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2009年12月18日

中欧旅行 その11 ブダペスト(2)

 ブダペストの午後は自由行動であったが、中央市場を見て、ヴァーツィ通りを歩き、カフェ・ジェルボーで一休みし、くさり橋を渡って、対岸を国会議事堂の正面まで行き、くさり橋の夕景を撮って、ドナウ川ディナークルーズの集合場所へ行った。歩き回ったので少々疲れてしまった。
 ディナークルーズは、食事はそこそこにして、デッキにに出て、夜景を撮った。明るめのレンズと、高感度と、手ぶれ防止機能に助けられた。
15.ヴァーツィ通り
ゲッレールト温泉ホテルの外観を見て、再び自由橋を戻って、中央市場の前から、ブダペスト旧市街の目抜き通りであるヴァーツィ通りを歩いた。観光客が多く、レストラン、ブティック、土産物屋などが並ぶ。

Nikon D300 TAMRON 28-75mm F2.8D
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/125秒 55mm ISO400 ) 露出補正 +0.3段
ヴァーツィ通り:クリックすると大きな写真になります
16.ヘレンド
ジョルナイ、ホロハーザとともに、ハンガリーの3大磁器に数えられる名品で、その名は日本でも知れ渡っている。1826年創業でハンガリー王室御用達となった直営店もあるが、ここはヴァーツィ通りのショップ。蝶の柄の磁器が私の目を引いた。

Nikon D300 TAMRON 28-75mm F2.8D
プログラムオートで撮影 ( F5 1/125秒 75mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
ヘレンド:クリックすると大きな写真になります
17.カフェ・ジェルボー
中央市場からヴァーツィ通りを歩いてきたが、ヴルシュマルティ広場に抜けたところにあるカフェ・ジェルボーは、1858年創業の老舗カフェ。自由時間の休憩はここでしようと決めていた。ちょっと気取ってアイリッシュコーヒーを注文した。最近、東京の国道246号沿いの青山学院のあたりに店を開いたとのこと。

Nikon D300 TAMRON 28-75mm F2.8D
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/100秒 36mm ISO3200 ) 露出補正 +1.0段
カフェ・ジェルボー:クリックすると大きな写真になります
18.イシュトヴァーン大聖堂
キリスト教を国教に定め、後に聖人とされたハンガリー初代国王イシュトヴァーンを祭る大聖堂。1851年に建設が始まり完成まで50年を要したという。午後3時45分、だいぶ暗くなってきた。

Nikon D300 TAMRON 28-75mm F2.8D
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/125秒 28mm ISO500 ) 露出補正 +0.3段
イシュトヴァーン大聖堂:クリックすると大きな写真になります
19.くさり橋を渡る
だんだんと暮れていく中、くさり橋をドナウ川対岸のブタ側に渡った。真中に灯りが見えるのは、王宮の丘を抜けるトンネルで、左側には王宮の丘へのケーブルカーの灯りが見える。

Nikon D300 TAMRON 28-75mm F2.8D
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/125秒 52mm ISO800 ) 露出補正 -0.3段
くさり橋を渡る:クリックすると大きな写真になります
20.国会議事堂 -1
17年の歳月をかけて1902年に完成したという。ハンガリーの歩みを象徴すべく、クラシック、ゴシック、バロック、ルネッサンスなど多彩な様式が組み込まれたという。対岸から夕暮れ時に撮りたいと思い、その正面までドナウ川の川岸を歩いて行った。

Nikon D300 TAMRON 28-75mm F2.8D
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/125秒 38mm ISO1600 ) 露出補正 -0.3段
国会議事堂 -1:クリックすると大きな写真になります
21.国会議事堂 -2
時刻は午後4時半過ぎ、前の写真から15分たった。中央の丸屋根がライトアップされた。空はかすかに明るさが残る。

Nikon D300 TAMRON 28-75mm F2.8D
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/125秒 75mm ISO2500 ) 露出補正 0段
国会議事堂 -2:クリックすると大きな写真になります
22.ライトアップされたくさり橋
撮りたかった夕闇のくさり橋だ。平凡な写真になってしまったが、三脚なしで撮るのに、F2.8と高感度の世話になった。ブタ側から撮った。時間は4時40分。

Nikon D300 TAMRON 28-75mm F2.8D
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/125秒 28mm ISO2000 ) 露出補正 0段
ライトアップされたくさり橋:クリックすると大きな写真になります
23.くさり橋のライオン
くさり橋橋塔の各川岸側にはそれぞれ一対のライオン像がある。このライオン像には舌がない。造るときに職人が造り忘れたとか。まだ、空に明るさがほんの少し残り、橋はライトアップされて美しい。

Nikon D300 TAMRON 28-75mm F2.8D
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/125秒 46mm ISO2500 ) 露出補正 +1.0段
くさり橋のライオン:クリックすると大きな写真になります
24.ライトアップされた王宮
再びくさり橋を渡りペスト側に戻った。振り返って王宮の丘を見るとライトアップされて美しかった。

Nikon D300 TAMRON 28-75mm F2.8D
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/60秒 28mm ISO3200 ) 露出補正 0段
ライトアップされた王宮:クリックすると大きな写真になります
25.ドナウ川ディナークルーズ
ディナークルーズの船に乗るため、6時30分にくさり橋の近くで集合になったが、それまでの時間は少々苦痛だった。午後はあちこち歩いたので疲れていた。仕方なく、近くのホテルに入り、ロビーで待機した。そして、ディナークルーズは夜の7時に出航になった。すっかり暗くなった。まずは、デッキに出て、くさり橋と王宮を撮った。

Nikon D300 TAMRON 28-75mm F2.8D
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/100秒 48mm ISO3200 ) 露出補正 0段
ドナウ川ディナークルーズ:クリックすると大きな写真になります
26.再び国会議事堂
船は上流に向かって進み、国会議事堂のすぐ脇を進んで、マルギット島を回ってくる。これは横から眺めた国会議事堂である。

Nikon D300 TAMRON 28-75mm F2.8D
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/60秒 55mm ISO3200 ) 露出補正 +0.7段
再び国会議事堂:クリックすると大きな写真になります
27.ゲッレールトの丘を望む
ちょっと自分の席に戻って食事をした。ブッフェ形式のディナーだったが、食べるよりも外の写真を撮るのに夢中になってしまう。これはくさり橋の上流から下流を眺めたところである。ゲッレールトの丘の、自由の女神が見える。

Nikon D300 TAMRON 28-75mm F2.8D
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/30秒 28mm ISO3200 ) 露出補正 0段
ゲッレールトの丘を望む:クリックすると大きな写真になります
28.自由橋とゲッレールト温泉ホテル
コースの最下流にきた。昼に渡った緑色の自由橋とゲッレールト温泉ホテル。この自由橋をくぐったところで、再び反転し、乗船したところに戻る。

Nikon D300 TAMRON 28-75mm F2.8D
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/60秒 35mm ISO3200 ) 露出補正 +0.7段
自由橋とゲッレールト温泉ホテル:クリックすると大きな写真になります
29.ディナークルーズ船内
時間は8時30分、1時間半のクルージングは終わろうとしている。船内は食事の食器類もきれいにかたずけられて、客は談笑している。

Nikon D300 TAMRON 28-75mm F2.8D
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/30秒 36mm ISO3200 ) 露出補正 +0.7段
ディナークルーズ船内:クリックすると大きな写真になります


2009年12月14日

中欧旅行 その10 ブダペスト(1)

 11月6日(金)、ツアーも6日目になった。この日は、私がプラハとともに楽しみにしていたハンガリーのブダペスト観光である。
 朝8時、ブタペストのペスト地区の自由橋の近くにある中央市場とほど近いホテル「メルキュール ブダペスト コロナ」を朝8時半に出発し、王宮の北側から王宮に入った。
 午前中、王宮の丘を観光したのち昼食、その後自由時間となった。自由時間はまず、自由橋を渡って、ゲッレールト温泉ホテルの外観を見た。戻って自由市場の中に入ってその活気を感じた後、ヴァーツィ通りを歩いた。
 夕暮れの写真が撮りたかったのでくさり橋を渡って、ブタ側へ行く。国会議事堂の対岸正面まで歩くと疲れてしまったが、その戻り道で夕暮れのくさり橋を何枚か撮ることができた。
 
1.前夜のレストランにて
  前の晩、ブラチスラバから、ブダペストに入ったが、ホテルに入る前に町のレストランで夕食となった。ツインバロム(打弦楽器)というハンガリー楽器で、日本の曲などを演奏して歓迎してくれた。写真を撮らせてもらったら、チップのお皿に気がついたので、少々置いた。

  Canon IXY900IS
  プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/60秒 4.6mm ISOオート )
前夜のレストランにて:クリックすると大きな写真になります
2.ブダペストの朝
朝7時45分、食事を終え出発前にホテルの外に出てみた。ここでも朝の通勤でトラムの乗降客は多い。今日も、夜のドナウ川クルーズに備え、ズーム全域F2.8のタムロンを付けた。

Nikon D300 TAMRON 28-75mm F2.8D
プログラムオートで撮影 ( F5 1/125秒 68mm ISO400 ) 露出補正 -0.7段
ブダペストの朝:クリックすると大きな写真になります
3.ブダペスト王宮
ブダペストはドナウ川を挟んで、西側をブダといい、東側をペストという。ホテルはペスト側にあった。朝8時にホテルの前からバスに乗り、北のほうへ行き、マルギット橋を渡って、ブタ側の王宮の下でバスを降りた。王宮は13世紀の半ばにハンガリー王のペーラ四世がここに住居を築いたのが始まりという。その後歴代の王が増改築を繰り返している。1686年にはオスマン・トルコ軍との戦いで破壊されたとのこと。その後、ブダペシストを支配したハプスブルグ家が再建した。その後も焼失、破壊に遭い、再建、修復され現在の建物は1950年代のものという。

Nikon D300 TAMRON 28-75mm F2.8D
プログラムオートで撮影 ( F6.3 1/160秒 28mm ISO400 ) 露出補正 +0.7段
ブダペスト王宮:クリックすると大きな写真になります
4.王宮の戦禍
弾丸による傷痕である。これは、第二次世界大戦、ハンガリー動乱のときのものだそうだ。

Nikon D300 TAMRON 28-75mm F2.8D
プログラムオートで撮影 ( F6.3 1/160秒 38mm ISO400 ) 露出補正 -0.7段
王宮の戦禍:クリックすると大きな写真になります
5.王宮の丘から眺めるくさり橋
これがブダペスト最大の観光スポット、くさり橋だ。セーチェニという人が私財を投じて1849年に完成した。第二次世界大戦で破壊され、現在の橋は1949年に再建されたものという。夜のライトアップが楽しみである。

Nikon D300 TAMRON 28-75mm F2.8D
プログラムオートで撮影 ( F6.3 1/160秒 75mm ISO400 ) 露出補正 -0.7段
王宮の丘から眺めるくさり橋:クリックすると大きな写真になります
6.残骸
いつの時代のものかはわからない。城壁のなかにがれきの跡が残っていた。何か貴重なもののように思える。

Nikon D300 TAMRON 28-75mm F2.8D
プログラムオートで撮影 ( F6.3 1/160秒 52mm ISO400 ) 露出補正 -0.7段
残骸:クリックすると大きな写真になります
7.マーチャーシュ教会
前出のペーラ四世によって13世紀に創立されたのが始まり。その後、何度も破壊、修復が繰り返され、19世紀の後半に今のネオゴシック様式になり、現在の建物は1970年代に修復されたもの。ジョルナイという会社のタイル屋根が美しい。午後に行った中央市場もそうだ。

Nikon D300 TAMRON 28-75mm F2.8D
プログラムオートで撮影 ( F8 1/250秒 42mm ISO400 ) 露出補正 0段
マーチャーシュ教会:クリックすると大きな写真になります
8.マーチャーシュ教会 主祭壇
700Ft(フォリント)、約350円ほどの入場料を払って中に入った。ステンドグラスのテーマはハンガリーの聖人や12使徒とのこと。フランツ・ヨーゼフ一世の戴冠式の際、この祭壇でリスト・フェレンツの「ハンガリー戴冠ミサ曲」が初演されたという。

Nikon D300 TAMRON 28-75mm F2.8D
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/60秒 40mm ISO3200 ) 露出補正 +0.7段
マーチャーシュ教会 主祭壇:クリックすると大きな写真になります
9.漁夫の砦
なぜ漁夫の砦と言われるのか?かって城壁を守ったのが漁師だったことに由来するという。1899年から6年の歳月をかけて築かれた砦とのこと。ドナウ川と反対側のペスト地区を眺める好ポイント。

Nikon D300 TAMRON 28-75mm F2.8D
プログラムオートで撮影 ( F8 1/250秒 44mm ISO400 ) 露出補正 0段
漁夫の砦:クリックすると大きな写真になります
10.漁夫の砦から見る国会議事堂
その漁夫の砦から、くさり橋より少し北側、上流にある国会議事堂が眺められた。

Nikon D300 TAMRON 28-75mm F2.8D
プログラムオートで撮影 ( F6.3 1/160秒 46mm ISO400 ) 露出補正 +0.7段
漁夫の砦から見る国会議事堂:クリックすると大きな写真になります
11.ゲッレールトの丘
王宮の丘の南東に連なる標高235mの丘。ドナウ川、王宮の丘、ペスト地区の眺めが良い眺望スポットで、ここからの眺めは世界遺産となっている。天気が悪く、はっきり見えないがくさり橋や国会議事堂が見える。もっとも、まったく何も見えない時もあるというから、あまり文句は言えまい。

Nikon D300 TAMRON 28-75mm F2.8D
プログラムオートで撮影 ( F8 1/250秒 28mm ISO400 ) 露出補正 +0.7段
ゲッレールトの丘:クリックすると大きな写真になります
12.中央市場
午前中の王宮の丘の観光が終わり、昼食のあと、自由時間になった。今夜はドナウ川のディナークルーズがあり、その集合時間の夕方6時まで、家内と二人で歩きまわることになった。まずは、是非行ってみたかった、中央市場へ行った。外観はジョルナイ社の屋根が美しい。中央市場は中心地の南側にあり、緑色の自由橋の傍にある。

Canon IXY900IS
プログラムオートで撮影 ( F7.1 1/125秒 4.6mm ISOオート )
中央市場:クリックすると大きな写真になります
13.中央市場内部
ご覧のとおり、中央市場の中は、左右に100m以上はあると思われる通路があり、その両側にソーセージやハムを売る店、野菜、果物を売る店や香辛料を売る店が軒を連ねる。たとえば香辛料を売る店だけで何店舗もあるが、それらはかたまって軒を連ねている。ハンガリーのフォアグラは有名でペーストなどの缶詰はおみやげに適当である。2階には衣料品などを売る店がある。

Nikon D300 TAMRON 28-75mm F2.8D
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/125秒 28mm ISO3200 ) 露出補正 +1.0段
中央市場内部:クリックすると大きな写真になります
14.ゲッレールト温泉ホテル
ハンガリーは世界でも有数の温泉大国。ブダペストにも80以上の源泉があるという。このホテルはアールヌーボー様式の美しい建物で知られている。屋内と屋外に温泉プールがあり、屋内には温泉浴槽もあるようだ。時間があったので、中に入ってみればよかったと後悔している。

Nikon D300 TAMRON 28-75mm F2.8D
プログラムオートで撮影 ( F10 1/400秒 32mm ISO400 ) 露出補正 +0.3段
ゲッレールト温泉ホテル:クリックすると大きな写真になります