午前中、王宮の丘を観光したのち昼食、その後自由時間となった。自由時間はまず、自由橋を渡って、ゲッレールト温泉ホテルの外観を見た。戻って自由市場の中に入ってその活気を感じた後、ヴァーツィ通りを歩いた。
夕暮れの写真が撮りたかったのでくさり橋を渡って、ブタ側へ行く。国会議事堂の対岸正面まで歩くと疲れてしまったが、その戻り道で夕暮れのくさり橋を何枚か撮ることができた。
1.前夜のレストランにて
前の晩、ブラチスラバから、ブダペストに入ったが、ホテルに入る前に町のレストランで夕食となった。ツインバロム(打弦楽器)というハンガリー楽器で、日本の曲などを演奏して歓迎してくれた。写真を撮らせてもらったら、チップのお皿に気がついたので、少々置いた。
Canon IXY900IS
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/60秒 4.6mm ISOオート )
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2.ブダペストの朝
朝7時45分、食事を終え出発前にホテルの外に出てみた。ここでも朝の通勤でトラムの乗降客は多い。今日も、夜のドナウ川クルーズに備え、ズーム全域F2.8のタムロンを付けた。
Nikon D300 TAMRON 28-75mm F2.8D
プログラムオートで撮影 ( F5 1/125秒 68mm ISO400 ) 露出補正 -0.7段
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3.ブダペスト王宮
ブダペストはドナウ川を挟んで、西側をブダといい、東側をペストという。ホテルはペスト側にあった。朝8時にホテルの前からバスに乗り、北のほうへ行き、マルギット橋を渡って、ブタ側の王宮の下でバスを降りた。王宮は13世紀の半ばにハンガリー王のペーラ四世がここに住居を築いたのが始まりという。その後歴代の王が増改築を繰り返している。1686年にはオスマン・トルコ軍との戦いで破壊されたとのこと。その後、ブダペシストを支配したハプスブルグ家が再建した。その後も焼失、破壊に遭い、再建、修復され現在の建物は1950年代のものという。
Nikon D300 TAMRON 28-75mm F2.8D
プログラムオートで撮影 ( F6.3 1/160秒 28mm ISO400 ) 露出補正 +0.7段
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4.王宮の戦禍
弾丸による傷痕である。これは、第二次世界大戦、ハンガリー動乱のときのものだそうだ。
Nikon D300 TAMRON 28-75mm F2.8D
プログラムオートで撮影 ( F6.3 1/160秒 38mm ISO400 ) 露出補正 -0.7段
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5.王宮の丘から眺めるくさり橋
これがブダペスト最大の観光スポット、くさり橋だ。セーチェニという人が私財を投じて1849年に完成した。第二次世界大戦で破壊され、現在の橋は1949年に再建されたものという。夜のライトアップが楽しみである。
Nikon D300 TAMRON 28-75mm F2.8D
プログラムオートで撮影 ( F6.3 1/160秒 75mm ISO400 ) 露出補正 -0.7段
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6.残骸
いつの時代のものかはわからない。城壁のなかにがれきの跡が残っていた。何か貴重なもののように思える。
Nikon D300 TAMRON 28-75mm F2.8D
プログラムオートで撮影 ( F6.3 1/160秒 52mm ISO400 ) 露出補正 -0.7段
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7.マーチャーシュ教会
前出のペーラ四世によって13世紀に創立されたのが始まり。その後、何度も破壊、修復が繰り返され、19世紀の後半に今のネオゴシック様式になり、現在の建物は1970年代に修復されたもの。ジョルナイという会社のタイル屋根が美しい。午後に行った中央市場もそうだ。
Nikon D300 TAMRON 28-75mm F2.8D
プログラムオートで撮影 ( F8 1/250秒 42mm ISO400 ) 露出補正 0段
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8.マーチャーシュ教会 主祭壇
700Ft(フォリント)、約350円ほどの入場料を払って中に入った。ステンドグラスのテーマはハンガリーの聖人や12使徒とのこと。フランツ・ヨーゼフ一世の戴冠式の際、この祭壇でリスト・フェレンツの「ハンガリー戴冠ミサ曲」が初演されたという。
Nikon D300 TAMRON 28-75mm F2.8D
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/60秒 40mm ISO3200 ) 露出補正 +0.7段
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9.漁夫の砦
なぜ漁夫の砦と言われるのか?かって城壁を守ったのが漁師だったことに由来するという。1899年から6年の歳月をかけて築かれた砦とのこと。ドナウ川と反対側のペスト地区を眺める好ポイント。
Nikon D300 TAMRON 28-75mm F2.8D
プログラムオートで撮影 ( F8 1/250秒 44mm ISO400 ) 露出補正 0段
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10.漁夫の砦から見る国会議事堂
その漁夫の砦から、くさり橋より少し北側、上流にある国会議事堂が眺められた。
Nikon D300 TAMRON 28-75mm F2.8D
プログラムオートで撮影 ( F6.3 1/160秒 46mm ISO400 ) 露出補正 +0.7段
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11.ゲッレールトの丘
王宮の丘の南東に連なる標高235mの丘。ドナウ川、王宮の丘、ペスト地区の眺めが良い眺望スポットで、ここからの眺めは世界遺産となっている。天気が悪く、はっきり見えないがくさり橋や国会議事堂が見える。もっとも、まったく何も見えない時もあるというから、あまり文句は言えまい。
Nikon D300 TAMRON 28-75mm F2.8D
プログラムオートで撮影 ( F8 1/250秒 28mm ISO400 ) 露出補正 +0.7段
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12.中央市場
午前中の王宮の丘の観光が終わり、昼食のあと、自由時間になった。今夜はドナウ川のディナークルーズがあり、その集合時間の夕方6時まで、家内と二人で歩きまわることになった。まずは、是非行ってみたかった、中央市場へ行った。外観はジョルナイ社の屋根が美しい。中央市場は中心地の南側にあり、緑色の自由橋の傍にある。
Canon IXY900IS
プログラムオートで撮影 ( F7.1 1/125秒 4.6mm ISOオート )
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13.中央市場内部
ご覧のとおり、中央市場の中は、左右に100m以上はあると思われる通路があり、その両側にソーセージやハムを売る店、野菜、果物を売る店や香辛料を売る店が軒を連ねる。たとえば香辛料を売る店だけで何店舗もあるが、それらはかたまって軒を連ねている。ハンガリーのフォアグラは有名でペーストなどの缶詰はおみやげに適当である。2階には衣料品などを売る店がある。
Nikon D300 TAMRON 28-75mm F2.8D
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/125秒 28mm ISO3200 ) 露出補正 +1.0段
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14.ゲッレールト温泉ホテル
ハンガリーは世界でも有数の温泉大国。ブダペストにも80以上の源泉があるという。このホテルはアールヌーボー様式の美しい建物で知られている。屋内と屋外に温泉プールがあり、屋内には温泉浴槽もあるようだ。時間があったので、中に入ってみればよかったと後悔している。
Nikon D300 TAMRON 28-75mm F2.8D
プログラムオートで撮影 ( F10 1/400秒 32mm ISO400 ) 露出補正 +0.3段
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