湘南平 小出川の彼岸花 9月28日 - Studio YAMAKO

2011年11月19日

湘南平 小出川の彼岸花 9月28日


 北イタリア旅行の記録がだらだらと長くなってしまい、最終章を終えたのは旅行後、2か月も経ってしまっていた。訪ねてくださった皆様には少々退屈されたのではないかと思う。
  後追いながら、その後の出来事を綴っていく。
 彼岸花は埼玉県日高市高麗の巾着田が有名で、バスツアーなどもあるが、なかなか行く機会がなかった。ところが、比較的近くの湘南平に彼岸花の咲くところがあるという。ネットで調べてみると藤沢市遠藤の小出川大黒橋と茅ヶ崎市芹沢の追出橋の間の小出川河畔に約3キロほどの彼岸花鑑賞散策コースがあることが分かった。9月28日、少し時期的に遅いかなと思いつつ、マイカーで出かけてみた。小出川と言うと立派な川を連想していたが、田んぼの中を流れる巾2~3mの小さな川で、せせらぎと言うほど、きれいな流れではない。しかし、彼岸花は看板に偽りなく、きれいに咲いていた。

彼岸花 マクロレンズで撮影;クリックすると大きな写真になります 1.彼岸花 マクロレンズで撮影
小出橋近くの駐車場に車を停め、まず下流の追出橋のほうへ歩き始める。彼岸花はまだまだ遅くはなく、これから咲く蕾も多くみられた。赤と緑の重なりがきれいだったのでマクロで撮った。

Nikon D300 SIGMA 105mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1000秒 105mm ISO400 ) 露出補正 なし
白い彼岸花;クリックすると大きな写真になります 2.白い彼岸花
彼岸花は赤ばかりと思っていたら、白い彼岸花も咲いていた。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F7.1 1/1250秒 6.1mm ISO400 ) 露出補正 なし
川沿いの彼岸花;クリックすると大きな写真になります 3.川沿いの彼岸花
密集した彼岸花の赤は見事である。まだまだ、蕾も多くあった。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5 1/1250秒 21.5mm ISO400 ) 露出補正 なし
畑の中の彼岸花;クリックすると大きな写真になります 4.畑の中の彼岸花
小さな小出川の両側には畑が広がる。川の両側に彼岸花の群落がある。こんな小さな小出川だが、やがて相模川に注ぐ一級河川とのこと。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5 1/1250秒 10.8mm ISO400 ) 露出補正 なし
満開の彼岸花;クリックすると大きな写真になります 5.満開の彼岸花
彼岸花は、ヒガンバナ科ヒガンバナ属の多年草で、別名を曼珠沙華(マンジュシャゲ)という。彼岸花の名は秋の彼岸ごろから開花することに由来するという。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/1250秒 25mm ISO400 ) 露出補正 -0.7段
彼岸花の蕾;クリックすると大きな写真になります 6.彼岸花の蕾
彼岸花は夏の終わりから秋の初めにかけて、高さ30 - 50cmの枝も葉も節もない花茎が地上に突出し、その先端に包に包まれた花序が一つだけ付く。包が破れると5 - 7個前後の花が顔を出すという。この写真は包が破れて中から現れた蕾である。

Nikon D300 SIGMA 105mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/800秒 105mm ISO400 ) 露出補正 なし
大山;クリックすると大きな写真になります 7.大山
この日は天気がよく空気も澄んでいたので、伊勢原市の丹沢大山国定公園の大山が良く見えた。標高は1250m。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F6.3 1/1250秒 30.5mm ISO400 ) 露出補正 なし
キアゲハ;クリックすると大きな写真になります 8.キアゲハ
彼岸花にはアゲハ蝶の仲間が吸蜜に来る。この日は彼岸花に来たナガサキアゲハを撮りたいと思っていたが、ナガサキアゲハはおろか、他の黒いアゲハも見ることはなかった。飛んでいるアゲハやキアゲハは破損したものが多かったが、このキアゲハは尾状突起も無事だった。

Nikon D300 SIGMA 105mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1250秒 105mm ISO400 ) 露出補正 なし
ウラナミシジミ;クリックすると大きな写真になります 9.ウラナミシジミ
ウラナミシジミが飛んできて、彼岸花の蕾に止まった。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F6.3 1/1250秒 6.1mm ISO400 ) 露出補正 なし
ウラナミシジミ;クリックすると大きな写真になります 10.ウラナミシジミ(9.と同じ個体)
蕾に止まったウラナミシジミは、蕾の周りを歩き、やがて口吻を伸ばして吸汁を始めた。

Nikon D300 SIGMA 105mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1250秒 105mm ISO400 ) 露出補正 なし
小出川の流れ;クリックすると大きな写真になります 11.小出川の流れ
下流の追出橋まで行って、また、小出橋さらに大黒橋の方へ戻る。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5 1/1250秒 30.5mm ISO400 ) 露出補正 なし
アカタテハ;クリックすると大きな写真になります 12.アカタテハ
アカタテハも元気に飛んでいた。

Nikon D300 SIGMA 105mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/320秒 105mm ISO400 ) 露出補正 なし
キアゲハ;クリックすると大きな写真になります 13.キアゲハ
この個体は実は右側の尾状突起がちぎれている。こんなときは、なるべく傷が隠れるような構図で撮っている。

Nikon D300 SIGMA 105mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1250秒 105mm ISO400 ) 露出補正 なし
アゲハチョウ;クリックすると大きな写真になります 14.アゲハチョウ
小出橋を過ぎて、しばらく行くと大黒橋があり、ここが彼岸花ルートの終点である。終点近くの彼岸花にアゲハチョウが訪れていた。このアゲハチョウも尾状突起をなくしていた。このあと、すぐ近くにある慶応義塾大学の湘南キャンパスの学食で昼食にしようと思い、ゲートの守衛さんにその旨断ったところ、「写真は撮らないでください。建物の中に入らないでください。」というご注意を受けて、広くて、美しいキャンパスの中に入った。

Nikon D300 SIGMA 105mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1600秒 105mm ISO400 ) 露出補正 なし

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