家の近くを歩くとキバナコスモスが咲いている季節になった。明神台公園に咲くキバナコスモスにはここ数年、毎年この季節を楽しませてもらっている。
昨年は10月1日に訪れたときも、10月7日も、ツマグロヒョウモン、アゲハ、ウラナミシジミなどはとても新鮮できれいな個体が多かったが、今年は少し、発生が早かったようだ。アゲハはほとんど破損した個体だし、ツマグロヒョウモンも擦れた個体が多かった。破損のないきれいな個体を探して撮るようにした。ウラナミシジミも擦れた個体が多い。
ツバメシジミだろうと思って撮ったシジミチョウが、帰宅してパソコンのモニターで見たところ、クロマダラソテツシジミだったので驚いた。ネットで検索してみると、近年分布を北へ拡大していて、今年は三浦半島あたりでも多く発生しているようだ。翌々日、クロマダラソテツシジミを狙って再度明神台公園へ行って見たが、柳の下に泥鰌はいなかった。
また、ミドリヒョウモンの♀に会えたのも収穫だった。ここ数年、舞岡公園でも見たことがない。
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1.ツマグロヒョウモン♂ -1
まず、定番のツマグロヒョウモンである。昨年より数が少ないように思えた。
Nikon D750 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
プログラム優先オートで撮影 ( f5.6 1/500秒 90mm ISO100 ) 露出補正 なし
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2.クロマダラソテツシジミ
撮った時はクロマダラソテツシジミとは思いもよらなかった。確認していればもっと慎重に、沢山のカットを撮ったと思うのに残念なことをした。本種は、グアム島で撮ったことはあるが、沖縄を含めて国内では初めての経験である。
Nikon D750 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
プログラム優先オートで撮影 ( f4 1/500秒 90mm ISO100 ) 露出補正 なし
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3.ツマグロヒョウモン♂ -2
キバナコスモスで吸蜜。開翅していたが右後翅が破損していた。
Nikon D750 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
プログラム優先オートで撮影 ( f5 1/500秒 90mm ISO100 ) 露出補正 なし
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4.ツマグロヒョウモン♂ -3
前の写真と同じ個体だった。
Nikon D750 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
プログラム優先オートで撮影 ( f4.5 1/500秒 90mm ISO100 ) 露出補正 なし
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5.キタテハ秋型 -1
これからのキタテハは秋型になる。
Nikon D750 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影 ( f4 1/1000秒 90mm ISO100 ) 露出補正 なし
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6.チャバネセセリ
横に突き出て咲く花にキバネセセリが止まって吸蜜をしていた。少し擦れてきている。チャバネセセリは暖地性のチョウだ。暖かいところで幼虫で越冬した世代が分散して、発生しながら秋にかけて個体数が増加するという。よく見ないとイチモンジセセリと区別できない。
Nikon D750 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影 ( f4 1/500秒 90mm ISO125 ) 露出補正 なし
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7.モンキチョウ
ここでのモンキチョウの数は多くなかった。
Nikon D750 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影 ( f4 1/1000秒 90mm ISO100 ) 露出補正 なし
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8.キタテハ -1
このキタテハはまだ夏型の装いをしていた。
Nikon D750 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影 ( f4 1/500秒 90mm ISO140 ) 露出補正 なし
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9.ミドリヒョウモン♀ -1
ツマグロヒョウモンに混じってミドリヒョウモンが飛来した。ここでは珍しい。眼に良くピントを合わすことが出来た。
Nikon D750 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影 ( f4 1/1000秒 90mm ISO100 ) 露出補正 なし
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10.ミドリヒョウモン♀ -2
前の写真と同じ個体。比較的傷のない個体だったが、左後翅が破損していた。
Nikon D750 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影 ( f4 1/500秒 90mm ISO450 ) 露出補正 なし
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11.ツマグロヒョウモン♂ -4
背中が少し擦れているが、まあまあきれいな個体だった。
Nikon D750 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影 ( f4 1/640秒 90mm ISO100 ) 露出補正 なし
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12.キタテハ秋型 -2
ポケットに入っていた PowerShot G7X の広角側で被写体に近寄って撮った。
Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f7.1 1/1000秒 9mm ISO250 ) 露出補正 なし
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13.キタテハ秋型 -3
花から花へ移動して吸蜜していた。
Nikon D750 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影 ( f4 1/500秒 90mm ISO110 ) 露出補正 なし
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14.ツマグロヒョウモン♀
飛んでいるツマグロヒョウモンは♂の方が圧倒的にに多く、♀の個体数は少なかった。
Nikon D750 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影 ( f4 1/500秒 90mm ISO125 ) 露出補正 なし
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15.アゲハ♂
アゲハは数頭飛んでいたがどの個体も傷んでいた。この個体も左側後翅が破損している。できるだけ傷を隠してやろうとトリミングした。
Nikon D750 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影 ( f4 1/800秒 90mm ISO100 ) 露出補正 なし
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16.ウラナミシジミ -1
最盛期は過ぎているようだった。
Nikon D750 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影 ( f4 1/2000秒 90mm ISO100 ) 露出補正 なし
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17.ツマグロヒョウモン求愛
ツマグロヒョウモンは♀が少なく、♀1頭に♂10頭といった状態だったが、♀を探して追いかける♂は多くはなかった。
Nikon D750 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影 ( f4 1/500秒 90mm ISO160 ) 露出補正 なし
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18.ツバメシジミ交尾
この状態であると近寄って撮影できる。
Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f7.1 1/1000秒 9mm ISO400 ) 露出補正 なし
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19.ツマグロヒョウモン♂ -5
Canon PowerShot G7Xで寄って撮った。
Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f7.1 1/1000秒 9mm ISO320 ) 露出補正 なし
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20.ヤマトシジミ
ヤマトシジミは地表近くを飛び回る。ヒメツルソバの花で吸蜜する。
Nikon D750 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影 ( f4 1/800秒 90mm ISO100 ) 露出補正 なし
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21.ウラナミシジミ -2
開翅を待ったが、ダメだった。
Nikon D750 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影 ( f4 1/1250秒 90mm ISO100 ) 露出補正 なし
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22.ウラナミシジミ -3
広角撮影を試みたが、決め手となる背景選びが難しい。また、できるだけ近寄らないとAFが捉えてくれず背景にピントが合ってしまう。ふと見ると、大きなネットを持って三角ケースを腰に付けた年配のかたがキバナコスモスの植え込みに登場した。ツマグロヒョウモンなどをターゲットにして、時折ネットを振る。私は退散することにした。
Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f7.1 1/1000秒 9mm ISO320 ) 露出補正 なし
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23.法性寺のヒガンバナ
何時ものとおり、法性寺から下る。法性寺境内の石仏のわきで白いヒガンバナが咲いていた。赤いヒガンバナも咲いている。
Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f7.1 1/500秒 9mm ISO3200 ) 露出補正 なし
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24.ウラナミシジミ -4 10月2日撮影
9月30日に思いがけずクロマダラソテツシジミを撮っていたので、まだいるかと期待して、翌々日、再び明神台公園へ行って見た。小さなシジミチョウに注意してねばってみたが、クロマダラソテツシジミは現れなかった。ハギ類はウラナミシジミの食草のひとつ。
SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO320 ) 露出補正 なし
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25.ルリシジミ 4月2日撮影
ヤマハギもルリシジミの食草のひとつである。
SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 210mm ISO800 ) 露出補正 なし
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