばないかもしれない。それなら、花の写真でも撮っていようと順路に従って歩きはじめる。細かな雨は降っているが、カメラを濡らすほどではない。
 まず、一回りしてみる。湿原植生復元区の手前のハンノキ林を目を皿のように探したが、ミドリシジミの姿はない。出入口に戻ってくるところに、ノリウツギの咲くところがある。良く咲いている。晴れているのこのノリウツギにミドリシジミが吸蜜に来ているのだが、見当たらない。探していると、ちょっと離れたノリウツギの花でアサギマダラが吸蜜していた。ミドリシジミも1頭見つけ出す。
  また、小雨が降ってきた。10時半過ぎまで、出入口のそばにある休憩所で過ごした。
 花についてはWikipediaをはじめ、ネット上の情報を参照した。

1.コマクサ
コマクサを見つけた。少し時期が遅いようだ。大雪山では天然記念物の高山蝶、ウスバキチョウの幼虫が食べる。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/250秒 56mm ISO900 ) 露出補正 なし
コマクサ;クリックすると大きな写真になります。
2.ヘメロカリス
ニッコウキスゲと同じユリ科ワスレグサ属で、園芸品種だそうだ。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/250秒 140mm ISO320 ) 露出補正 なし
ヘメロカリス;クリックすると大きな写真になります。
3.ゴバギボウシ
漢字では小葉擬宝珠と書く。夏の湿原を彩る植物の1つであり、日当たりの良い湿った草原や湿原に自生する。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/900秒 4.4mm ISO200 ) 露出補正 +1.0段
ゴバギボウシ;クリックすると大きな写真になります。 /td>
4.クサレダマ
漢字では草連玉と書く。やはり山地の湿地に生育する。写真左手が湿原植生復元区である。ゴバギボウシの写真を撮った時、下向きの花の中を表わそうとして、露出補正を+1.0段にしたが、戻すのを怠ってしまった。まだまだ、未熟である。レベル補正している。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/750秒 4.4mm ISO200 ) 露出補正 +1.0段
クサレダマ;クリックすると大きな写真になります。
5.コオニユリ
見栄えのする花だ。この花には蝶が良く吸蜜に来るが、キアゲハ等が訪れていると絵になる。キアゲハは、花の中に頭を突っ込んで吸蜜するが、その翅にまで花粉が付く。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/250秒 130mm ISO280 ) 露出補正 なし
コオニユリ;クリックすると大きな写真になります。
6.ヒメキマダラセセリ♀
セセリチョウが飛び回っていた。この日初めて現れた蝶だ。しばらく目で追っていたら、ちょっと離れた草の上に止まった。ファインダーでのぞいたときは、なんというセセリチョウかわからなかった。少しトリミングしている。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/250秒 140mm ISO900 ) 露出補正 なし
ヒメキマダラセセリ♀;クリックすると大きな写真になります。
7.ヒメキマダラセセリ裏面
後で、種を確認するときのことを思い、裏面を撮っておいた。まぎれもないヒメキマダラセセリだ。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/120秒 123.8mm ISO400 ) 露出補正 なし
.ヒメキマダラセセリ裏面;クリックすると大きな写真になります。
8.オグラセンノウ
漢字では小倉仙翁と書く。一目見たときはナデシコだと思った。Wikipediaによれば、このオグラセンノウは九州地方、岡山県以西の中国地方などの山間部の湿地帯に生育する絶滅危惧種だそうだ。また、GKZ植物事典では、和名の「オグラ」 については不詳(京都・小倉山との関連か)。センノウ(仙翁)は、京都・嵯峨野の仙翁寺 に由来している。かつて、中国から伝来して仙翁寺で栽培されていたことによるとされている。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.0 1/80秒 49.1mm ISO400 ) 露出補正 なし
オグラセンノウ;クリックすると大きな写真になります。
9.ノリウツギに来たアサギマダラ
ミドリシジミの観察ポイントであるノリウツギが咲いているところに来た。ノリウツギは最盛期だ。そのノリウツギの木に咲く花をざっと見まわしたが、ミドリシジミの姿は見つけられない。ほかのノリウツギの木はどうかと、目を移すと、10mは離れているところで、アサギマダラがノリウツギの花にぶら下がっていた。しかし、D5300の18-140mmではとても撮れない。ここで飛び道具、HS50を使うことになる。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/60秒 165.6mm ISO400 ) 露出補正 なし
リウツギに来たアサギマダラ;クリックすると大きな写真になります。
10.ミドリシジミ
目を元のノリウツギに戻すと、5~6m先に、さっきは見つけられなかったミドリシジミの姿があった。時間は9時45分。気温は20℃~25℃くらいだろう。この日はこれしか撮れないかと思って撮った。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/160秒 185.0mm ISO160 ) 露出補正 なし
1ミドリシジミ;クリックすると大きな写真になります。
11.アサギマダラ正面
アサギマダラは、ひらひらと花を離れるが、また戻ってくる。なんとか翅を拡げたところが撮れないかと、このノリウツギの木の裏側に回り込み、枝の間を抜いて撮る。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/100秒 95.6mm ISO400 ) 露出補正 なし
アサギマダラ正面;クリックすると大きな写真になります。
12.シャジクソウ
車軸草と書く。茎先に、車軸状にぐるりと花が咲くことからこの名がある。マメ科の植物だそうだ。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/250秒 140mm ISO1250 ) 露出補正 なし
シャジクソウ;クリックすると大きな写真になります。
13.シキンカラマツ
可愛らしい花だった。キンポウゲ科のカラマツソウの仲間。紫錦唐松と書く。、紫錦は美しい紫色の花を意味し、唐松は花の姿をカラマツにたとえたものであるという。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.0 1/160秒 47.3mm ISO160 ) 露出補正 -0.7段
シキンカラマツ;クリックすると大きな写真になります。
14.エゾキスゲ
ニッコウキスゲかと思った。蝦夷黄萓と書く。ユリ科ワスレグサ属。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/160秒 165.8mm ISO250 ) 露出補正 -1.0段
エゾキスゲ;クリックすると大きな写真になります。
15.タチギボウシ
立擬宝珠はユリ科ギボウシ属の多年草で、湿原に生える。3.ゴバギボウシと区別がつかない。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.6 1/800秒 4.4mm ISO400 ) 露出補正 なし
タチギボウシ;クリックすると大きな写真になります。
16.コウホネ
スイレン科の植物で河骨と書く。水中にある根茎が白くゴツゴツして骨のように見えるのでこの名がある。湿生花園ではヒツジグサというもう1種のスイレン科の水生植物がみられる。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.0 1/320秒 82.4mm ISO640 ) 露出補正 -0.7段
コウホネ;クリックすると大きな写真になります。