2013年2月に娘夫婦がバリ島旅行に誘ってくれたので一緒に行くことになった。娘たちは4泊5日をのんびり過ごすというが、チョウ好きの私にとっては憧れの東南アジアである。シンガポール経由で入ったバリ島で、着いた日の宿をとったのは、島の西側、海沿いのスミニャックというところだ。翌日、ホテルのプールで遊んでいる娘たちと別れて、近くを歩いてみた。ちょっと脇の空き地に入ると多くの蝶を見ることだ出来る。さすがだ。次の日はタクシーを頼んで、タバナンというところにあるバタフライ・パークへいった。ホテルへ戻る途中、バリ島の景勝地タナロット寺院に寄った。
第3日はやはり西側の海沿いにある「ブルガリ」で昼食にした後、ウルワツ寺院でケチャ・ダンスを観る。ここにも蝶は多い。次の日は、タマン・アユン寺院を観た後、北東部の山間地であるキンタマーニ高原へ行く。ここは楽しみにしていたが、レストランで食事をしただけで蝶を追うことはできなかった。そして、ウブドに向かった。ウブドでは宿泊したプリ・ウランダリというホテルの敷地内や、ゲートを出て、すぐ近くの空き地で蝶を追いかけ、楽しんだ。詳しくはバリ島のフィールドで撮った蝶をご覧いただきたい。
夏は、2泊3日で、八島が原湿原、美ヶ原に出かけたが、あまり成果は得られなかった。北杜市のオオムラサキセンターや上高地へは日帰りで出かけた。
秋には新横浜公園のガガイモでカバマダラが発生しているという情報に触れた。台風が来ていたりしてなかなかチャンスがなかったが、最後の最後にやっと1頭に会うことができた。
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1.ヤエヤマムラサキ 2013年1月28日 グァム島
マンギラオゴルフ場に、この年もまた、ヤエヤマムラサキがいた。きれいな個体で、翅を開いて見せてくれた。♀の前翅の先は紫色に輝く。これは♂だ。
Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8G macro
絞り優先オートで撮影(f5.6 1/1400秒 90mm ISO400 )露出補正 なし
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2.翅を開いたマルバネルリマダラ 2013年1月28日 グァム島
グァム島のマンギラオ ゴルフクラブでホール・アウトして、クラブハウスへ戻る道にテイキンザクラの深紅の花が咲いているところがある。毎年ここではマルバネルリマダラがその花に集まっている。
Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8G macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/250秒 90mm ISO800)露出補正 なし
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3.ユベンタヒメゴマダラ 2013年2月8日 バリ島 タバナン付近
初めて見るチョウだった。ランタナの花に絡みながら吸蜜しようとしている。
Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8G macro
絞り優先オートで撮影( f5.6 1/800秒 90mm ISO400) 露出補正 なし
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4.コモンタイマイ バリ島 タナロット寺院
黄色いランタナの花に来ていたコモンタイマイ。ここでは普通種のようである。ウブドで見たコモンタイマイは激しく傷んでいたが、これはきれいな個体だった。
Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8G macro
絞り優先オートで撮影( Ff5.6 1/400秒 90mm ISO400)露出補正 なし
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5.ギフチョウ鮮やかに 2013年4月5日 神奈川県相模原市
イワツツジが咲いていた。いつもの年よりも早いのではなかろうか。イワツツジに来たギフチョウを撮るのは初めてだった。
Nikon D300 Tokina 100mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影( f5.6 1/1600秒 ISO400 ) 露出補正 -0.3段
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6.ウラナミアカシジミ 2013年5月13日 横浜市舞岡公園
なかなか良い写真が撮れなかったウラナミアカシジミが目の前にいた。
Nikon D300 Tokina 100mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影 ( f6.3 1/250秒 ISO900 ) 露出補正 -0.3段
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7.ギンボシヒョウモン 2013年7月8日 山梨県北杜市 観音平
観音平は標高1,570mある。ここまで登ってくるとギンボシヒョウモンが多くなる。
Nikon D300 Tokina 100mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影 ( f6.3 1/1000秒 ISO400 ) 露出補正 -0.3段
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8.スジグロシロチョウの求愛 2013年8月23日 長野県上高地
2頭のスジグロシロチョウの♂がキオンの花に止まっている♀に求愛をしている。前にいる♂の眼はしっかりと下にいる♀を見ている。しかし♀の方は尾端を上げて交尾したくないと意思表示している。私の好きな写真になった。
Nikon D300 Tokina 100mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影( f6.3 1/800秒 ISO400 )露出補正 なし
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9.路傍のクジャクチョウ 2013年7月25日 長野県美ヶ原山麓
美ヶ原から三城へ下りてきて、松本へ向かう道の傍らに咲く黄色い花でクジャクチョウが吸蜜していた。
Canon PowerShot G12 f2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f4 1/200秒 6mm ISO200 ) 露出補正 なし
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10.カバマダラ 2013年10月31日 横浜市新横浜公園
秋になって、カバマダラが新横浜公園で発生しているとの情報がネット上を飛び交っていた。やっと10月18日に行くことができたが、伊豆大島に大きな被害をもたらした台風26号で、ここ新横浜公園も冠水し、第三京浜の港北インターから新横浜へ向かう道(県道13号線)を挟んで、日産スタジアムの反対側の公園や運動場部分は、閉鎖されていた。新横浜公園は、国土交通省京浜河川事務所管理下の多目的遊水地の上に建設されている。台風の大雨で冠水することこそ、その目的を果たしているのだが。水が引いた10月28日にも行ってきたが、カバマダラは飛んでいなかった。そして最後のチャンスと思って行った31日に、フジバカマの花に来ていたこのチョウを撮った。
FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f5.6 1/400秒 111mm ISO100 ) 露出補正 なし
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補 1.アサギマダラ 2013年10月10日 富山県五箇村
秋に能登半島ドライブ旅行をした折、往きに世界遺産「五箇村」を訪れた。北陸の秋だったが、天気が良く、五箇村の村落のフジバカマには、オオウラギンスジヒョウモンや複数のアサギマダラが舞っていた。
Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm f3.5-5.6G
プログラムオートで撮影(f5.6 1/640秒 170mm ISO400)露出補正 -0.3段
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補 2.カセンソウの花畑で遊ぶオオウラギンスジヒョウモン 2013年7月18日 神奈川県 箱根湿生花園
箱根湿生花園の奥にある仙石原湿生植生復元区には、この時期黄色いカセンソウの花が咲く。一面黄色いカセンソウの花の中にいるオオウラギンスジヒョウモンを撮りたかった。ここは低地湿原として、一部が国指定天然記念物に指定されている貴重な場所。
Nikon COOLPIX P90 f2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f5.6 1/250秒 110mm ISO64)露出補正 -0.3段
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補 3.逆さに止まるテングチョウ 2013年7月8日 山梨県北杜市 観音平
テングチョウの写真は、地面に止まったり、下草に止まったりしているところが多い。こんな止まり方をするテングチョウは初めてだった。
Nikon D300 Tokina 100mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影 ( f6.3 1/320秒 ISO400 ) 露出補正 -0.3段
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補 4.ヒョウモン3種 長野県八島が原湿原 2013年7月25日
この写真は、平成14年の年賀状に使用した。左からヒョウモンチョウ、ミドリヒョウモン、ウラギンヒョウモン。ほかに同じ花が沢山あるのに何で一つの花に集まるのだろうか?
Nikon D300 Tokina 100mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/3200秒 ISO400 ) 露出補正 -0.3段
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補 5.オオムラサキ 2013年7月8日 山梨県北杜市
樹液が出ている大きな木があり、その柵にオオムラサキの♂が翅を開いて止まってくれた。まだ7月の初旬だが既に大分擦れていた。
Nikon D300 Tokina 100mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/400秒 ISO400 ) 露出補正 -0.3段
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補 6.アコンテアイナズマ? 2013年2月10日 バリ島 ウブド
ウブドの朝、散歩をしていたら、むこうからから猛スピードで飛んできた。必死になって写真を撮ったが、なんという蝶かわからない。帰国して、東南アジアの蝶図鑑を新調して同定を試みたが、確信はない。
Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8G macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/800秒 90mm ISO400 )露出補正 なし
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