犬山、郡上八幡、白川郷、飛騨高山 古い町並みを歩く 10月17日~18日 (1) 城下町犬山 10月17日  - Studio YAMAKO

2016年10月29日

犬山、郡上八幡、白川郷、飛騨高山 古い町並みを歩く 10月17日~18日 (1) 城下町犬山 10月17日 

クラブツーリズムという旅行者の「白川郷・飛騨高山・郡上八幡、城下町犬山 美濃・飛騨路ハイライト」という1泊2日のバスツアーに参加した。飛騨牛・篠島シラスなど5食&海鮮土産付きで@¥22.9Kというお手軽なツアーである。

  バスは横須賀そして金沢文庫からの参加者を乗せて、横浜駅東口に来た。 8時に横浜駅東口を出発して、国道16号線バイパスの横浜町田インターから東名高速に入る。海老名から新東名に入り、駿河湾沼津SAで最初の休憩、そこを出発して三ケ日JCTから再び東名に戻り、見合PAで二度目の休憩となった。少し雨が降っていた空も、ここで青空がでてきた。バスの中で見合SAで積み込まれたシラス弁当を食べたが、これはなかなか美味しかった。東名高速を小牧で下りて、城下町の愛知県犬山に着いたのは午後1時だった。

  最初の下車地である城下町犬山到着前に、車中で犬山城を見学したい人が募られた。見て回る時間はトータルで約1時間しかなく、犬山城を見学してしまうと城下町が見られない。今回は古い町並みが見たかったので、犬山城は町から遠望することで、見学を割愛することにした。

1.新東名駿河湾沼津SA
走行中はずっと雨が降っていた。バスの運転手さんが、駿河湾沼津SAのトイレに近いところにバスを止めてくれたので、ほとんどぬれずに済んだ。コーヒーミルで作る自販機で朝のコーヒーを仕入れ、車内で飲む。旨かった。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/125秒 17mm ISO125 ) 露出補正 なし
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2.三光稲荷神社
犬山城への上り口には、この三光稲荷神社と針綱神社が並んで建っている。創建時代は不明だが、かっては三狐山(三光山)に鎮座し、犬山城主織田信康の保護を受けていたという。江戸時代以降はその犬山城主成瀬氏の守護神とのこと。神仏習合で三光寺とも称していたが、明治時代初期の神仏分離により三光稲荷神社となったそうだ。犬山猿田彦神社ともいう。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f10 1/​400​秒 32mm ISO200​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
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3​.針綱神社
針綱神社延喜式神名帳所載の式内社という。太古より犬山の峰(現在の犬山城天守閣付近)に鎮座し、濃尾の総鎮守であったという。創建年は不明だが、延喜式に記載されていることから1000年以上この犬山の地に鎮座してることになる。天文6年(1537年)犬山城築城に際し、白山平(現在地より東方にある山)に遷座、その後の慶長11年(1606年)市内名栗町に遷座されており、明治維新の後の明治15年(1882年)に現在の場所に再び遷座されたそうだ。山車が町を引き回される犬山祭は針綱神社の祭礼である。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f11 1/​500​秒 35mm ISO200​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
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4.「からくり展示館」
からくり人形に興味があったので、「からくり展示館]」に入ってみることにする。犬山祭では愛知県の有形民俗文化財に指定されている3層の車山13輌が城下町に繰り出し、笛や太鼓に合わせてからくり人形が披露される。山車に乗せられる奉納からくりの出し物は、住民の信仰や能楽の一部からとられたものなどがあり、当初は素人の手作りだったが、次第にからくり人形専門の細工師によって作られるようになり、演技も巧妙になった。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f5 1/​250秒 18mm ISO200​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
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5.からくり人形 「茶運び人形」
からくり展示館では有名な「茶運び人形」の実物が見られた。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f3.5 1/​80秒 20mm ISO3200​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
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6.からくり人形 「石橋獅子」
説明書きには能楽の「石橋獅子」を題材にしているとある。文殊菩薩の前で唐子が牡丹の花を手に踊り戯れている。花代に花を挿すと開いた花の中から獅子が飛び出し、頭と尾を振り跳ね回る。それを眺めていた文殊菩薩が軍配を手に唐子を褒め称え長寿を祝って舞を終える。」と記されていた。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f3.5 1/​60秒 18mm ISO3200​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
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7.からくり人形の構造​​
からくり人形の骨格が置かれていて、入場者は自由に動かしてみることができる。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
​​ プログラムオートで撮影  (​ ​f3.5 1/​40秒 18mm ISO3200​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
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8.「城とまちミュージアム」​​
「からくり展示館」の前にあった「城とまちミュージアム」に入った。入場料は「からくり展示館]」で払った100円で共用というのは安い。犬山城と城下町の大模型が館内中央に置かれ、入場者の目を引く。両国の「江戸東京博物館」に「寛永の町人地」という江戸の街並みの模型があったが、それに勝るとも劣らない。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
​​ プログラムオートで撮影  (​ ​f5.3 1/​100秒 78mm ISO3200​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
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9.犬山城と城下町の大模型 部分​​
模型に見る犬山城からまっすぐに伸びる本町通りを進む山車が目に鮮やかだ。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f6.3 1/​80秒 ​300​​​​​​​mm ISO3200​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
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10.犬山城の模型​​​​
​​犬山城と城下町の大模型の一番上手に犬山城がある。城の北側には木曽川が流れる。犬山城見学を選択していれば、天守から木曽川が眺められた。ちょっと残念だ。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f4.8 1/​125秒 ​56​​​​​​​mm ISO3200​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
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11.山車の模型​​
「城とまちミュージアム」に​​​​​​​​​は山車の模型があった。犬山祭の山車は13両あるそうだ。​​​

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO
​​ プログラムオートで撮影  (​ ​f4.2 1/​25秒 ​38​​​​​​​mm ISO3200​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
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12.犬山城天守閣
​​ 「城とまちミュージアム」を出て、本町通りを振り返ると犬山城の天守閣が見えた。​​

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO
​​​​ プログラムオートで撮影  (​ ​f6.3 1/​500秒 ​300mm ISO200​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
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13.本町通りから犬山城、針綱神社を望む
​​​​ 北へまっすぐに伸びる本町通りの先には針綱神社が見え、その左側の小高いところに犬山城天守閣の南面が望める。晴れ間が出て、日が差してきた。 ​​

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
​​​​ プログラムオートで撮影  (​ ​f6 1/​320秒 ​161mm ISO200​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
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14.城下町の古い町並み​​
​​​​ ​犬山は江戸時代の風情が残る城下町だ。2009年には、この写真にある、城下町のメインストリート本町通りの電線を地中に埋める工事が完了したそうだ。現在も古い町並みを守る努力が行われている。 ​​

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
​​​​ プログラムオートで撮影  (​ ​f4.5 1/​250秒 ​46mm ISO2​50​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
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15.観光客で賑わう本町通り
この日は観光客はそれほど多くはなかったが、人々は本町通りを散策する。針綱神社の大きな鳥居と犬山城の天守が城下町の風情を醸し出す。​

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f5.6 1/​320秒 ​102mm ISO2​00​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
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16.「どんでん館」​​
本町通りの一番奥に「どんでん館」というのがあった。ちょっと入ってみる。「どんでん」とは歌舞伎で舞台転換することを言い、大道具を90度後ろへ倒し、底面を立てて次の場面に展開することを「どんでん返し」と言ったことに由来するそうだ。犬山祭で車山を方向転換することを「どんでん返し」という。「どんでん返し」は犬山祭のハイライトである。「どんでん館」には犬山祭で引かれる13両の山車のうち4輌が展示されていた。奉納からくり人形は3層になった山車の一番上の層に据えられる。その下の中層は「中山」と呼ばれて最上層のからくりを動かす層となっている。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels​​
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/25秒 9mm ISO800 ) 露出補正 なし
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17.犬山祭の山車
「どんでん館」の2階に上がって、上から山車を見てみた。これは鍛冶屋町、中本町の山車だ。山車の一番下の層はお囃子所だそうだ。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2 1/20秒 11mm ISO1000 ) 露出補正 なし
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18.登録有形文化財 旧磯部家住宅
江戸期の建築様式を持つ木造家屋。主屋は幕末に建てられたと伝え​られている。緩やかなふくらみのある「起り屋根(むくりやね)」は犬山市内の町家で唯一現存しており、正面は2階建て、裏は平屋の「バンコ2階」と呼ばれる造りになっている。バンコ2階とは正面側2階に天井高の低い部屋を配し、 壁を挟んで背面側を小屋裏とする造りで、犬山ではバンコ2階というそうだ。旧磯部家住宅は国宝犬山城大手門から延びる本町通りにあり、江戸期から呉服商を営んできたそうだ。敷地は間口が狭く、奥行きが広い「ウナギの寝床」のようで、中庭、裏座敷、土蔵などもある。「ウナギの寝床」には町衆の知恵であり、江戸期の税金は間口の広さで決まっていたからだそうだ。敷地は間口6.8m、奥行き約58m、面積691㎡(209坪)。江戸時代から「柏屋」の屋号で手広く呉服商を営んでいた磯部家は、太平洋戦争後、呉服商から製茶、販売業に転じ、後に生活の本拠は他に移し、この建物は商品倉庫とされたという。平成17年2月9日、国の登録有形文化財に登録されている。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 13mm ISO125 ) 露出補正 なし
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コメント

クラブツーリズムのバスツアーは二人で行けば格安で便利、なかなかいい企画が多いですね。ただ時間が限られていて私みたいに時間を自由に使えないと駄目な人間には・・・・
自由度はあればあるほどコスパは低下しますが。(泣)

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