明るくなった。この日の日の出は5時47分。ちなみにこの日の横浜の日の出は5時4分だった。ここは横浜より40分ほど日の出が遅い。
入港の予定時刻は9時30分。港に近づくと米軍の軍用艦らしき船が見えた。どんどん近づく。佐世保港は米海軍第7艦隊の重要な拠点で、MITSUI OCEAN FUJIを下船して、海上バスで佐世保市内へ向かったが、海上バス中からも大きな米海軍の艦船をみた。
MITSUI OCEAN FUJI が着岸した桟橋は、佐世保港湾の外側の浦頭桟橋で、佐世保クルーズセンターというところだった。前述したようにそこから湾内を海上バスに20分ほど乗船して渡り、佐世保港に行った。佐世保港はJRの佐世保駅に近かった。
海上バスを降りて港を見ながら国際ターミナルに入る。そこは素通りして、タクシー乗り場へ。ここもタクシーが少ない。また、娘がタクシーOKで呼んでくれた。タクシーに乗り、九十九島遊覧船が出る九十九里パールシーリゾートへ向かう。西へ15分ほど走って着いた。
小腹が空いたので「Lucky's」という佐世保バーガー屋さんに入る。
12時発の遊覧船"PEARL QUEEN"号に乗ることにした。九十九島は真珠の養殖も盛んなのだ。

夏雲が湧く九十九島 2025年8月20日 佐世保市 九十九島遊覧船から
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128.航路図
朝の6時7分過ぎ。船は長崎市、西海市の沖を北へ航行中だ。
Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/1000秒 16mm ISO1000 )
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129.朝日
雲に覆われていた東の空の隙間から太陽が上がってきた。
Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f6.3 1/500秒 140mm ISO900 )
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130.陸地が見える
島なのか、長崎なのか、西海市なのか良く判らない。五島列島の近くだが五島列島は残念ながら船の反対側の西側だ。
Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/1250秒 37mm ISO125 )
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131.島々 -1
この辺りはたくさんの島が見える。
Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f8 1/1000秒 115mm ISO200 )
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132.島々 -2
前の写真の左側に小さく見える島だ。もっと鮮明に撮れていれば、判断材料になる何かが写し込まれて、AIに尋ねてみるのだが。
Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f8 1/1000秒 115mm ISO200 )
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133.伊王島大橋
スマホで"レンズ"で検索してみたところ、長崎港の入り口にある乙女大橋だろうとの答えだった。地図で確認してみたが航路からすると違うのではないかと思った。いろいろネット検索をして、この橋は沖ノ島と伊王島を結ぶ伊王島大橋だろうと推定した。伊王島大橋は長崎市伊王島町沖ノ島と長崎市香焼町を結ぶ道路橋である。2011年3月27日に開通している。
Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f6.3 1/1250秒 140mm ISO200 )
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134.米軍軍用艦 -1
そろそろ入港の時間が近くなって来た。すぐそばの米軍の軍用艦らしき船は動いてはいないようだ。船の構造から、米海軍の補給艦のようだ。
Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/1250秒 37mm ISO125 )
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135.米軍軍用艦 -2
港内に停船して何か荷の積み下ろしをしているように思われる米海軍補給艦のすぐ近くを通り抜ける。
Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/1250秒 13mm ISO125 )
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136.佐世保港 浦頭埠頭着岸 -1
従来の国際ターミナルである「佐世保港国際ターミナル」は、佐世保港の湾の一番奥にある。JR佐世保駅の近くだ。Wikipediaによれば、「佐世保港の主な区域を占める佐世保湾は外海との出入口が1ヶ所しかなく、湾内は水深が深い「廻れば七里」と謳われた日本最大の天然の良港である。この地勢に着目した旧日本海軍が1889年に佐世保鎮守府を設置して以来軍港として発展してきた。第二次世界大戦後はアメリカ海軍(第7艦隊)と海上自衛隊(佐世保地方隊)の基地が置かれている。古くから軍港として栄え、国防の要の港として、県北地区の物流の拠点としての商港としての役割を担っている。」とある。我々が到着したのは、「佐世保港国際ターミナル」ではなく。佐世保港浦頭地区の新ターミナルだった。
Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/1250秒 9mm ISO125 )
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137.佐世保港 浦頭埠頭着岸 -2
浦頭埠頭クルーズセンター(浦頭ターミナル)は、まだ新しい佐世保港の国際クルーズ拠点。国際クルーズ船の寄港拠点として整備され、2024年6月1日に初めてイタリア船籍のコスタセレーナが寄港した。ターミナルビル横にはクルーズフェスティバルビレッジが設けられ、乗船客だけでなく一般来場者も楽しめるイベントも開催される。雨除けのある長い埠頭沿いの通路をクルーズセンターへと歩いた。
Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f7.1 1/1250秒 29mm ISO125 )
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138.米海軍艦船 -1
浦頭埠頭クルーズセンターからは20分ほど海上バスに乗り、JR佐世保駅に近い市街地の「佐世保港国際ターミナル」に移動した。途中、米軍の第7艦隊の基地に停泊している大きな艦を見ることが出来た。佐世保港に配備されている「ワスプ級強襲揚陸艦」のようだ。全長は250mほどあった。
Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1250秒 37mm ISO125 )
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139.米海軍艦船 -2
「ワスプ級強襲揚陸艦」の艦尾には、ジェット戦闘機が搭載されていた。短距離離陸、垂直着陸できるF-35のようだ。
Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1250秒 37mm ISO125 )
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140.米海軍艦船 -3
もう1隻、同じような形、大きさの艦があった。何か作業をしているのだろう、人の姿が見えた。
Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1250秒 37mm ISO125 )
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141.九十九島パークリゾート
JR佐世保駅へ徒歩5~6分という佐世保港国際ターミナルからタクシーに乗って、九十九島遊覧船の乗り場のある九十九島パークリゾートに着いたのは11時頃だった。佐世保市立の水族館や遊覧船・飲食店・土産物店などの複合施設があり、公園のようになっていた。写真の黄色いハイビスカスの後ろに見えるのが2009年7月18日にリニューアルオープンした「西海国立公園 九十九島水族館 海きらら」だ。
Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1250秒 9mm ISO125 )
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142.佐世保バーガー
佐世保バーガー食べてみようと思った。九十九島パークリゾートの中にはは何軒かの佐世保バーガーの店があった。たまたま九十九島遊覧船のチケット売り場へ行く途中に、写真のLukky'sという店があったので入った。米海軍基地から伝わったレシピをアレンジした手作りハンバーガーだが、「注文を受けてから作り始める」ことで、新鮮な生野菜やジューシーなパティ、自家製ソースなどが挟まれ、具材のバランスとワイルドな味わいが魅力になっているそうだ。冷たいビールともっともオーソドックスなバーガーを頼み、冷たいビールを飲みながら、出来上がるのを待った。Wikipediaによれば、戦後、旧日本軍施設に米海軍が進駐した。同時に米軍属相手にした飲食店・バー・キャバレーが佐世保市内に出店した。そして、佐世保が朝鮮特需による好景気に沸いた1950年(昭和25年)頃、米海軍関係者よりハンバーガーのレシピを教わり、佐世保におけるハンバーガーの歴史が始まったとされる。
Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1250秒 15mm ISO125 )
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143.パールクイーン 号
12:00の九十九島遊覧船に乗ることにした。写真はその遊覧船パールクイーン号だ。
Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f8 1/1250秒 25mm ISO220 )
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144.海賊船をモチーフにした遊覧船
箱根芦ノ湖の遊覧船のような海賊船を模した「海王」という船も停泊していたが、今は使われていない。
Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f6.3 1/1250秒 57mm ISO200 )
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145.九十九島遊覧船出港 -1
船が動き始めた。波止場には漁船やモーターボート、ヨットなどが係留されていた。
Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f10 1/500秒 34mm ISO200 )
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146.九十九島遊覧船出港 -2
九十九島の遊覧船「パールクィーン号」の所要時間は通常約50分。この船の竣工は2002年、総トン数199トン、全長35m、巾7.4m、最大旅客定員280名 となっていた。
Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f10 1/500秒 18mm ISO200 )
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