2025/8/16-24 熊野大花火大会と夏の高知・佐世保クルーズ ⑭ 終日航海日 韓国麗水から神戸へ_2 2025年8月22日 関門海峡⇒瀬戸内海 来島海峡 - Studio YAMAKO

2025年11月10日

2025/8/16-24 熊野大花火大会と夏の高知・佐世保クルーズ ⑭ 終日航海日 韓国麗水から神戸へ_2 2025年8月22日 関門海峡⇒瀬戸内海 来島海峡

OCEAN FUJIは周防灘から瀬戸内海に入った。今日も良い天気だ。今回のクルーズでお日様を見ない日は無かった。午前中は瀬戸内海の景色を眺めながらのんびりと過ごした。
 船内見学をしてきていた婿殿に案内してもらって、誰もいない6F船首デッキへも行ってみた。小さなWhirlkpoolがあった。Whirlは渦巻のことか?

 船内のレストランや清掃業務などで働いている人たちはフィリッピンの人が多いようだ。みんな感じの良い人たちだった。乗船客サービスの従業員教育が行き届いているのだと思う。
 私たちの部屋を毎日のベッドメーキングや、掃除をしてくれている2人もとても感じの良い人たちだった。その一人の女性がタオルアート(バスタオルやハンドタオルを折りたたんで動物を作る)作品を掃除が終わった後、ベッドの上に置いておいてくれる。聞いてみたら自分で作ったのだという。

 OCEAN FUJIは瀬戸内海に入ると、11.8ノット(1ノット=1,852m毎時)の速度でゆっくりと航行する。夕方、5時半ごろ、どこを航海しているのか分からなかったが、見えてきた橋をヒントにいろいろ検索してみると、来島海峡に入ってきたのだと思う。しまなみ海道の来島海峡大橋が見えてきた。斜張橋の塔の形で間違いないと思った。来島海峡大橋は3つの橋からなる。

 夕食は4階のレストラン富士で、娘たちが和食を予約しておいてくれた。夕食後は8Fのプールサイドで行われた盆踊り会場へ行き、ワインを一杯飲んだ。お囃子は三日前にショウで聴いた小泉謙一さんと、篠笛は朱鷺たたらさんの太鼓と笛だった。

000_2508221550 X700 〇船首 瀬戸内海 G7X.jpg
Whirlpoolのある6Fの船首デッキ 2025年8月22日 MITSUI OCEAN FUJI

249_2508221486 X900 ◎関門海峡 Z50.jpg 249.関門橋を後に
関門橋を通り抜けた。船尾の方を見ると次々と大小さまざまな船が続いている。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f10 1/500秒 18mm ISO220 )
250_2508221541 X900 22日朝 関門海峡 G7X.jpg 250.北九州市から離れる
周防灘(すおうなだ)に出る。周防灘は西は関門海峡から、北は山口県南岸、東は室津半島南端から屋代島(周防大島)に至る線で区切られる。南は大分県のアサギマダラの飛来で有名な姫島と山口県の祝島を結ぶ線を境界として伊予灘に接する。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/1250秒 37mm ISO125 )
251_2508221545 X900 ◎22日朝 関門海峡 G7X.jpg 251.関門橋全容
9:00 東側から見る関門橋の全容が見られた。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/1250秒 37mm ISO125 )
252_2508221557 X300 〇瀬戸内海 10時50分 G7X.jpg 252.JOGMEC
変わった形をした船を見た。船体にJOGMECの文字が見えた。検索してみると、JOGMECとは石油天然ガス・金属鉱物資源機構のことだった。写真の船は資源調査船「白嶺(6,283トン)」で日本周辺海域に存在する海洋資源の探査・開発を加速するために、2012年1月、三菱重工グループの下関造船所で建造された。調査目的や海底の状態、地質の特徴に応じて選択して使用することが可能な日本初のドリルパイプやドリルカラーを継ぎ足しながら地層を掘削する大型掘削リグを2種類搭載されているそうだ。最近、小笠原諸島南鳥島沖の海底にレアアースを豊富に含む泥や岩石が分布していると話題になっている。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/1250秒 37mm ISO125 )
253_2508221559 X900 〇瀬戸内海 G7X.jpg 253.タオルアート
朝食のあと、11時ごろだったか、自室に戻ると部屋の掃除は澄んでいて、ベッドの上にタオルアートのウサギが置かれていて、その手はボールペンを握っていた。アンケートの記入依頼だった。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2 1/800秒 11mm ISO3200 )
254_2508221561 X900 瀬戸内海 13時40分 G7X_0000.jpg 254.航路図
13:40 北は山口県柳井市、西は大分県国東市、東は愛媛県西部の大洲市に囲まれた海域を航行中である。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 25mm ISO800 )
255_2508221564 X900 ◎瀬戸内海 3時40分 G7X.jpg 255.瀬戸内海の島々 -1
15時45分ごろ 船は柳井から今治に向かって航行中である。どこを航行しているのか良く判らないが時間的に見て、北は江田島、南は松山の西、八幡浜あたりの海と思う。遠くに見る煙突や町並みは何処だろうか?

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1250秒 37mm ISO125 )
256_2508221507 X900 瀬戸内海 15時45分 G7X.jpg 256.瀬戸内海の島々 -2
前の写真とほぼ同じ時刻に撮った。遠くに見る煙突や町並みは何処だろうか?航路図を丹念に見て、この船の航路を見ておけば、もっと詳しく判ったのに後の祭りである。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/1250秒 37mm ISO125 )
257_2508221514 X900 ◎瀬戸内海 G7X.jpg 257.16:46 瀬戸内海の島々
前の写真から1時間ほど経っている。呉市の沖あたりを航行中なのか? 瀬戸内海の島々は美しい眺めだ。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f8 1/1250秒 29mm ISO125 )
258_2508221516 X900 オーシャン倶楽部のバー G7X.jpg 258.8F プールサイドバー
8Fのオープンデッキへ行って見た。バーで一杯飲もうかと思ったが、もうすぐ食事の時間だ。棚に並べられているウィスキーボトルを眺めるにとどめた。残念ながら山崎などは並んでいない。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/1000秒 17mm ISO200 )
259_2508221517 X900 瀬戸内海 中国中日国際輪渡フェリー 新鑑真 G7X.jpg 259.中国 中日国際輪渡フェリー 新鑑真
白い船体にCHINJIFと書かれた船が航行していた。どうやら中国の客船らしい。調べて見ると、この船は日中友好の架け橋となるべく、日中間に戦後初めての海の定期便として大阪・神戸から上海間をウイークリーで定時運航しているフェリーの新鑑真(しんがんじん)号らしい。wikipediaによると1994年に尾道造船で建造された。総トン数は14,543トン、156.67 mだそうだ。山下公園に係留されている氷川丸と同じくらいだ。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/1250秒 37mm ISO125 )
260_2508221497 X900 ◎瀬戸内海 17時27分 Z50.jpg 260.来島海峡大橋 -1
瀬戸内海に架かる大きな橋には、本州と四国を結ぶ瀬戸大橋と明石海峡大橋があるが、船はまだそこまでは進んでいない。この時の時間で見当をつけて調べていくと、広島県尾道市と愛媛県今治市を結ぶ、瀬戸内海に浮かぶ島々を7つの橋でつないだ全長約60kmの道の、いちばん今治寄りの来島海峡大橋であると推察できた。斜張橋の塔の形からも間違いなさそうだ。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/1000秒 140mm ISO200 )
261_2508221505 X900 〇瀬戸内海 Z50.jpg 261.来島海峡大橋 -2
来島海峡大橋は第一、第二、第三の三つの橋から構成される世界初の三連吊橋だそうだ。前の写真の橋が来島海峡第一大橋でこの写真の橋が第二大橋と思う。だが、どの橋の下を通過して来たのか記憶がない。見ていなかったのか、気が付かなかったのだろう。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/1000秒 140mm ISO200 )
262_2508221506 X900 〇瀬戸内海 17時30分 Z50.jpg 262.来島海峡大橋 -3
OCEAN FUJIは来島海峡大橋から遠ざかっていく。兵庫県側の来島海峡第一大橋が960m、第二大橋が1510m、愛媛県今治寄りの第三大橋が1570mである。来島海峡は関門海峡と共に瀬戸内海航路での難所だそうだ。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f10 1/500秒 46mm ISO200 )
263_2508221534 X900 〇5Fオーシャンバー 盆踊り 20時24分 G7X.jpg 263.8Fデッキで盆踊り大会
食事を終えた後、8Fのプールサイドへ行って見ると、三日前にショウで聴いた、小泉謙一さんと、篠笛は朱鷺たたらさんの太鼓と笛で、納涼盆踊り大会が行われていた。そこでは午後6時から「洋上の夏祭り」が行われていたようで、ソース焼きそばなどや台風の食事も用意されていた。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/160秒 9mm ISO3200 )

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