御殿場の秩父宮記念公園を午後1時半に退出した。自宅がある集合住宅の機械式駐車場は部品交換工事が行われていて、予定では夕方5時までということなので、このまま帰るとまだ終わっていないかもしれない。海老名のサービスエリアに寄るにしても時間を潰しきれない。
そこで20分ほど走って7月10日にも行った箱根湿性花園へ上がってみることにした。ひょっとすると晴れ間も出るかもしれないと期待したがそうはいかなかった。
チョウの数は少ない。7月10日に来たときはまだ発生初期できれいな個体が多かったオオウラギンスジヒョウモンも数は少なく、擦れた個体がほとんどだった。
1時間少々で切り上げて、再び御殿場に下り、東名に上がった。久しぶりに上りの海老名SAに寄り、ブラブラしたあとフードコートで簡単に食事をした。フードコートは中途半端な時間だったためか空いていたが、多くの店が並ぶSAの中は小さな子供さんを連れた家族連れが多く、コロナ感染を心配するほどではなかったが、マスクをして、密にならないように気を付けた。
帰りも順調に走り、5時半ごろ帰宅した。駐車場の工事は終了していた。
1.元食虫植物 イビセラ・ルテア
昨年も行われていたようだが、今年も世界の食虫植物展が行われていた。この花はイビセラ・ルテアと云い、葉や茎全体にある粘液で虫を捉えている食虫植物と考えられていたが、近年の研究により捕獲した虫を消化、吸収する能力が確認できず、食虫植物から除外された植物だそうだ。
SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/500秒 20mm ISO200 ) 露出補正 なし
|
|
2.コウホネ(河骨)
スイレン科の植物で、水生の多年生草本。浅い池や沼に自生し、夏に黄色い花を咲かせる。仙石原湿原植生復元区の手前の池で多く咲いていた。
SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO1250 ) 露出補正 なし
|
|
3.ノリウツギ(糊空木)
ノリウツギはアジサイ科アジサイ属の落葉低木である。7月10日に来たときにミドリシジミが吸蜜していたノリウツギの写真と見比べてみた。額は色あせてはいるがまだ残っていた。花は咲ききってしまっている。
SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 94mm ISO400 ) 露出補正 なし
|
|
4.アゲハ -1
ヌマトラノオ(沼虎尾)にアゲハが飛んできた。春型に比べると大きく羽化したてのようなきれいな個体だった。
SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 172mm ISO400 ) 露出補正 なし
|
|
5.アゲハ -2
近くに咲いているオカトラノオに来てくれた。
SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 102mm ISO400 ) 露出補正 なし
|
|
6.ギボウシ(擬宝珠)
雨のしずくが付いて瑞々しい。きれいなギボウシだった。
SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/500秒 9mm ISO100 ) 露出補正 なし
|
|
7.キタキチョウ
ミソハギにキタキチョウがいた。可憐な姿だ。
SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO400 ) 露出補正 なし
|
|
8.オオウラギンスジヒョウモン
7月10日に来たときはオカトラノオが多く咲いていたが、この時はヌマトラノオに飛来した。比較的擦れていない個体だったが、破損があった。旬は過ぎたのだ。
SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 172mm ISO400 ) 露出補正 なし
|
|
9.イチモンジセセリ
目が悪いので肉眼では同定できない。撮ってみてモニターで確認してイチモンジセセリと判る。擦れた個体だった。
SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO400 ) 露出補正 なし
|
|
10.ワレモコウ(吾亦紅、吾木香、吾妹紅)
花期は晩夏から秋にかけての7月 から 10月で、暗紅紫色の花弁のない可憐な花を密につける。小さな花を集めた丸い花穂が暗紅紫色になる。真ん中の花穂の右下に小さな花が咲いている。
SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 187mm ISO500 ) 露出補正 なし
|
|
11.仙石原湿原植生復元区のカセンソウ(歌仙草)
7月10日に来たときは台ヶ岳に雲が垂れ込んでいたが、この日は曇りでもすっきりして良く見えた。
SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 187mm ISO500 ) 露出補正 なし
|
|
12.白いギボウシ
白い花のギボウシが咲いていた。ギボウシの一品種なのだろうか?
SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 201mm ISO200 ) 露出補正 なし
|
|
13.カセンソウに来たオオウラギンスジヒョウモン
やはり擦れて破損している個体だった。雌の姿を見ることはなかった。
SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 190mm ISO320 ) 露出補正 なし
|
|
14.コオニユリと台ヶ岳
コウホネが咲いていた池のそばにコオニユリが咲いている。台ヶ岳は、箱根山の北部、仙石原の南側にある標高1,045 mの山である。ここに咲くコオニユリにはしばしば、キアゲハやカラスアゲハが吸蜜に来る。
SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.4 1/500秒 9mm ISO125 ) 露出補正 なし
|
|
15.赤いツマグロバッタ
ツマグロイナゴモドキあるいはツマグロイナゴともいう。山間部のやや湿った草原、ヨシ原などに生息するという。
SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 168mm ISO800 ) 露出補正 なし
|
|
16.キキョウ(桔梗)
後ろから見たキキョウの花も魅力的だ。花は蕾が割れるようにして開く。
SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 97mm ISO1000 ) 露出補正 なし
|
|
17.キリンソウ(麒麟草)
wikipediaよれば、別名は「キジンソウ」「キジグサ」ともいい、和名は「傷薬の草」を意味し、これが転訛して「キリンソウ」となったとする説がある。また、中国の古書に登場する伝説上の動物麒麟に由来するという説もある。と記されていた。山地の日当たりのよい岩場などに分布するようで、あまり見たことがない。チョウも好きな花のようだ。
SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/500秒 10mm ISO250 ) 露出補正 なし
|
|
コメントする
(初めてのコメントの時は、コメントが表示されるためにこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまでコメントは表示されませんのでしばらくお待ちください)