つづき・東武東上線で行く 武蔵嵐山「蝶の里」 2025年4月22日 埼玉県比企郡嵐山町 - Studio YAMAKO

2025年7月 6日

つづき・東武東上線で行く 武蔵嵐山「蝶の里」 2025年4月22日 埼玉県比企郡嵐山町

ショカツサイの小さな群落のある所で、しばらく撮影を続けた。ツマキチョウの雌雄を狙っていると、モンキアゲハが現れた。春に現れる第一化だが、とても小さく感じる。
 そこで、小一時間いただろうか、ウスバシロチョウ、ジャコウアゲハ、ダイミョウセセリ、ツマキチョウ、モンキアゲハを撮影できたので、まずまずの成果だった。

 マイカーで来ていた時には、活動センターの駐車場に車をとめていた。そのオオムラサキの森・活動センターにごく近いところのエノキの木に、グリーンのネットが被せられ、オオムラサキの幼虫が保護されている。成虫になるのは2か月先のことだが、元気に羽化して欲しい。ここで羽化したオオムラサキは放蝶されている。

 2時半ごろ、再び、「埼玉県立嵐山史跡の博物館・菅谷館跡」へ戻った。今まで何回も来ているのに博物館に入ったことがなかったので、見学することにした。
 wikipediaによると、この博物館は、昭和51年(1976年)に埼玉県立歴史資料館として開館し、平成18年(2006年)4月1日に現在の名称になった。城館跡、寺院跡、武蔵武士、板碑・五輪塔・宝篋印塔などの中世石造物、鎌倉街道上道などをテーマとする博物館で、主に古代から中世にかけての比企郡に関わる歴史資料を扱っているというが、私にとってはあまり興味ある展示は無かった。菅谷館(すがややかた)は、菅谷城とも呼ばれる。鎌倉幕府の有力御家人として知られる畠山重忠の館跡である。昭和48年(1973年)、国の史跡に指定されたそうだ。

 オオムラサキが描かれたタイルが埋め込まれた道を武蔵嵐山駅へと歩いた。

000_250422138ts X700 ◎モンキアゲハ 蝶の里 武蔵嵐山 RX10M4.jpg
ショカツサイの花に吸蜜に来たモンキアゲハ♂ 2025年4月22日 武蔵嵐山 蝶の里

021_250422100 X900 ◎ツマキ♂♀ 蝶の里 武蔵嵐山 RX10M4.jpg 21.ツマキチョウの雌雄 -1
この2頭は長い間連れ添って飛んでいた。なかなか撮り難い。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/2000秒 84mm ISO800 )
022_250422104 X900 ◎ツマキ♂♀ 蝶の里 武蔵嵐山 RX10M4.jpg 22.ツマキチョウの雌雄 -2
♀は茎に止まって交尾拒否の体制をとる。♂はその上を翅を開いて飛ぶ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/2000秒 84mm ISO400 )
023_250422113 X900 ◎ツマキ♂♀ 蝶の里 武蔵嵐山 RX10M4.jpg 23.ツマキチョウの雌雄 -3
♂は顔を摺り寄せるようにアプローチする。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/2000秒 84mm ISO640 )
024_250422115 X900 ◎ツマキ♂♀ 蝶の里 武蔵嵐山 RX10M4.jpg 24.ツマキチョウの雌雄 -4
それでも♀は茎に止まって姿勢を変えない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/2000秒 84mm ISO640 )
025_250422117tm X900 ◎ツマキ♂♀ 蝶の里 武蔵嵐山 RX10M4.jpg 25.ツマキチョウの雌雄 -5
雌雄の表翅が見える良い写真が撮れた。粘って追いかけているとこういうチャンスがある。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/2000秒 84mm ISO1000 )
026_250422132 X900 ◎モンキアゲハ 蝶の里 武蔵嵐山 RX10M4.jpg 26.モンキアゲハ♂ -1
モンキアゲハの春型のきれいな個体が、ショカツサイの花に来た。ここ最近モンキアゲハを撮っていないかった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/2000秒 178mm ISO500 )
027_250422133m X900 ◎モンキアゲハ 蝶の里 武蔵嵐山 RX10M4.jpg 27.モンキアゲハ♂ -2
傷や擦れのない、羽化したばかりと思われる美しい個体だった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/2000秒 178mm ISO320 )
028_250422135 X900 ◎モンキアゲハ 蝶の里 武蔵嵐山 RX10M4.jpg 28.モンキアゲハ♂ -3
忙しくに花から花へと移りながら吸蜜を続ける。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/2000秒 178mm ISO640 )
029_250422137t X900 ◎モンキアゲハ 蝶の里 武蔵嵐山 RX10M4.jpg 29.モンキアゲハ♂ -4
次の花へと移動する。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/2000秒 178mm ISO1000 )
030_250422143 X900 ◎モンキアゲハ 蝶の里 武蔵嵐山 RX10M4.jpg 30.モンキアゲハ♂ -5
少し移動して開翅して見せてくれた。Z50に付けたのマクロレンズ」で撮りたかったが、足場が悪く近づけなかった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1600秒 183mm ISO1600 )
031_250422145 X900 ◎モンキアゲハ 蝶の里 武蔵嵐山 RX10M4.jpg 31.モンキアゲハ♂ -6
何とかシャープな画像を撮れたと思う。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/2000秒 187mm ISO800 )
032_250422223 X900 セリバヒエンソウ 蝶の里 武蔵嵐山 Z50 Z105mc.jpg 32.セリバヒエンソウ(芹葉飛燕草) ショカツサイに似ているセリバヒエンソウが咲いていた。セリバヒエンソウは、中国原産の帰化植物で、日本には明治時代に渡来した外来種だ。葉がセリに似ており、花が燕が飛んでいるように見えることから、セリバヒエンソウと名付けられたそうだ。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f4.5 1/500秒 105mm ISO200 )
033_250422153 X900 ◎ツマキチョウ 蝶の里 武蔵嵐山 RX10M4.jpg 33.ツマキチョウ飛ぶ -1
活動センターへ上っていく途中、また、ツマキチョウに出会った。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/2000秒 220mm ISO500 )
034_250422155t X900 ◎ツマキチョウ 蝶の里 武蔵嵐山 RX10M4.jpg 34.ツマキチョウ翔ぶ -2
小石川植物園にいたツマキチョウの♂は、特に午前中はほとんど花に止まることなく、パートナーを探してきびきびと、速く飛びまわるが、♀はゆったりと飛んでいた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/2000秒 220mm ISO320 )
035_250422177 X900 セグロセキレイ 武蔵嵐山 RX10M4.jpg 35.セグロセキレイ -1
広くなったところでセグロセキレイを見つけた。先日鎌倉の円覚寺で初めて本種を観察し、ハクセキレイとの違いが解った。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/2000秒 220mm ISO250 )
036_250422180tm X900 ◎セグロセキレイ 武蔵嵐山 RX10M4.jpg 36.セグロセキレイ -2
ハクセキレイに比べると目の下の首から背にかけて、その名の通り黒い羽毛が覆っている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/2000秒 220mm ISO200 )
037_250422164 X900 オオムラサ野外飼育 武蔵嵐山 RX10M4.jpg 37.オオムラサキの野外飼育
活動センターの手前には何本かのエノキがあり、緑のネットをかぶせられた枝が見える。オオムラサキの幼虫が保護され、飼育されている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/2000秒 12mm ISO640 )
038_250422206 X900 埼玉県立嵐山史跡の博物館 RX10M4.jpg 38.菅谷館跡からオオムラサキの森への道
活動センターの前の道路を渡った一帯は、オオムラサキの森と称され、オオムラサキが観察できるところだ。そこから、ここ菅谷館跡に上がる道もある。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.4 1/2000秒 9mm ISO1000 )
039_250422181 X900 埼玉県立嵐山史跡の博物館 RX10M4.jpg 39.「埼玉県立嵐山史跡の博物館」見学
今まで見学したことのなかった埼玉県立嵐山史跡の博物館に入った。菅谷館は、NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」に登場する鎌倉時代の有力武士畠山重忠が居住していたと言われる。ドラマでは畠山重忠は、武勇に優れ、清廉潔白な人柄から「武士の鑑」と称される人物として描かれているが、北条氏による陰謀によって、最終的には討たれてしまう。展示はその畠山重忠に関することが多かった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.4 1/60秒 9mm ISO1600 )
040_250422210 X900 武蔵嵐山駅へ RX10M4.jpg 40.武蔵嵐山駅へ
国道254号線のバイパスを渡って、武蔵嵐山駅へ向かう。その道の歩道にはオオムラサキの絵が描かれたタイルが埋め込まれていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.4 1/2000秒 9mm ISO125)

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