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2015年7月25日

烏帽子岳登山 7月21日 (1)

各地に被害をもたらした台風たちもようやく通り過ぎ、梅雨も明けた。途端に気温が急上昇する。そろそろ信州に行きたくなってきた。

日帰りで行きやすいところで八島が原へ行こうかと思ったが、思い切って湯の丸高原へ行き、ミヤマシロチョウとミヤマモンキチョウの撮影にチャレンジしてみようと思う。少々山登りをすることを覚悟しなくてはいけない。 まず、地蔵峠まで行って烏帽子岳に登り、降りてきて余裕があれば池の平湿原へも行ってみたいと思っていたが、それは無理であることを思い知らされた。

マイカーで5時半に自宅を出発、圏央道を行き、鶴ヶ島で関越に入った。藤岡JCT.から上信越自動車道に入り、横川S.A.で休憩した。ここまで2時間少々かかっている。20分ほど休んだ。再出発して、小諸インターで降りる。浅間サンラインと名付けられた道を上田の方に進み、途中を湯の丸高原の地蔵峠へと登る。地蔵峠の駐車場に着いたのは9時半だった。4時間かかってしまっていた。

ここからは湯の丸山へ登るコースと、烏帽子岳へ登るコースがあるが、烏帽子岳を目指すことにした。湯の丸キャンプ場までは、車も入れる砂利道で、アヤメやハクサンフウロが咲く白窪湿地からは林の中の道になった。ヒメキマダラヒカゲとクロヒカゲしか飛ばない。

時々写真を撮りながら、地蔵峠から小1時間程登ると、開けたところに出る。湯の丸山への分岐で、緑色に輝くゼフィルスがいた。止まってくれるが翅は開いてくれない。しばらく開翅を待っていたが、湯の丸山の方から下りてこられた登山者に踏み込まれてしまった。残念!

烏帽子岳の方へ登っていくと、やがて、ミヤマシロチョウが飛び出す。稜線に出ると反対側に上田市や東御市の街並みが眼下に見えた。

;クリックすると大きな写真になります。 1.烏帽子岳登山道入り口
9時半、地蔵峠の駐車場から、湯の丸高原キャンプ場への砂利道を歩きはじめる。登山道の入り口には、「ミヤマシロチョウ ミヤマモンキチョウ ベニヒカゲ 捕獲禁止」の看板が立っていた。今日は、ミヤマシロチョウとミヤマモンキチョウに会いたい。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/125秒 9mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 2.ヒメキマダラヒカゲ -1
蝶の姿はあまり多くはないが、ヒメキマダラヒカゲは多い。日の当たる葉上に止まった。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/125秒 98mm ISO140 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 3.クロヒカゲ♀ -1
クロヒカゲも多い。ヒカゲチョウに似るが、クロヒカゲはどちらかというと山の蝶だ。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1250秒 8mm ISO140 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 4.白窪湿地
湯の丸キャンプ場を過ぎると白窪湿地が拡がっている。敷かれている木道を一周してみた。ハクサンフウロやアヤメなどが咲いている。蝶の姿はない。ここは標高は1,800m近くにある。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.3 1/1000秒 4mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 5.コヒョウモンとハクサンフウロ
白窪湿地の近くで、オレンジ色の蝶が飛んでいる。コヒョウモンのようだ。見ているとハクサンフウロの花に止まった。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1000秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 6.ヒメキマダラヒカゲ -2
白窪湿地から林間の登山道に入る。ヒメキマダラヒカゲが木漏れ日を浴びる。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/250秒 140mm ISO450 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 7.ヒメキマダラヒカゲ -3
池の平湿原にベニヒカゲの写真を撮りにくる頃のヒメキマダラヒカゲは破損した個体が多いが、いまはそのほとんどが新鮮な個体だ。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/125秒 90mm ISO640 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 8.クロヒカゲ♀ -2
それほど高くない木々に覆われた林道にはクロヒカゲが多い。♂はもっと黒く、敏捷に飛ぶ。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/125秒 179mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 9.クロヒカゲ♀ -3
モデルになってくれるのは♀が多い。どれもきれいな個体である。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/500秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 10.ヒメキマダラヒカゲ -4
ヒメキマダラヒカゲの後翅基部に薄青く輝く絨毛がある。今まで気が付かなかった。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/400秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 11.ヒメキマダラヒカゲ -5
クロヒカゲは路上や下草など低いところに止まるが、ヒメキマダラヒカゲは梢の葉の上に止まることが多い。これも後翅付け根の薄青の絨毛が見られる。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/2500秒 100mm ISO450 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 12.ハヤシミドリシジミ?
湯の丸山への分岐のあたりで、下草の上を緑色に輝くゼフィルスが飛んでいた。やがて地面に止まる。しばらく、翅を開いてくれないかと待つが、飛んでしまった。あとでモニターで見てみたが、ミドリシジミにしては後翅裏面の線が細く、色もやや青く感じる。飛んでいた時の翅表の緑色の輝きは、ミドリシジミに近かったが・・・。ハヤシミドリシジミだろうか?

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/400秒 90mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 13.オダマキ
キンポウゲ科オダマキ属の花で、種類も多い。これはヤマオダマキ(山芋環)と思うが、赤みがかった花もある。この黄色い花はキバナノオダマキと呼ばれるようだ。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.3 1/2000秒 4mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 14.ヒメシジミ -1
このあたりからヒメシジミが多く見られるようになる。低いところを飛ぶので撮りにくい。しゃがみ込んで撮ろうとするが、登ってきた躰には、一旦しゃがんで立ち上がるのが一苦労だ。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16 Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/800秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 15.ミヤマシロチョウ -1
初めてのミヤマシロチョウに出会った。マルバダケブキの花で夢中で吸蜜している。ただ、良く見ると翅が縮んでいる。先日、オオムラサキの羽化失敗の現場を見ているので、不憫に思ったが、このミヤマシロチョウは生き抜いている。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/2000秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 16.ミヤマシロチョウ -2
前の写真と同じ個体。翅の傷みが目立たない位置で撮った。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/2500秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 17.ミドリヒョウモン♀ -1
ふと横を見ると、ウツボグサの花にミドリヒョウモンが来ていた。11時を過ぎて蝶の動きが活発になる。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1250秒 112mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 18.ミドリヒョウモン♀ -2
前の写真と同じ個体。裏面でミドリヒョウモンであることを確認できた。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1000秒 116mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 19.ミヤマシロチョウ -3
ミヤマシロチョウはまだマルバダケブキにいる。P610の広角側で背景を入れて撮った。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.3 1/1250秒 4mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 20.佐久平
稜線まで出ると眼下に佐久平の眺めが広がった。東御市、さらに右の方(西)に上田市の市街が眺められる。今日は良い天気だ。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.2 1/640秒 12mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段